年寄りの独り言

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• 未曽有の大震災から5年

  5年の節目として各テレビ局が力を入れた番組を沢山作っている。それらを見ていると、復興はまだまだ道半ばもいいところで、防潮堤の建設や街のかさ上げなどの工事は遅ればせながら進んでいるが、罹災者の生活はとなると、未だ罹災の真っ只中だ。津波で親兄弟を失った人、生活を奪われた人、放射能を逃れて避難している人びとは未だ再建の一歩が踏み出せていない。政府は罹災者の生活再建にもっと力を入れるべきだ。安倍は被災地を見た後は格好のいいことばかり言うが、一億総活躍社会なんて寝言を言っている暇が有るなら、罹災者の生活再建に真剣に取り組むべきだ。こっちの方が余程経済効果は大きいはずだ。福島の原発事故の真相が少しずつ明らかになっている。主な原因は電源が止まったことにあるが、３基の原発の爆発を防ぐ方法はなかったのか？菅はじめ当時の民主党政権の中枢の人びと、東電の関係者を入れて検証してもらいたいものだ。ただ、まだ事故が収束している訳ではなく進行中だから、誰かに責任が及ぶような議論は難しいかもしれない。融け落ちた核燃料がどんな状態になっているか？未だに現物を見た者は居らず推測の域を出ない。廃炉に向けた見通しも不確かだ。そして、汚染水は増え続けている。アンダーコントロールなんてよくも言えたものだ。未曽有の大震災は未だ終わっていない。

  2016年03月11日

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• 税金の無駄使い

  暴力団の分裂抗争に多くの警察官が動員されている。暴力団はろくに税金も納めていないだろうし、見方を変えれば犯罪者集団でもある。そんな団体の騒ぎに多くの警官を動員して警戒に当たるとは税金の無駄遣いもいい所ではないか？そんなにドンパチがやりたいのなら、市民を巻き込むような街中でなく富士山の裾野の演習場でも貸して、やりたいだけやらせたらどうかと思う。警察は暴力団と手を切れというが、それは表向きのことで実は裏ではつながっているのではないかと勘繰りたくなる。警察は国家権力である。その気になれば暴力団の一つや二つ潰すのは朝飯前のはずだ。警察だけで無理なら自衛隊もある。なのに見て見ぬふりをするのは何故か？国会で議論になることもない。暴力団は社会の必要悪なのだろうか？

  2016年03月08日

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• 聖火台を忘れた？

  新しい国立競技場のデザインが決まり、オリンピックの準備も軌道に乗るかと思っている矢先に聖火台を忘れていたことが発覚した。一体、誰の責任なのか？色々な団体が集まって協議しているようだが、とかく合議制は責任の所在が曖昧になる。その結果、今回のようなことが起きやすい。東京オリンピックまであと5年。間に合うのか？安倍が、原発事故は完全にアンダーコントロールしていると嘘ついて持ってきたオリンピック。3.11から5年経つが未だに融け落ちた核燃料の姿さえとらえきれていない。何がアンダーコントロールだ。無様な醜態を世界にさらすことにならなければいいが？

  2016年03月06日

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• 看板に偽りあり「南房総の新鮮な魚の幸」

  房総半島金谷の「ザ・フィッシュ」で昼食をとった。フェリーの船着き場近くにある、団体専用の道の駅風な食事どころである。「目の前の海で取れた新鮮な海の幸」とのうたい文句だったが、出てきたものは看板に偽りありの代物だった。刺身の鯛はともかくとして、マグロの赤身、ホタテ貝は目の前の海では獲れない。おまけに金目の煮つけは冷凍ものらしくパサパサ。これで南房総の海の幸とは聞いてあきれる。わざわざ遠方から新鮮な海の幸を賞味にやって来たのにがっかりである。前にも一度来たことがあるが、その時は海鮮丼だったから余り気にならなかった。どうせ安いのだからこの程度でよかろうという、商売根性が丸見えの昼食だった。もう行かない。

  2016年03月03日

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• ついに立ち上がったコメンテイター達

  高市の暴言、というより無知に対してこのままやり過ぎてしまうのかとやきもきしていたが、日本の良心達が立ち上がってくれた。ここに全文を載せて記録に留めたい。声明　私たちは怒っている――高市総務大臣の「電波停止」発言は憲法及び放送法の精神に反している　今年の２月８日と９日、高市早苗総務大臣が、国会の衆議院予算委員会において、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、放送法４条違反を理由に、電波法７６条に基づいて電波停止を命じる可能性について言及した。誰が判断するのかについては、同月２３日の答弁で「総務大臣が最終的に判断をするということになると存じます」と明言している。　私たちはこの一連の発言に驚き、そして怒っている。そもそも公共放送にあずかる放送局の電波は、国民のものであって、所管する省庁のものではない。所管大臣の「判断」で電波停止などという行政処分が可能であるなどいう認識は、「放送による表現の自由を確保すること」「放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」をうたった放送法（第一条）の精神に著しく反するものである。さらには、放送法にうたわれている「放送による表現の自由」は、憲法２１条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」の条文によって支えられているものだ。　高市大臣が、処分のよりどころとする放送法第４条の規定は、多くのメディア法学者のあいだでは、放送事業者が自らを律する「倫理規定」とするのが通説である。また、放送法成立当時の経緯を少しでも研究すると、この法律が、戦争時の苦い経験を踏まえた放送番組への政府の干渉の排除、放送の自由独立の確保が強く企図されていたことがわかる。　私たちは、テレビというメディアを通じて、日々のニュースや情報を市民に伝達し、その背景や意味について解説し、自由な議論を展開することによって、国民の「知る権利」に資することをめざしてきた。テレビ放送が開始されてから今年で６４年になる。これまでも政治権力とメディアのあいだでは、さまざまな葛藤や介入・干渉があったことを肌身をもって経験してきた。　現在のテレビ報道を取り巻く環境が著しく「息苦しさ」を増していないか。私たち自身もそれがなぜなのかを自らに問い続けている。「外から」の放送への介入・干渉によってもたらされた「息苦しさ」ならば跳ね返すこともできよう。だが、自主規制、忖度、萎縮が放送現場の「内部から」拡がることになっては、危機は一層深刻である。私たちが、今日ここに集い、意思表示をする理由の強い一端もそこにある。〈呼びかけ人〉（五十音順　２月２９日現在）青木理、大谷昭宏、金平茂紀、岸井成格、田勢康弘、田原総一朗、鳥越俊太郎

