Try! Nature Watching! (since 2006.8.14)

[花] カテゴリの記事

全389件 (389件中 351-389件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8

• 

  サユリスト

  私はサユリストでした。サユリストとはもちろん吉永小百合さんの熱烈なファンのことですよ。日本の山野に自生する百合は東日本ではヤマユリ、西日本ではササユリと言われています。ササユリのことをサユリとも呼んでいました。万葉の時代から詠まれているユリはこのササユリではないかと言われています。近年の山野草ブームで乱獲されて、少なくなってしまいましたが、蒲郡では２ヶ所で保護されています。今年もササユリが咲き出しました。１ヶ所は坂本町から上へ登った桑ヶ谷山荘の周辺です。花の時期以外は判りにくいので竹が刺してあります。一株だけ花が開いていました。清楚なピンクですね。小百合さんのようだもう１ヶ所は相楽（さがら）の山です。ここは県の相楽山荘がありましたが、それは壊して、市のキャンプ場になっているところです。かなり広い範囲に群生しています。ここでも、あちらこちらに竹の棒が刺してあって、場所が判るようになっています。朝日を浴びて、輝いています。ナルコユリも咲いていました。フタリシズカも咲いていました。ここで、bokeabさんの郷里の岐阜県八百津町にある古田酒造の社長婦人が”ささゆりに寄せて”という詩を書いていますので紹介します。一度ライオンズにスピーチに来てもらったこともありますが、古田花子さんは作詞家であちこちの校歌の作詞をされています。「ささゆりに寄せて」作詞：古田花子　緑の木々をふきぬけたさわやかな風のくちづけに恥じらいゆれてささゆりはうすくれないの夢開く 　はるかな雲の輝やきに初夏の谷の鶯は清らな歌をささゆりに捧げてひそと身をかくす 　しずかに空を舞うとびは叢わけて舞いおりてやさしく香るささゆりにもたれて休む夢を見る 　祖父よりはるか昔よりふるさとの山路行く人の思い出に咲くささゆりよ心の花よ　いつまでもささゆりは八百津町の町の花になっており、平成１２年６月にはササユリサミットも開かれたそうな。古田酒造の純米酒”雪中寒梅”はbokeabさんちで時々飲ませてもらいますが、とても美味しいお酒です。楚々と咲く　相楽の山の　ささゆりよ　　漂う香りに　君の面影小百合さ～ん　　　（ドクター）今朝、また良い方のカメラで撮り直してきました。Nikon D-80,MICRO NIKKOR 105mm & FISHEYE NIKKOR 16mmで撮りました。 

  2007年06月07日

  コメント(14)

• 

  野に咲く花

  今日は竹島ホテルの横にあるライオンズの花畑とその周辺を見てみましょう。竹島ホテルの西側に広い市の土地があり、その一部（半径１５ｍほどの円形の土地）をわが蒲郡マリンライオンズクラブが無償で借りて、花畑にしています。花畑委員会を作り、季節の花や野菜を皆で作っています。今は春の菜花が終わり、秋のコスモスの種を撒く前です。ここは１０年くらい前までは、蒲郡港の中の入り江になった場所でした。１０年位前にはここでハゼツリなどしていた憶えがあります。向うに見えるのは栄電社です。この前ここの一部に畝を作って、マルチングをして、サツマイモの苗を植えつけました。何とかついているようです。秋にはここで、小学生を呼んで芋掘りと焼き芋大会をします。花畑の周りの広い空き地はたまにラジコンのグライダーを飛ばしにくる人たちがいますが、雑草と雑草化した季節の花で彩られています。最初は花の種を撒いたようです。どんな花が咲いているか見てみましょう。まず一番目立つのはオオキンケイギクです。いまあちこちの道端で見かけます。それからカワラナデシコですね。ノコギリソウもあります。雑草ですが、ヒメコバンソウ。花があれば、蝶も飛んできます。モンシロチョウです。スジグロチョウと似ていますが、スジが目立ちません。蒲郡の辺りはモンシロチョウが殆どです。同じアブラナ科の植物を食草としていても、モンシロチョウはキャベツなど畑でつくるものが好み、スジグロチョウは野生のアブラナ科のものが好みで、少し山手の方へ行くとスジグロチョウの割合が多くなります。昨夜は女房がハチクのタケノコを持って帰れというので知多へ帰りました。夜暗かったけれど、懐中電灯をつけてユスラウメを採りました。

  2007年05月31日

  コメント(9)

• 

  もうそろそろ梅雨入りかなあ？

  随分蒸し暑くなってきました。南の方では梅雨入りしているようですが、そろそろこの辺りでも梅雨入りでしょうか？春先にバイモの庭だったところが、スイセン、シャクヤクも終わって今度はツユクサ（ムラサキツユクサ）の庭になっています。前の畑にはイチハツ、ユリズイセンも咲いています。ムラサキツユクサは紫と白があります。これは４月に宮古島で見たムラサキオオツユクサ、最近蒲郡でも咲いているのを見ます。これが正真正銘のツユクサ、これは昨年の写真、もう少しあとですね。バイカウツギも咲きました。キソケイの花も咲き出しました。女房がトイレに飾っていたが、名前を忘れたといっていたな～。梅雨時の楽しみは？山菜も山の方へ行けばまだ採れますが、・・・。ユスラウメがだいぶん色んできました。もう少ししたら、ユスラウメ酒を仕込もう梅干と梅酒も作らなきゃ、・・・。ヤマモモももうじきですねキクラゲもまた出るかな～そうだ、そろそろ破竹や真竹のタケノコが採れるな～ビワも・・・。今朝は子供の国へ見回りに行くかな～今日は雨が降っていたので、Ｓさんは来ませんでした。子供の国で梅を少しもらって、帰りにワラビ畑に寄って、・・・。今朝の収穫帰りにスキ屋に寄ると、道路脇の生垣の中にムラサキオオツユクサが、・・・。ムラサキツユクサと花の形は同じですね。えーい、ここまで来たら、真澄池へ行く道に生えてたトキワツユクサも撮って来よう

  2007年05月25日

  コメント(10)

• 

  むらさき麦と花菖蒲

  今朝は走らずに藤川宿のむらさき麦と豊川の賀茂の菖蒲園を見に行きました。岡崎と音羽の間の１号線から少し入った旧東海道、藤川宿のはずれにむらさき麦を作っているところがあります。という謂れの麦で、染料にも使っていたようです。４～５坪の狭い畑です。穂と茎がわずかに紫色を帯びています。続いて１号線を走って、豊川へ行き、賀茂の菖蒲園へ行きました。これからが丁度よくなるようです。入り口のところに月見草（待宵草）が咲いていました。いろいろな品種毎に畝が作ってあり、名前も書いてありました。「伊勢路の春」「早稲辰野」「紅鷲」「深海の星」今日の蝶はコジャノメ、いつものワラビ畑で見つけました。食草はタケ・ササ類です。本州、岩手以南に生息します。ヒメジャノメもよく似ていますが、少し目玉模様が違います。ヒメジャノメの方が北の方まで生息しています。

  2007年05月24日

  コメント(10)

• 

  エキゾチック

  tozyokoさんのカリフォルニア紀行の写真の中にピンクのハリエンジュ（ニセアカシア）がありましたので、蒲郡のラグーナの画像です。マリーナのクラブハウスへ続く道の両側に植えてあります。濃いピンクのハリエンジュですね。ハリエンジュは北米原産のマメ科の樹で明治初期に日本に入ってきたようです。通常は白い花が咲きます。繁殖力が強く、たちまち山野に拡がり自生しています。日本中の大きな川の河川敷などに生えています。大木になり、花は甘い蜜を持っているので、養蜂業者は蜂蜜の蜜源としています。山の方へ行くと、ニホンザルなどもよく食べに来ています。在来種が侵略されるので、要注意植物となって、伐採の対象となっているところもあります。この樹には薄いピンクの花が咲くものと濃いピンクの花が咲くものがあり、最近ちょくちょく街路樹として見かけるようになりました。ラグーナマリーナ周辺も少し変わった植物が植えてあり、ちょっと異国風の雰囲気を醸し出しています。そのひとつミモザの花。アメリカフウの実が落ちる芝生の中からミニラッパスイセン。薔薇のようなハマナスの花。ヨットの並ぶマリーナの桟橋。昨夕は海の見えるレストランでシャンソンを聴きながら食事。たまには居酒屋じゃなくて、こういうのもよいですね。

  2007年05月23日

  コメント(12)

