《明日の色彩タロット》5.法王
明日の一枚 5.法王《描いてみて思ったこと。》赤色の星型が思い浮かび、まずそれを描き始めてみたのですが、頭部は、黄色いかぶりものをかぶっている必然性があるように、強く思いました。きっと、頭まで赤くしてしまうと、すごく違ってしまうのだと思いました。アップしている写真は、あえて左側に寄せて撮っています。生命の樹では、5.法王は、コクマーとケセドのパスに対応されていますが、図柄で法王が左手に持っている勺のようなものが、それに対応している、という、ライフシンボル系の図柄の解釈は、とても納得です。現代の日本人のひとりとしては、どうして「5」が「法王」なのかは、腑に落ちてはなかなかわからないところです。きっと、古典的なキリスト教の「場」の体験がわたしは少ないことが、その理由なのかも知れません。この「法王」は、現代日本の「お坊さん」や「神主さん」におそらくおきかえはきかないと、思われます。もっと、新興宗教の教祖のほうが、この「5」「法王」には、ぴったりなのかも知れません。「2」が「女教皇」のほうが、キリスト教をあまり知らなくても、理解できる感じです。中心から外に放出する力、その中心には、霊感とかをあらわす位置から降りてきている勺や、頭部の金色のかぶりものから受信したものが、浸透している感じでしょうか。《色彩タロット》タロットの大アルカナの、色彩変換の試みです。どこかに正解の色彩があるというものではなく、タロットとわたしを結びつけるツールのひとつとして、色彩のパワーを使っています。2012年12月03日(月)から始めてみました。カードは大アルカナの中から、ワンオラクルで引いています。