  2016年02月29日

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• 税の公平性を欠く軽減税率

  国会で軽減税率が論議されているが、この件に関する限り麻生の云うことは正しい。複雑になるだけで何の取りえもない。同じ商品でもそれを買って帰って食べれば8％だが、店先で食べたら外食になるから10％だという。商店主は売った商品がどのように消費されるかまで監視していないと税率が決められないことになる。また、商店がお客から10％の消費税を取りながら8％しか納税しないことだって起こり得る。脱税をどうして防げるのか？それでなくても自営業者の税の捕捉率は低いのだ。更に言えば、同じ商品でも買う人によって税率が変わる可能性もある。税の公平性の観点からも大いに疑義がある。絶対に中止すべきだ。

  2016年02月17日

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• 小保方晴子の「あの日」を読んだ

  あの騒動は一体なんだったのか？ずっと釈然としないままだったが、彼女の著書を読んでやっと得心がいった。マスコミは元より、理研のお偉方、同業の研究者等が彼女を捏造犯人扱いする姿にうんざりしていた。それよりも、STAP細胞なるものが本当にあったのかどうか？あれだけの偉い研究者がみな小保方さんの美貌の虜になって目が見えなくなってしまったとは到底思えないし、早稲田の大学院を出てハーバード大学の、その道の権威であるバカンティ教授の下で研鑽を積んだ人が、実験データを改ざんして有りもしないことをあの権威あるネイチャー誌に載せるだろうか？もし彼女が言うように本当にSTAP細胞なるものが有ったとしたら、この隙に成果を横取りする研究者が出てくるのではないか？その時に日本は世界の笑い者になることを危惧した。本の前半は彼女の専門の話で門外漢の我々が理解するには少々難しい。だが、STAP細胞と云われるものの第一発見者は、彼女の上司であり共同研究者、共同執筆者である若山教授であること。しかもその人がSTAP細胞なんてなかったと言い出したから、大変な混乱になったことが分かった。こういう類の本は自己弁護になりがちなことを割り引いても、どうも真実は若山教授が握っているようだ。思い出したのが、盲目の現代ベートーヴェンと騒ぎになった事件だ。マスコミが騒ぎ過ぎて事が大きくなり、影の作曲者が名乗り出て仕掛けがばれてしまった。実によく似ている。違うのは、小保方さんを捏造犯に仕立てて自分の身の安全を図ったことだ。彼女は世間からよってたかってエセ科学者にされ、母校の早稲田からも博士号を剥奪され、研究者の道が絶たれてしまった。これまでの実験の成果が消えてしまうのは大きな損失だと思う。願わくば、静かに研究に没頭できる環境下でSTAP細胞の実験を続けて欲しい。それが亡くなった恩師笹井教授への弔いになると思う。

  2016年02月16日

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• ＧＤＰが前年比マイナスに

  ＧＤＰが年率計算でマイナス1.4％になった。政府は「わが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなどファンダメンタルズ（基礎的条件）は良好で、その状況に変化があるとは認識していない」と云う。アベノミクスが失敗とは言えないから、こういう言い訳になる。日銀がマイナス金利という最後の切り札を切ったのに効果はなく、株価の下落と円高が続く。多くの評論家は中国経済の後退と原油安が原因で日本の金融政策の限界などと気楽なコメントをしているが、中には世界不況の始まりと警戒する発言も見られる。マイナス金利なのに何故円高なのか？アメリカの金利引き上げが遠のき比較的安全な円が買われていると云う。ある司会者が経済評論家は後付けでものを言ううが、どうして前に云ってくれないのか？と云ったら、経済は天気予報より難しいと弁解していた。経済は当たるも八卦当たらぬも八卦。俺達の年金は大丈夫か？

  2016年02月15日

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• 耳を疑ったニュース

  朝食の用意をしながら聞くともなく聞こえたテレビのニュースで「大阪府警の巡査がヘルメットを被らずにバイクを運転しました。100メートル走ったところで気付きました。」言葉は正確ではないかもしれないが、内容はこんなものだった。これがニュースかと云ったら、やってはいけないお巡りさんだからではないかと妻は云う。国会で高市が政治的に偏った放送は政府が取り締まれるようなことを云っているが、まさか、このようなナンセンスなニュースを期待しているのではあるまいな。安倍になってからテレビが面白くない。特にＮＨＫがひどい。まるで民放と競うようにバカ番組ばかり垂れ流している。数少ないＮＨＫの良心の一人、国谷さんも降板するとか？高い聴視料を払ってまでバカ番組を見せられたのではたまったものではない。

  2016年02月11日

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• 安倍の不真面目な答弁

  国会中継を見る気がしない。安倍の自信たっぷりの不真面目な答弁は聞くに堪えない。何をやっても思い通りに行く、自信と驕りが垣間見えて不愉快である。質問する側も軽い。安倍よりも年下だからか？完璧舐めきっている。安倍が「同一労働同一賃金」と発言した。その真意はどこにあるのか？異次元の金融緩和をやっても一向に効き目がないから、経営者に賃上げを迫りたいのだろう。「同一労働同一賃金」昔は組合が賃金差別撤廃のために掲げた言葉だ。それを政府が云うとは、世の中も随分と変わったものだ。それ程賃金差別がひどくなっている証拠かもしれない。安倍の答弁に「自衛隊は憲法違反」と云う言葉が出ている。この言葉も昔は革新勢力が使ったものだ。安倍は憲法を変える理由づけに使っているが、これまで合憲としてきた政府見解と矛盾しないか？ことほど左様に言いたい放題。それでも支持率が下がらないから益々つけあがる。

  2016年02月08日

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• 北朝鮮がミサイル発射

  北朝鮮がミサイルを発射した。人工衛星の打ち上げ実験だと云っているが誰も信用しない。ワシントンやニューヨークにまで達する位に性能が上がったと云われる。国連では安保理で制裁を論議するそうだが、これまで何回も制裁を科しているが一向に効果がない。もうそろそろ、やり方を再検討する時期に来ているのではないか？アメリカと交渉したがっているそうだから、アメリカも話を聞いてやればいい。アメリカと平和条約を結び南北統一にアメリカが手を出させないようにしたいらしいが、そんなことが出来る訳がない。アメリカが手を出さなくても世界が黙ってはいない。そのくらいのことは北朝鮮だって分かるだろう。だとしたら、金体制を認めてやって北朝鮮国民自身の手で体制変革をするように仕向けるのも選択肢の一つと思う。安倍は世界に先んじて独自に制裁を科すと威勢のいいことを言っている。こういう時になると中谷はじめ安倍のお友達が活き活きとして見える。余程戦争ゴッコが好きらしい。日本はどうせ独自外交は出来っこないのだから、目立つようなことはやめてアメリカの陰に隠れてもぞもぞと云っているくらいが丁度いいのだ。国連事務総長は韓国人だ。同じ民族として北に乗りこんで話をつけるくらいできるのではないか？ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートなどで遊んでいないで少し汗をかいてみてはどうか？