• 

  毒にも薬にも、・・・。

  開田高原で昨年採ってきたジギタリス（キツネノテブクロ）が家の庭で咲きました。ターシャの庭にも出てくる花ですが、少し小振りですね。ターシャは随分堆肥をやっているようですからそのせいでしょうか。それとももともと野生種だからでしょうか。軟らかい穏やかな紫色をしていますが、覗き込むと毒のある花だと判ります。開田高原の山道を車で走っていて、道端に見つけました。植えたものではないようです。たくさん生えていたので、二株だけいただいてきました。この花は毒草となっていますが、そのまま心臓の薬にもなります。ジギタリスは心不全に使うと劇的に効くことがあります。これも開田高原からのいただきものです。ジギタリスにしても、ワスレナグサにしても、園芸種はけばけばしい色ですが、野生種ってどうしてこんなに穏やかな色をしているんでしょうね。開田高原にある水生植物園には群生しているところがあります。もちろんここで、いただいてきたわけではありませんよ。別の小川の脇にいっぱい生えているところがありました。７月初めころの開田高原も山菜には遅いですが、いいですよ。知多の方は暖かいので、１ヶ月以上前に咲きました。

  2007年05月22日

  コメント(8)

• 

  ストーカー伝説

  テイカカズラ（定家葛）、別名マサキノカズラ、キョウチクトウ科です。今白い花が開き始めています。だんだん黄色味を帯びてきます。常緑のつる性樹ですが、秋には紅葉します。病院の駐車場の横にもグランドカバーとして使ってあります。高い樹にも巻きついて登って行きます。紅葉した葉が残って混じっているので、花がなくても判ります。時に巻きついた樹を枯らしてしまうほど強いつる性です。さて、このテイカカズラという名前は謡曲「定家」に由来します。定家は蒲郡を開いたとされる藤原俊成卿の子供、4月終わりの俊成卿まつりの時には、竹島園地で薪能「定家」あるいは「忠度」が奉納されます。謡曲「定家」は式子内親王と藤原定家の忍ぶ恋を主題にしています。あらすじは、初冬の夕暮れ、千本の辺で旅の僧が時雨にあい雨宿りに近くの建物に入ると、一人の女性が現れ、これは定家卿の建てた「時雨の亭」であると教え、さらに式子内親王の墓へと伴ない、二人に回向をして欲しいと頼みます。僧は内親王と定家の秘めた恋の話や、内親王の死後その墓にからみつく定家葛の物語を聞きます。法華経を読誦していると内親王の霊が墓から現れ、成仏できたことを喜びますが、墓に戻ると再び定家葛が生い茂ります。 登場人物3人とその年表、百人一首に入った歌を紹介しましょう。藤原俊成（１１１４－１２０４）：平安時代後期から鎌倉時代初期の歌人、千載和歌集の選者、若いころ加賀、遠江、三河、丹後の国司を歴任している。三河には３２～３６才の時に着任して、蒲郡の礎を築いたとされる。百人一首には「世の中よ　道こそなけれ　思い入る　山の奥にも　鹿ぞ鳴くなる」藤原定家（１１６２－１２４１）：藤原俊成の子供で 母は美福門院加賀（藤原親忠女 ）、代表的な新古今調の歌人であり、その歌は後世に名高い。俊成の「幽玄」をさらに深化させて「有心（うしん）」をとなえ、後世の歌に極めて大きな影響を残した。二つの勅撰集、『新古今和歌集』、『新勅撰和歌集』を撰進。ほかにも秀歌撰に『定家八代抄』がある。歌論書に『毎月抄』『近代秀歌』『詠歌大概』があり、本歌取りなどの技法や心と詞との関わりを論じている。歌集に『拾遺愚草』がある。18歳から74歳までの56年にわたる克明な日記『明月記』（2000年、国宝に指定）を残した。自分で選んだ小倉百人一首には「来ぬ人を　まつほの浦の　夕なぎに　焼くやもしほの　身もこがれつつ」式子内親王（しょくしないしんのう）（１１４９－１２０１）：後白河天皇の第三皇女、母は藤原成子（藤原季成女）、俊成と定家について歌を習ったようである。定家は1181年以後、折々に内親王のもとへ伺候した。一説によれば内親王のもとで家司のような仕事を行っていたのではないかとも言われているが詳細ははっきりしない。定家の日記『明月記』にはしばしば内親王に関する記事が登場し、特に薨去の前後にはその詳細な病状が記されていることから、両者の関係が相当に深いものであったことは事実である。勅撰和歌集に１５７首入っている。百人一首には「玉の緒よ　絶えなば絶えね　長らへば　忍ぶることの　弱りもぞする」最後は乳癌で５３才で亡くなったようであるが、生涯独身を通した。忍ぶ恋の歌がたくさんあるが、思いを寄せていたのは１３才年下の定家であるとも、法然であるとも言われている。京都の千本今出川にある般舟院陵に式子内親王の墓とされる五輪の塔が残っているそうで 、 謡曲「定家」は、式子内親王と定家の恋の物語だが、「・・・石塔を見れば、星霜古りたるに蔦葛這ひまとい形も見えず候」、「これは式子内親王の御墓にて候。又この葛をば定家葛と申し候」、と言う問答がある。これがテイカカズラの語源となっている。今本当にテイカカズラが纏わりついているかどうかは不明ですが、纏わり着いた樹を枯らしてしまうほど強い葛ですから、ストーカー伝説が生まれるのも解るような気がします。これも今頃あちこちで花が咲いています。スイカズラ科スイカズラ、半常緑つる性樹で、花の蜜を吸うと甘いのでスイカズラとなったようです。花の色が白から黄色に変わるのでキンギンカとも呼ばれます。こちらはテイカカズラほど強く纏わりつかないようです。

  2007年05月19日

  コメント(14)

• 

  春は雪、夏は蝉時雨ときどきニャンコ

  今年も、ヒトツバタゴ（ナンジャモンジャ）の花が咲きました。この樹は愛知県、岐阜県と対馬にだけ自生する樹だそうです。最近では、街路樹としてもよく見るようになり、蒲郡市民病院の横にも、名古屋の桜通りにも使ってあります。丁度ゴールデンウィークのころに雪が降ったように真っ白の花が咲きます。この樹はフリーページに「師匠の贈り物」として紹介している樹で、２５年ほど前、名鉄病院での研修医時代に師匠の片岡先生からお宅にあった樹から生えた実生の苗を戴いたものです。前の畑に植えておいたら、家で一番の大木に育ちました。花はこんな花です。花が咲くと急に雪が降ったようになります。雌雄異株だそうで、実がついたのは見たことがないので、雄の樹でしょうかこの樹はアブラゼミが好きで、夏には蝉の抜け殻が鈴なりになります。そうそう、もう一匹好きなのがいました。ニャンコです。おだてりゃニャンコも樹に登る。

  2007年05月07日

  コメント(8)

• 

  伝説の池 Part3

  夜叉ヶ池までの上り１．５ｋｍの中間点を過ぎるといよいよ勾配がきつくなってきました。でも素晴らしい花が出迎えてくれました。昨日福井市植物園では花が終わった後の実を見たカタクリがまだ咲いていました。イワウチワも下の方ではもう花は無かったのですが、上に来ると花が咲いていました。ショウジョウバカマも下の方では花が終わっていたのですが、上ではまだ咲いています。イワウチワとカタクリとショウジョウバカマのスリーショットです。女房も花を見て少し元気回復しました。女房はコンタクトですが、眼にほこりが入るのを嫌い、よくサングラスをしています。なかなか気に入ったのがなかったのですが、福井、武生のあたりは眼鏡のフレームの産地です。南条のＳＡで停まったときに丁度サングラスの出店がありましたので、３，０００円で買いました。気に入ったようです。コブシの花も満開でした。さああと５００ｍですよ。ここまで登るとショウジョウバカマもまだ盛りでした。カタクリもとっても綺麗。花びらにはやはり波線の模様があります。ようやく、池に着きました。池の向うの頂が三国岳です。池の手前には少し板張りの遊歩道が作ってありました。その遊歩道の周りを見たら何とカタクリの群生地になっていました。まだ蕾のものもあります。そんなに大きな池ではありませんが、山頂近くにある神秘的な池です。向う側には残雪も残っています。年中水の枯れることのない山頂の池、岐阜県側、福井県側のどちらにも雨乞いの竜神伝説が残っているのは解る気がします。前に岐阜県側から登ったのは６月ころでしたか、池の周りには２００人くらいの人がいましたが、今はまだ３０人くらいでした。この池には、モリアオガエルとイモリと天然記念物の夜叉ゲンゴロウがいます。よ～く水の中を探してみると、この岩の上に張り付いている虫が夜叉ゲンゴロウ（幼虫）のようです。長い後ろ足を使って水の中をスイスイ泳いでいました。まだイモリとモリアオガエルは見当たりませんでした。上りはやはり２時間ちょっと、帰りは１時間半くらいでした。誰よりもゆっくり上り、誰よりもたくさんの花を見ることができました。今回勉強になったのは、同じところでも標高によって、花期がずれるということです。普段知多も蒲郡も高い山がないので、これほど下と上とで花期がずれるというのが、新鮮な驚きでした。降りたところで、蕎麦を食べて、知多へ帰りました。途中関が原のところで、渋滞２０ｋｍと出ていましたので、降りて桑名へ抜け、東名阪から湾岸を通って帰りました。予定より１５分の遅れですみました。ぷは～、ビールがうまい。その向うにカタクリとイカリソウの花の酢の物が、その向うにはミヤマイラクサのお浸しが並んでいます。（伝説の池、完）

