15歳の「道の曲がり角」
数ヶ月前、中学時代の友達から「本棚を整理していたら卒業文集が出てきて、あなたは赤毛のアンのことを書いていたわ」とコピーが送られて来ました。半世紀以上も昔に「道の曲がり角」というタイトルでアンのことを書いた記憶が全くありませんでした。ちょっと恥ずかしいのですが、15歳の卒業記念作文です。 「『私は道の曲がり角が好き。刺激的で人を魅きつけるもの。まがった先には何があるかわからない。でも、きっと、1番よいものがあるにちがいない』 これは私の腹心の友である『赤毛のアン』の一節だ。十巻もある長い小説。それを何度くり返し読んだか、自分でもわからない。しかし読む度に、新たな感動がおしよせ、新たな人生を感じとる。読む度に、私は何かを学んでいる。 孤児のアンは、幾度も『曲がり角』に直面した。それは必ずしもよいことばかりではなかった。しかし『真面目な仕事と、希望と、厚い友情』は、アンのものだった。私は、自分がアンのようであればいいのにといつも思う。 そして、私も曲がり角に来てしまった。生まれて初めて直面した曲がり角。私は曲がり角の先が見たい。一生懸命、見ようとする。そして、アンのように勇気を持って越えたいと思う。 これからの人生は長い。多くの曲がり角があるだろう。その私の、素晴らしい人生の出発のためにも!」 友達には「50年以上アンが好きで、気持ちがぶれていないのが凄い」と褒められ(?)、アンに憧れた私は好奇心と想像力のある大人になりました。今日、ブログのコメントでみーこちゃんが教えてくれた「MOE 7月号」。夕食後のウォーキング途中で本屋に寄り買ってきました。表紙が「赤毛のアン」(^^♪特集は「大人のための海外児童文学」で 赤毛のアン、ふたりのロッテ、あしながおじさん、若草物語、少女パレアナ、秘密の花園、小公女・・・・・などなどなど。昔の本好き少女ならどれも読んでいる本の紹介がずらりただ、これらの本を児童文学とは私は思っていない。大人になってから読むほうが ずっと心に響く。みーこちゃん達と作った「アンのお茶会」のメンバー4人で先週1年ぶりに 靜岡中島屋グランドホテルでランチしました。テラスレストランのブース席も半個室なのでお気に入り。和風パスタランチ 1,800円。コーンスープ。サラダ。あさりとクレソンのパスタ。デザートとドリンク。 コーヒーも紅茶も 何度でもお代わりを持ってきてくれます。以前は1,300円のランチがあったのに 値上がりして1,800円になっていました。でもここは落ち着くし、ゆっくりできるし、コーヒーも持って来てもらえるし美味しいので やっぱりお気に入り。明日は家にいるので 読みかけの本もMOEものんびり読みたい。「MOE」はステキな雑誌なのですが 活字が小さいわ~!残念!老眼鏡が必要ないので持っていない私は、参ったな、とため息をついてます。