アフリカから見る国際情勢

[マラソンな日々] カテゴリの記事

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• 皇居駅伝（第47回鉄道・運輸機構駅伝大会）

  　23日の大田原マラソンまであと3日。体調管理に気をつけなければいけない大事な一週間なのに先週に限って仕事での夕食が3回（おまけにフレンチ2回、イタリアン1回で重かった）。飲み会も1回あった。そのためか、火曜日には軽く風邪をひく始末。慌てて少し値のはる葛根湯の液体ドリンクを飲んで大事に至る前に治した。また、翌24日からのアフリカ出張が決まり、走った後も相応のケアが必要となる。とにかく再び風邪をひかないよう外出する時はマスク、寝る際にはスチームを枕元に置いて万全を期している（笑）。　さて、今日は会社のランニング仲間の誘いで鉄道・運輸機構が主催する駅伝大会に参加してきた。一人一周（5キロ）×5人がつなぐタイムで競う駅伝大会。フルマラソンの直前に体に喝を入れるのにちょうどいい距離でほどよい緊張感も味わえる。僕は3走。気楽に走れる順番となった。2年前にも一度参加しているが、その時のタイムは21分45秒。その後、5キロのタイムトライアルは一度も走ったことがないので、2年間の進歩を実感できるよい機会かも知れないと思っていた。　暑くもなく寒くもない絶好の天気。レースが始まった。待っている間に2キロほどジョグし、体を暖める。僕のチームの2走は全体の半分位の順位で帰ってきた。　普段はキロ5分とか4分半といったペースで走ることが多いので5キロで燃え尽きるようなスピードは体に馴染んでいない。普段よりも速く走るイメージで入るが、たちまち呼吸が乱れ、苦しくなる。その苦しいペースをとにかく最後まで保とうと考える。脚がなんとなく地についていない、苦しいのに本当にスピードが出ているのかわからない、嫌な感覚が続く。それでも前を走るランナーを10人位抜いた。呼吸はぜーぜー言っているが、脚は何事もないかのように普段通り動いてくれる。半蔵門からゴールの桜田門に至る残り1キロの下り坂では呼吸も落ち着いてきた。　桜田門をくぐり内堀通り手前のゴールまでの直線約200メートルはスパートをかけ、次の走者につないだ。タイムは自己計測で20分50秒。ベストタイム。少し嬉しい。　念入りにストレッチをした後、飲み会をパスして帰宅（極めて珍しいことだが）。明日は軽くLSDを行い、大会に備える予定。おっと、明日ABCが荷物を取りに来るので今晩は出張のためのパックをしなければならない。

  2010.11.20

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  皇居30キロラン

  　11月23日の大田原マラソンに向けて今週は最後の走りこみ。今日は会社のランニングクラブの仲間と皇居30キロランに挑戦。一人で走るには30キロは長すぎる。眠い目をこすりながら朝8時30分に大手濠緑地に集合。総勢8名。　5分/キロで30キロを走りたいと思っていたが、どうもお腹の調子が優れない。様子見で最初の一周は6分/キロペース（29'22")。2周目から少しずつペースを上げて行く、とお腹に異変が(27'23")。3周目に入り平川門近くのトイレで大休憩(3分）。落ち着いたところでペースを上げる。3周目はトイレを含め28'48"。　後半の3周は5分/キロを目指す。25'46",26'10"。最後の一周はペースを上げて23'26"でまとめる。合計タイムは2:40'58"。30キロの練習走としてはいいタイム。　その後九段下でビールを飲みながら鍋＆寿司の昼食。その後、神田の本屋街を冷やかして帰宅。充実した土曜日となった。　大手濠緑地にある和気清麻呂像。

  2010.11.06

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• 寒い皇居ラン

  　今日は会社のランニングクラブの定例練習会。仕事の都合でたまにしか参加できないが、今日は仕事も片付いたので久しぶりに合流。寒冷前線の影響で半袖のランシャツでは結構寒い。半蔵門をスタート、ゴールで2周する。18時55分スタート。最初の1周は5分/キロのペースで体を温める。火曜日なのでランナーはさほど多くないが、時々団体さんが横3列で走っていたりする。最低のマナーは守ろう。「右通ります」と声をかける。　2周目は少しペースを上げる。桜田門を過ぎたあたりから向かい風が強くなる。帽子を手に取る。と、4分強/キロで走る集団に抜かれたので、その集団に付いていく。皇居ランのいいところは様々なレベルの方が走っているので周りのペースに合わせて自分の走りを調整できることだ。23分前半のタイムでフィニッシュ。　最近使っているのはSPH　GOLF&RUNNINGというランナーズステーション。新しい施設のせいか、すいているし、清潔だ。シャワーで温まって帰宅。　先日のタートルマラソンの正式タイムが葉書で送付されてきた。1:43'43"(グロス）で795位/5911人。ネットは1:40'34"。2年前の大会に比べ完走者が約1500人増。大会運営はますます大変だ。

  2010.10.26

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  秋田内陸ウルトラマラソン総合記録集

  　先月の秋田ウルトラの総合記録集が送付されてきた。記録は12:24'35"で739人の完走者中425位、男性では627人中375位。100キロの部の完走率は57.8％とのこと。　　記録を見ていて気付いたこと。１．女性の上位10位を年齢順に並べると、57、46、46、46、48、53、49、32、51、39。平均は46.7歳（男性は39.7歳）。妙齢の女性は強い。妻にそう言うと「女性は若いうちは子育てなどで忙しく、男性みたいに好き勝手に走れないのよ」とのコメント。そうかも知れない。２．66歳以上の100キロの部完走者が42人もいる。なぜか男性のみだが。これだけ見ても、ウルトラはゆっくり、長くお付き合いのできる競技であることがわかる。３．田沢湖の宿でご一緒したO夫妻は好記録で完走、旦那さんは計画通りサブ10を達成されていた。同い年の彼は温泉につかりながら、まだまだ精神的に老けこんではいけないと熱く語ってくれたが、結果がそれを証明している。　　以前アフリカに駐在していた時、石垣島トライアスロン大会の初代チャンピオンという方と知り合いになった。彼はウルトラマラソンについて「人生の経験がものを言う競技で、長くなれば長くなるほど経験は生きてくる」と語っていた。走り始めてその言葉の意味を少しずつ咀嚼しているところだ。　　最後におまけ。田沢湖、秋田内陸縦貫鉄道近辺には韓ドラ「アイリス」にあやかった展示が多くあった。阿仁合駅前で見かけた巨大な看板。

  2010.10.19

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  第39回タートルマラソン全国大会

  　秋田ウルトラで始まった今シーズン、フルマラソンは2～3大会走る計画。11月23日の大田原マラソンはすでにエントリー済み。東京マラソンは予想通り落選してしまったので、1月30日の若潮マラソン（館山）も申し込んだ。この2つの大会の結果を見て、3大会目を走るかどうか決めたいと思っている。　目標は3時間30分。自己記録が3時間53分なので20分以上縮めなければいけないが、目標は高く設定した。3時間30分を達成するためには5分/キロのイーブンペースで走り切る必要がある。　　今日のタートルマラソンは2年前に一度走ったことがあるフレンドリーな大会。荒川沿いのコースで走りやすい。今日のテーマは5分を切るイーブンペースで最後まで走り切ること。ハーフでは、今年2月の赤羽ハーフで初めて1時間40分を切ったが、前半4分半/キロペースで飛ばしたため、後半息切れ、最後の数キロは5分を越えるペースにダウンしてしまった。そこで今回は余裕を持って走りきることを目標にしたのだ。4分45秒/キロで走るとおよそ1時間40分になるので、これを頭においてスタートした。　　気温は若干高め（20℃位）も、風はなく、まずまずのコンディション。30分前にスタート地点に向かうが、すでに多くのランナーが並んでいる。そのため号砲からスタート地点までは3分近くかかってしまった。さらにスタート付近はコースの道幅が狭く自分のペースで走れない。最初の2キロは5'38",5'05"とブレーキ。そこから徐々にペースをつかみ、4'49",4'42",4'39",4'38"。6キロから7キロの地点でコースは河川敷から堤防の上に変わるが、また道幅が狭くなり、4'52"。少しイライラする。その後ペースを取り戻し、8キロ地点では僕の好きな水門を見ながら走る。4'37",4'33",4'34"で10キロは48'11"、中間点は50'40"で通過。30秒程度計算よりも遅いが順調。　　後半最初の5キロは4'38",4'47",4'49",4'38",4'49"(15キロは1:11'54")。懸案の15キロ以降も無理せずに同じペースで走る。4'47",4'52",4'43",4'40",4'44"(20キロは1:35'44")。最後の1キロ少しは軽くスパートをかけて4'50"。ゴールタイムは1:40'35"。サブ100には届かなかったが余裕を持ってイーブンで走るという目標は達成できた（前半50'40",後半49'55)。大田原までに2回30キロ走にトライし、5分/キロを体に覚えさせることを計画している。　 さて、会場の北千住は昔の宿場町。街道沿いには庶民的な商店街がある。  　帰宅後、家の近くの韓国料理屋でカンジャンケジャン（わたりカニのしょうゆ漬け）とマッコリで乾杯。幸せ。

  2010.10.17

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  第20回秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン（その5）

  　50キロから先は基本的に下りと思っていた。下りでは右脚付け根の痛みがきつい。頭の片隅に「棄権」という言葉がよぎる。しかし、実際は違っていた。確かに後半50キロを通して見れば全体で500メートルほど下ることになっているが、実際は登り、下りの連続。かえってこれで助かった。登りはさほど苦痛ではないから。　60キロ手前の風景。鉄ちゃんが喜ぶポイントだが、列車を待っているわけにはいかない。　タイムを見ると50キロから先は平均8分/キロに落ち込んでいるが、これはエイドで時間をつぶし過ぎたからだ。ボランティアの方と話をしながら（僕は山形の方言が話せるので、「どごがらきた」から始まって、「がんばってのぉ」までおばちゃんたちとの話は長くなってしまう）。話しながら、まずお茶をいただき、果物を食べ、塩や梅干しをなめ、屈伸をした後、エアーサロンパスを大量散布、と一連の動作で5分は休んでしまう。実際には7分/キロを切るペースで走っているのに。そのせいで道中エイドで余り休まない同じランナーを何度も抜くはめになる。次回はエイドでの休み方を考えよう。　前日、阿仁合駅付近をぶらついたが、65キロで阿仁合のエイドに。そこではなんとトレーナーがいて、マッサージのサービスがあった。右脚をお願いしたいところだったが、待ち時間が長そうだったのであきらめる。街の出口で北緯40度線を越える。80キロは9:56'07"。目標は9時間20分だったので、もう無理。しかし、制限時間の13時間以内に完走するためには、20キロを3時間で走ればいい。脚の痛みはひかないが、制限時間内にはなんとか走れると気は楽になる。　90キロ手前で合川へ。久しぶりの街。沿道の応援も増えてくる。あと10キロ。この期に及んで、脚の痛みが引いてくるのを感じる。よし、飛ばすぞ。と言っても最後の登りがあり、93キロくらいからの下りで飛ばしたつもりだが、記録上は大したことない。でも、多くの方を抜き、エイドもスキップしてひたすら走った。　残り1キロ。鷹巣の例のシャッター商店街に入る。ところがところが、商店街は応援の人が一杯。ゼッケンと名前を呼ばれ、がんばれとの放送が流れる。思わず、胸がジンとなる。ありがとう。最後は皆に押されるように全力で走った。これ以上無理と言う位全力で走った。昨年の四万十川とさほど変わらないゴールタイムだが、出発時間が30分早く、季節も一月早いので、まだ日のあるうちにゴールできた。四万十に負けず劣らずの暖かい素晴らしい大会であった。　冷たい水と氷でアイシング。後夜祭では、ビールをいただいたが、体が冷えてうまくない。暖かいそばが美味だった。鷹巣から20分北にある大館に電車で移動、駅前の温泉付きのホテル泊。温泉にゆっくりつかり、ビールを飲みながら駅のコンビニで買った弁当を食べて寝る。　翌日は9時15分の羽田行き飛行機に乗るため、7時15分、大館駅をバスで出発。体の疲れは前回の四万十川よりも少なく、問題なく歩ける。右脚を痛めたにも関わらず、ダメージは少ない。　次はサロマ湖に行こう。  

  2010.10.03

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  第20回秋田内陸リゾートカップ100キロチャンレンジマラソン（その4）

