鬼道場日記(昇段審査前の稽古)
近々、京都で、六、七、八段の審査があるので、今日は、昇段審査前の稽古となった。我々土曜稽古会、通称教室からも、七段、三名、八段、一名、受けに行くのである。 教室は、みんな、一般サラリーマン&主婦。。。七,八段は、スゴーク難しい。。。合格率数パーセント。鬼道場全体からでも、ザッといくものでは、無いんですよね~!しかし教室から過去に何人も受かっている。(優秀なのだ。)はたして、今年は、誰が受かるのだろうか、楽しみである。 今日は、審査が近いので、みんなで、ビデオを見た。ビデオ、鬼道場にしかない、手作りビデオなのだ。これには、審査に受かった人、落ちた人が、分けて収録されている。とくに見なければならないのは、合格した人のビデオ。良い姿の剣を見れば悪いのは、直ぐ解る。これを見ながら、どうやったら受かるのか、先生の話を聞きながらイメージする。先生が、言われたのは、打間(交刃の間)。。。受かる人は、ここがパーフェクトにできるのだ。 ビデオの次は七段審査を受ける人を中心とした立ち合い稽古。。。立ち合い稽古では、この場面では、どうした良いのか?先生の指摘を受ける。自分が、将来、七段を受ける時に、役立つのだ。 先生の指摘。。。一番手、Oさんただ、闇雲に打てば良いというものではない。(間合いに、入って打つ。)確りにらみ合う。。。いらぬ打ちは、いらない。何本も打つと価値が無くなる。それだけ、我慢しなければ、ならないのである。移動の時の足幅が、広すぎる。足幅分だけ、小さく移動する。エッ~!移動の時の足幅って?今まで考えたこと無かった。。。これから、注意しよう。 二番手、Sさん構えたとき、左手が動いている。いたずらに左手を動かしてはいけない。左手が動くのは、心が動いている証拠。。。審査の時、いつも、左手が、動いているのに、自分の剣道は、何所が、悪いのだろう?と思っている人も多いだろう。こんな事、先生しか教えないだろう(要チェックすね~!) 当たってはいるけど、感激が無い。打ったら、「ドウダ!マイッタカ!」というものがいる。間合いにはいりすぎている。。。打つ時、迷う それでは、ダメ!遠間から、打間にはいるまでに間合いの攻防がいる。(剣道にも、物語っーか、ドラマが、無いといけないのです!) 三番手、Hさん剣先で、相手の竹刀を殺す!押さえ込む!体重が、後ろに掛かりすぎている。 均等に掛けるように。。。後打ちは、ダメ! 一拍子のメンを打つ! 1,2では、ダメダ! 全体的に、。。。摺り足の移動が、ヘタクソ! もっと、スムーズに。。。打たれても良い!という気持ちを持て。 四番手は、八段を受ける I 先生上手すぎて、別に悪いコメントは、無かったようだ。聞き逃したかもね....? 鬼道場の伝統行事として、昇段審査に受かった者は、段の数だけ酒を持ってくるということになっている。酒を持ってくることになるのは、ダレダ!!!その酒でみんなで、お祝い、やってるんですよ~!ガンバレ~~!