クリスティナ・ロゼッティ 詩 ≪風≫
誰が風を 見たでしょう? 僕もあなたも見やしない、 けれど木の葉を 顫わせて 風は通りぬけてゆく。 誰が風を 見たでしょう? あなたも僕も 見やしない、 けれど樹立が 頭をさげて 風は通りすぎてゆく。 西條八十/訳詩、草川信/作曲のうた、懐かしいですね。月に一度、ケアハウスの方たちとご一緒に、懐かしい叙情歌や童謡など歌っています。先日は、私の大好きなこの曲も歌いました。目に見えぬ風を、このように優しい詩とうつくしいメロディで表現していることに、歌うたび、感動し、懐かしさがこみ上げてきます。むかし、このイギリスの女性、クリスティナ・ロゼッティの詩を英語で、歌った記憶があります。確か中学か高校でだったと思います。タイトルは ≪Who Has Seen the Wind?≫ Who has seen the wind? Neither I nor you. But when the leaves hang trembling, The wind is passing through. Who has seen the wind? Neither you nor I. But when the trees bow down their heads, The wind is passing by.でも、メロディはまったく違いますね。ド・ド・ド・レ・ミ~レ~ ド・ミ・レ・レ・ド~~繰り返しレ・レ・レ・レ・ラ~ラ~ レ・ド・シ・ラ・ソ~~ド・ド・ド・レ・ミ~レ~ ド・ミ・レ・レ・ド~~とってもシンプルなメロディですが、これが元の曲なんでしょうか。このエノコロ草は、孫娘のayumiちゃんが、プレゼントしてくれたもの。