  　3時。迎えに来たバスに乗り込み、会場へ。4時前には会場に到着。結構寒いが快晴の模様。防寒のため、ボランティアの方が用意してくれたビニール袋をかぶり、5時にスタート。　今回のレースプランは7分/キロのイーブンで走るというもの。それができると計算上はサブ12（11時間40分）が達成できる。前半は最大の難所とされる大覚野峠まで500メートルほど登ることになっているので抑え気味に入り、後半は全体には下っているので余力で走るというプランだった。　ところが、レース開始直後から右脚の付け根が痛み始める。レース前に右膝の違和感は若干あったものの、これまでに経験した事のない箇所の痛みなだけに慎重に走る。　山間の田んぼに靄がかかり幻想的な風景。12、3キロ地点の写真。　橋を何度も越えるコースだ。渓流がよく見える。時々立ち止まって撮影。これは30キロ手前のもの。　全部で20か所あるエイドでは暖かい麦茶が胃に優しく、嬉しかった。また、果物もおいしい。特になし、オレンジは水分が多いので食べやすい。リンゴはこちらの特産物ではあるが、もそもそしてあま り合わない感じ。また、30キロ過ぎでなめこ汁を出してくれたエイドがあった。俵型の小さなおにぎりを汁に入れておじやのようにしてお代わりをして食べた。美味。　30キロ地点から登りがきつくなる。タイムも35キロから40キロで8’29”/キロ、40キロから45キロは7’50”/キロと遅くなるが、とにかくゆっくりでも歩かずに走った。ただ、右脚の付け根の痛みは登りではあまり感じない。むしろ、下りが辛かった。この辺りからエイド毎にエアーサロンパスを大量散布し始める。　いつの間にか大覚野峠を越え、痛い右脚をこらえながら下りを走るが、速く走れないのでドンドン抜かれる。49.67キロにある着替え置き場で大休憩して再出発。50キロは6:08’20”で目標タイムであった5:50’00”を18分も超過してしまった。後半は下りが多いので右脚の痛みを考え、暗澹とした気分になる。

  2010.10.03

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  第20回秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン（その3）

  　阿仁合では角館行きの次の列車まで時間があったので、駅周辺をぶらつく。まずは駅構内にある食堂「こぐま亭」で腹ごしらえ。「馬肉うどん」なるものを食す。阿仁は鉱山で繁栄した街。肺病になった鉱山労働者が馬肉を食べたところ、回復したという言い伝えがあるそうだ。　駅の近くには阿仁鉱山の歴史を展示する「伝承館」があり、その隣には技術指導を受けるため政府が自費で招へいしたドイツ人技師のための官舎を「異人館」として公開していた。ルネッサンス風ゴシック建設物。明治12年建設、経費はすべて当時の日本政府の負担だ。このようなところにも若き日本の息吹を感じることができる。 　11時40分、後続の列車で阿仁合を出発。すでにランナーがいっぱいで座席がない。女性の車掌さんが沿線の観光案内をしてくれるので1時間40分あきずに車窓を眺める。想像していた以上に奥深い山中を走っている。山の民である「マタギ」の道入り口などが見える。ちなみにこの地域、こうしたマタギの伝統もあり、冬季オリンピックの距離、バイアスロン、ジャンプ複合の選手を多く輩出している。　13時21分角館着。小京都として有名な角館には高校生の時、友人と自転車旅行で来たことがあった。実に30年ぶりの再訪。マラソンの受付登録をし、街を散歩。こぎれいに整備されている印象。写真は有名な武家屋敷。 　角館市内に宿泊したかったのだが、申し込みが遅れたため、宿はどこも一杯。仕方なく約1時間離れた田沢湖近くの水沢温泉郷に宿泊。マラソンは明朝5時スタートのため、バスは3時に迎えに来ると言う。18時に食事をして温泉に浸かり、早々に寝る、というか横になる。うつらうつらしているうちに目覚ましタイマーが鳴り、2時。買ってきたバナナ、おにぎりなどを食べて出発。天気は快晴、星がきれいだ。

  2010.10.01

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  第20回秋田内陸リゾートカップ100キロチャンレンジマラソン（その2）

  　前日（25日）早朝、羽田から能代大館空港へ。このウルトラマラソンは角館がスタート、ゴールが鷹巣という一本道のコースだが、鷹巣から角館まで秋田内陸縦貫鉄道に乗って「逆送」し、コースを眺めようと、あえて能代大館空港から入った。　空港からシャトルバスで鷹巣へ。鷹巣駅前は早朝ということもあり、人影もなく寂しい。 　　商店街はいわゆるシャッター商店街に見えた。朝食を摂ろうと思ったが空いている店もない。あきらめて9時32分発の阿仁合行きに乗る。鷹巣から阿仁合、さらにその先の比立内までは国鉄時代にすでに線路が敷かれていた。 鷹巣駅はなかなかの風情がある。  　走っているディーゼル車も一両編成でかわいらしい。今はなき新潟鉄工が1983年に製造した車両だ。   

  2010.09.29

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• 第20回秋田内陸リゾートカップ100キロチャンレンジマラソン（その1）

  　無事完走することができた。タイムは12時間25分位（ゴールの後、時計を押すのを忘れてしまったので正確な計時ができず）。　快晴に恵まれ、気温も7℃～15℃程度、微風と走りやすいコンディションながら、レース開始直後から始まった右足付け根の痛みのため、完走にプライオリティを置いた慎重なレースプランに変更せざるを得なかったことから、狙っていたサブ12は達成できず、その点では少し悔しい結果となった。しかし、長くきつい登りで一度も歩かなかったなど、この夏の練習の収穫もあった。少しずつレースを振り返ってみたい。距離 　ラップタイム 時間 　　　　　分秒/キロ5キロ　36’18” 　　　　　　　　　　7’15”10キロ 33’46” 1時間10分05秒 6’45”15キロ 33’12” 1時間43分17秒 6’38”20キロ 31’58” 2時間15分15秒 6’23”25キロ 35’36” 2時間50分51秒 7’07”30キロ 34’51” 3時間25分42秒 6’58”35キロ 36’03” 4時間01分45秒 7’12”40キロ 42’28” 4時間44分13秒 8’29”42.195キロ 16’59” 5時間01秒12秒 45キロ 22’14”（39’13”） 5時間23分27秒 7’50”50キロ 44’53” 6時間08分20秒 8’58”55キロ 32’52” 6時間41分11秒 6’34”60キロ 37’12” 7時間18分23秒 7’26”65キロ 43’31” 8時間01分54秒 8’42”70キロ 36’15” 8時間38分09秒 7’15”75キロ 39’36” 9時間17分46秒 7’55”80キロ 38’21” 9時間56分07秒 7’38”85キロ 38’19” 10時間34分27秒 7’39”90キロ 42’41” 11時間17分08秒 8’32”96キロ 41’23”（6キロ） 11時間58分31秒 6’53”100キロ 26’29”（4キロ） 12時間25分 6’37”     

  2010.09.27

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• 高野進ランニングクリニック

  　秋田内陸ウルトラまであと一週間、調整モードに。　今日は世田谷区スポーツ振興財団が主催する「高野進ランニングクリニック」に参加。今週から毎土曜日計5回のクリニックで、200名が参加。　第一回の今日は主にナンバ走りについての講習。腰から脚を出し、体を一本にして地面に体重を乗せて走るための基礎練習を繰り返す。頭では理解しているつもりだが、体、肩が一本にならず、蛇行してしまう。歩行から意識すること、体幹を鍛えることが必要。　高野さんのランニングフォームは美しい。ほれぼれする。さすが、バルセロナオリンピックの400メートルファイナリストは違う。 　最後にシャトルランをやった。20メートル間隔をリズムに合わせてダッシュする。最初はゆっくり、だんだん速くなる。リズムについていけなくなったところで脱落する仕組み。息子も体力測定でやったことがあるそうだ。　スタート。最初は楽勝だと思ったが、だんだん余裕がなくなってくる。80回を過ぎる頃から、脚がきつくなってくる。時間の関係で100回（2キロということか）で終了。辛うじて最後までついていくことができたが、もういっぱいいっぱい。最後まで残った20名の中には、まだまだ余裕がありそうな方もいた。講習の4回目には10キロのタイムトライアルがあり、上位に入ると世田谷ハーフマラソンへの参加ができるそうなのでがんばろう。（今年は申し込むのを忘れていたのでちょうどよかった）。　秋田に向けて最近CWXを購入、試用している。確かに膝の安定感は増すが、腹周りの余裕がなく、圧迫感に不安がある。今週履き慣らして見て、本番で履くかどうか決めたい。 　その後、通いつけの治療院にてマッサージ。膝の軽い違和感を修復してもらう。肉体的な疲労感を抜きつつ、精神的には徐々に盛り上げていく。

  2010.09.18

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  高尾山ー陣馬山トレイル

  　今週は単独で高尾山ー陣馬山トレイル（28キロ）に挑戦。目標は4時間30分での往復。できるだけ涼しいうちに走りだしたいので、5時の始発電車に乗ろうと思っていたのだが、寝坊して6時に。高尾山口を7時15分に走りだす。往路は6号路を選択。コースに小さな沢があるので涼しさを感じることができる。 　いつもより一時間早いだけだが、6号路にはランナー、登山客とも少ない。途中、ヘッドライトを着けて下山するランナーとすれ違う。ハセツネの練習だろう。　　高尾山頂を越えると、登山客よりランナーの方が多い印象だ。そして皆速い。僕より年齢が高い方もきつい坂道も軽々と登っている。かなり鍛えないとあの域には達しない。蝉の鳴き声がうるさいが、時々ぱたっと止まることがある。静寂が支配し、自分の足音と呼吸だけが聞こえる。 　コンディションはよくない。先週よりも暑く、風もほとんど吹かない。城山から景信山の登りが思ったよりもきつく感じる。 　陣馬山には2時間30分で到着。10分休憩。また、カップラーメンで腹ごしらえ。そう言えば、先日受診した人間ドックで、悪玉コレステロール値が基準より高く、要食事療法との診断を受けたばかり。ジャンクなものは食べてはいけなかった。 　復路は下りなので2時間で行けると計算していたが、暑さでバテてしまい、スピードが思ったより出ない。高尾山頂からは6号路は滑るので、稲荷山コースに変更。下界に到着したのは12時5分。2時間10分。合計4時間40分。坂道登りでもう少し頑張れば、もう10分、20分は短縮できそう。　帰路、高尾山口駅のホームで缶ビールを開ける。この一杯がうまい。　そう言えば世田谷区スポーツ振興財団が主催する「高野進ランニングクリニック」に当選した。9月18日から毎週土曜日に5回開催されるクリニック。高野進と言えば日本の中距離界で長く第一人者だった方。このような練習会に参加するのは初めてなので楽しみにしている。 

  2010.09.04

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  秋田リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会まであと一月

  　今日も暑い一日だったが、9月からはマラソンシーズンが始まる。今年の緒戦は9月26日に秋田で開催されるウルトラマラソン。桜で有名な城下町角館をスタート、秋田内陸縦貫鉄道沿いに北上、終点の鷹巣まで走る大会だ。　この大会を選んだ理由は二つ。一つは田舎に近い秋田で開催されること。高校時代に北東北を自転車で旅行したことがあったが、角館は最初の宿泊地だった。懐かしさがある。もう一つは鉄道。この鉄道は国鉄が民営化された後に地元の要望により平成元年に開通した珍しい第三セクター鉄道。マラソンコースはこの鉄道沿いの国道だ。　旅程は次の通り。前日の25日朝、空路大館能代空港に入り、鷹巣から角館まで秋田内陸縦貫鉄道に乗る。もたもたしているうちに、角館市内の旅館は一杯になってしまったので、田沢湖近くのホテルを確保。韓国ドラマ「アイリス」のロケ地となったため、韓国人旅行客の観光スポットとなっているらしい田沢湖周辺を楽しむ。26日もゴールの鷹巣近辺の旅館も確保できなかったので、少し足を延ばして大館に一泊。27日、朝の便で午前中に羽田に戻る予定を組んだ。寝台特急あけぼので26日そのまま帰ることも考えたが、ゆっくりホテルで寝ることにした。　今日は仲間と高尾山ー陣馬山トレラン。朝8時に京王線高尾山口集合、28キロを約5時間で走る。下界に比べると日影が多く、涼しかったが、かなり消耗した。走行距離は7月は250キロ、今月も今日で220キロを越えた。走りこみはこれまでになく順調だが、秋田ウルトラは中盤に標高差500メートル近いアップダウンがある難しいコースだ。目標は13時間の制限時間内に完走すること。来週末まで走りこみ、それから疲労を抜きつつ、本番までもっていきたい。　城山で今日も食べたかき氷。うまい。完走後は、高尾山口駅に隣接する「ふもとや」でピザとビール（キリンのハートランド）」を堪能。ビールのうまさにも感動。このために走っているのだと思う。

