おらが街の花火大会
本日はおらが街・柴又で葛飾納涼花火大会が開催されました。私たちが観に行くのは今年で5回目となりますが、夫は必ず会社を休むか、午後半休を取るかして毎年律儀に葛飾区民としての義務を果たしています。しばらく梅雨らしいじめじめとした雨が続いていたものの、今日は久々に湿度が50%を切る朝から気持ちのよい一日となりました。日中はじりじりと焼けつくような暑さとなっちゃったけど、久々の太陽なのでちょっと嬉しいかな。そんな中江戸川の土手に偵察に行くと、会場の設営が行われており、すでに場所取りのシートでいっぱい。柴又の花火大会は有名な隅田川の花火大会に比べると規模は小さいのだけれど、それでも道路を通行止めにしなければならないほどに毎年大混雑するんだよ。花火は7時20分から打ち上げ開始。場所を確保するのが大変なため毎年5時半頃には到着して、土手に座っておしゃべりをしながら日が暮れるのを待つのだ。もしも私がマメなアウトドア派であったなら、広い場所を確保してアウトドア用ダイニングセットなど広げて優雅に外での夕餉を楽しむであろうが、私たちはアウトドアは好きなのだが「誰かがやってくれるなら」と、マメとは程遠い人間。小脇にそれぞれ一人用シートを抱えて、オヤツを食べながらただそれに座って花火を待つのだが、土手の上だから尻が痛くなるんだよ。今はシートがあるだけまだいい。最初の2年はゴミ袋を敷いて座っていたくらいだ。さて、この花火大会はそれぞれ趣向を凝らしたステージが8つ用意されており、約10,000発の花火が打ち上げられます。柴又は川魚料理屋お団子屋さんなどの老舗が多く、毎年協賛花火が打ち上げられていたのですが、「よくこれだけのお金が出せたな」とか「○○は景気がいいな」なんて、いつもいつも思っていたんだよ。ずいぶんシビアな花火大会だったのさ。しかしーし、今年はそれがありませんでした。やっぱりこの時代に花火に大金を出すのは大変なんだろな。さてさて、華やかな花火も見ものですが、こんなのもたくさん登場するのがまた楽しいのよ。これはゴッホのひまわりだそうだ。てふてふ。これは傘なんだけど、柄が向こう側にいっちゃってるね。他にもとんぼだのハートだのが音楽にぴったり合わせて打ち上げられるのだけれど、これが見事なんだよ。花火そのものもさることながら、このあたりのマメさ・繊細さはさすが日本人だなぁ。打ち上げ時間は約1時間ほど。夏の夜空を彩る作品を見ていると、すっかり夢中になってしまって日常の細々としたことなどすっかり忘れてしまいます。人間にはこういう時間が必要なんだよ。いつの時代も花火大会が賑わうのはそのためなんだな。本日の葛飾区の最高気温 31℃