《色彩ウォッチング》 ベージュと水色。
夕方、街中の交差点を渡る時に、向うからやって来る人の群れの中に、ベージュと水色の配色のお嬢さんを複数、見かけまして。それは、お洋服の配色なのですが。二人だったか、三人だったか。一度に見る配色が2~3人というのは、人数としては多いほうだと思いますので、なのでこの配色は、今年の、流行色のひとつなのかと、思いました。平日の夕方の交差点だったので、そのお嬢さんたちは、お仕事帰りの人たちだったかも知れません。「水色」は、さわやかさと、広がり感のある色彩で、おおもとの青色は、知性を象徴したりもする色彩です。「ベージュ」は、日本の制服カラーのひとつ。制服カラーというのは、汚れが目立たない実用性を持っていて、なおかつ、真面目さや勤勉さをあらわす色彩です。紺色・グレー・濃い緑色などと一緒に、ベージュも、そんな制服カラーのひとつなわけですが、他の制服カラーとくらべると、その中では明度が一番高い、つまり明るめの色彩になります。職場で、この二色の配色のお洋服で過ごすと、お仕事を真面目に、知的にこなしていて、なおかつ爽やかさもあるのが私です。となるかと思います。ただし欠点は、この二色の配色だけだと、跳ね返す力などが弱いので、ちょっと疲れやすいかも知れません。疲れを感じた時には、たとえばこんな配色をご覧になるのは、いかがでしょうか。ビビットな色どうしの配色を見て、それに同調することで、内側から元気さが出てきますよ。☆また、このベージュと水色の配色は、穏やかな砂浜のなぎさを思わせる配色でもあるので、そのようなイメージを呼び起こすところは、蟹座木星年にふさわしい配色と言うこともできるかも知れません。