  2016年02月07日

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• 一触即発の危険

  北朝鮮のミサイル発射に備えて自衛隊が警戒態勢を敷いている。日本領土の上空を通るらしいが、誤って迎撃ミサイルで撃ち落としたらどうなるか？領空は上空100キロ以内らしいがミサイルはどのくらいの高さを通るのだろうか？北朝鮮の狙いは核弾頭を積んでアメリカまで飛ばすことらしいが、実際にはできないのだろうから、戦争ゴッコをやっているようなものだ。核実験の次はミサイル発射と北朝鮮は自ら孤立の道を深めている。金正恩は親父よりはましかと思ったがとんでもない狂人だ。何をするか分からない。窮鼠猫を噛むことにならないか心配である。金王朝を認める代わりに、愚にもつかない戦争ゴッコはやめて、少しは国民のためになることをやるように方向転換させる道はないものだろうか？それが出来るのは同じ民族の韓国のはずだが？

  2016年02月05日

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• 麻薬で清原が逮捕された

  人は外見で判断してはいけないというが、顔つきや服装から「お友達がよくないのではないか」と我が家の茶の間の話題になっていた。案の定というか麻薬をやっていたのだ。お友達も球界の人ではなく良くないお仲間だったようだ。「朱に交われば赤くなる」と諭された母親の言葉を思い出す。大打者として実績もあり、フアンも多いのに、どこの球団からも声が掛からないのは、お友達の悪さを警戒して近づかなかったのではないかと勘繰ってしまう。昔の野球仲間は異口同音に「意外だ、残念だ」と言葉少ない。みんな敬遠していたのが見え見えだ。離婚して一人住まいだったそうだが、離婚の原因も麻薬だったのではないだろうか？過去には江夏の例もある。プロ選手として、もてもての人生が終わった時に感じる喪失感は我々凡人には計り知れないものがあろう。しかし、多くの有名選手はそれを乗り越えて次の人生を歩んでいる。清原が過去の栄光を捨て去った時に初めて次の人生が見えてくるのではなかろうか？その意味では捕まってよかったのかもしれない。

  2016年02月04日

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• マイナス金利？びっくりぽん

  日銀がマイナス金利を導入した。まさに異次元の金融緩和だ。インフレターゲットの物価目標2％が難しくなったからと云っているが、アベノミクスを日銀も応援しようということだろう。円高、株安に一時的なカンフル効果はあるだろうが、やがて元の木阿弥になることは必定。だって、円高、株安は日本の金融政策が及ばない、中国経済の後退と世界的な原油安が原因だからだ。アベノミクス礼賛者はしきりに経済の好循環を引き起こし経済成長につなげるというが、高齢化と人口減の日本で経済の好循環を期待するのはいささか無理な話だ。アベノミクスを提唱した経済学者が顔を見せなくなったが、格好悪くてトンずらしたのか？マイナス金利は金利とは云わないのではないか？金を預けると金利ではなく手数料を取られるということだ。逆に金を借りると、利子がついて元金が減るということになる。貧乏人には結構な話だが、近代経済学の神様、ケインズが聞いたら、それこそ「びっくりぽん」では？

  2016年02月02日

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• サッカーＵ-23日本代表が韓国戦に勝利

  オリンピック出場を決めたＵ-23日本代表だが、最終戦の対韓国戦に勝ってアジアの王者としてオリンピックに臨むとしていた。しかし、これまで勝ったことがない韓国に勝つことは容易ではなかろうと思いながら観戦した。予想通り、韓国の強い当たり、というよりもファールに近いラフなボディー攻撃と巧妙な速いパス回しに翻弄され、オフサイドではあったが、見事なシュートを2本ぶち込まれて勝ち目はないと、前半だけ見て寝た。ところがである。朝起きて結果を確認したら3-2で勝利していた。これにはびっくりポン！後半1点を追加されて2-0で負けていたのをひっくり返したのだ。監督の戦術が見事に成功したそうだが、それに応えた選手があっぱれだ。とかく、政治色を持ち込む韓国には、絶対に負けて欲しくないと思うのは私だけではあるまい。

  2016年01月31日

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• 辞めれば終わりではない

  金にまつわる問題で甘利が辞任した。安倍を支え、ＴＰＰ交渉をまとめ上げた安倍内閣の重鎮の不祥事である。辞めればいいというものではない。週刊文春の報道通りなのか？それにしても、写真を撮ったり録音したりで用意周到過ぎる。また、賄賂を渡した側の建設会社も、道路建設予定地を買って資材置き場にするなど、ＵＲを食い物にして胡散臭い。いずれにせよ、司直の手で真相を明らかにしてもらいたいものだ。ＵＲが払った2億数千万円の金は元をただせば国民の税金だからだ。そしてもう一つ、このような事件が後を絶たないのなら、政党助成金制度は廃止すべきだ。

  2016年01月30日

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• 琴奨菊おめでとう！

  初場所は琴奨菊が１４勝１敗で優勝を果たした。出身地の柳川市民だけでなく佐渡ヶ嶽部屋のある松戸市民の一人として、おめでとうと云わせてもらいます。前日、ライバルの豊ノ島に敗れた時は、優勝のチャンスが消えたと思ったが、１敗の白鵬が白鵬らしくない相撲で稀勢の里に敗れ、チャンスをものにした。日本人力士の優勝は栃東以来１０年振りとのことだが、それだけ白鵬らモンゴルなど外国人力士の活躍に頼っている大相撲の証しでもある。外国人力士を区別して見ることはしたくないが、白鵬らを追いかける日本人力士が余りにも不甲斐ないので琴奨菊の優勝は単純に嬉しい。稀勢の里や豪栄道の奮起を期待したい。それにしても気掛かりは、白鵬の最後の２日間の負け方だ。まさか、琴奨菊に花を持たせるためにわざと負けたとは思いたくないが、そのくらいに彼らしくない負け方だった。記録を次々に塗り替えている大横綱だけに体力気力の衰えとは思いたくない。