  2007年05月06日

  コメント(15)

• 

  伝説の池 Part2

  さあ、それでは夜叉が池まで３ｋｍ、２時間の行程をご案内しましょう。最初に杉林を過ぎると、コシアブラがあちこちに生えていました。よいところは採ってありますが、その後山頂までの間で少し採ることができました。最初の１ｋｍはそれほど険しい道ではありません。樹の根が出てそれがそのまま階段になっていました。最初に迎えてくれたのはイカリソウでした。モミジガサですね。ヤブレガサより華奢で、水のないところにも生えます。ショウジョウバカマはもうこの辺りでは花が終わっていました。シュンランは花期が長いですね。イワウチワもたくさんありますが、この辺では花が終わってました。ジュウニヒトエも山道にへばりつくように咲いていました。ツツジはもうじき開きますね。コアジサイはまだまだ先ですね。少し濡れた岩にはミズ（ウワバミソウ）が出ていました。１ｋｍ来た辺りで川を渡ります。学生風の３人連れが休んでいます。この３人連れは女の子が一人いて足が遅かったので、頂上まで抜きつ抜かれつでした。他の人たちには全て抜かれてばかりでした。でもお蔭でゆっくり花を見ることができました。ワサビの大きな株がありました。真ん中にトリカブトが１本生えています。気をつけてワサビだけ採っていきましょう。チャルメラソウですね。葉はダイモンジソウ、ジンジソウに似ています。ネコノメソウ、周りが暗い緑で黄色く明るい色が猫の眼のように見えます。 サンカヨウの花も咲いていました。１．２ｋｍ地点辺りにトチノキの大木が何本もありました。トチの倒木からも芽が出ています。強いものですねミヤマカタバミの花です。カンアオイの花はもう終わってますね。いよいよ足が遅くなってきました。後詰まってるから先に行かせてあげなさいよ。もう少し行くと石楠花があるよ。ありました。石楠花です。早いものが少し咲いていました。オオカメノキ（ムシカリ）の花も咲いていました。このあたりが１．５ｋｍ地点、ようやく半分登りました。大分写真が多くなってきましたので、この辺でまた区切りをつけて、Part3にしましょう。ここから上は明日アップします。

  2007年05月05日

  コメント(8)

• 

  伝説の池 Part1

  ３日は福井の姉の家に女房と泊めてもらいました。さて、４日は何処へ行きましょうか１日で行けるところで、自然の豊富なところということで、夜叉が池に白羽の矢を立てました。夜叉が池はよく山菜採りに行く坂内村（岐阜県）の方から一度登ったことがあります。この前坂内村へ行ったときには、まだ登山口入り口まで７ｋｍ地点で通行止めになっていました。岐阜県側は冬の間よく道が崩れて遅くまで通行止めになります。さて、夜叉が池の基礎知識ですが、三国山の山頂近く、標高１０９９ｍにある神秘的な池で、泉鏡花作の戯曲「夜叉ヶ池」が、昭和53年に板東玉三郎主演で映画化されたこともあって、全国的にも有名になった池です。オペラにもなっています。一年中水が枯れることがなく、岐阜県側にも福井県側にも雨乞い伝説が残っています。まず、岐阜県側ですが、伝承によると今から１２００年ほど前、美濃国神戸（現在の安八郡神戸町）に安八太夫という長者がいました。ある大干ばつの年、太夫は田で見かけた蛇に「雨を降らせてくれたらどんな望みも叶えよう」とつぶやきました。程なくして大雨が降り、村人は大喜びしましたが、翌日山伏姿の蛇の化身が現れ、「娘を嫁に迎えにきた」と言います。結局、三人姉妹の真ん中の娘が泣く泣く承知し、揖斐川を上っていったのでした。　それから後、干ばつになると村人たちは太夫の子孫の手紙をもって、紅、おしろいなどを土産に夜叉ヶ池に雨乞いに行くようになったということです。次に福井県側ですが、昔，越前国南条郡池の上に弥兵次という豪農がすんでいました。ある年の干ばつに弥兵次は耐えかね，池の主の大蛇に「水を田に入れてくれるなら，私の娘を嫁にあげよう」と頼み大蛇もこれを承諾しました。　すると次の日，田に水が入り，作物は活気を取り戻し，弥兵次は大いに喜びました。しかし，約束を考えると弥兵次は悩み苦しみ，仕方なく愛娘の一人を嫁に出しました。娘は蛇体となり，大蛇はそれを伴って夜叉ヶ池に入りました。のちに娘の女蛇は龍神となり，干ばつの年には雨を降らすと云われ，夜叉ヶ池は龍の住む神秘の池となっています。さて、出かける前にインターネットで調べたら、今庄インターで降りて、広野ダムを過ぎて、車で１５分で登山口に着き、そこから登山道を３ｋｍ、２時間の行程となっていました。女房の足ではどうでしょうかまず、女房を説得してその気にさせるところから始めなければなりません。岐阜県側から登ったときに、福井県側から来た人の方が多くって軽装の人が多かったからきっと簡単に登れるんだよと言ってまず騙します。オペラにもあるから一度見ておいた方がいいよと職業意識をくすぐります。岐阜県側もあれだけ山野草が豊富だから福井県側もきっといいよと駄目を押します。（これはウソではありませんでした）広野ダムから登山口に行くまでの間で道路脇の岩にまずジンジソウが咲いていました。ユキノシタやダイモンジソウに似ていますが花が違いますね。そのすぐ近くの道端にミヤマイラクサ（アイコ）がありました。これは少し採っていきましょう。ニリンソウも咲いていました。おや、これはリキュウバイですね。川沿いに大木がありました。ミヤマキケマンも咲いていました。ここが、登り口です。駐車場がいっぱいでしたので、少し下がったところで道路の広いところに停めました。ここに樹齢４００年のカツラの大木がありました。さあこれから登りますが、字数制限にひっかかりそうなので、この辺で分けて載せますね。次のPart2も見て下さいね

  2007年05月04日

  コメント(4)

• 

  御衣黄桜

  今日は、御衣黄桜の色の変化をまとめてみましょう。蒲郡の名木５０選、第４１番です。３月３０日です。蕾がようやくほころびかけました。４月８日、３分咲きくらいです。白いものと緑の縦縞の入ったものがあります。４月１０日です。うっすらとピンクがかってきました。４月１６日です。ほぼ満開に近くなりました。この家の人が出てきて、中学のころに（５０年くらい前）に買ってきて植えたそうです。だいぶんピンク色に染まりました。染まり方がいろいろあります。ジャスコの横にある小さな神社にも１本見つけました。

  2007年04月18日

  コメント(10)

• 

  最近の家の庭

  今日は昨日お祭りで帰ったときの我が家の花などを載せましょう。まず家の庭の一番よい場所を占める牡丹ですが、紫、ピンク、赤がありますが、紫が一番早くから咲き出して、まだ少し咲いていますが、ピンクはもう終わってしまい、今は赤が丁度よい感じです。西の角にある枝垂れ桜です。葉も出てきました。お祖父さんが生きているころに植えたのかな～。いつの間にか大きくなっていました。倉の横にあるドウダンツツジ、これは昔からありますが、あまり大きさは変わりません。女房が洗濯物を干しています。白が好きだったのはお祖父さんの趣味です。裏庭のバイモの花が終わり、ボチの周辺には白のサギゴケが咲いています。蒲郡の山で紫のサギゴケも見つけたけど採って行こうか西の庭には茗荷が出ます。今芽が出始めました。茗荷は夏に花が出て、それをよく料理に使いますが、春先の新芽も茗荷竹と言って、サッと湯がいて、小口切りにしてご飯に混ぜると香りがよくて美味しいですよ。前の畑の隅にはユスラウメの花がもう終わりかけて、小さな実が着き始めています。ことしも、ユスラウメ酒が出来そうです。前の畑のムベにも花が着いています。ムベも実だけでなく、新芽や花も食べられます。アケビと同じく、少しほろ苦いですが、美味しいですよ。山で採ってきた、キツネノテブクロ（ジギタリス）も冬はロゼットになっていましたが、伸びてきました。美味しそうですが、毒です。子供の国でいただいてきたカノコユリもだいぶん芽が伸びました。下の畑へ移ると蒲郡でいただいてきた、棘無しタラと天然タラの中間くらいの棘の少ないタラの芽も採りごろです。その横に植えてある、宮路山で採ってきたタカノツメも枯れたかと思っていたら芽が出てきました。竹薮も見に行ったら、やはりお祭りころになると、よく判るようになります。２日に１回くらいは見回りに来ないと伸びすぎてしまいます。

