しつけか虐待か?
北海道の山中に置き去りにされ6日後に発見された男児が元気に退院したとのニュースにきっと世界中が喜んでいることだろう。昨日、散歩中に家の前で母娘が言い争っているところを目撃した。女の子は小学高学年と見た。また、公園の中で大声で泣きわめきながら父親の後を追う4,5歳くらいの男の子を見掛けた。父親は男の子を置いていくように足早に去って行った。また、今日は近所で泣きわめく女児の声が聞こえた。最近の親は子供への接し方が下手だ。我儘で泣きわめく子供に対し感情的な言動をとる親をしばしば見かける。子供も親もストレスが多く苛立っているのだろうか?キレるのは老人ばかりでもなさそうだ。北海道の事件の親については批判が少ないようだが、しつけにしては少々行き過ぎだ。反省してうなだれた父親を見ると批判し難いが、熊も出るような山道に子供を放置したらどうなるか?考えなかったのだろうか?生きて帰ってきたからよかったが、不幸にも亡くなっていたら虐待死の罪に問われかねない事件だ。泣きわめく子供の声を聞くと逆上してしまう親の心情は分からなくもないが、お仕置きをするにせよ、体罰にせよ、危険性の限界を分かった上でないと、それは躾とは言えない。