イタリア: オルビエート~チヴィタ・ディ・ヴァニョレッジョ ―3-
<おいしい頂き物> ―今日のできごとから― イタリアの葡萄ではありません。 箕面からごく近い町、川西市にお住まいの方が、 庭で育てた葡萄とかぼすを・・とくださいました。 この葡萄が甘いのなんのって 巨峰かしら? ご趣味の土いじりで、こんな季節の実りが楽しめるんですね。 なんだか私まで豊かな気持ちになりました。 さて、オルビエートから再びレンツォさんの運転で、あの天空の城、ラピュタを 思わせるチヴィタ・ディ・ヴァニョレッジョの町に向かって、 さらに上りの道を走ります。 はるか眼下に広がるパノラマの光景ははオルビエートの町? 登りつめて、車を降りた先、mayumiさんが指差す方向に あ~~っ!あれだわ、あれよ!と友人と興奮の絶頂! 紛れもなく、あれこそ天空にそびえる町、チヴィタ・ディ・ヴァニョレッジョ。 紀元前にさかのぼり、古代ローマ帝国よりも古いエトルリア時代に、 敵から身を守るために城塞を築いて作られた町。 一帯は火山地帯で、度重なる大地震により、約1000年にわたって 町の崩壊が続き、風化した姿です。 崖ぎりぎりに立っている家を見上げて、 よくぞ残ってがんばっていらっしゃいますね、と声をかけたい衝動に・・ 今では町の人口10人とも20人とも。 橋の長さは約300メートル。 大地震で岩盤が崩壊後、残された山頂部に向かって、 ゴツゴツした石の橋が架けられたそうですが、 第2次大戦でドイツ軍によって爆破された、とのこと。 今はコンクリートの橋です。 映画『ホタルノヒカリ』のロケがこの場所であったんですってね。 綾瀬はるかがこの橋を≪部長~~~~っ!≫と叫びながら 駆け上って行ったのよって、mayumiさんに教えていただきました。 やっと橋を渡り終えて、はぁはぁと息をする我ら。 友人は、『巡礼の町アッシジみたいに観光化されたらいややなぁ』 とつぶやいておりました。 美人でかっこいいmayumiさんのお顔をお見せできなくてざんねん。 この老女は日がなここに座っているそうな。 『うちの庭から眺める景色がいちばんだよ。どうぞお入り・・』 と呪文のようにとなえています。 でもただで見るのは考えがあま~い。 €1だったかな、€0,5だったかな。 お商売お商売。 私たち、mayumiさんに続いてもう少し先まで参ります。 人口密度よりネコ密度が明らかに高い町です。 つづく windows7に切り替えてから、アップの途中に色んなハプニングが おきます。なかなか先に進めなくて・・・イライラ