大人になってしまったマロン。
今週初めくらいからでしょうか、我が家の愛猫マロンが発情して、恋鳴きが開始しちゃいました…。スプレーは無かったんですが、ウシガエルのような低い声で鳴き始め、オスの匂いを感じてるのか旦那にべったり…。床に体をクネクネと摺り寄せたと思ったら、旦那に向かってお尻を突き上げ、猛アピールするマロン本当は3月くらいに避妊手術を…と、かかりつけの動物病院の先生から勧められてたんですが、私自身不妊治療して「子供が欲しい」というメスの本能を実感してるだけに、わが子同然のマロンにも「せっかく女の子に産まれて来たんだから、一度くらいは出産を経験させてあげたい」という思いも捨てきれず、避妊手術を伸ばし伸ばしにしてたんですでも、お婿のあても無いし…。生まれた子達の里親探しの大変だろうしな~とは思ってたんですが、伸ばし伸ばしにしている間に、マロンが出産して子育てしてる姿なんかを想像しちゃうと、里親に出す=親子を引き離すと言う事が、精神的に私に出来るだろうかという思いもフツフツと…。(里親に出すなら母乳からの免疫がある程度移行した3ヶ月位が良いそうなんですが、一番可愛い盛りだし、子猫的にもまだまだ親離れしてない時期。)「どこにもやらずに、子猫全部飼いた~い」と思ってしまう自分が容易に想像できる…でもそんな事は実際問題無理な話で…。旦那も「避妊手術は仕方がないよね…」って感じでした。そんなこんなで、マロンを母にすることは諦め、動物病院に連れて行き、避妊手術を受けさせました。本当にごめんね事前の検査では問題なく、手術日になった日から絶飲食。エサや水を求めて鳴く事も無く、当日の朝一番、何も知らないマロンを連れて動物病院に…そのまま病院に預けて、昼過ぎに手術。当日の20時以降にお迎えで、エサと水は翌日からというスケジュールでした。久々にマロンの居ない部屋はなんだか変な感じ。落ち着かない気持ちを大掃除で紛らわせる旦那と私。口を開けば「子猫の時、ひどい下痢でも乗り切ったマロンは強い子だから大丈夫よね。」とそんな話ばかり…。ようやく夜になり、動物病院に迎えに行くと、エリザベスカラーをつけ、麻酔の影響でまだヨボヨボし、尿失禁しちゃったマロンとご対面。お疲れ様。本当よく頑張ったね。部屋に戻ると、一気に老け込んだ老猫のようなヨボヨボとした足取りで、エリザベスカラーを色んなところに引っ掛けながら部屋を探検して回るマロン。そうこうしてる内に「なんか付いてる」と気づいたのでしょうか、エリザベスカラーを外そうと、ふらふらしながらも必死で後ろ向きに歩き回るマロン。ちょっと可愛そうだけど、その姿に爆笑しちゃいました。しばらく頑張った後、エリザベスカラーを外す事は諦めたようで、布団に入った私のすぐそばに近寄ってきて、肩の辺りで寝りにつくマロン。エリザベスカラーが邪魔で、頭の位置が決まらないみたいなので、クッションや布団で支えてみました。と言うわけで、寝る場所をマロンに奪われ、寝床を失った旦那は別のお部屋でご就寝。こんな風に私のそばで眠りに着くのは子猫の時以来…。相当、怖くて疲れたんだね…マロン。その後、2日間注射に通い、マロンもすっかりエリザベスカラー生活にも慣れた様子でしたが「もう不要」ということで外してもらいました。可愛かったのにな~傷口にがっちりと張ってあるガーゼを舐め取ってしまって、その下の傷を舐めても、傷が開かなければOKとの事。「まぁ、溶ける糸で3重にも縫ってるから、そうそう開くことはないけどね~」と先生。本当いい先生でよかったその後は5日間内服させて、内服終了翌日に、傷のチェックをしてもらって終了の予定です。せっかく女の子に生まれたのに、ゴメンねマロン。マロンの分も私が頑張ってベビちゃん産むから、その時は一緒に育てようね