  2010.08.28

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  青の涼

  　来週林間学校に行く息子が登山靴を買ったので、履き慣らしのために先週に続き、高尾山へ。先週同様8時過ぎに高尾山口を出発。稲荷山コースを早足で登る。30分で高尾山頂へ。頭から水をかぶり、目指す城山へ。　息子は高校に入って運動部で鍛えているだけあって、歩くペースは速い。9時半には城山着。先週も書いたが、ここのかき氷は大きい。二人でひとつで十分な量。この大きさで400円也。 　帰りはさらにピッチがあがる。と、羽をゆっくりと動かす優雅な蝶を見つける。戻って調べると「アサギマダラ」という名前。優雅な姿からは想像がつかないが、1000キロもの渡りをする蝶とのこと。青が涼しい。　戦前の詩に「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」という一行詩がある（安西冬衛、「春」、1927年）。韃靼海峡（間宮海峡）を渡って行ったのはこの青く優雅な蝶だったのかも知れない。　高尾山口には10時50分に帰着。高尾で一番美味い「高橋屋」でアルデンテの冷やしとろろそばをいただき、13時には帰宅。ビールと昼寝が待っている。 

  2010.07.25

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  夏のトレランー高尾山口から陣馬山往復

  　関東地方の梅雨が明けた。ジメジメした梅雨空の下走るのは決して気持のよいものではない。かといって炎天下の中、熱いアスファルト道を走るのもちょっと。夏はトレランがいい。山の中は風が吹き、陽射しも木々に遮られ、快適なのだ。　連休初日、仲間と高尾山口ー陣馬山往復トレイルランニングに参加。距離は28キロ。5時半起床。前夜のアルコールが残り、頭の芯が痛い。雑煮を作り、おもちを3つ腹に詰め込む。電車の中は爆睡。8時前に高尾山口着。4月に走った時よりもハイカー、ランナーは少ない。　8時過ぎ出発。最初はゆっくり。高尾山頂を捲いて、先へ。昨日のアルコールは飛んで、玉のような汗が出る。一丁平からの風景。朝は少し曇っていて富士山が見えない。　城山から小仏、景信山へ。途中、杉林を伐採して西側の眺望が素晴らしい地点があった。木の匂いが癒しになる。明王峠を経て陣馬山へ。到着したのは11時過ぎ。途中で休憩しながら走ったので疲れはない。ただ、喉が渇き、腹が減る。我慢できずカップラーメンを食べる。山で食べるとジャンクなラーメンでもおいしい。陣馬山頂からの景色。 　戻りは基本下りであるし、気持ちも楽。上りの箇所もゆっくりでも歩かずに走るようにした。山道はこんな感じ。　城山で大休憩。大きなかき氷を食べる。レモンやイチゴのシロップが懐かしい。かき氷を食べるなんていつ以来のことだろう。そう言えば小さい頃は家庭にかき氷機があった。　途中、きれいな花を見つけた（名前は知らない）。　トレランでは下りの走りで大きな差がつく。今回、多少怖かったが、意識して前傾姿勢で走るようにした。いい感じ。　ビアマウントでにぎわっているだろう高尾山頂には寄らず、一気に下界へ。3時到着。下界は陽射しが痛い。走っていた時間は正味5時間くらいか。小休憩を多く取り、休み休み走ったので足の疲れも少ない。トレラン中、ペットボトルは5本飲みほす。そば屋で遅い昼食。途中我慢していたビールを2杯にそば。うまい。今度は同じコースでもう少し追いこんでみるか。　   

  2010.07.17

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  来週は葛西臨海公園7時間走

  　週末は梅雨の合間を縫って20キロづつラン。今朝は雨が上がった午前8時にバナナを一本食べてスタート。砧公園の周回コースでビルドアップ走。調子はまあまあ。ところが往路16.5キロ地点で急にガス欠。走れなくなる。暑さで体力を消費する中、バナナ一本では足りなかったようだ。　来週は葛西臨海公園7時間走に参加予定。9月の秋田内陸ウルトラの練習だ。葛西は世田谷に引っ越す前、98年から10年近く住んでいた場所なので、「再会」を楽しみにしている。帰りには葛西駅近くにあるちばき屋に行く予定。ここのさっぱりとした中華そばは絶品。カンカン照りにならないことだけを祈る。　閑話休題。これは泥染めと云う手法で作られたブルキナファソの布。ピカソやマチスなどはアフリカンアートに影響を受けたと云われているが、シンプルかつ独創的な模様。 

  2010.07.04

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  有森裕子さんと走ろう、歩こう＆語ろう！

  　26日は国連人口基金（UNFPA）が主催する「お母さんの命を守るキャンペーン」チャリティー・ランに参加。UNFPAの親善大使をされている有森裕子さんが冠のイベントだ。　麹町のランステに集合、準備体操の後、大会協賛の資生堂の選手の先導で皇居を2周。走りながら彼女からフォームのチェック、練習法等につきアドバイスをいただく。週末のラン中心になっていることを説明すると、5キロでもいいのでできるだけ毎日走った方がいいとのサジェスチョンにうーん、生活を変えなければ。　ランの後、近くのレストランで懇親会。有森さんと言えば、アトランタ五輪での「初めて自分で自分を誉めてあげたい」という言葉が余りにも有名だが、非常にクレバーで言葉に力がある方だった。「スタートラインに立った時に結果は出ている」。ドキッとする言葉だ。もちろん十分な準備をしていれば結果はついてくるということだが、彼女が語ると重い。自分に照らすと下を向かざるを得ない。　また、ランナーとしての社会的な影響、責任をよく考えていて、行動にうつしている。UNFPAの親善大使を務めているのもそうだが、そのような活動が認められて、先日、日本人女性として初めて、「IOC世界女性スポーツ大賞」を受賞されている。欧州で「大会にでたの！」というと「なんのチャリティー？」と聞かれるそうだ。対して日本では「タイムは？」。確かに（苦笑）。　最後にUNFPAの宣伝を。その有森さんが人口問題について平易に書かれた「有森裕子と読む　人口問題ガイドブック」（国際開発ジャーナル社）という本がある。人口問題を通じて世界の抱える問題に気付き、自分できることを自分の出来る範囲で行動してほしいという彼女の熱いメッセージが詰まった本だ。ぜひ、特に若い人に読んでほしい。   

  2010.06.29

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  砧総合運動場でインターバル走

  　先週末、母方の祖母が亡くなった。享年92歳。僕は初孫ということもあり、ずいぶんかわいがってもらった。優しい祖母だった。今週、通夜と葬儀に参列。多くの孫、ひ孫に囲まれたお別れの式。祖母の優しい笑顔が脳裏に残る。　東京よりも2週間遅れの北国の寒さにあたったせいか、風邪気味で体調はあまり優れない。昨日は健康回復のため、20キロのLSD。野川沿いを6分/キロでゆっくり走る。喜多見の電車基地上の公園。花が満開。 　今朝は砧公園へ。砧公園の隣にある総合運動場にはテニスコート、プール、野球場等があり、いつも混んでいる。が、陸上競技場は大会の時以外は使われていない様子。事務所で尋ねてみると、3時間で360円！で使えるとのこと。以前から正確に距離を測れるところでインターバル走をしてみたいと思っていたので即申し込む。  　すでに1時間ほど走った後だったので、疲れてはいたが、一キロを8割程度で走り、2分休憩を5セット。4分15秒、4分8秒、4分2秒、4分10秒、4分21秒。どうしても4分を切れない。これから練習して、3分台を5本並べられるようにできるか。　最後に100メートルを走ってみた。高校時代以来だ。高校時代は12秒の中盤で走れたが、うん十年後は15.18秒。うーん。　結局、一時間ほど競技場を独占。観客はからすだけ。贅沢なような、もったいないような、少し寂しいような気分。 　

  2010.05.16

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  第22回春日部大凧マラソン

  　昨夜11時過ぎに就寝したのに、2時に目が覚める。いくらなんでも早過ぎると布団の中で再び寝る努力。5時まで寝ることができた。今日のレースでエントリーしているのは10キロなのでフルマラソンの時とは異なり普通の朝食。焼き鮭とごはん、味噌汁、漬物。最近食べ過ぎ、飲み過ぎの日々が続き、胃がもたれているのが気になる。コーヒーを飲んで最寄りの駅を7時に出発。　会場近くの東武野田線の南桜井駅には8時28分着。15分歩いて受付会場の庄和体育館へ。10キロは10時8分発ということで9時30分にはスタート地点へ。下はスタート直前の風景。 　今回の目標は45分切り。4分30秒/キロ以内で走ることが必要。2月の東京・赤羽ハーフでは10キロ地点で45分31秒をマークしたのでそれ以上を目指す。　ところが思いがけない暑さ。9時現在では20度であったが、途中は25度以上。加えて往路は江戸川土手沿い、復路は土手を下りて走る単調な道。復路は胃もたれで結構きつかった。ラップは次のとおり。　4分54秒　4分16秒　4分23秒　4分27秒　4分26秒　4分18秒　4分51秒　4分43秒　4分44秒　4分29秒計　45分37秒 　後半のラップが4分30秒を越えてしまったため、45分切りには届かず。男子40歳以上（約400名登録）で83位。4分20秒/キロで10キロ走る持久力を身につけたい。もっと追い込んで心肺能力を高める練習を積まなければならない。    

  2010.05.04

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  高尾山トレイルランニング

  　昨日は高尾山へ。7時半に高尾山口駅に到着したが、すでにホームは登山客であふれていた。高尾山は近くて手軽な山としてすっかり定着した感あり。今回は前回と同じ稲荷山コース経由小仏城山までの往復を一人で1時間40分ほどで走る。ぼーっと走っていて木の根につま先を引っ掛けて転びそうになることが数回。下りでうまく着地できずに足首をひねりそうになることも。山道の走り方を身につけるまでには修業が必要。ふくらはぎに疲れが残っている。　小仏城山の手前で見た富士山。この時期には珍しくくっきり見えて少し嬉しい。　　今朝は早起きして多摩川沿いをジョギング。大学生時代に下宿していたアパートの大家さん夫妻にばったり遭遇してびっくり。世間は狭い。 　明後日は春日部大凧マラソンの予定だが、田舎の祖母の具合が悪いとの報あり。心配だ。

  2010.05.02

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  菜の花満開

  　携わっていたプロジェクトが金曜日に終了。ここ二週間は土日もなく働いていたので、打ち上げではつい羽目をはずして午前様。そのため土曜日は頭痛を抱えて一日中ゴロゴロ。さすがに今日は回復、朝6時から野川沿いを2時間半ほどジョギング。5分20秒／キロのペースで淡々と。　野川沿いは菜の花が満開。川のせせらぎの音と朝日。親鴨に守られて子鴨が泳ぎの練習をしている。のどかな風景。野川沿いには砧や調布、布田と言った織物に由来する地名が多い。砧を打ち、布を織る。耳を澄ますと女たちが川で洗濯をしている光景が見えるようだ。　

  2010.04.25

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  トレラン

  　週末は二週続けて目先を変えた練習に取り組む。トレランで普段の練習では鍛えられないインナーマッスルなどを鍛えようという計画。先週は山中湖へ。一周13.5キロの湖畔と山道をコンバインしたコースを走る。まだ風は冷たかったが、時々見える富士山が美しかった。  　今日は仲間と高尾山へ。高尾山口から高尾山経由城山までの往復。歩きと走りを交互に繰り返し、約3時間半。その後、ビールと高尾名物のそばをいただく。都内の桜は盛りを過ぎたが、高尾山は来週が見ごろを迎えるようだ。

