オットの置き土産
久しぶりの置き土産シリーズ。納戸に置いてあった重たいものを取り出しました。岩のような硬い塩のかたまり。まるで白い岩です😱計ると1,5キロ。ハンマーがいるね。どこで手に入れたのか聞きそびれ、または聞いたけれど忘れた?😂ググるとヨーロッパでは地下に岩塩があるらしい。けど、もしかしたら岩塩は世界中にある?オットはなんのために?家族をびっくりさせようと?一生塩には困りません。が、置き物と化しています。世の中に塩がなくなったら削ってみんなで使いましょうね。塩はごはんやお肉のように食べてもエネルギーになるわけでもなく、バイプレイヤー 的な存在だけど、絶対なくてはならないもの。 本棚から取り出した文庫本 『 塩の道 』 民俗学者の宮本常一著。 白馬村を歩くと「塩の道街道」の標識をみることがある。新潟の糸魚川から松本城下まで約120キロ、徒歩で塩を運んだ苦難の歴史。去年、旧街道「塩の道」のコースを車で回った。😅白馬村から小谷村までだけど。 海に囲まれた日本は岩塩ではなく、塩田に海水を撒いて天日にさらし、結晶させてさらに煮詰めて・・といった製法で作られた塩が一般的でしょ。10年位まえ、旅の途中、能登半島の珠洲市で、大きな釜で塩をぐつぐつ煮ているところも見学したことがある。今はどうなっているのかとても気がかりです。『忘れられた日本人』も民俗学者宮本常一渾身の、繰り返し読み続けたい本。生涯をかけてフィールドワークを行い、日本中をくまなく歩いて山村に生きる長老たちと車座になって、寝食も共にしながら問わず語りの話を記録した生々しい物語。