  2007年04月16日

  コメント(11)

• 

  山の中の出会い

  昨日、ワサビの沢を目指して、尾根筋を登っているときに、可憐な花を見つけました。ピンクの可愛い花の蕾です。尾根筋の獣道の周りにたくさん群生していました。周囲は落葉樹ばかりで、いろいろな樹の新芽や花が出始めていますが、茂ってはいないので、結構日当たりのよいところです。こんなにたくさん生えています。蕾はちらほらです。よく探したら、開きかけた花もありました。イワウチワでしょうか？トクワカソウでしょうか？その周りを見ると、樹にマンサクのような花が咲いていました。でもどこか違いますね。う～ん、これはダンコウバイですね。ここは、山菜だけでなく、野草、山草、樹の花も楽しめる。判らないものもあるけれど、写真に撮ってきて、後で図鑑で調べるのも楽しい。少し時期がずれるとまた別の花が見られる。春先、２週間に１回くらいは見に来たい場所です。

  2007年04月02日

  コメント(16)

• 

  連れて帰りたい

  曇り空であったが、今朝はまた子供の国へ、山菜を探しに行きました。明日の夜緑屋さんで御利益会があるので、その材料を仕入れるために、・・・。タラの芽もだいぶん伸びてきました。すでに採った痕もありますが、広い園内なので、探せば眼残しがあり、袋１杯にはなりました。kojitamaちゃんも採りに来たかな～？アシタバも少ないですが、あります。でもこれは採らない。海岸沿いに砂地には似たようなものがたくさん生えています。でもこれはハマウド、折ると切り口から白い汁が出ます。これは苦くて食べられない。アシタバは折ると黄色い汁が出る。これはウコギの新芽、香りがよい。さっと湯がいて、刻んでご飯に混ぜると香りのよい菜飯ができる。しごいて採りたくなるが、棘がある。ツツジも咲き出しました。ミツバツツジ？これは、うっかり見逃してしまいそうな花がありました。シュンランです。珍しいですね。人知れず山の中で咲いていました。連れて帰りたかったけれど、我慢しました。来年も秘密の場所で咲いてくれるでしょう。また会いに来るからね

  2007年03月30日

  コメント(14)

• 

  ドライフラワー

  花を乾燥させて、ドライフラワーにして飾ることがある。今日は昨日見つけた自然のドライフラワーを紹介しよう。まずこれはヤマアジサイのドライフラワー、花びらが落ちる前に乾燥する必要がある。これも同じく、この辺の山にあるコアジサイのドライフラワー。これはちょっと難しいかな、イタドリのドライフラワー。これは、山へ行くとあちこちで見かけるヤマイモのドライフラワー。これもよく見ます。タカサゴユリのドライフラワー。これもちょっと難しい、トキリマメのドライフラワー。自然の中でできるドライフラワーは種類とその場所の条件があるようだ。昨夜はまたかわいっちさんとスポーツＢＯＸで泳ぎました。一緒にメンバーズレッスンを受け、最後にタイム測定がありました。無理せずに、５０ｍ free にしましたが、３９秒２もかかって、ハアハア、ゼエゼエ。昔より５秒ほど落ちています。今朝は形原漁港までＳさんと車で行き、西浦半島を回りました。形原漁港にはまぐろ専門店（魚良）がある。朝から冷凍まぐろの解体をしていました。西浦半島の先端にある稲村神社、ここには名木が２本あります。そして、遊歩道があって、万葉の小径が作ってある。あちこちに歌の書いた、立て札や石碑がある。これは有名な歌ですね。その近くに第４９番稲村神社のシイがありました。シャシャンボの花も咲いていました。ヒサカキに似た小さな花でした。これも有名な歌ですね。この花はシキミ、モッコクとも言うらしい。ツバキ科。その植物に関連した歌が添えられている。この歌はそして、この歌は敢えて解説は差し控えよう。きっと小芋さんがコメントをくれるだろう。降りてきて、銀波荘の前を通ったら、丁度今日囲碁の十段戦があるようだ。ここはよく、将棋や囲碁の対局で使われる。西浦半島の先の海で丁度追い込み漁をしていた。海岸から延びる突堤の先にある松島の松を見て、・・・。第４７番、牧原氏宅の大マツを見て、帰りました。今日は、医師国家試験の発表日、４月からくる予定の研修医２人とも受かるといいけれど、・・・。 

  2007年03月29日

  コメント(14)

• 

  夜桜

  昨夜は近くの神倉公園で美晴という居酒屋主催の花見会がありました。残念ながら少し雨が降ってきましたので、隣にある集会場で行いました。桜は３分咲きくらいでした。私が朝採ってきたワラビも持っていきました。鰹節がなかった。ライオンズのメンバーもたくさん来ました。Ｌ○田△平の釣ってきた、マタカの刺身もありましたよ。三河の浅蜊。豚足はこの居酒屋の得意料理。昨日、採ってきたキケマンのアップ。何かが口を開けているようだ。外来の前の中庭。ヒメシャラの下にヤブランとツルニチニチソウがグランドカバーになっている。いつの間にか、花が増えてきている。今朝は秘密の山菜ロードを見に行きましたが、時間がないのでまた写真は後ほど。孫の名前が決まりました。詳しくは鉄平の解説をどうぞ。さて、朝少し早いと思ったけれど、以前紹介したことのある秘密の山菜ロードを見てきました。タラの芽、やはり少し早い。モミジイチゴの花が咲いていました。親切な案内看板。カワラタケもありましたよ。患者さんに採っていってあげよう。乳癌再発の患者さんにあげている。ショウジョウバカマが咲いていました。この辺の山にはたくさんあります。スミレとともに春一番に咲きます。目的の山菜、タカノツメはまだ早かった。もう２～３週間先かな。 

  2007年03月28日

  コメント(14)

• 

  Rosenkavalierの庭

  昨日は新宿で全国１０ブロックの代表理事だけで集まって、今日のＪＴＵ理事会・総会の下打ち合わせをしました。ＪＴＵの理事はブロック代表理事１０人と会長推薦理事８人がいます。今年は役員改選の年、私も２期４年勤めましたが、今度ようやく替わってもらえます。ブロック理事は３人交代します。会長推薦理事も１人辞められて、新たに３人の候補が上がっています。その他に専門委員会がいろいろあって、私はメディカル委員長も兼ねており、そちらはまだやめさせてもらえないようです。新宿の東口前のうま酒、旬菜、居酒屋、安具楽という店で飲みながら意見交換しました。２時間でつまみがいろいろ出て、飲み放題、１人３３００円でした。ビールと焼酎をいただきました。夜はナタリーさんの家にナタリーさんは留守でしたが、泊めてもらいました。朝、起きて庭の花を見せてもらいました。久し振りのRosenkavalierの庭を紹介しましょう。薔薇はさすがに今の時期ありませんが、まず眼についたのはアカヤシオツツジです。葉の出る前に花が咲きます。うちから行った、バイモも咲いていましたが、スノーフレークがよいですね。ダッチアイリス。終わりがけでしたが、クリスマスローズもいろいろありました。ユーフォルビア（マルティニ）ハーデンベルギア（コマチフジ）狭い庭によくこれだけたくさんありますね。鉢物が多いけど。

  2007年03月24日

  コメント(16)