  2010.04.10

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  第29回佐倉朝日健康マラソン

  　千葉県佐倉市へ遠征。今シーズン最後のフルマラソンだ。今シーズンはフルマラソンとしては1月末の勝田全国マラソンと今大会の2つの大会を目標に練習してきた。ところが、勝田全国マラソンは体調不良で途中棄権。今大会の結果が今シーズンの記録となる。　2年前初フルマラソンを走った荒川市民マラソンから数えるとようやく5つ目の大会。事前の練習は十分とは言えなかったため、とにかくサブ4が目標。　3時半起床。5時でいいのだが、再び寝ることができず、そのまま起きる。餅を3つ食べ、5時52分の電車に乗る。途中京成特急成田行きは通勤ラッシュのように混んでいた。7時40分、会場のある京成佐倉駅着。しばらく待って、借り上げバスで2キロ離れたスタートの岩名陸上競技場へ。　天気は曇り。そしてとにかく寒い。8時時点で5℃。途中日が出れば暑くなることも予想されたため、迷ったが、半袖を2枚、長袖を1枚、さらにモンベルの薄手のぺらぺらしたウインドブレーカーを重ね着する。重装備だが、僕は寒くなると体が動かなくなるのみならず、お腹がやられることもある。さらに風が強いとの予報もあり、それから身を守る必要もあり、やむを得ない。重ね着した半袖の1枚は自転車用のもの。背中にポケットがついていて便利だ。　フルマラソンには約6千人が参加。目標タイム3時間30分～4時間の帯に並ぶ。9時半スタート。入りは我慢してゆっくり行こうと思っていた。最初の5キロは26分59秒。いい感じだ。次の5キロで体が温まる。ウインドブレーカーを脱ごうかどうか迷うが、日は出ない。そのまま走る。ペースが上がり、10キロは52分12秒（25分13秒）で通過。この辺りは田んぼの畦道を走る。のどか。肥しの匂い。成田空港に着陸する時に上空から見える風景だ。20キロは1時間44分32秒（52分20秒）。疲れは全くない。中間点は1時間49分50秒。ほぼ想定していたタイム。速くなりそうなペースを抑え抑え走った。　20キロを越えたあたりから印旛沼の土手を最初西に、30キロ過ぎからは東に走るが向かい風が強くなってきた。ペースも少しづつ落ちてくる。体はどこも痛くないのでまだ大丈夫。30キロは2時間40分35秒（56分3秒）。30キロ過ぎの印旛沼。　　　でも、さすがにペースは上がらない。おまけに寒さはますますひどくなる。寒気を感じ、鼻水が出てくる。さらに37キロ地点で右脚のハムストリングが痙攣しそうになる。深呼吸をして気をそらす。と、後方から規則正しい集団の足音が聞こえる。10人程度の集団だ。あっという間に抜かれる。真中に4時間と書いたゼッケンをつけている女性がいる。ペースメーカーか。しかし、少し速すぎるのではないか。あのペースは3時間45分前後のペースだ。残念ながら付いていけない。自分のペースを守る。40キロは3時間39分23秒（58分48秒）で通過。ゴールの陸上競技場への最後の500メートルは急坂だ。脚が痙攣しないように丁寧にゆっくり走る。3時間53分24秒でゴール。自己記録を約5分更新。30キロからのペースダウンは自分ではやむを得ないと思っているが、ここを落とさずに3時間45分前後で完走することができるかが、次の課題だ。　寒さに耐えられず、急ぎ家路につくが、軽く風邪をひいたようだ。今日は風呂に入って早めに寝なくては。　次回は5月4日の春日部大凧マラソン。10キロに出場の予定。スピード練習だ。その後は9月の秋田内陸ウルトラマラソンに向けた練習に入る。 

  2010.03.28

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  第1回東京・赤羽ハーフマラソン大会

  　勝田全国マラソンの失敗から3週間。昨年9月以来のハーフマラソンに参加した。場所は赤羽。荒川沿いを走るなじみのコースだ。土曜日の大会というのは珍しい。昨夜は仕事で遅く帰り、一杯といきたいところだったが（それも家にはなんと新大久保で買ってきた生マッコリがあった）、飲みたい気持ちをぐっと堪えて、寝た。　この3週間、雪が降ったり、寒かったりで（言い訳に過ぎないが）、練習はあまりできなかった。勝田で痛めた膝の具合もいまひとつで、スピード練習はまったくやっていない。先週土曜日に20キロのLSDを行ったのがいいところで、ぶっつけ本番に近い状態だった。　それでも目標はサブ100に置く。レースプランは、序盤から4分30秒で入り、行けるところまで行くというもの。幸いコンディションはこれ以上望めないほど素晴らしかった。無風、気温スタート時5℃、快晴。　ハーフの参加者は2つのグループに分けられ、グループ1は10時、グループ2は10時15分スタート。僕はグループ2。第1回の大会なので運営はトラブルが多いのではないかと心配したが、思いのほか悪くなかった。ただ、予算がないのだろう、チープな感じは否めなかったが。　スタートでは気合を入れてかなり前に陣取る。スタート。最初の5キロは予定通り、22分32秒で通過、僕にしてはかなり速い。10キロは45分31秒。自己記録だ。折り返しは47分11秒。後半を同じペースで走れば1時間34分22秒。サブ100には5分強の貯金ができた。しかし、やはりだんだんきつくなってくる。そもそも20キロを4分30秒ペースで通す練習をしたことはない。練習でやっていないことが本番でできる保証はゼロ。15キロまでは練習したことがあるが、体（内臓系が辛い。脚はまだ大丈夫）が苦しくなってくる。我慢。15キロは1時間9分23秒。この5キロは23分52秒。少しペースが落ちてきた。ここからは本当に腹というか胃が辛かった。吐き気との闘い。今朝は普通に食べたのできつくなる理由はないのだが、僕は無理をすると胃に来る体質なのだ。なだめ、なだめ、走る。ペースが明らかに落ちてくる。今回、グループ2だったので、15分先にスタートしたグループ1の選手を抜きながら、戦闘モードを維持していたのだが、このあたりでは逆にグループ2の後続選手に抜かれることも多くなってきた。何人かマークしていた自分よりも前にいる選手も見えなくなり、後ろから、特に女性に抜かれるとなぜだか、悔しくなる。　20キロの表示はなかったので記録はないが、最後は青息吐息でゴール。1時間39分28秒（ネット）、47秒（グロス）。辛うじてサブ100を達成した。最後の6キロ少しで30分かかっているので、ペースはキロ5分まで落ちていたことになる。この5キロも4分30秒で押せるような練習をしなければならないということがよくわかった。　次は3月28日の佐倉マラソン。これから仕事も忙しく、海外出張の予定もあるので、体調管理に気をつけなければならない。きちんと練習もしなければダメだ。佐倉ではもう一度サブ4を実現したい。

  2010.02.20

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• 勝田の風になれずー途中棄権

  　昨日は第58回勝田全国マラソンに参加。昨年の東京マラソン以来のフルマラソンで3時間45分を目標にしていた。それなりに練習はしてきたという自負はあったが、直前の出張で下痢に罹ってしまったことのみが気がかりではあった。　仲間と7時半上野発のフレッシュひたち5号で勝田へ。会場は駅から近く、町全体がマラソン一色になっている。思ったより寒く、グローブを忘れてきたことを軽く後悔する。お腹の具合が気になるが、トイレも大丈夫。　11時スタートなので5時に朝食、途中でおにぎりやバナナを食べ、ジェルを持ってスタート。20分前にスタート地点へ。1万7千人超の参加ということで、スタートまでは4分近くかかる。　3時間45分で走るためには5分15秒/キロで走る必要がある。スタートから5キロは26分5秒、10キロは51分9秒と順調。少し速過ぎるペースか。ところが、10キロ過ぎで突然右足の膝裏に痛みが。昨年正月頃に罹った力が抜けるような痛みだ。アップダウンが足にきたか。その内、心配していたお腹にも異変が。それでも15キロは1時間18分20秒で通過。膝をだましだまし走る。　右膝をかばいながら走ったせいか、今度は左足が攣るような感覚。途中、トイレに入り、時間ロス。20キロは1時間48分30秒と、この5キロは30分を越えた。右膝は言うことを聞かない。気持ちも切れた。ハーフを越えて、23.8キロ地点で棄権。マラソンを走り始めてから初の棄権だ。　そこからコースを外れて、常磐線の佐和駅までとぼとぼ歩く。駅ではゼッケンをつけた姿が目立つ。　敗因はやはり直前の練習不足と体調管理の失敗にあった。出張先でも軽くジョグはしていたのだが、疲れがたまっていたようだ。また、軽くとは言え下痢をして満足な結果を出せるほどフルマラソンは甘くないということだ。心のどこかにフルを甘く見る気持ちがなかったとは言えない。　次は20日の赤羽ハーフ。まずは疲れを取り、膝を治し、気持ちを入れ替えて臨みたい。

  2010.02.01

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• 第58回大田区ロードレース大会

  　大田区ロードレース大会10マイルの部に参加した。第58回というのはすごい回数だ。単純に考えると第1回は1951年。戦後まもなくのことになる。10マイルというのもニッチで面白い。欧米ではマイルレースなるものが普通にあるようだが、わが日本では余り聞いたことがない。米軍の日本統治時代に始まったのでこういう距離になったのか。　さて、天気は快晴。気温は低いが、風がなく、日が照っているので、むしろ暖かい。絶好のコンディション。会場は大井埠頭中央海浜公園。陸上トラックと外周コースを使う。　目標はハーフのサブ100（1時間40分）で必要とされる4分45秒/キロのペースで走ること。1時間16分強の計算だ。ところが、早速誤算が。全部で外周を5周するのだが、外周だけの回と外周からトラックを一周する回があって、非常にわかりにくい。その上、距離表示も全くないので、自分の位置がさっぱりわからない。スタート時にトラックを2周した時のタイムは5分/キロのペース。徐々にピッチをあげなければいけないことだけはわかったが、実際は体の勘に任せて走るしかなかった。　コースはフラットで走りやすいが、単調。自分よりもちょっと早い人を見つけて、ペースを掴む。2周目くらいから抜きつ抜かれつを繰り返したランナーが4、5人いた。おかげで最後までいいペースで走ることが出来た。　ゴールタイムは1時間12分46秒。男子一般参加者約1000人中142位。上出来。平均4分32秒/キロで走ったことになる。このペースで走ることができれば、ハーフのサブ100は達成できる。今回は最後までスピードが落ちなかったのがよかった。ハーフの最後の5キロでスピードが落ちないようにトレーニングしなくては。ハーフは昨年1月の新宿ハーフで出した1時間42分08秒が自己最高で、その後出場した3大会ではいずれも1時間45分前後かかっている。次のハーフの大会は2月20日の赤羽ハーフ。ここでサブ100を達成したい。　その前に今シーズン最初のフルマラソンがある。1月30日の勝田全国マラソン。まずはこの大会に向けた準備をする。こちらは3時間50分が目標だ。　今日はうまいワインが飲める。

  2009.12.20

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• 第15回四万十川ウルトラマラソン（その4）

  （エピローグ）　今回のランで最もよかったことは、これまで必ずトラブルが生じていた足の指、裏にマメなどのトラブルがなかったことだ。ワセリンと5本指ソックスが効いた。ただ、小さなトラブルはあった。愛用していた時計（セイコースーパーランナーズ）が直前に壊れてしまったため、近くの量販店で買った999円也の時計を使用したのだが、それが手首にフィットせず、軽い擦過傷を起こしてしまった。そのため、途中で時計をはずして、ポシェットに付け直した。これだけ長い距離を走ると、時計などある意味見なくてもよくなるので問題はなかったが。長い距離を走っていると、靴の中に入ってしまった小さなごみさえ致命的に気になるものだ。　翌日、朝早く、中村駅から土佐くろしお線の終点である宿毛駅まで鉄道に乗る。一両編成のかわいいディーゼル車。7時過ぎの車両の中は高校生で一杯。たまたま中間試験の初日だったようで、真面目に勉強している生徒が多い。その中に「不良」もいる。ズボンを下げてはくスタイルがここでははやっているようだ。かわいい。宿毛駅からの復路は、中村の病院にでも行くのだろうか、じいさん、ばあさんが多い。往復1時間ほどの鉄道の旅は生活臭に満ちていた。　マラソンのコース上からは予土線の半家、江川崎の駅が見えた。いずれも、川に沿って、山の高いところを走っているため、国道からは駅まで階段を登るような構造になっている。鉄道から四万十川が見えて、さぞ美しかろう。次回はぜひその予土線か、大歩危、小歩危を通る土讃線に乗ってみたい。　朝9時過ぎの特急で高知駅に戻り、飛行機までの一時間を高知城で過ごす。マラソンツアーの方々を多く見かけた。行き帰りはチンチン電車に乗る。日本各地でも路面電車の見直しの機運が高まっているが、エコで実にかわいらしい。　高知空港を13時45分に離陸した飛行機は、南、その後方向を東に向け、室戸岬上空を通過して、羽田へ向かった。