  2016年01月25日

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• 柔軟な対応

  廃棄処分されるべきカツがスーパー等で安く売られていた問題。とんでもない犯罪のように扱われているが、果たしてそうだろうか？異物混入で4万枚のカツが廃棄処分されること自体にも驚くが、もったいないから、使えるものなら使いたいと思うのは自然な心理だが、金が絡んでくるからおかしくなる。カツを売り捌いていた中間業者の倉庫には、大手スパーやコンビニで廃棄処分になった食品が108品目もあったという。きっと、これら怪しげな食品が流通するルートがあるに違いない。弁当屋などにも流れて知らない間に我々の口に入っているのだろう。日本は食糧の自給率が低い割には、大量の食糧を捨てている実態が明らかになった。飢餓に喘いでいるシリヤ等の難民のことを考えるとこれでいいのだろうか？東日本震災の道路復興事業で談合があったことが明らかになった。参加する事業者の工場に近い所を受注するなど合理的に事業を分け合っている。それでも談合だから駄目なのか？食品の廃棄処分同様、ケースバイケースで対応する柔軟性があってもいいような気がする。

  2016年01月22日

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• 真実は何か？

  年初来の株安が止まらない。識者が色々な見解を述べるが、一体どれが真実か？当たるも八卦、当たらぬも八卦の感が否めない。年初の賀詞交歓会では、大企業や証券会社のトップが揃って株価は2万円を超えて2万3千円が見込めると云っていたが、今は1万6千円代にまで下がってしまった。政府は経済のファンダメンタルズは悪くない、一時的な現象だと云う。テレビのコメンテイターは、イランの経済制裁解除とシェールオイルにより世界的に石油が過剰供給になり、原油安から、石油頼みのアラブ諸国の財政がひっ迫して、株売りが進んだからだと云う。もう一つは、世界の経済を引っ張ってきた中国経済の減速だという。株価が上がっても下がっても、いつもこのようなもっともらしい見解が出てくるが、何が真実なのかさっぱり分からない。だから、株屋が儲かるのかもしれない。これだけは真実のようだ。

  2016年01月21日

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• 妥当な選択

  台湾の総統選は民進党の蔡候補が圧倒的多数で勝利した。中国寄りの国民党政権に危機感を抱いた台湾国民の選択は妥当だと思う。かつて日本が中国と国交回復した頃は、中国は一つという中国を支持していたが、南沙諸島や尖閣諸島での侵略的な行動、更には民主主義を否定する独裁国家の中国は支持できない。経済的にも軍事的にも強大になった中国が、「中国は一つ」という方針の下に台湾を飲みこんだしまうことは必定だ。民主主義を否定する一党独裁国家の進出は許してはならない。その意味から台湾の人々の選択は正しい。

  2016年01月17日

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• 野党の抵抗も空しく

  安倍のやりたい放題の補正予算が、安倍の云いたい放題の審議で参院を通過成立の見込みだ。民主党の岡田はじめ野党の皆さんの抵抗も空しく、安倍の云いたい放題だけが目立つ国会だ。実質賃金が下がっているとの指摘に対し、安倍は景気が回復し女性のパートが増えたのだから実質賃金が下がるのは当たり前という。彼はこの程度の理解しかできない頭脳の持ち主である。参院選の前に年寄りに3万円を配り、3分の2の議席を確保して憲法改正すると云って憚らない。やりたい放題だ。こんな男をいつまでも一国のリーダーに頂いていいものだろうか？

  2016年01月15日

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• 成人の日雑感

  横浜アリーナでは成人式を入れ替え制で2度やったそうだ。たまに横浜に行くことがある。横浜駅周辺やみなとみらいには若い人があふれている。それだけ活気を感じていた。正確な人口構成は知らないが、感覚的に若い人が多いような気がしていた。だから成人式の入れ替えもあり得ることと思う。18歳から選挙権があるのに成人が20歳というのはどうしてだろう？18歳から成人扱いすればいい。そうすれば少しは大人の自覚が出てくる。そもそも、18歳から選挙が出来るようにすることがいいのかどうか？自分の経験からは疑問だ。最初の一票は記憶にあるが、その人のことは全く知らなかった。その後何度か選挙に行っているが、適当に名前を書いていた気がする。自分の考えで人を選ぶようになったのは、社会に出て政治的な関心を持ってからだ。名前が格好いいとか、イケメンだとか、政治とは無関係な要因で当落が決まるとしたら、選挙の本質から離れるように思うのだが、今の18歳がどれだけ政治に関心があるか？甚だ疑問だ。シールズに集る若者は別として、大半は安倍が演出するムードに乗り易いのではなかろうか？憲法改正を目論む安倍の目論み通りではないのか？大変に気掛かりだ。

  2016年01月12日

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• どこまで本気か？

  北朝鮮の水爆実験に対抗して、米軍は核搭載可能な戦略爆撃機を韓国に配備した。話がここまでならいいが、何しろ相手が正気でない将軍様。頭にきたと、核弾頭を付けたミサイルを発射しないとも限らない。そうなると、米軍は原爆を積んで北朝鮮を爆撃するのだろうか？想像するだけでも恐ろしい。イスラム国が原爆を手に入れる可能性はないとは言えない。もし彼らが空爆を止めなければヨーロッパに原爆を落とすぞ、と脅されたらどうすればいいのか？これも想像するだけでも怖い話だ。原爆だろうと水爆だろうと、実際には使えない凶器のはずだが、狂った指導者は何をするか分からないから怖い。

  2016年01月11日

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• 危険な隣人

  北朝鮮が水爆実験に成功したと大々的に報じている。誇らしげに大喜びしている市民の姿も放映される。韓国は地震の規模から水爆ではないと云うし、アメリカも北は水爆を作る技術は持っていないから違うという。水爆であろうがなかろうが、原爆同様に極めて危険な代物であることには変わりはない。テレビは各界のコメンテイターを集めて、北の暴挙の背景などについて議論しているがその中で気になったコメントがいくつか有った。〇北は中国はじめ国際的な非難は承知の上でやっている。〇36年ぶりに開かれる労働党の党大会では、金正恩体制のこれまでの成果と将来方向を示さなければならないが、国際的な制裁を受けて思うように出来なかったという言い訳を用意している。〇かつての毛沢東中国が1960年代にやったことと同じことをやっている。原爆を持つことによって軍事予算を減らしその分を経済復興に向けるというやり方。〇中国は面子をつぶされて怒っているふりをしているだけ。中国にとっては北朝鮮は必要な存在。朝鮮半島がアメリカ寄りの韓国によって統一されることは望んでいない。北が米中対立の緩衝地帯になっている。〇金正恩は叔父さんを処刑する非道な男に見られがちだが、毎年1,000人規模でアメリカのビジネススクールに官僚を送り込んでいる。欧米型の統治を目論んでいる。〇中国は金正恩が「トウ小平」になってくれることを望んでいる。どのコメントが当っているのか知らないが、北朝鮮は凶器を持った危険な隣人であることには変わりはない。

