昨日の晩ごはんと吉高由里子さんの小筆
昨日の晩ごはん今日からダンナは大阪なが~い夏休みが終わりました。だけどまだまだ夏休みにしてほしいくらい暑いですね~皆さん大河ドラマは見てますか?私は国文科でしたしそもそも高校の時も古典が好きで源氏物語はその有名なお話の一節などは目にしたことがありましたがそれにしてもドラマの題材にしてはあまりにも古い時代だしなんだかピンとこないなあと見ていませんでした。ところが息子が「面白くて見ているよ」なんていうものですから私も途中から見ることにしてすっかりハマってしまいました。息子とは小説もドラマも映画も、ほとんど趣味が同じなので彼が面白いと言ったものは私にとってもハズレが無く見てみるとこれがまさにその通り!でした。その大河ドラマのメイキングの一部を先日NHKの100カメという番組で取り上げたのですがそれもまた大道具さんや小道具さんの職人技を知ることができてますますドラマにも興味がわきました。それで100カメで取り上げたことの一つで私が一番感心したのは主役紫式部役の吉高由里子さんの書道のこと。何回かドラマの中で源氏物語を小筆で書くシーンがあるのですが もちろん本職の先生が書かれているとは思いますがどう見てもここは吉高さんが書いていると思える映像も毎回、目にしていやあ、本当はどうなんだろうと思っていました。私自身、ほんの入口ですが書道をかじった事がありまして特に小筆は好きでしたのでついつい注目しておりました。で、それはまさしく本当に彼女が書いていたということがこの100カメを見ていてわかったのです。しかも彼女は元々左利きなのにドラマの時代背景などを考え臨場感を出すためにわざわざ右手で筆を待つ練習をしたというのです。確かに右手で書いています。もうこれは尊敬でしかありません。右利きの書道の経験の薄い人がいきなり左手で小筆を持って草書を書くことを想像してみてください。我が家では息子が左利きでしたので小学校の時書道の授業がカリキュラムに入ってきた時まずは私自身(私は右利き)左手に筆を持って書いてみたのですが全然書けずストレスでしかなかったので担任の先生にお願いして左手で書道を書く許可をいただきました。その上で家で左手での書道を教えました。それは普通の文字でもそうでそもそも敢えて右手で鉛筆持たせることもしなかったしでも人前で恥ずかしくないようなきちんとした文字を書けるよう教えました。私が先生では限界はあるかもしれないけどとにかく他人が読みやすい字を書くことを目標にしました。たまたま息子はそういう事が好きで熱心に私の言うことを聞いて練習してくれたので書道教室には通わなかったけどかなり字は上手なんじゃないかなと思います。親バカです。そして話は脱線しました。話を元に戻しますが何が言いたいかというと吉高さんは信じられないくらい立派だということです。前から好きな女優さんでしたがまた新しい一面が見えてもっと好きになりました。