～★りん★～のワーク・ライフ・バランス模索の記録

[両立について] カテゴリの記事

全16件 (16件中 1-16件目)

1

• ワーク・ライフ・バランス　模索中

  １１月から週２日の勤務決定です♪しばらくは、週２・仕事人週５・お母さん長い通勤時間中（往復約２時間半）が、私の時間。それにしても、お母さんは忙しい。小１長男の宿題チェック＆習い事の送り迎え＆遊び時間の確保。年中次女の外遊びのお付き合い＆お友達づきあいのお手伝い。途中入園のため、女の子集団の中に入り込むためには、多少は親の助けも必要なようです。女の子同士って、難しい。そして、夜は子供達の相手。最近のブームは、スウェーデンで覚えたチェス。一番チビは、どうしてもほったらかしですね～。気がついたら、お座りして、ハイハイもどきを始めてました。まだ５ヶ月なのに、必死に頑張って兄ちゃん姉ちゃんについてこようとしてます。健気な。

  2008.10.03

  コメント(4)

• 両立できなかった真の理由

  先日の日記「育児と仕事の両立はできたのだろうか？」において、「社会が変わらないと厳しい」というのを結論とした。確かに今の「社会」、つまり日本の労働者の大多数の考え方は、毎日定時で帰る人間に対してはあまり好意的ではない。だが、私が退職を決意した真の理由は、自分の５年後、１０年後の姿が見えなくなっていたことにあったのだ。書くことによって思い出すことができた。約半年前の気持ち、退職を決意したいきさつを。自分の未来が見えず、暗闇を歩いているような気持ちが続き、当時勤務していた会社に、女性がロールモデルを描きやすいような仕組みをつくるよう働きかけたりもした。だが、残念ながら会社側からの返事は芳しくなかった。仕事でも家庭でも、いろいろ、試行錯誤を繰り返した。だが、未来像は見えてこなかった。会社でできるだけのことはやったと思い、私は自分の理想像の修正という長く苦しい作業をコーチと共に行った。その結果、私は自分で今の道を選択した。今、私は岐路にたたされるたびに２０年後の自分の姿をイメージする。そこから帰納法的に、どの道を選択するかを決定する。２０年後、こうなっているために、１０年後までに何が必要か、そのためには５年後、３年後、どのようなことをしなければならないか。サラリーマン時代、あれほど苦痛だった「目標設定」の作業が、今は楽しくてたまらない。何度も何度も書いて、それを眺めて、そして、少しずつ達成している自分を褒めている。会社勤めを続けるか続けないか、それは私がコントロールできた選択だ。だが、正直な気持ちを言うと、社会にも変わって欲しい。社会を変えたい。それには、まず自分が変わらなければならない。

  2005.11.05

  コメント(2)

• 育児と仕事の両立はできたのだろうか？

  同じ職場で、出産前後でまったく同じ立場で仕事を続けることはできるのだろうか？最近良く考える。ほとんどの正社員の女性はこのようにして働いている。私もそうだった。しかし、時間的な制約もさることながら、いつ休むか分からない人、ということでは、「責任」というものが否応にも違ってくる。上司も出産前と同じような責任を持たせることはできないだろう。今思えば、時間短縮勤務をとっても良かったのかな、と考える。そうすれば給料が減る分、仕事も減らしてもらえるし、仕事ができない＆昇進できない自分への口実にもなる。口実というと聞こえは悪いが、社会的な仕事のほかに、世界に一つしかない人間を育て上げる、という重要な、私にしかできない仕事をやっているのだから、社会的な仕事の比重を減らすのはまったく恥じることでもなんでもないのだ。しかし、当時の私は「育児の価値」を知らなかった。そして、私の周囲にいる人も皆「育児の価値」は「社会的な仕事の価値よりも低い」と見ている。女性も男性も、口では育児のすばらしさを説く。「子どもを風呂にいれるために今日は定時で帰ります」と男性が言うと、「まあ、マイホームパパね（ほのぼの）」。これを女性が言うとどうなるか。おそらく反応は男女ともそう変わるまい。そのような環境の中では、やはり時短勤務を選ぶことは私にはできなかったのかな、と自分で言い聞かせていたりする。やはり、社会が変わらないと、育児と仕事の両立は困難だと私は思う。