  2016年01月08日

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• 世界的に非難の声を上げよう

  「香港で書店関係者が相次ぎ失踪　中国本土に連行の観測も」の見出しで、中国共産党に批判的な本を出す出版社の関係者が次々に行方不明になっていることを報じている。このような言論の自由を圧殺する中国政府の卑劣な行為を許してはならないと思う。批判を受け入れられないような独裁政権がいつまでも長続きする訳がないし、そのような独裁政権下で進められる、歪な自由主義経済が長続きするはずもない。中国政府に対する抗議の国際世論をもっと大きくすべきだ。

  2016年01月05日

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• 箱根駅伝のTV放映に物申す

  近所に住むＹ君が走るというので期待してテレビを見た。しかし、写ったのはタスキを受け取る時と渡す時だけだった。どんな走りをしているのか見たいと思ってもどうにもならない。TVカメラは先頭走者か、追い抜いて順位を上げる走者しか写さないから、Ｙ君がどの辺りを走っているのか見当もつかない。見ているうちに腹が立ってきた。アナウンサーは余計なことをしゃべり過ぎ。黙っていると間が持たないとでも思っているのだろうか？マラソンと関係ない、私的なことまでもべらべらとしゃべる。少し静かにして映像で見せて欲しいと思う。映像と云えば、ランナーが疲労困憊して倒れ込むとシーンとか、ユニホームを脱ぐところなどは写さなくてよい。走ることとは無関係な、どうでもいいことだ。それよりも、各ランナーがどんな走りをしているのかをもっと映像で見せて欲しい。更に言えば、往路の一斉スタートは止めて欲しい。一生懸命走って順位を上げていると思ってみていると、繰り上げの時間を足して時間計算しないと順位が出ない。前の人を追って一生懸命走っている選手が時間の計算をしながら走っているのだろうか？デッドヒートを期待して見ているのだがつまらない。テレビの放映時間から急ぐのだろうが、スポーツの競い合う面白さが半減している。どだい、テレビ局は視聴者がテレビの前にじっと座って、成り行きの一部始終を見ているとでも思っているのではないか？実際は、時々しか見ていない視聴者が圧倒的に多いと思うのだが、そういう視聴者が知りたいと思うのは、今映っている選手の奮闘ぶりで、どのくらいの順位にいるかだが一向に喋ってくれない。そして、やたらと来年のシード権獲得争いのことばかりを云う。来年シード権よりも大事なのは今の順位だろうと云いたい。面白くないから見るのを止めた。

  2016年01月04日

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• 元日は快晴

  雲一つない青空の元日を迎えた。一年の計は元旦にあり、と云われるが改まってたてる計もない。昨年は年初から暗いニュースが多かった。安倍の一言で二人の日本人が犠牲になった。世界各地でテロが勃発、国内では凄惨な事件も多発した。政治の世界では何と言っても安保法問題だろう。この国の形を大きく変えることになる。この悪法を葬り去るには、安保法に反対する一大政治勢力を作り上げるしかない。今日の天気のような、雲一つない晴れ晴れとした一年になることを心から祈る。

  2016年01月02日

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• 年の瀬雑感

  道行く人や車が忙しなく見える。今年も残り２日となると、何事も来年に持ち越さないで今年中にけりをつけておこうとするのか？はたまた、やるべきことは、さっさと片付けて正月はのんびり過ごそうとするのか？人それぞれに思惑の違いはあれ、みな気持ちは逸るのだろう。少しへそ曲がりかもしれないが、１年の計などないから年の瀬もなければ新年もない、昨日の続きが今日であり、今日の続きが明日に過ぎない。テレビはどの局も一様に今年１年のニュースの総括をやる。どうにも解決の見通しが立たないのがイスラム国問題のようだ。欧米諸国が一緒になってイスラム国を空爆しているが、それで滅びる相手だろうか？日本や欧米諸国は民主政治と自由主義経済をグローバルスタンダードとして栄えてきた。同じ手法がイスラムの世界に持ち込まれ、格差社会を作ってしまった、その恵まれなかった層の中から、敵は欧米型の民主主義であり、それを推し進めようとするのが異教徒だ、我々はイスラムの教えに基づいて違う世界を作ろう、という図式になっているとしたら妥協の余地がなくなる。この混沌としたパズルを解いてくれるのは誰だろう？

  2015年12月30日

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• とんでもないことが起きている

  閑人でもたまにこんな日もある。９時からテニス、１１時から社協の打合せ、１２時半から友達と昼食、午後３時からは、駅前での歳末警戒のテント張り、そして夕方は上野まで第九を聴きに出かけた。有馬記念の情報が知りたくて日刊ゲンダイを買った。目に飛び込んできた見出しは、「報ステ古館降板の真相、官邸大ハシャギの内幕、政府に批判的なコメンテイター次々と首切り」「貧すれば鈍する大企業の中小潰し、今、行われているのはハイエナのような大企業による家計と中小企業からの収奪だ、アベノミクスの３年間で社会はすっかり荒んでしまった」まるで赤旗かと見間違う言葉が紙面に踊っている。TBSのニュース23の岸井さんも降板するらしいし、安倍のゴマすり番組ミヤネ屋の青木理さんも降ろされたらしい。古舘さんも原発再開に反対だし、岸井さんは一貫して安保法制に反対していた、青木さんはテレ朝のモーニングショーで常識的なコメントをする人という印象が強い。みんな安倍のやり方には一言ある人達ばかりである。安倍は、自分に楯突く者は者は一掃するという、嘗ての独裁者と同じことをやろうとしている。五木寛之さんも同紙の中で「今後はこれらの動きを横目で見ながら、当たりさわりのない番組がますます増えていくのかもしれない」と嘆いている。有馬記念どころではなくなってしまった。