• 

  春眠暁を覚えず。

  ファ～、今日は久し振りに寝坊しました。起きたら７時過ぎです。たまには寝坊しなきゃ、体が持ちませんよ。今日は、いろいろと予定が詰まっていますが、ちょっと趣向を変えて、まず予告編をアップします。午前中は知多で、庭の花や出てきた芽を観察します。その合間にコンニャクイモの植え付けをします。午後は蒲郡に行って、今日は院内コンサートがありますので、そこで挨拶。今日は地元の大正琴のグループです。今病院の広報委員長もしています。その後、豊橋に東三医学会を聞きに行きます。東三河地区の医師会が主催して年に１回している、専門分野のない学会です。でも後で東三医学会誌となり、医学中央雑誌にも掲載されます。うちからも若い人がひとつ演題を出しています。夕方名古屋へ行き、丸の内のホテルオークラレストランで名鉄病院時代の師匠を囲む会に出ます。それではまず作業着に着替えてと。順番に写真を載せていきますからね。まずは、牡丹の庭の前のバイモが満開です。裏と西にもありますが、ここが一番見事です。バイモのジャングルをかき分けて進むトラではなくて、ニャンコです。バイモの花はみんな下向きに咲いているので、この写真を撮るには、アングルファインダーを使って、這いつくばって、・・・。あ～想像しちゃだめですよ。バイモに混ざって、スノーフレーク（鈴蘭水仙）も咲いています。この写真も撮るのは大変。午前の部第一部終了です。家から出て、少し離れた休耕田と竹薮を見に行きます。ニャンコもついて来ます。ほとんど、水のない休耕田には土筆が出ていました。竹薮へ行くと、この前、娘婿さんが来たときに、竹薮の整備をしてくれました。竹薮では今年初物のタケノコを２本掘りました。次に下の畑へ行って、掘りあげて籾殻に保存しておいたコンニャク芋を植え付けます。大きいのと飛び出した小さい芽とに分けました。耕して、肥料と石灰を鋤き込んで２畝造りました。昨年はこの手前に植えてあり、ここはニガウリの棚があったところですが、昨年と場所を入れ替えます。大きいのは来年コンニャクが作れそうです。最後に、籾殻も上に撒いておきます。昨年蒲郡でもらって植えておいた栽培タラの芽が採りごろでした。これも採って行きましょう。帰ってお昼は天麩羅蕎麦になりました。タラの芽の天麩羅も初物です。タケノコは湯がいて、甘味噌で食べました。午前の部第二部終了。第三部、蒲郡市民病院院内コンサートの開演です。今日は大正琴のくすのき会の皆さんです。演奏するのも聴きにきているのも少し御年を召した方が多い。ただ一人混じっている男性は愛知工科大学のＨ先生でした。私と親しく付き合っているＩ先生とは共同研究者だという。演奏途中で失礼します。第三部終了。豊橋の東三医学会へ行ったら、もううちの発表は終わっていた。この会はいろいろな科の発表がごちゃ混ぜにある。あと面白そうなのは、・・・と。豊橋にある、睡眠医療センターの先生の発表を聞いていこう。中部圏全体から患者さんが集まるようです。睡眠時無呼吸症候群は成人男性の７～８人に１人もあるそうです。特にメタボリック症候群と関連があるらしい。男性で睡眠時無呼吸の患者さんの８４％にＥＤが見られるそうで、その治療により、ＥＤも改善するそうです。私にはあまり関係ない話ですが、・・・。第四部終了。さて、新幹線で名古屋駅に着くと、新しく出来た、Midland Squer がツイン・タワーの前に聳えていました。駅前には花壇が作ってありました。Photoshop を使ってパステル画にしてみました。今日は、研修医時代の師匠を囲む会がありました。料理は中華でした。久し振りにあった先生もいました。開業した先生が４人、全部で８人でした。いろいろな病院の噂話に花が咲きました。フカヒレのスープ、飲み物はビールから紹興酒に。第五部が終わり、蒲郡へ戻りました。明日は走友会の朝練に出て、愛知県トライアスロン協会の総会がある。

  2007年03月17日

  コメント(30)

• 

  ミモザの咲くころ

  ミモザ（フサアカシア）が花盛りである。ラグーナマリーナの横にもミモザが満開だった。花粉症の人には受難の季節だ。外来の看護婦さんの家にもあるらしくって、枝を持って来てくれたので、診察机の上に飾った。玄関の横にある白の沈丁花とともに。この前採ってきたナギの葉とともに。ミモザの花はちょっと変わっている。開く前はこんな格好。開くとおしべばかりになる。半日くらいで、おしべが縮んで小さく丸まってしまう。それから１週間くらい持つ。マメ科アカシア属の常緑高木、オーストラリア原産で明治時代に日本に入ってきたらしい。フランスではミモザ祭りも行われているらしい。photosｈopを使って、ミモザの花で遊んでやろう。ポスタリゼーション。インク画。水彩画。

  2007年03月08日

  コメント(16)

• 

  日本水仙

  日本水仙は今このあたりではどこにでも咲いています。かなり、場所によって、開花状況は変わるようですが、・・・。学名のNarcissusはギリシャ神話に出てくる美少年の名前だそうですね。地中海沿岸が原産とかで、平安時代に中国から渡来したとか。その清楚な花が受けて今では全国どこの庭にもありますね。それではうちの庭の水仙を載せましょう。一番多いのはやはりこれですね。白の一重に黄色のカップがついたものです。次に八重咲きですね。これが、比較的少ない白のカップの一重です。少し花も小振りです。これは他所の畑に咲いていたものですが、黄色の一重に黄色のカップ、少し時期が遅いようです。これはミニラッパスイセンでしょうか？ラグーナの入り口のところで見つけました。周りに落ちているのはアメリカフウの実です。これは知多では珍しい雪が降ったときの写真。これは昨年の写真ですが、3月ころには、牡丹の前が、バイモと水仙でこんな感じになります。この横にスノーフレーク（鈴蘭水仙）も出るのですが、よい写真がありませんでした。これは蒲郡の山で野生化したスノーフレーク。外来の診察机の上にも飾ります。ありゃ、まだフォックスフェースがもってますね。￥１０００で4段になっていて、お買い得でした。

  2007年02月28日

  コメント(16)

• 

  バイモが咲きました。

  今日は、我が家の庭の花について、いろいろな花が咲き始めましたので、写真を載せましょう。その前に少し説明しておくと、知多半島の真中あたりで、その名も知多市岡田というところです。知多半島はもともと高い山のないところで、大きな川もないので、田畑の灌漑用の溜め池がたくさんありました。その名の通り丘と田んぼがあって、小さいころには田んぼでドジョウやツボ（タニシ）やザリガニを採って遊びました。今では溜め池がどんどん埋め立てられて、セントレアができたこともあって、宅地化が進んでいます。私の（女房の）家は岡田の少し高い丘の上にあって、裏にはまだ林が残っています。土は掘っていくと、砂地です。コの字形に母屋と隠居（大体昔から３世代同居です）があって、それを囲む庭があり、裏にはボチと土蔵があり、その西にも少し庭があり、その北は山に続きます。前に少し畑があって、そこで、野菜を少し作っていますが、今は花木の方が多くなりました。少し離れたところに蜜柑畑と野菜畑と休耕田と竹薮があります。今日は屋敷の中の最近の花について書きましょう。 まず、うちの一番よい場所を占める、由緒ある牡丹です。この前ボケ咲きの牡丹を載せましたが、大分芽が伸びて、蕾も膨らんできました。この周りにもあるのですが、・・・。裏庭のボチ周辺のバイモユリがだいぶん伸びてきました。一番咲きのバイモユリです。その隣り、バイモに混じってトウチクランがあります。一度シルバーさんに草刈を頼んだら刈られてしまいましたが、まだ生き残っています。前の庭のジンチョウゲも咲きました。ジンチョウゲは今赤だけです。１０年くらいで枯れてしまうので、また挿し木しなければいけません。ボケも赤、白、赤白とありますが、これは前の庭の赤。後に見えるのは、ニャンコ。庭で何かしているとついてくるのですが、ボケていますね。それでは、今度はニャンコにピントを合わせてと、・・・。いかん、ボケがボケすぎた。ニャンコが撃たれて血を流しているように見えてしまう。 これは前の畑のシナマンサク、花が咲くまで葉が残っているのが、ちょっと問題ですね～。椿もいろいろありますが、名前はよく知りません。コブシの蕾も膨らんできて、逆光で撮ると唐草模様のようですね。サンシュユの蕾も膨らみ始めました。ニャンコのお得意のポーズ。車は好きで、よく屋根に登ったり、ドアを開けると、入り込んでちっとも出てきません。水仙の横のニャンコ、女房の動向を窺っている。一番世話をしてくれる人が誰かをよく知っている。女房が出かけると必ず付いて来ます。私と女房が反対の方へ行くと、当然女房の方へ付いて行きます。水仙についてはまた別の機会に書きましょう。 

  2007年02月26日

  コメント(23)

