トロッコ列車に乗って温泉へ行ってきた
昨日、行ってきたのはもうお分かりですね。黒部峡谷でした。 写真はトロッコ列車の車窓なんですけど、普通、トロッコには窓はないんですが、写真にはちゃんと窓枠が写ってますね。これで、だませるかなぁ~なんて思いましたが、そんなマニアックな違いは誰も気にしませんよね(笑)。 これは乗ったことがある方はご存知でしょうけど、「特別車両」という窓付きの車両から写しました。「特別」というだけあって、普通車両と違い、窓のほか、なんと背もたれも付いています。窓も背もたれもない普通車両って……? 乗ったことがない方は、びっくりするかな。 うちは、そんな「特別扱い」は好みませんが、三連休の真ん中という繁忙期で、普通車両は1時間30分以上待たねば乗れず、仕方なく、特別料金を払って乗車しました。まあ、特別料金といっても360円増しですけど。 終点の欅平駅まで行かず、山の中の周りには何もない駅で途中下車をしました。 この写真を見て「ピン」と来た方は、相当のマニアですね♪ ああ、鉄道じゃなく、温泉ですよ~~。 そう、黒薙温泉に向かうため、黒薙駅で下車したんです。 この駅から山道を20分ほど歩くと、一軒宿の黒薙温泉があります。 ここは、トロッコの起点駅がある宇奈月温泉の源泉でもあり、ここから7キロ引き湯されています。看板やパンフレットでは「秘湯」を連呼しています。トロッコ列車でしか行けないという所が秘密めいていましたが、それでかえって人気が出てしまいましたね。 泉質は弱アルカリ性単純温泉(低張性高温泉)。湯量は宿の公式サイトによると毎分2,000リットルとあります。さすが、富山で唯一といえる大きな温泉街がある温泉地のお湯を全部まかなっているだけはありますね。 宇奈月温泉は、お湯の透明度が日本一だと言われます。白濁した温泉を好む人が多いだけに、「これってマイナスイメージでは?」とも思いますが、いずれにしても日本一は素晴らしい。 これは宿から少し離れたところにある大露天風呂(混浴)です。これ以外に、男女別の内湯と女性の露天風呂があります。 入ってびっくり、単純温泉なのにかなりはっきりとした硫黄臭がします。そして肌もツルツルしてきて、お湯の良さをすぐに実感できます。 混浴と聞くと色めき立つ人もいますが、女性が入っているとさすがにおっぴろげるわけにもいかず……。かえって落ち着かないので、あんまり好きではありません。しかも最近、混浴の温泉のは若い女性が圧倒的に多く、目のやり場に困ってしまうことも(汗)。 で、この温泉もカップルが何組か来てましたね。私が入っているのに彼女の写真(服は着てます)を撮る彼氏。まさかそのフレームに私は入ってないでしょうね……。 お湯は良いし、渓流沿いにあり、覆いかぶさるように繁茂する緑に囲まれて心が落ち着きます。カップルさえ来なければ……(笑)。 トロッコに乗り次なる目的地へと山を下ります。今度は普通車両に乗れました。でも、途中駅から乗ると、満員で乗れなくなることもあるとか。ちょっとドキドキしますね。 トロッコを降りて、クルマで海へ向かいます。で、着いたのがここ。 「魚の駅」って一体? しかも駅といってもバス停だし……。魚の次は飯沢口というのは偶然か? というわけで、次回に続きます。◎豆本・オリジナル手帳 豆本工房 わかいBlogPeople「旅・民族」ブログランキング