何をたべたらよいのでしょう
皆さん骨粗しょう症が気になるのか、子宮癌検診のついでの骨量をはかっていかれる患者様がいらっしゃいます。検査結果は残念ですが、正常な人は非常に少なく、骨減少症か骨粗しょう症の人がほとんどです。そしてたいがいの方はおっしゃいます。「食べ物には気をつけています。運動もしています。犬の散歩に行くので、お日様にもあたっています。どうしたらいいのでしょう?」しょうがないので、骨粗しょう症域の人には積極的な治療をおすすめし、骨減少症域の人にはカルシウムを十分に(骨減少症の人は1000~1500mgとかなり大量に必要です)摂取するようにお願いします。そして最近はケルセチンのことを知ってから、玉葱、ほうれん草、パセリなどケルセチンをたくさん含む食品を意識して食べるように説明します。骨代謝学会の速報からケルセチンは植物性エストロゲンの働きがありますがエストロゲンリセプターに活性がないので、使いやすいと思います。