  2005.11.03

  コメント(2)

• 

  収納テクニック１

  私は片づけが苦手です。コーチングや友人との会話から、ほとんどすべての女性が家の中が今より整然となることを願っていることがよく分かります。私もその一人です。家の中にモノが散乱し始めると黄色信号。これが続くと精神的にも相当参ってしまいます。ですから片付けにかける時間が短くても一応なんとかなるように、いくつかの工夫をしています。今日はその第一弾をご紹介します。洗濯物はたたまない。最近でこそ洗濯物をたたむ時間も確保できつつありますが、フルタイム＆子供達もまだ小さい、となると、この時間は本当に大変です。そこで、私の母直伝の「籐のカゴ」の登場です。これを家族の人数分準備します。子供用は小さいのでもＯＫ。そして、洗濯物をこの中へポイポイっと。着るときはこの中から選びます。可能ならば、家族の人数＋１があるとなお便利。不思議なことに、カゴの中に入っただけで、なんとなく気持ちも落ち着きます。場所はとりますが、洗濯物が山になっているのを見るよりはマシ、ということで。

  2005.10.11

  コメント(2)

• 家が片付かない悩み

  暑くなったり寒くなったりして、体調管理が難しい季節ですね。この時期はイライラが増えます。私の場合はなんと言っても「衣替え」のイライラが一番大きいです。こんなに服があるのに、なんで毎朝着るものを選ぶのにこんなに時間がかかるんだろう、と。子供達の服なんて、もう引き出しから溢れてしまっています。家庭を持つ女性のほとんど共通の悩みが、「家が片付かない」ことのようです。この悩みを解消するには、時間と手間をかけるか、お金をかけるか。つまり、アウトソーシングですね。私の場合、恥ずかしながら未だに親頼みです。１・２ヶ月に一度、実母に来てもらって服や布団の総入れ替えをします。今はいいけど、８５歳を越えた祖父母に何かがあれば、母に頼ることはすぐにできなくなってしまいます。そうなったら、アウトソーシングだな、と常々思ってます。この悩みって、女性特有のものなのかな？とちょっと思ったりしてます。今まであまり男性が家が片付かない！と言っているのを聞いたことがないので。片付かなくても気にならないのかな？この悩みが無くなれば、生活の快適さは飛躍的に向上することは間違いないですね。いつも読んでいただいてありがとうございます。読み終わりましたらクリックをお願いします。クリック先にはさまざまなおもしろブログがたくさんあります！人気blogランキングへ

  2005.10.03

  コメント(2)

• スウェーデンの家庭事情

  少子化を克服した国としてよく話題になるスウェーデン。高い税金の対価として、充実した社会制度が有名です。女性の労働率が高く、出生率も高い、充実した育児休業制度など、いろいろうらやましい話題には事欠きません。また男性は育児休暇が義務付けられており、休業による人事評価の低下は無く、むしろ育児経験者ということでプラスの評価を得られるようです。こういう社会性だから少子化が克服できたのかというとそういうわけでもなく、労働力増加等の必然性に駆られて社会制度を変えたら、国民の考え方も変わってしまったということが大きな理由のようです。また共働きしやすい環境というより、一人当たりの賃金の安さ故に働かざるを得ない環境も多分にあるようです。一説では国の制度ががらりと変わることを受け入れやすい「新しいもの好き」の国民性もあるとか。でも子育てに対して社会全体が価値あることと認めてくれるのは、とてもいい社会だと思います。さて、日本ではどうなるのでしょうね。高い税金を受け入れ、高福祉国家への道を歩むのか。私も遠い未来いずれは高齢者、と思うと、この道はやむ得ないかなとも思いますね。いつも読んでいただいてありがとうございます。読み終わりましたらクリックをお願いします。クリック先にはおもしろいブログがたくさんあります。人気blogランキングへ