• 

  夜の梅

  虎屋の羊羹の名前ではありませんよ。昨日は審査会の最終日、名古屋から戻ってきて、病院のＣＰＣ（臨床病理検討会）がありました。浜松医大の前の教授と現助教授が代務で来てくれますが、年に３回ほど剖検症例の検討会をしてくれます。終わると、いつも飲みに行きます。今日はちょっと変わったお店に。IRORI遊というお店です。IRORIはどちらから読んでもIRORIですね。夫婦で学校の先生をしていたのですが、１年半前にやめて、居酒屋を始めました。奥さんの古い実家を改造したお店です。入り口にお雛様が飾ってありました。御殿つきは珍しいですね。その名のとおり、囲炉裏が作ってあり、炭で焼きながらいただきます。この前採ってきた、ワカメも持ってきて、ポン酢でいただきました。１１時くらいまで飲んだくれていました。さて朝になると、まだ暗いうちにＳさんが迎えにきます。走りながらいろいろな話をします。私の家は知多市にありますが、知多市の家の近くに佐布里というところがあり、梅で昔から有名です。そこに愛知用水の調整池が出来て、梅林が水の底に沈んでしまったのですが、その堤にまた梅を植えて今では梅林になっており、結構季節には賑わいます。これは先週の日曜日、丁度梅祭りの始めの日でしたので、おしどりの里へ行く前に寄ったのですが、着いたらすぐに検案で呼ばれてしまって、入り口の梅の樹を１枚写真に撮っただけでした。その話をＳさんにしたら、それじゃ蒲郡に梅のよいところがありますから見に行きましょうと、・・・。石山神社の裏の立派なお宅へ。ピンポーンって、まだ６時前だよ。そんな暗いうちから起こしたらだめだよ～。人の迷惑も考えなきゃ～。寝ぼけ眼で、出てきたおじさんは○彦さん、走友会の仲間でした。ちょっと庭を見せてね。枝垂れ梅。紅梅。白梅。夜の梅もよいものですね。ありがとう、○彦さん。また一緒に走ろうね。玄関の松も立派でしたよ。

  2007年02月23日

  コメント(16)

• 

  ボケボタン

  今日は、女房がこの前言っていた、牡丹の画像をメールで送ってきてくれたので、それを載せましょう。うちの庭の一番よい場所を占めている牡丹、根元にはバイモの芽が大分伸びてきました。植えてから１００年くらいにはなるようですが、なかなか大きくなりません。私はこの南側に朴の木を植えたのですが、大きくなってきたところで、牡丹の日当たりが悪くなるからと女房に切られてしまいました。朴葉味噌も食べないうちに、・・・。一輪だけボケボタンが咲きました。ピンク、白、赤とありますが、赤が最初でした。でもやはり牡丹は葉もあった方がよいですね。これが、女房の言っていた、根元に出た芽です。まわりに芍薬も植えてあるので、芍薬の芽なのか、牡丹の芽なのか迷うところです。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿が、・・・。これは、うちのボケネコです。冬になると暖かいところを探しては昼寝します。炬燵がついていると、最初は中に潜り込んでいましたが、最近では熱過ぎるのか頭を出して寝るようになりました。

  2007年02月21日

  コメント(16)

• 

  春の息吹き

  昨日はお昼休みに病院の周りを一回り散歩して春の息吹きを探してみた。 まずこれですよ。タンポポの花、地面に落ちているのかと思ったがちゃんと咲いている。よく見ると葉がある。ロゼットからいきなり花が出ている。カラスノエンドウ。その兄弟分、スズメノエンドウ。オオイヌノフグリ。ハコベ。お正月に七草粥を食べるが、七草のひとつに入っている。旧暦の節句は季節感があったが、新暦になって１ヶ月ずれてしまった。桃の節句には桃の花はなく、端午の節句には花菖蒲の花はない。七草も今頃が丁度よい季節だ。 これは冬のものだろう。サザンカ。ユキヤナギにも小さな花芽がついている。ユズリハも葉を譲る準備。冬と春の同居、シモツケ。夜はいつものところで飲んで、さあ帰ろうと思ったら、悪いお誘いがあった。誘われると断れないのが私の悪いところ。アンナ、久し振りアンナはウクライナから来た。とっても綺麗。でも高校生くらいの子供がいる。デュエットしちゃいました。１１時過ぎまで飲んでいた。でも朝はまた１０ｋｍほど走ってアルコールが抜けました。

  2007年02月09日

  コメント(14)

• 

  早朝特訓と花泥棒

  先週から早朝特訓が始まった。Sさんは理容店をしている。火曜日が休みで、土日が一番忙しいらしい。土日は体力温存のために走らない。火曜日は夜飲みに行くので、水曜日の朝も休み。私も付き合って火曜日は飲みに行った。いつもと違うところへ行き、カラオケのある居酒屋にはしごした。Sさんは昔東京で理容師の修行をしながら、演歌師（チップをもらって酒場で歌を歌う人）をしていたそうだ。なかなかよい声をしている。水曜日は早朝特訓は休み、今朝はまた４時半から１時間半ほど走った。山道を走っているとところどころ見晴らしのよいところがある。まだ真っ暗だが、街の明かりが綺麗に見える。走りながらいろいろな噂話を教えてくれる。途中できれいな花があると、一枝もらってくる。店に飾るのだという。私も真似して、診察机の上に飾る。今日は四季桜を一枝もらってきた。一昨日の菜花と一緒に。フォックスフェースは名古屋で買ってきたもの、まだもっている。暖かい日が続くので、梅もぼちぼちですね。官舎にはこんな花もまだ咲いている。

  2007年02月08日

  コメント(14)

• 

  春は菜花

  私はライオンズクラブに入っています。bokeabさんから勧められて、8年前に入りました。蒲郡には蒲郡LCと蒲郡マリンLCがあります。わたしはマリンの方です。もともとひとつだったのですが、蒲郡LCから蒲郡マリンLCが分かれました。蒲郡LCが今年40周年、蒲郡マリンLCは来年20周年を迎えます。ライオンズクラブは奉仕団体です。一般市民や恵まれない人たちへの奉仕活動を主として行っています。それと会員相互の親睦、そして世界中に広がるライオンズマンとの親睦も大きな活動です。会員が払う年20万の会費となにか嬉しいことがあると出すドネーションによって、事業、運営、家族親睦行事が行われています。月に2回の例会は集まって食事つきで行います。都合で出られないときはメーキャップといって他の委員会や、行事に参加することで、穴埋めをします。現在私は理事と青少年指導委員長をしています。さて、蒲郡マリンLCには花畑委員会があって、竹島ホテルの横の市の土地を無償で借りて、花畑を作っています。これは、４代前の会長、故L市川寛が造り、その遺志を継いで、継続のアクトとしているものです。この花畑では季節の花や薩摩芋、蕎麦などを作っています。今菜花が咲き始めました。最初の年は会員が摘んで、市の施設、養護老人ホーム、授産所などへ持って行きました。もちろん食べるためですよ。2年目は一般市民に開放しました。「どうぞご自由にお摘み下さい」市の広報へも出したら、大勢の人が摘みに来ました。でも、用意して置いた、軍手や剪定バサミを持って行く人がいるわ、根元から根こそぎ採る人はいるわ、食べきれないほど採って行く人がいるわで収集がつかない状態でした。３年目になると、もっと酷くて宣伝する前から採りに来て、会員も採る前に殆どなくなってしまう有様でした。そこで、今年はこんな看板を出しました。残念なことですが、「人心地に落ちたり」ですね明日からまず4日間会員だけに開放します。ライオンズのメンバーは奉仕の精神に溢れていますから、人のことを考えずに採りすぎる人はいません。その後、2月9日から一般に開放することにしました。D80で撮りました。もう1枚、背景のボケ具合がよいでしょう蒲郡の近くの人は、9日から摘みに来てください。

  2007年02月03日

  コメント(14)

• 

  準備万端

  明日はいよいよ、娘の結婚式、一日準備でした。明日はもっと忙しそうですので、掟を破って二度目の更新をします。ナタリーさんも午後到着して、早速材料をみて、足りない花材を庭で探して生け花にかかりました。床の間と玄関前の大物をナタリーさんに任せて、私は玄関の靴箱の上と、仏壇のところの小物を私が生けることにしました。生け花初挑戦です。ツルメモドキとサネカズラと庭のツワブキを使って、生けました。これも、私の作品。少し直してもらいました。お祖父さんも見て笑ってます。これが、床の間に生けたナタリーさんの作品。これも、玄関前のナタリーさんの作品。全部で3時間くらいかかりました。一応、これで格好がつきました。

  2006年11月18日

  コメント(18)

