白山を望む
春一番と聞くと、春の訪れを実感させられるし、キャンディーズの歌にもあるように、ちょっとしたつむじ風程度に思っていましたが、日本海で低気圧が発達することで吹く南よりの強風で、低気圧の中心から伸びる寒冷前線の通過にともない落雷や突風が発生します。さらに前線の通過後は冬型の気圧配置となり、気温が急降下し、平地でも雪が降り山では吹雪になることもあるそうです。 今年の春一番は、特にひどかったです。 関東地方で春一番が吹いた日に、富山では高波で二人が亡くなり、重軽傷者が11人も出ました。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。 春一番、これでようやく春だぁ。なんて浮かれていてはいけない事を痛感しました。 そんな荒天の翌日。加賀平野を流れる手取川の河畔から白山を眺めました。打って変わって晴天の下、その名のとおり白く輝く勇姿、うっとりさせられます。 富士山、立山と並び日本三名山。最高峰の御前峰が標高2,702mで、白山より西に2,000mを超える山がないため、2,000m以上の高山としては最西端でもあり、古く都の人たちにも「越のしらね」と称されていたそうです。 全国に2000社ある白山神社の総本社・白山比め神社(めは口へんに羊)の奥宮が山頂にあります。 加賀地方をはじめ、越前や美濃など山ろくの人々にとっては守り神のお山なんです。 人気blogランキング参加中 1日1ポチお願いします ◎豆本・オリジナル手帳・製本 豆本工房 わかい