  2005.09.25

  コメント(4)

• 思いを叶える

  今日は娘をつれて児童館の日でした。ママ友達とのおしゃべりは、本当に楽しいです。ところが娘はすぐに「もう帰る」といってさっさと靴を履き始めます。せっかくおしゃべりを楽しみに来たのに、名残をおしんで帰途に着きました。ママ友達はほとんどが専業主婦です。いつかは仕事をしたい、というのが、ほとんど共通の思いのようです。そのために着々と準備をしている人もいます。強い思いを持てば、周りが自然と動き出します。親が協力をしてくれたり、仕事の話を持ってきてくれたりする幸運も確かにあるでしょう。しかしながら、思いは口に出さないと叶いません。ただ思っているだけでは、周りの人は分かりません。夢を話す、それもできるだけ具体的な夢を。明るく生き生きと夢を語る人には、魅力を感じますね。そして、応援をしたくなります。まずは身近な家族に、生き生きとした夢を語るところから始めてみませんか？いつも読んでいただいてありがとうございます。読み終わりましたらクリックをお願いします。クリック先にはさまざまなおもしろブログがたくさんあります！人気blogランキングへ

  2005.09.23

  コメント(0)

• ワーキングマザーのタイプ分け　その５

  大分横道にそれていましたが、自称ワーキングマザー研究家マキが勝手に決めたＷＭのタイプ分け第５弾です。これまでの内容はこちら。読む前に一度こちらを押していただけるとうれしいです。人気blogランキングへこれまでの復習。大きく二つに分けると、ワーキングマザーはＡ．サポーター完備タイプＢ. 自力タイプに分けられます。第５弾の今日はB-3 キャリアダウンまたはキャリア中断ＷＭについてです。これは私もたどってきた道なので、正直言って書くのは少しつらいです。出産前は仕事に生活の大半の時間を割くが、出産後は育児に重点を置いた生活となるＷＭ。例えば、出産前は深夜残業、休日出勤もあり。出産後は毎日きっちり定時退社。仕事の内容はあまり責任がないものへと変化。この場合、自分の人生における価値観を仕事から子どもや仕事以外のものへと移すことができればＨａｐｐｙだが、実際はそう簡単にはいかない。出産前の自分と比較してフラストレーションを抱えたまま仕事を続け、子どもを預けてまで働いているのに、という自責の念にかられたり、同僚・上司への申し訳なさから職場で肩身の狭い思いをすることもある。また自分の同期や後から入社した人が自分に指示を出すようになったり、出産後残業のない職種に変更し毎日定時で帰れるようになった傍らで、子どものいない同僚たちがどんどんキャリアアップしていったり。女性は「しなやか」に生活のスタイルを変えることができる、とよく言われるが、考え方、価値観まではそんなにしなやかに変えられないのが現実だ。特に出産前と同じ職場、同じ仕事内容で、そこまで簡単に変えられるものだろうか？私の場合、仕事こそ人生であったかつての自分を、育児中心の価値観に移すには相当の時間が必要で、本当に苦しかった。心の病になる寸前までだった。かつての自分を一度すべて否定し、そしてそんな自分をすべて受け入れ、新しい考え方を自分の中に取り入れた。仕事以外の自分を見つけると、その後の人生はすごく楽になった。出産を経験した女性の場合、若いうちにこの経験ができるのはラッキーだっと思う。ワーキングマザーの皆さん、今は苦しくても、その先にはきっとあなたにしか見えない、世界に一つしかない色の明かりがありますよ！

  2005.07.24

  コメント(0)

