公務員のリストラ
高福祉・高負担ースウェーデンに学ぶ点毎日新聞の夕刊に、元スウェーデン大使の話が載っていた。スウェの高負担社会は、日本も将来歩む道だと思う。でも、私は、スウェーデンと日本には、根本的な違いがあると思う。それは、公務員への信頼度。スウェーデンの公務員にはリストラがある。日本の公務員には基本的には”クビ”は無い。だから雇用保険に入る必要も無い。何もしなければ、順調に地位も給料もあがり、定年後は年金生活が謳歌できる。逆に何かやっても、給料には反映されない。そういう評価制度が、彼らのメンタリティを作る。 私が身近に見ている公務員だけかもしれないけど、厳しいコスト意識が身についた民間企業経験者から見ると、ときどき??ということがよくある。社会保険庁の不祥事なんて、他人のお金を預かっているという自覚も無い破廉恥さ。やっぱり公務員制度改革からやんなきゃ、高福祉国家への道のりは遠いんじゃないかなぁ。税金払う気になれないんだもん。