  2009.10.25

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  第15回四万十川ウルトラマラソン（その3）

  （スタートからゴールまで）　5時半スタート。まだ、夜は明けていない。スタート地点にはかがり火がたかれ、太鼓の音が響き渡る。火が暖かい。　今回のレースプランは、アートスポーツ池袋店の鈴木店長の講習会で教えていただいた、最初の50キロ、キロ7分、50～80キロ、キロ8分、80～100キロ、キロ9分という大雑把なもの。このペースで行けば、12時間50分でゴールできる。走ってみなければわからないが、前半部に上り下りがあるので最初はできるだけ自重しようとだけ考えていた。ゆっくり走る。　10キロ手前から徐々に登りが始まる。10キロで約500メートルを登ることになっているが、多少きつさを感じたのは18キロくらいから峠頂上の21キロ地点まで。レースの前半なのでまだ脚にも余裕がある。この頃には夜は明けて、清清しい山の空気を何度も深呼吸。時々、雲の合間から日が射すが、暑くはない。　20キロは予定通り、2時間20分32秒で通過。峠頂上から一気に下る。ここで無理をしてはいけないと多くの人が言っている。とにかくゆっくり下る。とは言え、ペースは多少あがる。32キロ過ぎ、ようやく四万十川が右手に見えてくる。40キロ手前まで下りが続く。　40キロは4時間34分29秒で通過。この20キロは2時間13分57秒でカバー、目標にしていた4時間40分に対して6分程度の貯金ができた。42.195キロは4時間51分で通過した。これは2年前の初マラソン（荒川市民）で青息吐息でゴールした時の記録とほぼ同じ。沿道から「これからがウルトラ」と声が掛かり、まだ走っていることに少し感動した。　川沿いを走る。50キロ過ぎ、沈下橋を往復した直後の登りで初めてきつさを感じた。標高差を見ると3キロで100メートルを上り下りする程度なのだが、結構脚にきている。歩いてるランナーも多く、無理をせずに歩きを混ぜることにした。特に下りは下手に走ると脚がつりそうな予感があったので、早足で下る。だらだら下る。　　　　　　　　 　60キロ通過は7時間13分12秒で、予定より3分の遅れ。50キロから60キロはおそらく9分台までラップが落ちていたのではないかと思う。62キロのカヌー館で着替えとストレッチ。10分程度休憩する。着替えは必要ないかなとも思ったが、シャツだけ取り替えた。ここから先は未知の距離なので、とにかく、2.5キロ毎のエイドまでを目標に走り、給水、給食を繰り返す。また、同じようなペースで走っているランナーについていくということもした。これは自分のリズムを作るのに役立った。　レース後、複数の友人から「走りながら何を考えていたの」と聞かれた。元気のいい時は普段どおり、景色を見たり、耳を澄ませたりして過ごしていたが、辛い時用にネタは考えていた。１．数字遊び。多くのゼッケンが4桁なので、その4数字を使って100あるいは100に近い数字を作るという遊び。例えば1333番は、33×3＋1＝100であたり。僕の番号である1812は12×8＋1＝97が一番100に近い。これでずいぶん遊んだ。２．記憶遊び。例えばこれまで乗った飛行機のフライトを思い出す、これまでに行ったことのあるレストランを思い出す、あいうえお順に知っている人の名前を思い出す、といった遊び。でもこれはあまり長くは続かなかった。知り合いの名前はあ行で行きつ戻りつしているうちに面倒になって止めた。　音楽を口ずさむのも辛さを忘れるいい方法だ。ロッキーのような勇ましい曲はなぜか出てこない。むしろ、走っている四万十川沿いがのどかで懐かしさを感じさせるせいか、ドボルザークの「故郷」や童謡「小さい秋見つけた」、「夕焼け小焼け」などが頭に浮かぶ。　後半は緩やかな追い風になっていたようだ。にも関わらず、ペースはあがらず。80キロ通過タイムは10時間4分59秒でこの20キロは休憩を含めて3時間近く掛かってしまった。予定のタイムは9時間50分だったので、15分の借金生活に入ってしまっている。　ところが80キロを過ぎたあたりから走りにリズムが出てきた。結構きついはずなのだが、次々とランナーを抜く。途中から時計を見るのを止めたため、正確な時間はわからないが、最後の10キロはキロ6分以内で走り、かなりの数のランナーを抜いたようだ。90キロ過ぎのエイドで暖かいお茶をいただき、そこからは休憩なしで走る。すでに5時を過ぎ、日は暮れかけている中、ひたすら走る。自分の足音だけが聞こえる。村上春樹がサロマ湖の後半に感じた「抜ける」という状態だ。ゴールまで3キロほどの地点で日が暮れる。都会にはない暗さの中をただ走る。ゴールの中村中高校への最後の坂を登り、一気に下り、グラウンドに入った時、我に帰った。ガッツポーズしようか、両手をあげようか、一瞬迷ってゴール。写真は見ていないが、どっちつかずの中途半端なポーズになってしまった。ゴール後、アイシングの氷を脚にあてながら、何か吹っ切れたような爽快感と同時に実は既視感を感じていた。なぜだろう。ゴールタイムは12時間32分32秒（グロス）、12時間30分54秒（ネット）。最後の20キロは2時間27分33秒でカバーし、80キロ地点で抱えていた借金を返済、20分近い貯金ができていた。　　　　　　　　　最後に大会運営に携わった方々に感謝を申しあげたい。噂に違わぬ素晴らしい大会であった。100キロにも亘り、これほど地元のボランティア方々が暖かく応援してくれる大会はないのでないか。来年もぜひ参加したい。  

  2009.10.25

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• 第15回四万十川ウルトラマラソン（その2）

  　あっという間に一週間が経過した。体の痛みはほとんどない。完走した直後は達成感と同時に目標を失った喪失感のようなものを感じたが、また、走ろうという気持ちになりつつある。軽いジョギングも開始した。　レースを振り返ってみたい。（スタートまで）　中村は遠い。羽田からの便の到着が少し遅れたため、高知駅から予定していた接続の特急を逃してしまい、2時間ほど高知駅近辺をウロウロした。駅の周りは見事に寂しいが、はりまや橋方面に歩くと右手に帯屋町商店街アーケードが広がる。地方都市によくあるアーケード街。土曜日ということもあり、まあまあの人混み。楽しかったのはひろめ市場。市場と屋台が一体となって、アジアン風フードコートになっていた。刺身にビールと行きたいところだが、ぐっとこらえる。レース前の一週間、珍しくアルコールを控えたのだ。　特急南風11号で中村に。高知から中村まで、車窓から見る風景はなかなか楽しい。山あり、川あり、海あり。地形が複雑で、中村まで鉄道がつながったのは1970年のこと。それまで、高知市の人は「中村は大阪よりも遠い」と言っていたそうだ。　17時26分に中村駅到着。ランナーが吐き出される。駅から登録受付の会場である市民スポーツセンターに行かなければならない。登録締め切りは18時。巡回バスがあるということで並んだ。そこにいたランナーはざっと70、80名。ところがバスがなかなか来ない。並んでいた一人が電話をしてくれたおかげか、10分前にようやくバスが来て、登録にもギリギリ間に合った。町のはずれではなく、駅の近くで受付をしてくれると有難いのだが。前夜祭は17時から18時ということで参加できず。ホテルに直行し、近所で軽く食事を済ませ、21時には就寝した。が、うまく眠れず、寝たのは一時間後。5時半のスタートなので、2時半起床。ホテルの朝ごはん（おにぎりとお味噌汁）を食べる。レース参加者ももくもくと食べている。ゴールで受け取る荷物と62キロのレストステーションで受け取る荷物を分けて、入念にストレッチ。距離が長いのでマメだけはなんとしても避けたい。足の指にワセリンをしっかり塗る。4時、巡回バスでスタート地点の蕨岡中学校へ。レース開始直後に山岳地帯があるので寒さ対策のため薄いウインドブレーカーが必要かどうかでしばし悩む。結局、思ったより暖かくなりそうと判断し、62キロ地点用の袋に放り込む。さあ、いざ出発。

  2009.10.24

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• 第15回四万十川ウルトラマラソン（その1）

  　「四万十川ウルトラマラソン」完走することができた。肉体へのダメージは予想通りとは言え、やはりそれなりに。昨晩はホメオスタシス（体温調節）がうまくできず、熱があるように感じたり、ちょっと夜風にあたっただけでガタガタ震えたり。肉体だけではなく、精神的にも興奮していたのだろう、10時前に就寝したものの、3時には目が覚め、朝までずっと起きている羽目になったり。　さきほど、空路東京に帰ってきたが、足腰の痛みのため、駅の下り階段がきつくて、きつくて。手すりをつかんでそろり、そろり階段を降りる。歳をとった時の疑似体験をした気分。　さて、インターネットの速報では、次のような結果でした。　　　　　　　通過記録　　　　　　　　　　　ラップ　　　　　　　　　　速度/キロ　20キロ　02：20：32　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.025　40キロ　04：34：29　　　　　　　　　02：13：57　　　　　　　　　6.700　60キロ　07：13：12　　　　　　　　　02：38：43　　　　　　　　　7.930　80キロ　10：04：59　　　　　　　　　02：51：47　　　　　　　　　8.580100キロ　12：32：32　　　　　　　　　02：27：33　　　　　　　　　7.375　初めてのウルトラで完走できただけでなく、最後の20キロで粘れたことが収穫だ。詳細な報告は次回。

  2009.10.19

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• 四万十ウルトラマラソンまであと5日

  　昨日、東京マラソン事務局からメールが来た。今年は落選。昨年は3度目の正直で当選することができたが、2年続けて当たるほど甘くはないということ。毎年、応募者数も増えているし。　いよいよ四万十川ウルトラマラソンが5日後に迫っているが、体調が芳しくなく、盛り上がりに欠けている。実際にスタート地点に立つと、いつものように、ロッキーのテーマが頭の中に流れてきて、アドレナリンが体の中を駆け巡り、一気に戦闘モードのスイッチが入るはずなので大丈夫だとは思うが。　季節の変わり目のせいか、体が妙に重く、眠い。3連休は珍しく8時間近く眠った日もあったのだが、まだ眠い。行き帰りの通勤電車の中でも座ると寝てしまう。お酒を控えているのに眠くなる。土曜日の夕方に高尾山を早足で登り、その際に体を冷やしてしまったのも、調子が悪い一因だ。その後、銭湯で温まり、だいぶ回復したのだが。僕は北海道生まれなのに寒さに弱い。冷えるととことん冷えて、体が動かなくなる。自分では暑いのが苦手と思っていたのだが、アフリカに行き、必ずしもそうでもないことが判明（決して得意でもないが）。真逆だった。　腰や足も重いので、日曜日には鬼のように効くマッサージを受けてきた。腰の筋肉が硬くなっているようで、一時間かけてほぐしてもらった。今週のトレーニングはストレッチのみでジョギングもしていないので、足腰の状態はだいぶよくなった。　四万十の後の大会は実は決めていない。仕事の関係もあり、決められないというのが実情だが、四万十を走ると何かが変わるような気がしているというのも事実。徐々に盛り上げていきましょう。　

  2009.10.14

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  第8回越後湯沢秋桜ハーフマラソン

  　今シーズンの緒戦で、越後湯沢まで遠征してきた。家人が「新潟まで行くのなら前泊するの」と聞いてきたが、越後湯沢は近い。5月に栃木県の鹿沼さつきマラソンに参加した時は最寄の駅を朝5時に出発したが、今回は6時15分発。途中、大宮から新幹線に乗り換え、越後湯沢に8時17分着。2時間で到着。ずっと座って行けたので、疲労感もない。　今回の目標はタイム的にはサブ100。しかし、10月18日に迫った四万十川ウルトラマラソン前半のアップダウンを念頭に置き、そのための練習と位置づけているので、タイムよりもアップダウンでの走り方に気を配ろうと思っていた。　スタートから7キロまでに標高差200メートルを登る。しかし、前半ということもあり、辛いとも思わず登る。2キロ10分21秒、5キロ26分33秒。その後7キロから15キロ過ぎまでは下り。僕は登りよりも下りに苦手意識があったので、注意しながら走る。どうしても、足腰全体というより、太ももの前内側の筋肉に負担がかかっているのがわかる。それでも徐々に慣れて、10キロは49分32秒で通過。8から10キロは4分/キロ以下でカバーした。15キロも1時間12分22秒で通過。サブ100ペース。ところがここに落とし穴があった。一つは、16キロ過ぎからの緩い上り。5キロで50メートル上るだけなのだが、結構きつく感じる。　17キロ付近の越後湯沢駅近辺の商店街だが、ここも緩やかに上っていた。　二つ目は、体調管理。今朝は雑煮（もち3個）を食べ、さらに途中でおにぎりなどを食べてしまったが、明らかに食べすぎで、レース後半もたれるはめになった。特に最後の4キロは吐き気との戦いになってしまった。先週の不摂生とあわせ、反省。結局、20キロは1時間38分10秒、ゴールは1時間44分1秒。最後はラップが落ち込んでしまったが、緒戦としてはまずまずか。特に足には全く疲労が残っていないので夏のトレーニングの成果はそれなりに出ている。後は、体調管理をきちんとやれば結果はついてくるだろう。　帰りがけ、町営の温泉に寄り、駅近くの食堂で生ビールと和食をいただく。幸せ。駒子は川端康成「雪国」に出てくる主人公の名。　