• ワーキングマザーのタイプ分け　その４

  昨日に引き続き、自称ワーキングマザー研究家マキの勝手な思い込みのタイプ分け第４弾です。これまでの内容はこちら。今日はＢ.自力タイプの中のB-2 保育園・ファミリーサポート・ベビーシッターを駆使してキャリアを継続させるバリバリ頑張るママタイプについて述べたいと思います。仕事が好き、やめたくない、という思いが強く、毎日大変だけど、これしかない、程度の差はあれど天職と思っているからこそできる。本当にこのタイプの方は大変です。頭が下がります。専門性の高い職業、すでに管理職についている人などに多い。職種にもよるが、管理職につくと自分の采配で動く部下が何人かおり、仕事時間は短くても指示さえ的確なら会社にいる時間は短くてすみ、自分で時間をコントロールできる範囲が大きくなる。有能な管理職ほど指示は早く、短く、わかりやすい。世の経営者、マネージャさんに言いたい。有能な女性はできるだけ早く役職につけて責任を持たせることをお勧めします。そうすれば出産後「退職します」、なんてことは確実に減ります。

  2005.07.20

  コメント(0)

• ワーキングマザーのタイプ分け　その３

  自称ワーキングマザー研究家マキの勝手な思い込みのワーキングマザータイプ分け第３弾です。前回までのタイプ分けについてはこちらこちらもよろしくお願いします。人気blogランキングへ前回は、病気でも母親の代わりに病院へ連れて行ってくれるサポーターがいるＡ.サポーター完備タイプを検証しましたので、今回はＢ．自力タイプについてです。Ｂ.自力タイプ定義：（１）実親、義親とは離れてくらしているor諸事情で頼れない。（２）夫多忙・シングルマザーなどの環境で、育児に関することはほぼすべて自分一人でカバーしなければならないこの自力タイプも、さらに３つに細分化できます。B-1　出産を期に退職　→　子どもが手を離れてから復帰。いわゆるＭ字カーブタイプ。B-2 保育園・ファミリーサポート・ベビーシッターを駆使してキャリアを継続させるバリバリ頑張るママタイプB-3 キャリアダウンまたはキャリア中断タイプ今日はB-1について、例を交えて述べます。日本独特の現象と言われているＭ字カーブ。特に高学歴女性に目立つ。「派遣」という就業形態が非常に一般的となり、再就職の壁も少しは低くなったと思われる。しかしながら、派遣社員として出向先に出向くとそこには古くからずっと仕事を続けていた正社員の人もいるわけで、同じような仕事をしていても給料・待遇面ではやはり差は大きい。だが父親の平日の育児参加が現実的に不可能な今の社会では、拘束が少ない就業形態はもっとも現実的な選択なのかもしれない。再就職直後は仕事のウェイトを低くして徐々に上げていくというのも手だろう。私の知っている人で、お子さん３人が手を離れた後、こんな見事な経歴をたどっている人がいます。15年の専業主婦生活の後、語学学校に通いそれを生かして就職。会社員時代は海外出張もこなした後、その経験から天職を得て独立開業。社長になってからは、世界各国を飛び回る日々のようです。すばらしいと思いますが、ここに至るまでの本人の葛藤は並大抵ではなかったようです。結婚直後亭主関白の夫のもとで、自分の人生は終わったとあきらめていた日々もあったそうです。しかしあきらめなければ必ず道は開ける。現在の彼女の活躍に３人の子供達はみな喝采を送っていますが、ただ一人ご主人のみがまだ追いついていないようです。ですがこんなハッピーな例はマスコミやネットでは良くみかけますが、身近ではめったにお目にかかったこと無いですね。

  2005.07.19

  コメント(5)

