ふたたび、惑星年齢期のおはなし。
わたしは、今年のお誕生日から54歳になりました。これは、惑星年齢域では、木星期の最後の年にあたります。次の土星期の土星とは、ネイタルチャートでセクスタイルになるので、この年齢期の移行は比較的スムーズなはずですが、そうは言っても、すごろくのコマが移るような、そんな立ち位置の変化が、自分自身に起きていることを、感じないわけにはいきません。移行すること、変化すること。それが自分自身に起きた時、「今まで」を「今までのように」継続することは、難しくなりますね。未知なるところに「舟」を漕いで行くような、そんな不安感が全くないかと言えば、嘘になります。でも少しずつ少しずつ、土星期の未来は姿を見せ始めているので、そちら側に「舟」を漕いで行こう、と思っています。この年齢域の移行が、わたしの中で「舟を漕ぐ」イメージとして出てきやすいのは、ネイタルの木星が天秤座10度で、そのサビアンシンボルが、「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」だからなのかも知れません。脱皮みたいなものが始まっているのに、それに気付かずに居ると、「天啓」みたいなものはより強力な「雷」と変化して、気づきを促すという、タロットの16.タワーの体験を、したりもします。17.星に移行するには、「家」と同じ象徴でもある「衣服」は、軽くしなくてはなりませんね。このような意味においては、ほんとうに「脱皮」という言葉が、とてもピンと来たりします。いずれにしても、わたしにとっては、内的に、とても大きな変化を体験している最中です。今日は、およそ午前8時から午後4時くらいまで、月がボイドタイムなので、中空にポツンとしているような、ボイドであることを楽しんでみようと思います。