静岡市「BISTRO シェ・ポール」のランチと「上田敏」のこと
今年の1月「アンのアフタヌーンティ@靜岡」というイベントに参加しました。http://plaza.rakuten.co.jp/kyokumameko/diary/201601290000/午前中の短い時間でしたが(短く感じました^^)「またお会いしたいですね」とお隣に座った方が言われてその時5名(参加者7名)の方と 電話番号の交換をしました。ほとんど全員が プリンスエドワード島に行ったことのある方達です。3ヶ月以上経った頃、がかかってきました。「あら、お久しぶりです。覚えてて下さったんですね」「もう1度お話ししたくて 勇気を出して電話しました」電話でお話しするより会いましょうか、ってことになり電話番号を交換した方のうち4人と、6月にランチしました。場所は 靜岡駅南の ホテル プリヴェ 2F「BISTRO シェ・ポール」ランチは平日980円(10食)から1,770円まで4コースあってとてもリーゾナブルです。4人とも お魚と野菜のコース、ポアソニエール(税込み1,550)をセレクト。本日のスープは「ごぼうの冷製スープ」右はとうもろこしのムースです。香りと野菜の味がしっかりしてます。メインは「舌平目のムニエル タブナードとアンチョビの香り」美味しかったですでも説明は難しくてできません(笑)温かいパンを何度も「いかがですか」と 籠で持ってきてくれました。ホテルのパンって 美味しくて好きだけどそう沢山食べられません。ヨモギのパンと くるみのパンにしました。最近読んだ本に「千本のお灸をすえるより ヨモギ団子を食え」という言葉を見つけ、ヨモギは野草の万能選手ということを知ったので ヨモギパンにしました^^デザートはチョコレートケーキ。ドリンクは紅茶にしましたが 何度でもおかわりに来てくれてランチタイム3時まで 居座らせてもらいました。感じのいいレストランです。ホテルのレストランなので 結婚式などあると貸切になるし行かれる方は電話で予約された方がいいですよ^^プリンスエドワード島の話し、海外に住んでいた時の話、旅行の話し、赤毛のアンの話・・・このブログに時々コメントしてくれる「みーこSSS」さんが靜岡の小冊子を持ってきていて 靜岡にヴォーリスの建築物があることや翻訳家で詩人の上田敏が靜岡に住んでいたことを知りました。借りて帰って読んだら 上田敏は明治7年生まれで東大卒。靜岡尋常中学(現 県立靜岡高校)に在籍していたんですね。中学時代、夢中で暗記していた上田敏の訳詩の数々。カール・ブッセの「山のあなた」 山のあなたの空遠く 『幸』住むと人の言ふヴェルレーヌの「落葉」 秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲しそして、ブラウニングの「春の朝(あした)」 時は春 日は朝(あした) 朝(あした)は七時 片岡に露みちて 揚雲雀(あげひばり)なのりいで 蝸牛(かたつむり)枝に這い 神、そらに知ろしめす すべて世は事も無し一気に昔が蘇えりました(*^_^*)アンのアフタヌーンティから「海潮音」に繋がりました^^「赤毛のアン」の小説は「神、そらに知ろしめす すべて世は事も無し」と アンがそっとつぶやいて終わるので、とても印象深く 13歳の頃から胸に残っているのです。次は6人で会いましょうね、って新たに楽しい会ができて、嬉しい1日でした。