• ワーキングマザーのタイプ分け　その２

  最初にご注意。以下はあくまで自称ＷＭ研究家（？）マキの私見です。かなり暴論ですが、前回とりあえずＷＭを２つに分けました。Ａ：サポーター完備タイプＢ：自力タイプ今日はＡのサポーター完備のタイプをさらに細分化していきたいと思います。またまた荒っぽく３つに分けてみました。Ａ-1：出産前とほぼ変わらず残業・出張をこなすキャリアＷＭこのタイプは非常に強力なサポーターが存在しており、過去の自分の世界と同じ仕事＝人生という価値観を保ったまま仕事を続けることができます。非常に恵まれています。子どもはママとの関係もさることながら、このサポーターとの強固な心の絆があると思われます。このサポーターとは、おばあちゃんであったり父親であったりします。ただ日本では父親が強力なサポーターになるケースはまだ稀です。が、着実に増えていると思われます。っていうか、増えて欲しい。Ａ－２:激務ではないが仕事に満足しているＷＭもともと仕事＝人生という価値観があまり無いため、出産前と同じように仕事ができなくなってもそれほどストレスは感じない。子どもが小さいうちは時間に余裕は無い毎日であるが、強力なサポーターがいるため仕事の継続は容易。そうですね、こういうタイプの方は子どもが大きくなった後、仕事以外の趣味やスポーツなどを楽しんでいる人が多いように思います。子どもが小さいうちは確かに余裕はありませんが、人生を自分なりに楽しんでいる人が多いように思います。いい人生だと思いますね。私の周りではいわゆるノンキャリア、一般職の方に多かったです。Ａ－３：恵まれた環境ではあるが今の仕事・生活に疑問がある「自分探し」途中のタイプ仕事＝人生という価値観だった出産前の世界から、子ども中心の価値観にシフトしてしまい、出産前と同じ仕事の場合これに対するストレスを感じてしまうタイプ。仕事に対する漠然とした疑問、将来への不安はあるものの、サポーターも存在しており家庭と仕事の両立には大きな壁は無い。サポーターがいる恵まれた環境を享受して転職や仕事を変えてもらうことを申し出るか、今のまま続けるか、いっそのこと家庭に入るか、、と悩む人。多いと思います。どの選択をするかは、１００人いれば１００通りです。このような人こそコーチをつけて自分の人生を見つめると、きっといい選択ができると思います。明日はタイプＢについて掘り下げたいと思います。人気blogランキングへ

  2005.07.14

  コメント(2)

• ワーキングマザーのタイプ分け　その１

  今の日本のほとんどの女子学生は、学生生活が終わり社会人として数年を経過した後、結婚して出産、というライフプランを描いていると思う。だがその後のライフプランまで描ける人はほとんどいるまい。数ヶ月の苦しい妊娠期間を経て出産という戦いを終える。ほんの少しだけ産院で疲れを癒したあと、待っているのは１０年以上におよぶ「育児」という名の別世界だ。もう前の世界には戻れない。これまでの人生の中でほとんど接したことのない「赤ちゃん」という生き物と、２４時間離れることなく生活するのだ。「赤ちゃん」はいずれ「幼児」になり、小学生、中学生、と着実に成長を遂げていく。でもその間、育児以外の私のキャリアはどうなるの？出産後の世界はまったく思い描けないという人も少なくはあるまい。私もその一人だった。この世界は、今までと同じ空間、時間軸を生きているにもかかわらず、過去の価値観の通用しない、文字通りの別世界だった。出産後も仕事を続けていくのならば、ここで過去に自分がいた世界と育児の世界、どう折り合いをつけるかが重要になる。特に昨今の経済状況では、共働きでリスク分散なんてのはどんどん広がってくるに違いない。自称ワーキングマザー（以下ＷＭと略）研究家の私マキが今まで調査（？）してきた結果、日本のワーキングマザーは大きく２つに分類できることを見出した。かなり暴論ですが、お付き合いください。大きなわけ方は以下の２つである。Ａ：サポーター完備タイプＢ：自力タイプここで言う「サポーター」とは、ご飯を食べさせてくれるだけでなく子どもを母親に代わり病院に連れて行ってくれるレベルの、強力なサポーターである。次回からＡ，Ｂそれぞれにおいて、さらに細分化していきます。こちらもお願いします。人気blogランキングへ

  2005.07.13

  コメント(0)

