近江八幡市・「教林坊」と「八幡山」の美しい紅葉
滋賀県の紅葉狩りの続きです野洲市の「銅鐸博物館」と「兵主神社」の紅葉のことを書きましたが2日間で、この他に近江八幡の「教林坊」と「八幡山」に行きました。教林坊に行ったのは「11月22日」。お嫁さんのご両親と「いいふうふの日ですねぇ」なんて言いながら車を降りると 山一面の紅葉が迎えてくれました。 総門をくぐります。ここに竹の杖が沢山置いてありました。表門から紅葉を見上げる。「教林坊」は 605年に聖徳太子によって創建されたお寺です。書院の受付からの眺めです。ここの障子からの眺めを「掛軸庭園」と呼び四季の自然を切り取って 山水掛軸に見立てているんだそうです。白洲正子『かくれ里石の寺』より。「・・・ここで私の興味をひいたのは、慶長時代の石庭で、いきなり山へつづく急勾配に作ってあり、よく見ると、それは古墳を利用してあるのだった・・・」教林坊の「教林」は 聖徳太子が林の中で教えを説かれたことに由来しお庭には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩があります。石段や庭周辺の山道を歩きます。私が平気だった程度の上りです(*^_^*)散り紅葉も美しく、緑の苔は色鮮やかで水琴窟の音色に耳を澄ませました。京都の紅葉が格上なのはよく知っていますが 人混みにうんざりしてしまいます(>_