東海道「丸子宿」・「丁子屋」のとろろ汁を食べてきました
平成最後の今日は雨が降り続いていますが28日(日)は青空に誘われて 夫と静岡市の「丸子(まりこ)宿」をお散歩して来ました。 車を「体験工房駿府匠宿」の1日200円の駐車場に預けて 新緑の中を歩きました。 久しぶりというか 何十年ぶりかで「丁子屋」のとろろ汁を食べたかった!11時オープンですが 11時20分に行くと あらもう数人が外で待っている。「鞠子宿」と書いてありますね。いつから「丸子宿」になったのかしら。お店にはすぐに入れましたが 入口付近は昔のままの古民家で天井の梁もこんなに立派です。部屋全体を撮りたかったけど 満席だったので天井を撮りました(^_^;)案内されたのは「広重の部屋」という 畳に椅子の大広間です。ここも満席でびっくりしてしまいました。 鴨居には東海道五十三次の浮世絵。各テーブルに双眼鏡が置いてあり、お客さんがバードウオッチングのように双眼鏡をかざして浮世絵を見ていました^^メニューは1,400円から4,500円まであります。もちろん単品もあります。「松」より「梅」が高いわ!食べ方まで載っています(笑)せっかくなので1,400円ではなく、次の2,000円のものを頼みました。 おひつに2人前(かなりの量です)の麦めしと とろろ汁(これは1人前)。土づくりからこだわって育てた特製の自然薯のとろろ汁は 自家製のお味噌と焼津産の鰹節に玉子をあわせて仕上げてあるそうです。お味噌汁、香物、薬味のネギ、珍味2種(むかごと小女子)が来ました。夫が「美味しいな~!」と言いましたが ホントに美味しいわ~。こんなに麦めし食べられないわと思いながら 美味しいから止まらない! おかべ揚げが来ました。ふわっと柔らかくて熱々です。お豆腐と自然薯の揚げ物で 中にひじきがちょっと入っています。わさび塩か竹炭の塩で食べて下さいといわれ、竹炭で食べました。最後に甘味の水まんじゅうが出ました。1,400円のものだと おかべ揚げも珍味2種も甘味もありません。2,000円はお高いけど 2,000円にして良かったです。 麦めしはお代わりできます。お代わりしている体格のいい若者がいましたよ^^ 店内に歴史資料館があります。多くの文人がここに寄ってるんですね。食べ終わって外に出ると 20分待ちの立て札がありました。茅葺き屋根が歴史を感じさせてくれます。歌川広重の浮世絵は 弥次・喜多らしい2人がとろろを食べています。これですね。駐車場には何本もの「なんじゃもんじゃ」の木が 積もった雪のように咲いていました。とろろといえば丸子宿。丁子屋さんは慶長元年(1,596年)創業。伝統を守りつづけて 400年以上も受け継がれています。