  2009.09.27

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  砧公園でのジョグ

  　夏らしいカンカン照りの日はいずこ。最近は夜明けちょっと前にひぐらしの鳴き声で目が覚めることが多いのだが（老化現象）、今朝も曇り。湿度は高いが気温は25度くらい。ジョギングにはもってこいの天気なのだが、カンカン照りがないと夏という気がしない。贅沢か。　夏は砧公園の周回コースで練習することが多い。木陰の中を走ることができるからだ。さらに、頭から水をかぶれるような給水施設がコース上に複数あるのもいい。　自宅から砧公園まで往復12キロ。砧公園の周回コースは一周1.6キロなので、5周すると8キロ。合計20キロと休日の練習にちょうどいい距離となる。今朝は自宅からの往復は5分40秒/キロ、周回コースは5分/キロで走る。周回コースはジョガーが結構いるので、アドレナリンを出すにはちょうどいい。勝手にマークして、追走したりする。　また、コンクリートの道のほかにちょっとしたトレイル気分を味わえるけもの道があるのも嬉しい。　両方のコースをかわりばんこに走ったりして、周回に変化をつけることもできる。　往復の道でむくげの花を見かけた。韓国の国花。踏まれても咲く、強い花だ。散り際が美しいとされる日本の桜とは全く趣を異にする。歴史観、価値観の違いが国花の選択に表れている。 

  2009.08.09

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• 第15回8時間耐久レースin 所沢航空記念公園

  　時々、薄日が差すものの、一日中曇天。この時期のマラソンにとっては願ってもない天候に恵まれた（？）大会となった。　大会は一周3.246キロの公園周回コースを8時間で何周出来るかを競うもの。秋以降のウルトラマラソンに向けた練習会との位置づけだ。午前8時にスタート。今回は何周しようなどの具体的な目標は立てず、フルマラソンの距離を越えたら体がどうなるのかを確かめることが目的だったので、自然体で走ってみた。一周すると掲示板に1から30まで並んだ表に丸をつけていく。　午前中の4時間をちょっと過ぎたあたりで12周。39.952キロ。この大会はエイドが充実していた。次から次へといろいろなものが用意されていた。キウイ、グレープフルーツ、バナナ、トマト、きゅうり、梅干、おにぎり、サンドイッチ。昼時には、そうめん、冷やし中華。そして、カキ氷、冷奴まであった。12周したところで、そうめんなどをいただきながら大休憩。公園の芝生で大の字になって休む。寝転がると、薄日がさしていることがよくわかる。昼寝が得意な僕としては少し寝てしまいたかったのだが、薄日が邪魔をして眠ることはできず。それでも30分近く休む。　一度休むともう一度走るのが億劫になる。本番ではエイドに長居してはいけないと思った。午前中は一周18分ほどでテンポよく走っていたが、午後はまるでだめ。一周すると、エイドに寄って、食べ物と飲み物（こちらも充実していました）を口にし、芝生にごろん、そして、エイドの方に頭から水をかけてもらって、再出発と一連の儀式に10分ほどかけてしまう。結局、7時間21分、18周したところで競技終了。58.428キロ走ったことになる。　今回わかったこと。一つはウルトラマラソンではゆっくりでもいいから走り続ける気力と体力が必要と言うこと。24時間耐久レースの女子世界選手権優勝という方が今大会に参加されていたが、特別速いわけではなく、とにかくコンスタントに走り続けていらした。二つ目はエイドでは立ち止まってもいいが、座ってはいけない。気力が萎える。三つ目は、強靭な胃袋が必要と言うこと。一周すると500ＣＣは何かを飲んだ。10リットル近い水分を摂った計算になる。また、休憩のたびに何かを食べたので、常に胃袋の中では食べ物を消化をしながら走っていたことになる。胃袋にとっても荒修行だ。僕はどちらかと言うと胃が弱いタイプなので、胃に負担をかけないでエネルギーを摂る方法を研究しなければならない。　今朝、脚は通常の筋肉痛。最近何度か傷めた足指先も、今回初登場した5本指ソックスのおかげか、問題なかった。この大会への出場は今年か来年に挑戦予定のウルトラのレースへ向けての経験を積むことと、課題探しということであったが、いくつかの問題点もわかったので、対策をしっかり練って、練習にも反映させることとしたい。しかし、今日はこれから会社に行くのはちょっと辛い。

  2009.07.06

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  来シーズンの緒戦は越後湯沢秋桜マラソン

  　今朝は6時に起きて、いつもの20キロコース（自宅→二子玉川→（川崎側に渡り）→登戸→（東京に戻り）→和泉多摩川→（小田急線沿いに）→成城学園→自宅）を2時間かけてLSD。下は、登戸から和泉多摩川に渡る橋の上で撮った写真。前にも書いたことがあるが、僕は学生時代、和泉多摩川に住んでいた。当時、東京都では23時（だったかな）で自動販売機の酒類の販売は中止であった。今のように24時間のコンビニがあちこちにある時代ではない。ところが、神奈川県にはそのような規制がなかった。友人と酒宴を囲んでいて、酒がなくなると、よく、この橋を渡って、登戸まで買いにいったものだ。　走っている最中に、腰に違和感を感じる。午後はお世話になっている治療院へ。大腿部の筋肉が硬くなっているとのこと。痛いが、マッサージは効いた。　来週は軽い気持ちで第15回8時間耐久レースin 所沢航空記念公園にエントリーしている。そもそも僕はフルマラソンより長い距離を走ったことはない。かといって、一人でトライするのもきつそうなので、いきなり8時間走に申し込んでみたのだ。8時間走りきるというよりは、まずは、ゆっくりでも、フルマラソンよりも長い距離を走ることを目標にしようと思っている。　秋以降の参加レースをあれこれ考えているが、緒戦は9月27日の越後湯沢秋桜マラソンに決めた（ハーフマラソン）。ウルトラマラソンへの挑戦（この時期、秋田内陸と京都丹後がある）をずっと考えていたが、もう少しトレーニングを積んでからトライすることにした。さらに、10月以降の4月まで毎月1回レースに出ることを目標に、今から参加するレースをあれこれ検討している。　10月は去年も出たタートルマラソン（ハーフ）か。11月は大田原か筑波で今年最初のフル。下関もいいなぁと思っているところ。12月は佐野か小川和紙、1月は勝田でいずれもハーフか10キロ。2月は当たれば東京マラソン（フル）。外れたら青梅（30キロ）。3月は、東京が当たれば、三浦（ハーフ）、東京がダメであれば、佐倉か荒川（フル）というところか。しかし、最近は出足が早くて、9月20日の山梨ワイン（ハーフ）、10月25日の手賀沼エコ（ハーフ）はあっと言う間に締め切られてしまった。だいたいそんな先の募集をかけられても、予定がわからないので、本当に困ってしまう。　昨夏はさぼってしまったが、今夏はしっかり走りこんで、秋以降のレースに備えたい。目標はハーフ1時間30分台（サブ100）、フル3時間40分台。がんばろう。　 

  2009.06.28

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  韓国文化院と皇居ラン

  　午後になって、天気は回復。重い腰をあげて、四谷三丁目にある韓国文化院へ。この春に新装開館したもの。国際交流基金のビルと並んで建っている。偶然にしては出来すぎている感があるが、日韓の国際文化施設が並んでいる図は悪くない。お目あては資料室。韓国に関する日本語書籍がずらっと並んでいるのは壮観。いくつかの本をピックアップして閲覧。大島裕史著「韓国野球の源流」（新幹社）は、丹念な取材で植民地時代から独立、アマ野球で強豪国の仲間入り、プロ野球リーグの誕生、WBCまでを追った労作。韓国プロ野球誕生時に関川夏央が日本球界から韓国に渡った在日選手を活写した「海峡を越えたホームラン」という良書があるが、大島は韓国野球の通史を描ききった。　その後、新宿通りを四谷、麹町方面へ散歩。麹町の日テレ通りにできたランナーズステーションで着替えて、皇居ラン。半蔵門をスタートして反時計回りに3周。１周は約5キロなので、ハーフでサブ100ペースの4分45秒/キロペースに挑戦（5キロ＝23分45秒）。ところが、体が重く、もう一つペースが上がらず、結局、24分05秒、23分55秒、24分16秒でフィニッシュ。もう少しがんばらないと、サブ100には届かない。半蔵門から桜田門方面を望む。

  2009.06.07

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  小雨の中の練習

  　先週は仕事が立て込んで、毎晩遅い時間に帰宅。週末にまとめて走る予定でしたが、今日は朝から雨の予報。朝、5時半に起床。小雨が降っているため、もう一度布団の中に。7時。あれ、ほとんど降っていない。南の空も明るい。　コースは、自宅→野川→二子玉川→川崎に渡り多摩川沿いを北上、登戸→東京に戻り和泉多摩川→小田急線沿いを成城学園→仙川、自宅の20キロの道程。　僕の住んでいる近所では、今はつつじが満開。あちこちで赤い綺麗な姿を見せてくれます。　もうすぐうっとおしい梅雨の季節になりますが、つつじの次にはあじさい。ちょっと早いけど、花を開く準備を始めています。　二子玉川までは約40分。この間は雨は降らず。ところが、橋を越えて川崎側に入った頃から本格的に雨が降り出.しました。Ｔシャツに短パンの格好でしたが、風が吹いてなかったこともあり、全身びしょぬれですが寒くはない。しかし、1時間15分ほど経過し、再び東京側に戻ったあたりから、降りはさらに強くなり、寒けを感じるように。だからといって電車に乗るとさらに寒くなるので、我慢して走るしかない。時々Ｔシャツの水を絞りながら、最後はキロ5分を切るスピードで走りきることに。20キロを1時間40分強でフィニッシュ。お尻に火がつくと早く走れるものです。　帰宅した頃には雨は小降りに。午後は予報に反して雨は降らず、ちょっとだまされた気分。　先々週の鹿沼さつきマラソンでいただいたさつきの苗が満開です。桃香という種類のピンク色の花。さつきは日陰と水を好むよう。はかなげですが、意志の強そうな花です。

  2009.05.24

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• 第29回さつき鹿沼マラソン

  　はるばる栃木県鹿沼まで遠征してきました。自宅を5時過ぎに出発、小田急線、千代田線、東武伊勢崎線を乗り継いで8時頃に新鹿沼駅に到着。東武伊勢崎線に乗り換えた北千住からは、電車は満員状態。たったままの1時間20分はちょっと長かった。　それにしても暑い。予報では気温が30℃まで上がるとのことでしたが、到着した時点ですでにかんかん照りでげっそり。　10時のスタート。することもなかったので早めにスタート地点に行ったら、前から5列目になってしまった。先頭には東京マラソンで競技生活を引退された土佐礼子さん。近くで見るととても細い方で少し驚きました。　スタート直後は急な下り。どんどん抜かれますが、そこは自制しながら走ります。最初の一キロは4分24秒。早過ぎ。ペースをさらに落として、5分/キロに調整をしました。一キロごとに距離表示があるのでそういった細かい調整がしやすく、有難い。5キロを24分9秒で通過。足は快調ですが、暑さが気になって、途中の給水所で何度も水を補給。そのせいか、今度は逆にトイレに行きたくなって、トイレタイム。約1分ロス。10キロは49分40秒でカバー。　コースは日光に向かう線路沿いの道を走る里山コース。田んぼには水がはってあり、新緑があふれる春の装い。気持ちいいコースですが、後半は暑さで完全にバテバテ。5分/キロをキープできたのは、15キロくらいまで（計時忘れ）。15キロ以降は、一度通った折り返しの道ですが、一本道と言うこともあり、非常に長く感じます。歩いちゃえという悪魔のささやきに負けそうになりながら、とにかく止まらずに走ることを自分に課す。ゴールはスタート地点と同じ御殿山公園ですが、あと650Ｍの表示からは急激な登り。疲労困憊してゴール。記録は1時間48分1秒。40から49歳の部で178位/653人（登録者）。自己記録からは遠く、サブ100もさらに遠く、シーズン最後のランとしては不本意な結果。まぁ、あの暑さで走れたのだから、こんなものかなと思いつつ、来シーズンに向けて新たな気持ちで練習を開始することを誓います。　会場で鹿沼名物の牛の串焼きとそばという変な組み合わせの昼食を取って帰宅。夕食にピザと一緒にビールをいただき、9時前には就寝。よく眠れました。今週も一週間がんばりましょう。 