• 

  植物の繁殖作戦

  昨日は午後国立医科学センターでドーピング・コントロール・オフィサーの更新講習がありましたが、午前中ヒマでしたので、ナタリーさんの誘いで、ご主人に乗せてもらい、車で１０分ほどの里山が保存されているところへ、蝶の写真を撮りに行きました。両側に低い丘陵があり、植林したわけではなくいろいろな樹種が生えている。間の谷間の一番奥には溜め池があり、そこから流れる水で下の田畑が灌水されている。小川には、ドジョウや水生昆虫、ヤゴなどが棲み、蝶の食草もあちこちにあり、花には蝶が訪れる。カラスやいろいろな鳥が林に棲み、木の実を食べて種を撒く。私の家のある知多もこれと同じようなところが何処にでも見られたが、今では丘は削られ、溜め池は埋められて宅地化がすすみ、少なくなってきた。ここは、近くに住宅地があるが、保護されて、残されている。日本の原風景を見るために、カメラを持った人も多いし、小学生の団体も来ていた。さて、目的の蝶はキチョウとツマグロヒョウモンだけで、ナタリーさんの蝶の写真の種類を増やすことは出来なかったが、ナタリーさんのブログで書かれていたように、面白い植物をみることができた。どこかのおじさんがノササゲと教えてくれた。鞘が弾けるとこんな形になる。マメ科にしては変わっている。色も鞘が紫色で種子が青く綺麗であるすぐ近くに別の豆のなるツルがあった。こちらは色も汚いし、種は黒い色をしていた。何故こんなに違うんだろうここで、植物の繁殖戦略を考えてみる。植物は子孫を出来るだけ他の場所（もっと条件のよいところ）へも増やすために、いろいろな作戦を考える。風で遠くへ飛ばす作戦。果肉で被って、鳥（カラス）に食べられて運んでもらう作戦。アケビも鳥に食べられる作戦を選び、熟すとわざわざ目立つ色になり、種の周りを甘い果肉で包んだ。芸が細かい。マメ科の植物は鞘の中に通常硬い種子があり、周りには甘い果肉もない。普通、鞘が弾けると種が遠くへ跳ぶようにできている。だから、目立つ必要もないし、甘い果肉で包む必要もない。ところが、このノササゲというやつはマメ科の中では明らかに変わり者である。わざわざ目立つ色に塗ってしかも弾けても種がついたままである私の出した結論はこいつはマメ科だが、鳥に食べられる作戦を選んだ変わり者ではないかあるいは人間の興味を誘って人間にばら撒いてもらう作戦かそこで、ナタリーさんに注文ですが、私の仮説を裏付けるために、もう一度行って、種をしゃぶってみて、味を見て来て欲しい。私は理科系、ナタリーさんは文科系、ササゲの料理法も随分違うでしょう追加でもうひとつ載せましょう。これはアメリカセンダングサ、イノコヅチやヌスビトハギと並ぶくっつき虫の代表選手だ。こいつらは、目立たぬ色で草むらに潜んでいて、通りかかる人や動物にくっついて運んでもらう作戦を選んだ。上の赤トンボは近くに弱ったのがいたので、飾りにのせてみた。 

  2006年11月13日

  コメント(16)

• 

  カラスの弁護人

  今日は月に2回のライオンズの例会日、午前中の外来が終わってから、午後の乳癌の手術を2時からにして、例会に出席した。今日のゲストスピーカーは渥美守久先生、先生は地元の小学校で教鞭をとる傍ら、自然保護活動に尽力され、三ヶ根山でのハヤブサの保護、形原町の渡り鳥の飛来する池の保護運動などされ、現在もカラスの弁護人と自称し、全国愛鳥教育研究会副会長、財団法人鳥類保護連盟専門委員などをされて、毎月三回四季旬報を発刊して啓蒙活動にあたっている。石原都知事が公園のカラスを捕まえて殺しているのを見てカラスの弁護人を名乗って活動をするようになったとのこと。tozyoko さんにとってカラスは天敵かもしれないが、鳥類の中でもカラスの腸は短くて、植物の種を完全に消化できずに糞に出すために、いろいろな実を食べてはその種をばら撒いているとのこと。カラスの糞からは何十種類もの植物の種が見つかるという。特にハゼの樹の実を年中食べており、ハゼの樹の周りには他の樹の小さな実生の樹が生えるという。現在の蒲郡の山は松ノ木が殆ど枯れてなくなってしまったお蔭で春は山桜、秋はいろいろな紅葉に彩られているが、その種の大部分はカラスが撒いたものだという。この種は渥美先生がカラスの糞の中から出てきた種をたくさん持ってきてみんなに配ってくれたもの。これはカラスウリの種、見方によって蟷螂の頭に見えたり、結び文（玉章）に見えたり、あるいは打出の小槌に見えたりする。財布の中に入れておくと金が貯まるらしい。カラスが食べるからカラスウリではなく、昔の人は植物の名をつけるときに、よく動物の名前をつけて区別をした。よく登場するのは、イヌ、ウマ、スズメ、カラスである。特に大きさの大小を表すことが、大切なときは名前だけで大きさが想像できる動物を選んだ。スズメウリという小さな白い実がなるつるがあるが、それに対して大きい実がなるので、カラスウリとなったらしい。これはカラスウリの花、夏の夜ひっそりと咲く。秋には橙色の実がつく。渥美先生はカラスの糞から出てきた種を集めて、立体種子図鑑を作ろうとしている。 

  2006年11月11日

  コメント(15)

• 

  代替植物

  家の近くで見つけた花。花の形は、フヨウ、アオイ、オクラにそっくり、２階まで届くほど高くなります。これが、ケナフです。アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の１～2年草です。  ケナフは成長速度が著しく速く、また単位面積当りの繊維の生産量が多いため、空気中から吸収するＣＯ２の量が大きく、ひいてはＣＯ２による温室効果をやわらげ、地球温暖化防止に効果を発揮する。植栽時の効果とともに、繊維原料として、ケナフを紙やボード類・その他の繊維製品などに利用することによって、環境保全に役立たせることができる。この他水中の窒素、燐の吸収速度も大きく水質保全にも効果が認められている。また油を吸収しやすい特徴を利用したケナフ製品も海洋や土壌の汚染を救うために開発され、環境保全に寄与している。（ケナフ協議会）地球温暖化防止、環境保全のための紙・木材の原料として注目を集めている植物で、いろいろな企業での製品や学校での教材としても取り上げられている植物です。ケナフ紙を使った名刺などもある。でも一般家庭で作るには、大きくなり過ぎること、鋭いトゲがあって、加工に手間がかかることからあまり植えたい植物ではありません。うちにも、休耕田や空き地がありますが、植えようとは思いません。竹やぶも手入れが悪いとどんどん拡がって始末におえませんが、まず日本古来の竹で炭でも作りたい。

  2006年11月09日

  コメント(13)

• 

  簡単ですのでノーヒントで。

  昨日の戸狩ではあまりキノコが採れなかったので、花や紅葉を探してました。第一問第二問第三問第四問第五問第六問第七問第八問第九問第十問いくつできましたか？解答は掲示板の方に書いておきます。

  2006年10月12日

  コメント(23)

• 

  変わった花と目新しいスポーツ

  人間は目新しい変わったものに注目する。今日は近くで見つけた変わった花と変わったスポーツについて。近くのお宅の門の前で鉢植えになっていた。ハイビスカスのような花だが、通常メシベになっているところがまた花になっている。突然変異ではなく、どの花もこうなっていた。名前は知らない。これは近くの公園に咲いていた。ショウガか茗荷のような葉から出ていた。ハナミョウガだろうか？これは宮古島で見つけた。葉と葉の間に花びらのようなものが出ていた。名前は知らない。これは蒲郡の海で見つけた。何か凧のようなものに引っ張られて、ウェークボードをしている。新しいスポーツなのだろうか？名前を知らない。これは名前を知っている。けれど大きな声では言えない。そしたら近くの漢方薬局にどうどうと書いてあった。

  2006年09月24日

  コメント(10)

• 

  植物と動物の違い。

  今日は植物と動物の違いについて考えてみましょう。生物界は植物、動物、菌類、細菌、ウィルスと大きく５つくらいに分ける。それぞれの種が他の種といろいろな関係を結びながら、世代交代を重ね、種を維持している。それぞれの生物はその生命の維持をするために、外界と物質のやり取りをしている。動物の特徴は無機物から有機物を自分で作ることが出来ないこと。生命の維持には外から有機物を摂取し（食べ）なければならない。従って移動して他の動植物を食べる。植物の特徴は光合成をすることによって、体の中で無機物から有機物を作ることができる。従って、光さえあれば、移動する必要はない。菌類（キノコ）は無機物から有機物を作ることもできないし、移動もできない。だから、動物や植物に寄生して生きている。アルコールは細菌の中の酵母菌だけが作ることができる。酵母菌は単糖類をアルコール発酵させるときに出るエネルギーを使って生きている。せっせと人間のために、アルコールを作ってくれるのは彼らが生きるため。ギンリョウソウという植物がある。山へキノコ採りに行くと、薄暗い林の中で咲いている。透き通るような白をしている。腐生植物の仲間で、葉緑素を持たず、菌類を呼び込んだ根（菌根）を持ち、菌類の分解産物を栄養として取り入れている、一種の寄生植物である。どちらかというと植物というより、菌類に近い生活形態である。その生育には、朽木を含めて豊かな腐植と菌類が生息、あるいは多様性に富んだ菌根が樹木との間に形成されていて、生活を依存する菌類が安定して供給される環境が必要である。そのため、多くの腐生植物は森林に生育する。一部は、特に安定した原生林に近い環境を必要とするらしく、そのような種は、現在では生育環境の減少から、絶滅危惧種になっているものもある。また、このような生活であるため、植木鉢に移しても栽培することはほとんど不可能である。マツタケが栽培できないのも似たような理由である。これも飯田の山でみつけたシャクジョウソウ、形がお坊さんが持つ錫杖に似ている。このあたりにはマツタケが出る。  

