星図めぐり 蠍座地区 【弥生】
第62回 東京星図めぐり 蠍座地区 レポートの続きです。きのうアップした根津神社から、本郷にある東京大学の手前まで一帯は、「弥生」という地名がついています。その一帯には、こんな感じのお店が、いろいろあったりもします。少し奥まった路地に、古くから続く何かにこだわりを持って、それを極めようとしているような、そんな感じの小さなお店が、いろいろあります。このお店も、そんな一軒。讃岐うどんの店のようでした。10人くらいの人が、順番待ちをして並んでいました。人気店です。根津教会。気に入った路地をどんどん入ってゆくと、蠍座地区は、ほんとうに底無しの深さがある感じです。どんどん、どんどん、どこまでも奥があります。参加者の方が、(その方は去年の蠍座地区にもご参加くださった方なのですが)、ひそひそと小声で話しかけてくださって、「やはり、蠍座地区では、なぜかひそひそ声になりますね。去年の湯島のあたりもそうでしたね。」とおっしゃっておられましたが、たしかに、たしかに。迷路のような路地の先には、突然こんな階段が出てきたり。このあたり一帯は文京区ですが、文京区は東半分が蠍座地区、西半分が射手座地区という感じです。文京区は、蠍座地区・射手座地区ともに、とても坂が多い場所です。この写真の階段はたぶん「お化け階段」と呼ばれている場所だと思うのですが、他にも「異人坂」「暗闇坂」など、このあたりにも、たくさんの坂があります。遠くに不思議な構造の建物が見えて、これは東大(たしか工学部)の校舎であることが、後からわかりました。この東大工学部の校舎の近くには、弥生という町名とも関係した、弥生式土器発掘の地碑が、立っています。そこから、本郷通り(国道17号線)に抜けるまでの道は、両脇が東京大学になり、実際に歩いてみると、かなり独特の雰囲気です。独特の雰囲気というのは、何か圧力が強すぎて、息苦しいような、そんな感じ。良く蠍座というサインは、「圧力鍋」にたとえられますが、ちょうどそんな感じの、エネルギーです。上の写真は、本郷通り沿いの東京大学の煉瓦の塀です。こんな塀が、えんえんと続きます。明日も、東京星図めぐりのレポートは続きます。明日は、今回の蠍座地区の大目玉、東大の三四郎池などのレポートです。☆東京星図めぐりでは、次回12月9日(日)の射手座地区の参加者を募集中です。くわしい募集案内につきましては、どうぞ《こちら》をごらんください。