  2009.05.11

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  野川沿いの細道

  　今年のGWは、新型インフルエンザ対応のため、遠出はできず。昨日と今日は朝5時に起きて、早朝の野川沿いのコースをジョギング。小田急線の成城学園前駅から喜多見駅の間の谷間を流れる野川沿いをひたすら北上します。自転車道路もあるのですが、新緑が生い茂る河原の細道を走ります。　朝靄の中、少し幻想的な風景です。ここは狛江市と調布市の境あたりですが、ここから先には、背丈より高い草が壁のように細道の両側にそびえ、藪こぎをしなければならないところもありました。　川面は静か。時々、ウシガエルの声。そして、鯉が水面をたたく音がします。　このあたりは昔々、朝鮮半島からの渡来人が住み着いたところとして知られています。狛江の「こま」は高麗、国領は「こくりょう＝高句麗（韓国語の発音では「コグリョ」）」など、地名にも残っています。静かに川が流れるやさしく小さな里山。彼らがここに住み着いた頃に思いを馳せながら、ゆっくり走ると、心も体もリフレッシュされた気分になりました。

  2009.05.06

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• 第13回東日本国際親善マラソン

  　東日本国際親善マラソン（ハーフ）を走ってきました。今回は息子の分も勝手にエントリー（5キロ）し（「えー、走るの！」と絶句していましたが）、一緒に行ってきました、会場は米軍相模原基地内。ＪＲ横浜線の相模原駅前に広がる広大な敷地。同基地は兵器庫として使用されているようです。　それにしても暑い。息子の5キロが10時15分スタートだったので、9時前には会場に到着していたのですが、10時の時点で既に24℃。直射日光が刺すように痛い。遮る物が何もないので、辛いレースになる予感。　さきにスタートした息子（中三）はと言うと、運動部に属しているわけではないのですが、24分ほどでゴール。やればできるじゃん。　ハーフは11時40分のスタート。息子にチキンの丸焼きとフライドポテト、ホットドックを買って、待っててもらう。参加者は4300名ほど。朝ごはんは普通に食べ、昼にかかるので、直前にチキンやバナナを結構食べてしまったが、レース中にもたれるはめに。食事の摂り方は本当に難しい。　目標はサブ100（1時間40分）。最初の5キロは24分30秒で入る。早過ぎず、遅過ぎず、いいペース。しかし、暑さのせいか、調子はいまひとつ。また、靴も足裏とうまくフィットせず、左足裏に擦過傷ができている様子。10キロはイーブンの49分8秒（24分38秒）で通過。　もう少しペースをあげないと1時間40分は切れないが、どうも足が前に行かない。とにかく、近くを走るランナーの中からターゲットを選び、何とか付いていこうとがんばる。15キロは1時間13分50秒（24分42秒）で通過。しかし、ここからの6キロ余が辛かった。ペースが上がらず、吐き気に何度も襲われる。だまし、だまし走る。　結局、1時間45分21秒でゴール。20キロでラップを取ることができなかったが、15キロからゴールまでは31分31秒/6.195キロ）とだいぶ落ち込んでしまった。40歳台男子の部では速報（グロス）で212位/1000人位。サブ100にも届かず、自己記録の更新もできなかったが、それよりも何よりもハーフの最後で、ラップが落ちたことが悔しい。　次は5月10日の鹿沼さつきマラソン。今シーズン最後の大会になるので、悔いが残らないように練習をしよう。

  2009.04.19

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  桜　さくら　サクラ

  　僕は春が好きではない。少し浮き足立つような落ち着かない気持ちにさせられるからだ。植物も動物もいっせいにアクティブになるので、却って、静かにしていたくなる。（天の邪鬼）。　東京マラソン後、新しい目標を立てようと思っているのだが、まだ迷っているため、練習にも力が入らない。といっても選択肢は3つ、またはそのコンビネーション。１．フルマラソンの記録短縮・・・例えば3時間45分を目指すことは可能か。しかし、3時間30分は厳しいか。サブフォーというわかりやすい目標の次が難しい。２．距離を伸ばす・・・50キロ、100キロとウルトラマラソンに挑戦する。フルマラソンの記録短縮よりは挑戦のしがいがあるように思えるが。３．トレイルランに挑戦・・・高校時代は山岳部に属していたし、結構はまるかもしれないが、山を「走る」ことには違和感を覚える。　今週末は東京マラソン以来のペース走。昨日は10キロ、今日は16キロを5分30秒/キロでジョグ。今度のレースは2週間後の東日本親善マラソン（ハーフ）。気持ちを盛り上げて行きたい。目標はサブ100（1時間30分台）。　いつも走っている仙川、砧公園の桜は満開。今朝走った砧公園は朝の8時なのに花見をはじめているグループもいて、陣地取り合戦が始まろうとしていた（上）。仙川沿いは、東宝住宅公園近辺が最も美しい（下）。   

  2009.04.05

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• 東京マラソンでサブフォー達成（その2）

  　昨日は疲れて小学生のように9時就寝。今朝は背中、大腿四頭筋などが痛い。走り終わった時は左肩が異常に痛かった。強い向かい風に体を固くしてしまったせいだろうか。　昨日書いたように、ハーフまでは順調だった。ただ、日比谷ー品川間往復でも時々強い南風が吹くようになっていた。余り気にならなかったが、これが後半ボディーブローのように効いてくることになる。異変に気づいたのは24キロ地点の水天宮あたり。急に足が重くなってきたのだ。浅草寺までは単調な一本道でもあり、急にペースが落ちてしまった。まだ、30キロ手前だぜ、頼むよという気分。風を避けるため下を向いて走ってしまい、浅草寺あたりの風景は記憶にない。特に浅草寺から南下する30キロ前後は風も強く走るのがやっと。　25キロ　26分55秒　（2時間10分18秒）　30キロ　31分30秒　（2時間41分48秒）　銀座から浅草寺は楽しみにしていたのだが、街を楽しむ余裕はゼロ。ひたすら、重い足を引きずるように走る。腰も落ちていることを自覚。時々、伸びをして上を見る。雨が落ちてきた。　ありがたいのは沿道からの応援。さすが、東京のど真ん中を走るだけあって、応援は途切れない。給水ポイントが多いのも助かる。浅草寺手前で初給食。バナナおいしい。25キロ過ぎで空腹を感じはじめたので、よいタイミング。ちなみに僕はポシェットにいつもチョコとキャラメルを入れている。キャラメルはマラソンを始めるまで数十年間食べていなかったような気がするが、疲れている時はよく効く。また、浅草寺名物の人形焼きはパス。さらに30キロ地点ではアンパンに手を伸ばしてしまったが失敗。ボソボソしたアンパンを飲み込むのに苦労する羽目に。この時は給水地点が先にあり、その次に給食（アンパン）がきたが、順番を変えた方がいい。　30キロから35キロ（両国から築地まで）が一番きつかった。2月の青梅マラソンではかなり楽に30キロを走ることができたので、少し心に油断があったのかもしれない。また、体調管理にも問題があった。食あたりなどで、最後の走り込みが不足していたのは事実。でもとにかく前に行くしかない。　35キロの築地まで来ると、逆に開き直ることができた。強い風をまともに受けるし、相変わらず足は重いが、一度試走したコースでもあり、ゴールまでのイメージがしやすかったからだ。難関の佃大橋を越え、豊洲へ。このあたりで、疲れたら腕を大きく振って走ればいいという友人の言葉を思い出した。確かに、そうすると足が前に出る。あと5キロの地点からは、距離表示もゴールまで何キロの看板が用意されている。東京マラソンの運営は感心するくらいよくできていた。給水、給食、一キロごとの距離表示。荷物の輸送も問題ない。かゆいところに手が届いていた。東雲の40キロ地点では足が再び動くようになっていた（記録を見るとたいして変わってないのだけど）。　35キロ　32分22秒　（3時間14分10秒）　40キロ　31分36秒　（3時間45分46秒）　豊洲の給水ポイントあたりで沿道から「サブフォー行けるぞ」の声をかけていただいた。減速したため、一時期はあきらめかけたのだが、確かにギリギリいけるかも知れない。もう、水も摂らずに、腕を強く振る。あと1キロの表示。有明駅までの最後の登り。このあたりで友人が応援をしてくれていたようだが、わからず。東京ビックサイトを右に見ながら、最後はラストスパート。あと200メートル。気づいたら大雨になっている。ゴール。小さくガッツポーズ。　記録は3時間58分19秒。サブフォー達成。（最後の2.195キロは12分33秒）。2年前に金哲彦氏の『3時間台で完走するマラソン』（光文社新書）を買って、マラソンに向けた練習を始めて以来、目標はフルマラソンで4時間を切ることだった。同書ではこう書いてある。「これは一つの壁を越えたランナーとして、誇るべきタイムといってもよい」。　後半のタイムの落ち込みなど反省すべき点も多いが、しばらくは、サブフォーの余韻に浸りつつ、次なる目標を考えてみたいと思う。

  2009.03.23

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  東京マラソンでサブフォー達成（その１）

  　昨日は興奮して11時過ぎまで眠れず、今朝は4時過ぎに目が覚めた。家から新宿までは25分ほど。早く行って冷えてしまうのも嫌だし、かといってぎりぎりの時間に行って、スタートブロックが後ろになるのは最悪だ。スタートブロックへの整列集合時間が8時45分なので、8時20分頃、都庁に到着。スタートブロックは申告タイム順で、早い順にAからKまであるが、僕はE。真ん中よりちょっと前。こんなもんだろう。　8時45分から開会式。石原都知事の挨拶の後、なんと国歌斉唱。国対抗の試合ならいざ知らず、東京マラソンは参加者のほとんどが市民ランナー中心ですぜ。げんなり。　スタートはこんな感じ。　空を見上げると、都庁と曇り空。この写真には写っていないが、報道用のヘリコプターが3機飛んでいた。 　9時5分に車椅子の部、10分にマラソンの部がスタート。スタート地点までは4分程度。3万5千人とは言え、道幅が広いので、スムーズにスタートできた。気になるのはビル風。今日は午後から雨が降る、南風がかなり強く吹くとの天気予報。気温が高いので、風対策と水分の補給が鍵になる。　先週練習をした日比谷までの10キロは予定通り、ゆっくり進む。歌舞伎町の入口で東京六大学連盟による合同応援合戦が楽しい。焼肉のにおいがする。市ヶ谷本町にある防衛省の前でも陸上自衛隊音楽隊の演奏。今年で3回目を迎えた東京マラソン、すっかり、街に溶け込んでいる。最初の5キロは下り坂なので飛ばすなという先輩の忠告に従い、ぐっと我慢。5キロ　26分31秒10キロ　25分42秒　（52分13秒） 　日比谷を越えると、品川までの10キロ強の往復。少し単調なコース。東京タワー、増上寺を右に見て、品川のホテルパシフィックあたりで折り返し、内幸町の手前で20キロ。中間点は日比谷で右折、銀座4丁目手前。ここまではきわめて順調。もっと飛ばしたい気持ちを抑えながらも、ペースは3時間45分を切る勢い。これはいけると思ったのだが、その後で落とし穴が待っていた。後半戦は次回。 15キロ　25分34秒　（1時間17分47秒） 20キロ　25分36秒　（1時間43分23秒）