• 「食卓を囲む」ということ

  知人から教えてもらったことです。仕事が忙しい時期「食卓を囲む」回数が減ったら、子どもへの関心が薄れてしまい子どもが不安定になった、というのです。遠方から親を呼び寄せて忙しい時期を乗り切ったのですが、この間どうしても夕食を共にできず、たまに朝食一緒にできないこともあったそうです。そうすると、ある日突然保育園への登園拒否に始まり赤ちゃん返りのような行動をするようになってしまった、と。幸いにして忙しい時期が終わりしばらく仕事を休んでずっと一緒にいたら、１週間で登園できるようになったそうです。「食卓を囲む」というのは、子どもを観察し、子どもの健康状態、精神状態を把握する重要なコミュニケーションになっていたのですね。子どももまた親が自分を見ているか、観察しているんですね。私も１，２週間に一度ぐらいの頻度で一時保育ママさんに子どもの夕飯をお願いしていた時期があります。この日は家に帰るとお風呂に入って寝るだけ。なんか、隣で寝ている子どもの寝顔を見てもいまいちしっくりこず、「この子、私の子だっけ？」という感じになったことを覚えています。これはたまにだからいいけど、毎日やるもんじゃないなーと、思いました。でもこの保育園児の場合、小さいだけに短期間の母親不在の影響を大きく受けて、母親との絆を再確認も短期間でできたけど、もっと大きかったらどうなんでしょう？「食卓を囲む」コミュニケーションはいつぐらいまで重要なのでしょうね。ワーキングマザーには結構重い話題です。遅くなりましたがこちらもお願いします。人気blogランキングへ

  2005.07.01

  コメント(2)

• 家族をひらく

  二神能基著「希望のニート」（東洋経済）第４章より----------------------------------------------------第二次大戦後、イタリアでは戦争で両親を失った子どもたちが大量に発生して、社会問題になりました。そのとき、カトリックの修道女たちが中心になり、一般家庭に対して戦争孤児たちを用紙にして育てようという運動を展開しました。それが「家族をひらく」運動と呼ばれたのです。その後、運動はさらに成熟し、「子どもを育てるには二人の親では足りないから、家族をひらいて、他人の力を借りて子どもを育てる必要がある」という考え方が根づいていきました。イタリアで「家族をひらく」運動がそういう形で普及した背景には、カトリック文化があるのではと私は考えています。子どもは自分の子どもである前に、まず神の子である－それが大前提としてある国だからこそ、子育てを他人と共有すると言うコンセプトが、浸透しやすかったのだろうと思います。-----------------------------------------------------二人の親だけでは子どもは育てられないのは、私も経験で分かりました。子育ては夫婦二人でやるものだと固く信じていました。ですが、私一人の負担は心身ともに限界に達し、必然的に「家族をひらき」ました。保育ママさんの家族に、私の子どもを仲間入りさせてもらうという形で。結果はすばらしいものでした。子どもは確かに親二人だけで見ているよりも多様な経験をして、着実に「生きる力」をつけています。そして私も、一人ですべてを背負い込まなくても良かったんだとやっと気付きました。今の日本では、夫婦二人どころか実質母親一人で子育てしてるようなものですものね。もっと回りにＳＯＳを発信して、助けを請うてもぜんぜん恥じることじゃないんですね。この考えがもっと広まるといいですね。ＮＥＥＴと少子化って、やっぱり根は同じですね。

  2005.06.21

  コメント(0)

