今度は紅茶
朝は大抵コーヒーだけど、紅茶も好きでよく飲むんだよ。私はどちらかというと、ミルクティーにしてもいいくらいの濃いしっかりとした紅茶が好きなので、ストレートでもミルクを入れても楽しめるお茶を常備しているんだ。本当は何種類か置いておきたいのだけど、二人だし、コーヒーほど飲む頻度が高くなくて減りが遅く一缶買ったらそれを一生懸命消費せねばならないので、1~2種類が限度なんだよ。さて、先日お客様をご招待したらオミヤゲをいただいてしまいました。「紅茶だよ」というから喜び勇んで箱を開けたところ、媚薬?いやいや、お茶でした。びっくりしちゃった。アールグレイに矢車菊(ブルーエ)の花が入ったオシャレなお茶。普通のアールグレイをもっと軽やかにした感じの、何とも洒落たフレーバーのお茶。このお茶を販売しているのは「マリアージュ フレール」というパリに本店のあるお茶屋さん。私はもう10年以上前、友人にこのお茶屋さんの「エロス」という名のお茶をごちそうしてもらったことがあったのだけど、その洒落た味にすっかり魅了されてしまって、何とか機会を見つけて買いに走ったことがあるんだよ。そんなことすっかり忘れていたのだけど、今回このお茶をいただいてそんな素敵なお茶屋さんがあったことを思い出しちゃった。これはどちらかというとアイスティーのためのお茶らしく(サマーティーっていうくらいだからね)、それ専用の紙パックも一緒についてきました。説明書によると、このフタをひっくり返すとおよそ10gのメジャーになるそうで、それを紙パックに入れて1リットルの水に入れて冷蔵庫で冷やすとアイスティーができるのだとさ。芸の細かいお茶だね。私は夏でもあまり冷たいものを飲まないのだけど、今回はせっかくだから量を減らしてアイスティーを作ってみたんだよ。・・・でも、もう少し暑い時に作ったらおいしかったんだろうね、きっと。気温があまり高くなかったその時、私には冷たすぎてせっかくのアイスティーなのにレンジでチンして温めて飲みました。意味がありません。***我が家には、ただ興味本位で買ってみた「外国版 地球の歩き方」とでもいうべき Lonely Planet社のガイドブックがあります。外国人が使う日本のことが書いてあるガイドブックを、日本のことをわかっている私たちから読んだらどんなに面白いかと思って購入してみたのですが、多少わからない単語なんかがあっても書いてある内容はよく理解できるのでであまり難しいことはありません。この本の中で日本の食事情について触れられているところがあるのですが、その中の「Coffee & Tea」について述べられているところには、コーヒーや紅茶はkisaten(喫茶店)で飲むことができるが350円から500円くらいと高く、中には1,000円くらい取られるところも。最近多いドトールやPronto、おかわりをくれるミスタードーナツだとそれより安く飲むことが可能。しかし、それよりもっと安く何と120円で飲めるのが自動販売機の缶コーヒーなのだが、それは、それは・・・どうにもならないくらい甘い。なんてことが書いてあって笑えるんだよ。面白いのが、私たちが普段よく使っている言葉の「ホット」や「アイス」という言葉は、英語であるにもかかわらず「hotto(hot)」「aisu(cold)」といちいちローマ字表記されてから英語になっているところ。喫茶店のモーニングセットについても触れられているんだけど、moningu setto(morning set)になってるし。1冊で日本全国を網羅しているのでずいぶん端折っているところもあるけれど、中には「こんなもんよく調べたな」なんてのもあってかなり面白い1冊なのです。派遣された調査員はずいぶん頑張ったんだなぁ。本日の葛飾区の最高気温 26℃ /現在の葛飾区の湿度 76%