  2015年12月26日

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• ボーナスは賞与か？

  「ボーナスもらったら社長に謝辞を述べること」 社内での指令、これって当たり前なの？表題の記事をネットで読んで思い出したが、私が勤めていた会社でも、似たような風習が根強くあった。ボーナスを貰うと上司に「有難うございました」とわざわざ挨拶に行くのだ。新人の頃は先輩に習ってやっていたかもしれないが、おかしな風習に反発していたからお礼を言った記憶はない。私が入社した頃は、といっても50年以上も前の話だが、私の会社は個人商店が急成長した会社て毎年、100人近い新人を採用していた。役員はいうまでもなく、部課長も社長一族と縁者ばかりで、少なからず番頭、丁稚制度の名残のような風習があった。今思えば、ある意味当然のことだが正義感に燃える若者には理不尽に映った。そんな個人商店的な風習を改めようと労働組合を作った。そして社員には、「ボーナスは賃金の後払いである」ことを徹底して、いつしかそのような風習は社内から消えていった。会計処理上でもボーナスは人件費であり賃金の後払いであることは明白である。未だに表題のようなことが話題になるというのは、カタカナが飛び交うビジネス社会になっても、経営者の頭の中は旧態依然としている証しだろうか？

  2015年12月24日

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• 何を今更やるの？

  自民党が歴史の勉強会をやるそうだ。戦後レジームからの脱却を掲げる安倍とそのお仲間達が歴史認識を一致させる試みらしい。比較的リベラルな考えの持ち主と思われる谷垣と、安倍のお友達稲田が会を仕切るようで、今や谷垣も安倍の軍門に降ったようだ。いよいよ憲法改正への地ならしが始まった。

  2015年12月23日

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• 大指揮者クルト・マズアが他界

  東独ライプチッヒで活躍したクルト・マズアが亡くなった。88歳だそうだ。マズアと云えば、東西ドイツ統一の切っ掛けとなった、ライプチッヒの市民革命の立役者である。暴走しがちなデモを押さえ当局の介入を許さなかったことが、東西ドイツ統一につながった。指揮者としてのマズアに接したのは、何年か前にＮ響で第九を聴いたことがあるくらいで余り馴染みはない。第九の演奏は特に印象に残るほどでもなかった。指揮者アーノンクールも引退するらしいが、それぞれ一時期を画した人達が表舞台から去っていくのは淋しい限りだ。

  2015年12月21日

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• 大いなる錯覚

  韓国大統領を誹謗中傷したとして逮捕起訴された産経記者が裁判で無罪判決が出た。この判決には韓国外務省から日韓関係を考慮するように要請があったことを裁判所が明かしている。韓国には３権分立は無いのか、やっぱり遅れた国だなと思った。ところが、世界の報道の自由度ランクで、日本は韓国の次の61位。韓国よりも報道の自由が無いことを知り愕然とした。NHKなど報道機関に対する自民党からの偏向報道批判はあるが、仮に安倍を誹謗中傷しても、それだけで逮捕されることは先ずない。だから韓国よりは自由だと思っていたが、実はそれが大いなる錯覚だったことを知る。

  2015年12月18日

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• 軽減税率は財源を棚上げして決着

  自公が綱引きをしていた軽減税率問題は財源は先送りして、外食と酒類を除いた食品全般を対象とすることで決着した。1兆円の財源が要るそうだが無い袖は振れないと云っていた安倍は何と答えるのか？結局、来年の参院選挙を睨んでの決着となったようだ。外食をはずしたのは高級レストランの食事とファミレスが同率ではおかしいからだそうだが、そんなことを言い出せばきりがない。生鮮食品だって庶民の口に入り難いものは山ほどある。その理屈でいえば松茸は課税対象にすべきでは？酒類だってノンアルコールはどうなるのだ？甘酒は酒類か？財源問題を先送りして、公明党の顔を立て庶民受けする決着に見えるが、参院選が終わると、またなんだかんだと蒸し返して結局軽減税率は無しにするのではなかろうか？それは、軽減税率が必ずしも庶民の負担軽減にならず、逆に中小自営業者の負担増を招く煩雑な税制だからだ。財政健全化と云い消費税を上げながら、使う方の健全化の話はサッパリ聞こえてこないし、この問題での野党の声もほとんど聞こえてこないのはどうしてか？

  2015年12月13日

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• 野坂昭如氏亡くなる

  また一人、昭和を象徴する人が亡くなった。昭和は遠くになりにけり。さて、野坂昭如氏といえば、彼が未だ売り出し前に、いずみたく氏と組んでCMソングのバイトで生活していたと報じられたが、実はわが社のCMソングは、野坂昭如作詞、いずみたく作曲だった。♪♪　並んだ窓はビルの街　♪♪♪　　みんな知ってる〇〇〇　　　印刷　文具　事務機械　　　どこもそろって〇〇〇　　みんな知ってる　使ってる　　持ってる　褒めてる〇〇〇　♪♪♪〇〇には社名が入る。うろ覚えだから間違っているかもしれない。テレビは白黒の時代である。CMが流れると「俺の会社のCMだ」と家族に自慢したものだ。当時は無名の二人。作詞者や作曲者の名前すら知らなかった。あれから50年余、ご冥福を祈る。

  2015年12月12日

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• カラヤンあってのベルリン・フィル

  来年ベルリン・フィルが来る。サイモン・ラトルが最後だから聴きに行きたいと思っているが、なんせチケットが高い。最低でも17,000円、S席は42,000円,第九は45,000円もする。その上、抽選だから安い席は先ず取れない。ラトルが10月に、日本公演と同じベートーヴェンの全曲演奏をしたビデオを見た。その後で何気なくカラヤン指揮の同じ曲のビデオ見た。音が全然違う。出だしも揃っている。音質にこだわったカラヤンだけのことはある。そこでカラヤンあってのベルリン・フィルだったと気付かされた。途端に、来年はどうでもよくなってしまった。どうしようかと迷っている。駄目元で安い席を申し込もうかな？

  2015年12月11日

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• まやかしの軽減税率

  軽減税率をどこまで適用するかの自民党と公明党の綱引きは、自民が公明に歩み寄る方向で決着するようだ。公明はやけに軽減税率に拘っているが、一体どれほどのものか極めて疑問だ。生鮮食料品の税率が０になるのならまだしも、８％のまま据え置くのだから、その差は僅かでしかない。その上、生鮮食料品の定義も曖昧で線引きも大変だが、2種類の消費税を取るために商店はシステム変更に手間と費用を掛けることになる。麻生が面倒くさいと云って顰蹙をかったが、その通りなのだ。安保法制で自民寄りの決着をして創価学会員の不興をかった手前、公明党は何とか体面を保とうとする姿勢が見え見えである。そもそも事の始まりは「税と社会保障の一体改革」ではなかったのか？

