いがりまさしワークショップ
英訳 英語で読みたい方はここを押して見てください昨日は豊橋出身の野草写真家いがりまさしさんの植物写真ワークショップに参加してきました。いがりまさしさんは植物図鑑“Tre-Tate.com”を作ってみえます。毎週何処かのフィールドで、写真教室を開いてみえます。(参加料5,000円)昨日は豊橋の石巻山周辺でしたので、初めて参加してみました。総勢6名の参加でした。JR豊橋駅の改札集合で案内してくれます。私は自家用車でしたので、最初の賀茂菖蒲園駐車場まで車で行きました。午前10時~午後3時過ぎまで石巻山の麓を写真を撮りながら散策しました。こんな柿畑の拡がる場所です。ここから2kmほど歩いてカタクリ山まで行きました。ところどころで止まっては、野草の写真を撮ります。いがりまさしさんもセットした状態を覗かせてくれます。例えばこんな風にセットして撮ります。これは上に道があり、その道路脇に生えているヒメウズやスズメノヤリを撮影しているところです。野草撮影の基本は被写体を眼(カメラ)の高さに持ってくることだそうで、通常は凄くローアングルになってしまいますが、このような土手を利用しますと覗きやすくなります。三脚は低く設定できるもの、そしてアングルファインダーが必須のようです。レンズはマクロの100~180mmくらいを使っていました。みなさん何回か参加してみえる方のようで、ほとんどそのような機材をお持ちでした。私1人コンデジ(Ricoh RX2)で勝負してきました。それでは私の作品を載せます。上の場所で撮ったヒメウズです。いがりまさしさんのファインダーを覗くともっとアップになっており、レンズも長いので背景がモノトーンになっていました。そのモノトーンの色を何色にするかはレンズの向きで決まるのでその選択に苦労して見えました。私は背景の柿畑の感じが判るように撮ってみました。ジロボウエンゴサクです。キウリグサです。オオイヌノフグリです。オオイヌノフグリに似ていますが、フラサバソウだそうです。初めてみました。カタクリ山の横の駐車場の横の川の土手に群生していました。トキワハゼです。ムラサキサギゴケと似ていますが、花の上唇の割れ方が小さいのがトキワハゼだそうで、「うサギの耳、ハゼの尻尾」と覚えるとよいと教えてくれました。タチイヌノフグリです。ナガバノスミレサイシンだそうです。「日本のスミレ」を書いているだけあって、スミレには詳しいです。シロバナタンポポもありました。タネツケバナです。こちらはミチタネツケバナだそうです。花が終わって子房が残っています。子房の角度が違うそうです。タンポポの綿毛です。こういうものは少し逆光気味に写すとよいそうです。ピントは花の一番前に合わせます。タチツボスミレです。これがイチリンソウでした。これはカテンソウだそうです。東北では楽天草、関西では阪神草と呼ばれているそうですカタクリ山は盛りを少し過ぎていましたが、それでもまだたくさん咲いていました。中央の模様の濃いものと薄いものがありました。まだ他にも撮ってきましたが、字数オーバーになりますので、フォト蔵の方で見て下さい。