フェアトレードでバッグ
梅田阪急百貨店の10Fスークフロアで フェアトレードのお店を発見! フェアトレードのお店『LOVE&SENSE』は 社会の課題をビジネスの力で解決する社会的企業として 作られ、途上国支援のひとつとして、フェアトレード商品を 扱っています。 箕面にあるフェアトレードショップ『エスペ~ロ』のH・Pから 以下の文を拝借しました。 フェアトレードとは? アジア、アフリカ、中南米など、発展途上国の原料や製品を安値で 買い叩くのではなく、フェア(公正)な価格でトレード(貿易)すること によって、貧しい小規模生産者の自立を支援するビジネスのやり方です。 商品のほとんどが自然の素材を使った手づくり品で、 原料の多くは有機農業で栽培されています。 生産者から消費者までの流れが透明で「顔の見える貿易」とも言われ、 商品は作った人々の物語もいっしょに運んできます。 貧困地域に安定した仕事が生まれることで生活が向上し、 1日3回ご飯が食べられるようになったり、子どもが学校へ 行けるようになったりしています。 http://espero-osaka.com/ 遠くから、気になるショルダーバッグにひきつけられて まっしぐら! 近づいてよく見ると・・・・ メタルっぽい素材を手編みでつないだ 洗練されたおしゃれなショルダーバッグ。 素敵!!いいわいいわ。 で、手にとってよ~く見てびっくり!! うそ!ほんと? な、なんとシルバーのメタルは、アルミ缶のプルタブ? 小さなプルタブを一つ一つ糸でつないで編み上げています。 バッグの口はジッパーで開け閉めできます。裏地つきで、 中にはジッパーつきのポケットもあります。 肩紐。ステッチでしっかりと補強してあります。 底は長方形。 見た目重量感があるけれど、 肩にかけると軽い! バッグが体に沿ってしなり、かっこいいわ! 即決! お店のスタッフの方に色々と伺いました。 私が選んだバッグは、リサイクルされたアルミ缶のプルタブを 約700個使って、ブラジルの伝統「クロシェット(かぎ編み)」技術で 編み上げたものですって。 ひょえ~~びっくり。 もっと大型のもの、ミニバッグなど色んなデザインのものが ありました。 機械では絶対作ることができない芸術作品です。 お店には、バッグが出来上がるまでの映像が流れていました。 ブラジルの若者たちが、リサイクルのプルタブを集めて回っています。 膨大な量のプルタブが洗浄、消毒され、一つ一つ叩いて 角を落として 形を揃えます。 アメリカの『エスカマ』がプロデュースしたデザインを ブラジリアの近郊の経済的に不況な地域で活動する 工芸団体の職人たちが手作りでバッグに仕上げます。 この活動を通して、地域の女性たちは現金収入を得ることができ 友達を作り、自信を持つことができる場所を見つけることが できるのです。 買ったバッグに Who made this? と書かれたタグがついていました。 裏には制作者の名前が。 お店の方が、ネットでその方の写真が見られますよ、と 教えて下さり、さっそく検索しました。 ↓ Who Made Your Bag? Rosangela Gonçalves I am Rosangela Gonçalves, 47 years old, resident of Riacho Fundo I, DF. I am a mother of 2 kids. I came to the association to learn how to crochet on tabs. I have been here since 2001, and now I am one of the directors at the association. I hope to continue working here for many years to come.Send an email to Rosangela Gonçalves 47才の二児のお母さん。 ゆったりと恰幅がよくて、おおらかなやさしいママに違いないわ。 ロサンジェラさん?と読むのかしら。どなたか教えて。 美容院で写した写真のようですね。 このバッグは単にイレモノでなく、このお母さんとの 縁でつながった、物語のある特別なものになりました。