  2015年12月10日

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• 昔の映画は映像が美しい

  何気なくチャンネルを回していたら、白黒映画のワンシーンに出くわした。小暮実千代さんと若尾文子さんが写っていた。惹かれるように最後まで見てしまったが、溝口健二監督の「祇園囃子」だった。祇園の細長くて暗い家のシーンは細部まで神経の行き届いた、美しい画面づくりに感動した。白黒だからこそ入念な画面づくりが必要なのだろう。きっとカメラマンは有名な方かも知れない。それに引換え最近見た「もず」の画面の粗雑さと音響で誤魔化す雑な画面作りが際立つ。山田洋二監督の「母と暮らせば」を見たいと思っているが、どんな画面作りか興味がわいた。単なる年寄りのノスタルジーではないことを付言しておきたい。

  2015年12月09日

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• 日本の安全神話は大丈夫か？

  ここのところ、安全神話がぐらつくような事故が多い。昨日は東武電車が止まったし、一昨日は地下水が溜まって横須賀線が止まった。鉄道の事故が多い。マンションが傾いて基礎工事の杭打ちデータの改竄が発覚した。血液製剤やワクチンを製造している会社が国の基準外の方法で製造していることが内部告発で明らかになった。この会社は国の審査をかいくぐるために報告書に紫外線を当てて古く見せるなど小細工までしていた。こんなことでは安心して暮らせない。日本の物は大丈夫だと思っていたが、今やそれは神話に過ぎないのか？

  2015年12月08日

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• いたましい事件は防げるか？

  深谷で47歳の女性が認知症の母親と病身の父親を車に乗せ川の中に入り無理心中を図るという痛ましい事件が起きた。両親はなくなり女性は助かったが、自殺ほう助で逮捕されたという。テレビのコメンテーターは、こうなる前にご近所や民生委員や行政が手を差し伸べられなかったのだろうか？とコメントしている。もっともなコメントだが、実際はそう簡単ではない。町会の仕事をしているが、町内にこのような事件がいつ起きないとも限らない気がする。地域には町会の他に民生委員、社会福祉協議会や高齢者支援連絡会、高齢者問題地域ケア推進会議など色々な組織があって、それぞれに高齢者問題に取り組んでいるが、だからと云って今回のようなケースがあっても果たして未然に防げたかどうか、全く自信が無い。それは、情報が無いからである。正確には情報が把握できる仕組みがないからである。町会としては少しでも地域住民が安心して暮らせるようにと、体の不自由な人や介護の必要な人がどこにいるか把握したいと思っても、個人情報保護を理由に、行政は云うに及ばず、民生委員も守秘義務を盾に口をつぐんでいるから、手の出しようがないのが実情である。向こう三軒両隣の情報が一番正確だが、それすら今は掴めないのだ。そこには「プライバシイー」が立ちはだかる。実際にこの夏、アパートで一人住まいの老人が亡くなった。孤独死である。部屋にはテレビがついたまま畳の上にうつぶせに倒れ亡くなっていた。死後数日たってから発見された。民生委員の観察対象にはなっていたが、緊急連絡先も分からない。土曜日だったこともあるが、全ては警察任せになってしまった。地域に色々な組織があってもその網の目から漏れた情報を如何にしてつかむか、全ての活動はここから始まると思うのだが・・・

  2015年11月24日

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• 侍ジャパン韓国に惨敗

  世界一奪還を目指していた侍ジャパンに大きな落とし穴が待っていた。大谷の力投で勝利をほぼ手中にしていたはずなのに、中継ぎ、クローザーの投手陣が総崩れで、一番負けて欲しくなかった韓国に逆転負けを喫した。小久保監督の采配ミスに違いない。そもそも短期決戦なのに、中継ぎ、クローザーという決まりきったパターンで勝負にいったのが間違いだ。短期決戦では、調子のいい者をどんどん使っていくべきで宝の持ち腐れになる。どうして大谷に完投させなかったのか？理解に苦しむ。

  2015年11月23日

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• 日本人は絶滅危惧種か？

  雄が雌に関心がなくなったら、その生物は絶滅の危機に瀕する。今、日本の若者の多くが女性に関心がないらしい。恋愛は煩わしいだけで、それよりも自分の時間を大切にしたいと云う。これでは、日本人は人口減どころか絶滅危惧種に指定されなければなるまい。タレントの結婚話に乗って菅官房長官が結婚する人が増えて子供をいっぱい産んで国家に貢献して欲しいと、時代錯誤も甚だしい発言で顰蹙をかったが、為政者も人口減に危機感を抱いているのだろう。それにしても、安倍のＧＤＰ600兆円は、この人口減の中では夢物語に終わりそうだ。

  2015年11月10日

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• 今度は有機肥料偽装

  有機肥料として販売していた肥料に硫安を混ぜていたことが判明し、肥料会社が陳謝した。偽装して販売する行為は咎められても、肥料としては何ら問題はないはずで、きっとその肥料はよく効いたことだろう。むしろ、有機栽培とか無農薬栽培を有難がる消費者の方に問題の根っこがあるように思えてならない。実際に野菜を作ってみると分かるが、有機栽培は兎も角として、無農薬栽培が如何に困難なことかがよく分かる。それだけに、無農薬栽培とうたっている野菜はマユツバと信じないことにしている。今年は苗づくりも成功し、順調に育っているはずのキャベツだったが、ちょっと目を離した間に虫にやられて、葉っぱは網の目状になってしまった。急いで虫除けの薬を撒いてどうにか助かったが、とても商品になりそうな代物ではない。これが、遊びだから許されるが、農家でこんなことが起きたら家族の生死にかかわる一大事である。消費者は残留農薬を心配するが、店頭に並ぶ虫食いのない綺麗なキャベツを見る度に、どうやって作っているのだろうかと考えてしまう。減農薬は分かるが無農薬はマユツバと思った方がいい。

  2015年11月08日

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• 映画館で封切映画を観た

  流山おおたかの森に出掛ける用事があり、帰りに映画館で今日封切の「ＭＯＺＵ」を観た。予備知識なしで入ったのだが、話の筋も分からないし、おまけに、やたらと効果音を駆使したアクションシーンには閉口した。こういう刺激的な画面造りが最近の流行なのだろうか？途中で出たくなったが我慢して最後まで見た。それでも結局、何だったのかさっぱり理解できない映画だった。たけしが闇の帝王で出演しているが、どうってこともない。初日にも拘らず、客席はガラガラ。入場料1,100円を返せと云いたい。