  2009.03.22

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  東京マラソンコースの試走（その2）

  　2月22日に築地－東京ビッグサイト間の試走を行いゴールのイメージをつかんだ後、今度はスタートのイメージを確認するため、都庁前から日比谷までの約10キロを走ろうと思っていましたが、天気が悪かったり、体調が優れなかったりと、先延ばしに。しかし、レース一週間前の今日、やっとのことで早起きをして走ってきました。　8時前に都庁前着。このあたりがスタートになります。 　昨夜のどに軽い痛みを感じたため、風邪薬を服用したのですが、そのせいか、体が重く、倦怠感を覚える。調子が悪い。都庁北を右折、青梅街道から靖国通りを東に向かいます。見慣れた歌舞伎町を左に見ながら、防衛省のある市ヶ谷へ。ディバッグを背負って歩いている人が多いなぁと思ってたら、「東京マラソンコースウォーク」というイベントが開催されていたようです。道をふさぐように並んで歩く人も多かったので、一部仕方なく車道を走る羽目に。　JR市ヶ谷駅を右に見ながら、外堀通りを飯田橋まで。5キロ地点。左手は神楽坂。日仏会館もあり、フレンチのレストランも多いところで、僕の大好きな街の一つです。おいしいフレンチを思い出し、ニコニコ。飯田橋を右折し、九段下、竹橋へ。このあたりも僕にとってファミリアなところ。新しい店はあるかなと、きょろきょろしながら走ります。九段下からは、皇居周遊コースに入りますが、ランナーのほとんどは反時計回りで走っているので、時計回りで走る僕は邪魔。内堀通りを直進し、日比谷に行かずに霞ヶ関まで走って終了。約10キロを55分で完走。先輩の忠告どおり、確かに全体にゆるい下り坂になっているので、飛ばし過ぎないようにしなければいけないことを再確認しました。それにしても、新宿ー飯田橋がたった5キロというのは電車に乗っている感覚からすると近すぎて違和感がありますが、実際、道路の方が直線に近いので最短距離でつなぐと5キロしかないということなのですね。　来週はいよいよ本番。今週はアルコールも控え目にして、じっくり体調を整えたいと思います。

  2009.03.15

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  東京マラソンコースの試走（１）

  　先週の日曜日（22日）、東京マラソンの35キロ地点（築地4丁目）からゴールの東京ビッグサイトまでの往復を早朝ジョギングしてきました。　会社の先輩のランナーで東京マラソンに毎年当選している強運の持ち主がいるのですが、彼に東京マラソンの攻略法を尋ねたところ、１．スタートから7キロ（新宿ー神田）のゆるい下り坂では自重して飛ばさない。２．35キロからゴールまでの区間には佃大橋、春海橋、東雲橋の3つの橋、そして最後に有明駅に向かう登りがあり、かなりきつい。最初の7キロで自重することは、この区間を余裕を持って迎えることにつながる。この区間だけは事前に走っておいた方がいい。　築地市場駅を出発。築地市場場外は、日曜日の早朝ですが、お店がちらほら開いています。結構観光客もいるんですね。築地本願寺、聖路加国際病院を通過、佃大橋を越えます。早朝で車も少なかったので、車道の端っこを走りますが、結構な坂です。開高健が東京オリンピック前後の東京の様子を書いた「ずばり東京」というルポ集がありますが、そこには佃の渡し守の話がでてきます。ちょうどこの頃、佃大橋が完成したのです。　　晴海通りを南下、月島を通過。春海橋を越えると豊洲に。タワマンがニョキニョキ建って以前とは全く違った風景になっていてびっくり。一番きついのはこの辺になるでしょう。道が広くて先を見通せるので、却って辛いかも。東雲橋を越えると有明まであと少し。有明駅への坂もきついですね。有明駅が天国の門のように見えます。　ゴールのイメージはこれでできました。築地場外で寿司をつまんで帰路に。今週末は天気がいま一つですが、新宿から日比谷までの10キロを試走する予定。銀座、浅草は本番のお楽しみにとっておきましょう。

  2009.02.28

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  第43回青梅マラソン

  　青梅マラソンに参加してきました。青梅マラソンは1967年に東京オリンピックのマラソン競技で銅メダルを獲得した円谷選手と走ろうということで始まった大会とのこと。こんな由緒ある大会でまさか自分が走るとは昨年までは思ってもいませんでした。　30キロは11時50分のスタート。混み合いを避けるため、10時前にスタート地点である河辺駅に到着。しかし、皆同じことを考えるのですね、駅のホームから外に出るまで20分近くを要し、更衣室である体育館などはすでに満員状態でした。　それにしても暖かい。昨年、雪のため大会が中止になったことが信じられません。この暖かさでは給水をきっちり行う必要があります。　体育館で着替えて、余裕を持ってスタート地点へ。さすが43回を数える大会だけあって、ロジスティックスはなかなかです。申し込んだ時に目標タイムをどのように申告したか、覚えていないのですが、僕のスタート地点はずいぶん後方。ちょっと嫌な予感が。予定どおりのスタート。 　列はもちろんすぐには動きません。やっと動いたと思っても、すぐ止まる。結局スタート地点までで9分経過。スタート後も、列は時々動かなくなり、歩きになる。ちょっといらいらします。道が狭いので、前の人を抜こうにも簡単には抜けず、ペースがつかめません。追い抜くたびにペースをあげますが、前が閊えてペースダウン、を繰り返して、精神的な疲れを感じます。10キロ地点で57分30秒。当初の予定よりも2分30秒遅い。10キロから中間地点までの登りではなんとかペースを取り戻そうと粘りますが、中間地点（15キロ）では1時間26分26秒。全然ペースがあがっていない。遅い！これではいかん！と、そこからの下りでペースをあげ、20キロでは1時間52分40秒（この10キロ55分10秒）。目標の2時間45分を達成するためには、もう少しペースを上げる必要があります。ここからは基本的に下りだったので、ピッチをあげます。結局、2時間45分11秒でゴール。最後の10キロは52分31秒。10キロ55分のペース走で、2時間45分が目標だったので、11秒及ばなかったものの、ほぼ達成。特に、20から30キロまで記録を上げることができたのは嬉しいことでした。速報値では、5,898位/14,972人。15キロで7,386位だったのが、そこから約1,500人抜いた計算。来年はもう少し前からスタートしよう。　心配していた右膝の痛みはほぼなし。東京マラソンに向けてよい練習になりました。もう一月しっかり練習しよう。

  2009.02.15

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• 来週はベトナム旅行

  　土曜日は雨。近所のジムに行って、トレッドミルで30分（制限時間なので）、バイク20分。トレッドミルでは最初6分/キロで入り、最後は4分30秒。5キロ26分30秒。午後、雨があがったので、5キロ走。25分20秒。  今日は、18キロのジョグ。最初の1キロは5分30秒。砧公園を4周。最後の1キロは4分30秒とビルドアップ。1時間41分。右膝の痛みはない。夕方近くのショッピングモールに行って、膝のサポーターを買ってきた。　明後日からベトナムのハノイに行きます。ハノイには妹夫婦が住んでいるので、夏頃から遊びに行こうと計画を練っていましたが、仕事の関係でこの時期にずれ込みました。ランニングシューズ持参で、朝のジョグは行う予定。ハノイ市内の見学のほか、世界遺産のハロン湾とニンビンという街への列車の小旅行等を計画しています。　さあ、荷物を作らないと。

  2009.02.01

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  第7回新宿ハーフマラソン

  　新宿ハーフマラソンを走ってきました。右膝には相変わらず違和感があり、とにかく謙虚に完走を目指しました。雲ひとつない晴天に恵まれ、スタート時の気温は9℃。風もほとんどない絶好のコンディションでした。加えて、初国立競技場。これまでも、サッカーやラグビーの試合を見に来たことはあるけど、スタンドから降りるのは初めて。1964年（僕の生まれた年です）の東京オリンピックのマラソンは国立をスタートし、甲州街道を西へひた走り、今の味スタ付近（飛田給）を折り返し地点としていました。そんな由緒ある競技場がスタート、ゴールというだけで嬉しい。でも、思ったより小さかったな。　一応目標はサブ１００（分）。1時間40分を切ることにおいていました。しかし、今年に入ってからの練習で何度か20キロを走りましたが、どうも、10キロを過ぎる頃から、右膝の違和感が大きくなり、ペースを落とさざるを得ない状況が続いていたので、実際には「右膝と相談して上手に走る」ことがテーマとなっていました。　国立をスタートし、外苑、信濃町、四谷、新宿を2周半するコースでしたが、よく知っている街なので、とても楽しい。腕には、サブ100のペース（5キロ、23分20秒、10キロ、46分40秒、15キロ、70分、20キロ93分20秒）と書いてスタート。5キロごとに距離表示とのことだったので、コースのだいたいの場所と距離を事前に頭に入れたつもりでしたが、距離表示が見つからない（わからなかっただけかもしれない）。5キロも10キロ、15キロもわからず。自分の位置と時間が正確にわからない。　それでもこれまでの経験から、1時間40分近辺のペースだということは感じ、とにかくいけるところまでと思って走る。と、足の裏が痛い、新しく買った靴下がフィットせず、まめができている様子。それが15キロ付近。右膝も少し気になる。もう少し足を出したいのだけど、怖くて自制してしまう。後ろからはスタートの位置が悪かったランナーにどんどん抜かれるので、悔しくてペースを上げようとすると、膝が気になる、で自制、を繰り返している内に、20キロ！の表示発見。1時間37分30秒。今さら遅いよぉ。　結果、1時間42分9秒。サブ100に2分9秒及ばず。それでも登録5005人中905位。他人との比較をしてもしょうがないけど、それなりに満足できる順位とタイム。ハーフはこれで4回目だが、平成19年11月18日　多摩川ハーフ　2時間8分51秒　平成20年1月13日　谷川真理ハーフ　1時間56分16秒　　平成20年10月18日　タートルマラソン　1時間45分40秒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ときて、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成21年1月25日　新宿ハーフ　1時間42分9秒、という結果。練習の成果が結果として表れることはとても嬉しい。特にこの歳になると。　今日の大阪国際マラソンでは、8年ぶりに渋井陽子さんが復活優勝して、涙が出てきた。彼女は、初出場の大阪（２００１年）で優勝、その後ベルリン国際マラソン（2002）で当時の日本最高記録を出した後、マラソンでは6年間鳴かず飛ばず。この間のオリンピックの選考会では失速を繰り返し、出場を逃していた。辛い年月だったと思う。今回の優勝は、（１）昨年11月の東京国際での失速からわずか2ヶ月後の出場で優勝したこと（彼女のレベルのエリートランナーではありえない）、（２）前半を我慢し、1時間13分、後半はペースをあげて1時間11分台でカバーした。世界で戦うためには絶対必要な後半加速型のペース配分でぶっちぎったこと、の2点で、特筆すべきことと思う。がんばれー。　次は2月15日の青梅マラソン（30キロ）。東京マラソンに向けて、サブフォーのペース走（キロ5分40秒）とする予定。ハーフはいつか（できれば近いうちに）100分を切りたい。　 

  2009.01.25

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• 走り初め

  　遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。　今年は多摩川の新二子橋で初日を見ました。日の出の時間（6時56分）から逆算して、自宅からジョギングで鉄道橋のすぐ隣を走る二子橋に向かいましたが、行ってみたところ鉄道橋が邪魔で日の出が見えない！あわてて、少し上流にある新二子橋に戻り、携帯のカメラを向けるとちょうど日の出。きれいに写っていませんが、実物は本当に美しく、暖かいものでした。　今年の目標は3月の東京マラソンでのサブフォー。さらには、ウルトラマラソンへの挑戦も頭の片隅においてトレーニングしています。早速、元旦は20キロのジョギング。ひざの痛みとも上手につきあってがんばっていきたいと思います。　今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  2009.01.03

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• 小川和紙マラソン

  　しばらくお休みしておりました。　11月下旬に皇居駅伝を走った後、練習中に右ひざに異常を感じるようになりました。ひざがガクガク言って、力が入らず、普通に走れなくなってしまうのです。それでも歩くことには支障はなかったので、だましだましゆっくり走ったりしましたが、どうもしっくりこない。練習を休んでも回復する兆しがない。12月14日の小川和紙マラソン（10キロの部）にエントリーしていましたが、このような状態ですので、出場するかしないか決めかねていました。　　大会前日、知人の紹介でとあるマッサージ施術を受けて見ました。これがハードなマッサージで痛いけど効いた。施術してくれた方によると、疲労のためひざの周りと尻の筋肉が硬くなっているとのことで、一時間にわたり、グリグリとほぐしてもらいました。　本番は雨の降る肌寒い一日で、寒さに弱い僕にとっては最悪のコンディションでしたが、マッサージのおかげで、完走できました。目標としていた45分切りは達成できませんでしたが、46分6秒で壮年男子Aの部134人中44位の成績でした。先日、ゴールの写真入りの完走証が送られてきました。　その後も、ひざはまだ完治はしていません。今は右ひざの裏の筋肉に違和感があります。違和感がひざの周りをぐるっと回った感じです。ひざの周りの筋肉をスクワットや自転車で鍛える、さらにこれまで以上にストレッチを丁寧にやる、などして少しずつ回復させたい。マッサージも時々受ける必要がありそうです。ひざの痛みを抱えたランナーは多いと思います。何かいい治療・予防法があったら教えてください。　

  2008.12.30

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