タートルマラソン全国大会
先週中盤から風邪気味で体調が優れない中、今シーズンのマラソン緒戦の「第37回タートルマラソン全国大会」を迎えました。場所はいつもの荒川沿い。今回は駅で言うと北千住と赤羽を往復する約21キロのハーフマラソンコースです。 今回の目標はキロ5分、1時間45分で走ること。僕の自己記録は今年1月に出した1時間56分なので、10分の短縮が必要ですが、練習どおりの走りができれば、達成可能と踏んでいました。 今回、ハーフマラソンの参加者は6,700人余との発表。3月の荒川市民マラソンではスタート地点を越えるまで8分を要し、気勢をそがれた経験があったので、今回は早めにスタート地点に赴きかなり前の方に陣取りました。30分前からほぼ3分毎に「スタートまで後何分です」とアナウンスされるのには閉口(苦笑)しましたが、予定通り10時半にスタート。最初は「ゆっくり行こう!」と思っていたのですが、周囲のスピードについあわせてしまい、最初の3キロはキロ4分半程度で入ってしまいました。作戦はキロ5分半程度で入り、体を温めてから、後半5分を少し切るペースで押し切ろうと思っていたので、まずいなと思いつつ、しょうがない行くとこまで行くかと気持ちを切り替えました。 5キロで24分を切るペース。10キロでは48分08秒。中間点は50分30秒で通過。ところが、後半、向かい風となり、体がきつくなってきます。風邪気味だっただけでなく、実は昨晩ご飯を食べ過ぎて胃が重い状態だったのですが、だんだんそれが気になってきます。でも、とにかく、立ち止まってはいけない、何が何でも走り続けるのだと、時々気弱になる心を叱咤激励します。今大会では2.5キロ毎に給水所が設置されていたので、とにかく次の給水所までとがんばります。 ただ、後半は距離表示が少なく、ペース配分をうまくつかめません。15キロ過ぎからは、足は重く、胃は重く、「歩こう」という悪魔のささやきとの戦いでした。ずいぶん後続の方に抜かれましたが、なんとかかんとか、止まらずにゴール。自己計測では、後半は落ち込んだものの1時間45分39秒と目標をクリア。体調が優れない中、それでも目標をクリアできたことに一安心しましたが、ハーフではもっと楽に走れるはず、とちょっと自己管理の甘さを反省しています。 北千住駅から荒川までは「宿場町通り」という風情のある通りを歩きます。昔ながらのお団子屋さん、洋装品店などが並んでいます。今日は疲れていたので、町歩きをする気持ちになれませんでしたが、レトロな町並みで、お店の人もとても親切。一度ゆっくり訪れてみたい町でした。 次は、11月16日の「湘南国際マラソン」です。