  2015年11月07日

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• 小保方さんの博士号取り消し

  早稲田大学が小保方晴子さんの博士号授与が間違いだったとして取り消したと発表した。大の大人が寄ってたかって子羊をいじめているように思えて仕方がない。仮に小保方さんの博士論文がコピペだったとしよう。それを見抜けずに博士号を与えた側の責任はどうなっているのか？STAP細胞の論文にしても同じだ。後日言われるように、ES細胞を見間違えたのだとか、写真の流用があったなどと云われるが、それを見抜けなかった者の責任はどうなっているのか？まるで小保方さんが、故意に関係者を騙したような論調が多い。STAP細胞の再現実験も、不正を暴くかのように監視カメラ付きで行わせるなど、やることが常軌を逸している。彼女の肩を持つ気はさらさらないが、真実はどうであったのか？小保方さんを含めてSTAP細胞と云われたものが何であったのか？を明らかにすることこそが科学ではなかろうか？彼女を取り巻く関係者の態度は科学とは程遠いと云わざるを得ない。

  2015年11月05日

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• タクシー仕様の車に期待する

  モーターショーで各メーカーが新しいコンセプトカーを発表しているらしい。車には乗らないが興味はある。今年はどうやら自動運転元年の様相を示しているらしい。高速道路での自動運転は実用レベルにあるようだが、人や自転車など様々な障害物がある一般道路の走行となると実用化には未だ時間が掛かりそうだ。そんな中で、トヨタがタクシ―仕様の車を再来年から売り出すという。トヨタもやっと気付いてくれたかという思いがする。20年以上も前のことだがイギリスでタクシーに乗ったことがある。天井は高く乗り降りは楽だし、客席も広い、大人二人が向かい合って座り、尚且つ大きなスーツケース2個も積めるのだ。日本のタクシーに比べて何と機能的に出来ているかと感動した。日本のタクシーは乗用車タイプが主流。それは大量生産で安く買えるからでタクシー会社の利益が優先され、お客の利便性なんて二の次なのだ。乗り降りは真に不便である。特に高齢者にとって乗り降りは一苦労。下手をすると足腰のトラブルに見舞われる。タクシー仕様の車の発売に期待したい。車が自動運転になったら免許不要ってことにはならないのだろうか？教習所で飯食っている警察のOB等がきっと猛反対するだろう。認知症の年寄りが歩道を突っ走って死者が出る大事故を起こした。高齢者の免許書き換えのハードルを高くしないと、こういう事故は防げない。タクシーが利用できる都会と自分で運転するしかない地方とを同じ物差しで測っていては問題解決にはならないだろう。

  2015年10月29日

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• 軽減税率は公明党の点数稼ぎ？

  安倍政権の安保法案に同調した公明党は、創価学会員の多くに不興を買った。そのお返しとばかりに、しきりに軽減税率導入を主張する。麻生は、「軽減税率は面倒くさい」と云って幹事長から叱られたそうだが、その通り大変面倒だ。生鮮食料品に限ると云えば聞こえはいいが、実際に線引きするとなると、どこまでが生鮮食料品なのか決めるのは至難の業だ。更に、税率が異なるものが混在すれば、品目ごとに消費税の計算が必要になり、事務処理の負担が大きくなる。コンピューター処理の大会社ならいざ知らず、街の小売店などは大変なことになる。ましてマイナンバーで税金を完璧に補足されるわけで、一斎のごまかしが出来なくなる。税金を払う側にだけ犠牲を強いるのではなく、役人が納税者一人一人から税金を貰って歩くようにしたら日本の政治もかなり好くなると思うのだが・・・。

  2015年10月17日

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• 天上のハーモニー

  昨晩、都響とスエーデン放送合唱団によるモーツアルトのレクイエムを聴いた。惜しむらくは都響の音で、あれがウィーン・フィルのような上品な音だったら最高だったと思う。スエーデン放送合唱団は世界一と云われるだけあって、合唱の常識を覆すような前衛的な難曲も歌いこなしていたし、アンコールのモーツアルトのアヴェベルムコルプスでは、天上のハーモニーとでも呼べばいいのか、混声の美しい極上のハーモニーを披露した。あんな綺麗なハーモニーはかつて聴いたことがない。身震いするような感動だった。混声でハーモニーは生まれないと思っていたがとんでもない誤解であることに気付かされた。

  2015年10月16日

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• 厚労省ノンキャリの収賄

  マイナンバーのシステム開発に関わった室長補佐が業者から数百万円の賄賂を受け取ったことが発覚し事件になっている。そして、この室長補佐はノンキャリと報じられている。この種の事件を聞く度に思うのは、キャリアとかノンキャリという公務員の人事制度に問題があるように思えてならない。即ち、ノンキャリは一生ノンキャリのままで、いくら頑張ってもキャリアーの仲間入りすることはないらしい。だとしたら、滅多に目にすることもない札束を見せられたら、その誘惑に負けてしまうのも分からないではない。写真を見るとちょん髷をして見たり、派手な服を着て見たり、きっと自己顕示欲の強い人間のようだ。こういう一癖も二癖もあるような人間は、使いようによっては、とてつもない力を発揮するものだ。不謹慎かもしれないが、たった数百万円のことで一生を棒に振ることになったノンキャリに同情してしまう。そもそも、公務員の道を選んだのが間違いだったのではないかと思えて仕方がない。

  2015年10月14日

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• フアンの期待を限りなく裏切る阪神タイガース

  阪神フアンを止めて久しい。阪神が負けると暗い気持ちになるのが馬鹿馬鹿しくなりフアンを止めた。その後はアンチジャイアンツという野球フアンを続けている。クライマックスファーストステージの最終戦、９回表鳥谷が打席に立っているところから見た。鳥谷がヒットで出塁してチャンスを作り、ランナー２，３塁で一打同点のチャンスを迎えながらヒット１本が出ず敗退。リーグ優勝の期待を持たせながら、終わってみれば３位の阪神らしい負け方だ。これではフアンはたまらない。よく暴動にならないなと思う。優勝争いに絡みながら優勝しないことが阪神の親会社の方針だと、野村が書いていたことを想い出す。その意味では、今年の阪神は親会社の希望通りになったのだから、和田監督の功績は多としなければなるまい。

  2015年10月13日

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