  2006年09月22日

  コメント(12)

• 

  海浜植物と砂浜の消滅

  今日は海浜植物の話をしましょう。海浜植物とは砂浜などの上に群落を作る植物で、 砂地の過酷な条件でも育ち、種が海水に浮かんで流れて、流れ着いたところでまた繁殖するという植物です。 これは、竹島海岸で見つけたツルナ。ほんの少しだけある砂地に生えていた。 これも、竹島海岸のハマボッス。実の形が高僧が説法のときに使う仏具の払子（ホッス）に似ているのでそう呼ばれる。 これは西浦海岸のハマウド。葉がウドの葉に似ているが食べられない。これは竹島にあったハマユウ。沖の大島にもハマユウの群落がある。 これは、蒲池海岸（常滑の北）のハマゴウの群落。海浜植物にはハマの着く名前が多い。接写をすると、結構綺麗な花だ。  ここは、遠浅の海岸で海苔の養殖をしている。中部国際空港（セントレア）が近いので、飛行機が低空で飛んでいる。若者はジェットで水上スキーを楽しんでいる。 帰化植物だが、コマツヨイグサも生えている。こういった海浜植物の生息範囲は最近どんどん狭まっている。少し前だがNHKが日本から砂浜が消えていくという特集をしていた。次男のお嫁さんのお父さん（宇多高明氏）が海岸の研究をしており、解説で出ていた。九十九里浜などで著しいという。海岸が侵食されて消えてゆくという理由については、いろいろあり、温暖化などの影響もあるようだが、大部分は海岸、港湾行政の失敗であるという護岸をつくり、港をつくることにより、流れが変わって、砂浜が侵食される。港の浚渫をした砂は沖へ捨てに行くので、周りの砂浜から砂が流れ込み、その繰り返しで、砂浜が減っていくという。波で削られるからまた護岸をつくるという、悪循環が続く。そのうち、子供のころに海水浴を楽しんだ砂浜はなくなってしまうのだろうかそれとともに、海浜植物の運命は、・・・もっと長い眼でみた海浜行政をしなければ、日本は護岸で囲まれた島になる以上は殆ど宇多さんからの受け売りです。 

  2006年09月13日

  コメント(11)

• 

  ピンクのノウゼンカズラ

  昨日は山口県で容疑者の少年が腐乱死体で見つかったという。私はこれは無理心中事件と見る。私は蒲郡の監察医もしているので年間６０件ほど異常死体の検案に行く。無理心中も何件か扱った。それがその人たちの運命、そっとしておけばよい。１０日経てば、腐乱も進んで、黒くなり、巨人様になっている。首を吊ったようだが、ウジが湧くと白骨化が早く進んで、首と胴が離れて下へ落ちる。          あっ、ひょっとして腐乱死体か白骨死体の写真を期待してました？そんなもの出しませんよ、あるけど。今日はピンクのノウゼンカズラ。ノウゼンカズラは中国原産らしいが、アメリカノウゼンカズラというのがあって、黄色とかピンクもあるようです。蒲郡で１箇所、知多で１箇所ピンクを見つけました。ノウゼンカズラは花期の長い植物ですね。アルストロメリアとよい勝負でしょうか？ これは子供の国のカノコユリの園の横で６月初めに撮ったもの、まだ咲いているのを時々見かける。３ヶ月も花期が続く。 ここはオレンジとピンクを一緒に植えてあった。ピンクを一枝もらって、挿し木してみた。今のところついているようだ。大きくなって花が咲くのが楽しみだ。花菖蒲さんからアンコールがありましたので、一度載せた画像ですが、・・・。これは普通のノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラより花が大きいですね。

  2006年09月08日

  コメント(10)

• 

  アリバイ証明

  皆さん夏休みの宿題よくできました。全員にあげちゃいますね。それでは解答をまず１問目私はこれをアカメガシワと勘違いしていました。いやー、よく似ているんですよ。間違いと判ったのは、写真の上にマウスを持ってくると、撮影年月日、時刻まで出るんですね。それをみると、撮影されたのは、８月６日１７時１５分、その時刻に私は、長良川国際トライアスロンで長男が優勝するのを見届けてから揖斐川の上流の坂内村というところへ行き天然ワサビを採ってきました。この時刻坂内村の川沿いの道でイタドリの花にこの蛾がいるのを見つけて撮ったのを思い出しました。花はよく似ていますが、アカメガシワは樹、イタドリは草、葉の感じが大分違いますね。ですから、みなさんには全員をあげちゃいますね。今回のことで、気づいたのですが、ブログでアップした写真を別のファイルで保存してみると、撮影年月日、時刻からtozyoko さんに指摘されたのですが、写真につけた名前まで判るんですね。これはアリバイ証明に使えるなーと。逆に、いつも家に帰らず、「どこに行ってたの？」という女房に写真から足がついてしまう可能性があります。あっ、これは女房に内緒ですよ。古いデジカメで撮った写真は撮影年月日が入っていますが、新しいデジカメでは撮影年月日が写しこめないのですが、パソコンに入れると判るようになっているんですね。勉強になりました。ところで、イタドリとアカメガシワですが、今はこんなことになっています。これは蒲郡の今頃のイタドリです。花も殆ど終わっているのですが、花のついているのが、少しありました。これは春先のイタドリ。イタドリも春先には採ってきて食べます。サッと湯がいて、皮を剥き、水に半日ほどさらして、うすく切ってマヨネーズ、味噌などつけて食べます。結構いけますよ。アカメガシワは今こんな感じです。でももう少し前は花が本当によく似ているのですよ。イタドリもアカメガシワも花は地味であまり注目されません。結構難問だったかも知れませんね。２問目はハナヅルソウ、最初普通の野草や花の本を調べていて全然出てこなくて、葉が厚いので、ひょっとしたら多肉植物と思って調べてようやく判りました。３問目のツルナは５月に竹島の遊歩道を散歩していて、海水が満潮にはかかりそうなところに生えているのを見つけました。でも全く判らなくて、時々見に行っては考えていましたが、花が咲いてようやく判りました。これも正解を出していただきました。これは種が波に乗って流れていって拡がる海浜植物の仲間だそうです。蒲郡には海あり、山ありで、海浜植物もいろいろあります。今日は豊橋で飲み会があったので更新が遅れました。私の場合はブログ更新の障害は飲み会です。でも、何とか１日１回更新しようと思っています。

  2006年09月02日

  コメント(0)

• 

  子供の国

  蒲郡の隣の幡豆町というところに県が管理する公園があります。ふたつの小さな山を利用して、自然の中で、遊べる公園で、いろいろな遊具や、ハイキングのできる道などが整備されています。外をぐるっと回ると７～８ｋｍはあるでしょうか。ここは私の秘密の山菜園。ここで採れるものは、ワラビ、タケノコ（マダケ）、アケビ、タラノメ、ウコギ、クサイチゴ、アシタバ、ウメ、カリン、ウド、ギンナン、ヤマイモ、数種類のキノコ。これだけのものが季節によって採れる。それも上の地図のあさひが丘のごく一部で。朝5時ころ起きて、車で15分くらいのここへ来る。鹿の子百合を見つけたのもここだ。 遊歩道の横の土手に野生化している。ブログの最初にアップした鹿の子百合もここから少し戴いてきた。今年もギンナンは豊作のようだ。もう1ヶ月後に採りに来よう。次の画像はBlue Hat さんへ。6月に開田高原（信州）へバイカモを採りに行った時にその横の清流に生えていたワスレナグサです。少し採ってきて、我が家の甕に植えてあります。暑くなって枯れたかと思ったらまた今花が咲いています。忘れないでと言っているようです。小さな花ですが、とても上品な Blue 、ハットします。朝の薄暗いときに撮ったものですから、フラッシュを焚くと色が白くとんでしまいます。マクロで自然光で撮るとピントを合わせても露光時間が長いために、花が風で揺れてボケてしまいます。でもこれはこれでいいかなと思います。

  2006年08月21日

  コメント(10)

• 

  ブログ始めました。

  今まで義姉のブログからあちこちにお邪魔してコメントを書いていましたが、自分で撮った写真を皆さんに直接見ていただきたいと思いブログを始めました。最初の画像は鹿の子百合です。山で採ってきて前の畑に植えました。

  2006年08月14日

  コメント(12)

全389件 (389件中 351-389件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8