• 育児と仕事の両立の秘訣

  「楽しむこと」、この一言に尽きると思う。時間がないＷＭにとって、「母」の顔と「仕事人」としての顔が一日の大半をしめる。この仕事人としての顔の中にも、いくつかの顔が含まれている。営業の人なら、お客さんを前にした時の顔、オフィスに戻った後の顔、部下としての顔、上司としての顔、など。その一つ一つの「顔」の中に「ワクワク」する要素が入っていると、とても充実した生活になると思う。もちろん楽しいことばかりではないが、それは一つの「顔」のときであって、別の「顔」の楽しさでカバーしていけばいいのだ。一つの「顔」のときに失敗しても、別の「顔」のときに培ったパワーで失敗の挽回はより楽になる。この「顔」のことを考えたとき、ふとテント設営の際のポールとロープのような関係だな、と思った。地面に結ばれたピンと張ったロープが多いほどポールは安定する。一本のロープが切れたり緩んだりしても、ロープが多ければ他でカバーできる。逆に少ないと、一本のロープが切れるとポールはたちまち倒れてしまう。ロープは「顔」でポールは精神状態、といったところか。ロープの数が極端に少ないＷＭにとって、両方を楽しむことこそが一番安定するのだ。　もし今の仕事の中にワクワクすることがなかったら。。。就職を決めた時のことを思い出して、もし今そのときに感じた｢ワクワク」が少ないのならもう一度仕事を見直してみて、一日のうち一瞬でもいい、ワクワクを仕事に取り入れる努力をしてみよう。しばらく時間は必要かもしれないが、きっといずれ仕事は効率があがり、楽しくなってくるはずだ。　また子供がある程度成長し、少し余裕がでてきたら、仕事でも育児でもないもう一つの「顔」をつくる、これがより大きな安定をもたらす。職場の友達でもいい、ママ友達でもいい。上司でも子供でも夫でもない人としゃべっている「顔」を増やすことができれば、精神の杭はますます安定し、人生を楽しむ余裕ができてくる。

  2005.06.14

  コメント(0)

• 頑張ってはいけない

  私は１０代の頃から、漠然とであはあるがいずれ子供が欲しいと強く望んでいた。就職する際にも「育児と仕事の両立」をもっとも重視していた。確かに私の仕事環境は、育児との両立において相当進んだ非常に恵まれたものであった。また行政の育児支援も、十分とまではいかないまでも保育園には入れて、それなりに利用できる状況ではあった。でもなぜこんなに育児と仕事の両立に苦労したのかな？と考えたとき、一番大きな原因は、私の場合、私の考え方にあったようだ。育児って何年も続くもの、頑張ってはいけなかったのだ。「頑張る」ことは美徳だと思っていた。しかし日本語の「頑張る」にはどうやら「耐える・我慢する」というニュアンスが含まれているようだ。一人で頑張らず、誰にでも助けを求めればよかったのだ。もう一つの問題が「夫の長時間労働」。会社自体がみんな長時間職場にいることを前提として動いている。会社だけでなく、日本社会全体がオトコは仕事に信念を捧げることを美徳としているのだ。　男性も女性も、日本人は「頑張る」ということを神聖化しすぎている。自分の欲求をセーブして、働く・育児することが美徳だと思い込んでないだろうか？　現代社会の大きな問題である「少子化」と、「自殺者３万人超」は、根源は同じ「一人で頑張りなさい」という、自分自身が幼い頃からすりこまれた価値観、そこからの無言の圧力のように思えてならない。　現在の日本社会は、「子供を生むと何年も自分の欲求を殺して生活しなければならない」と考えている。そうと分かっているのに子供を産めと女性に強いることは、精神的な拷問だ。もし男性に「将来のご褒美（子供）と引き換えに今後数年間自分の欲求を殺して生きろ」といって、これを飲む人はいるだろうか？　自分の欲求を満足しつつ育児も仕事もやってればいいのだ。一人になりたいと思えば、仕事をちょっと抜け出して、保育園のお迎えをちょっと遅くして、どこかで一人になる時間をつくる、とか。　周りを見回すと「頑張ってない」育児をしている人は、子供を２人、３人と産んでいるが、一人目で頑張ってしまった人はもういいや、という感じになってしまう人が多いようである。　頑張らなくてもいいのだ。頑張っちゃいけないのだ。自分の欲求を押し殺して生活し続けると、自分がイキイキできなくなっていく。それは自分だけでなく周囲にも負のエネルギーを撒いていることになる。今日はこの辺で。。。読んでいただいてありがとうございました。

  2005.06.09

  コメント(0)

全16件 (16件中 1-16件目)

1