礼儀
家族や友達、尊敬する方、などなど・・・ 私たちの周囲には、様々な人がいますよね。そして、自分の好きな人 を挙げていったら・・・ きっと、きりがないことでしょう。さて、好きな人と接するとき、私たちは、どのように振舞っているものでしょうか?:::::::::::::::::状況や立場によって変わってくることもありますし、そしてこれは人それぞれでもありますが、多くの場合、相手に対しての好意を念頭に行動する・・・というのが大前提なのではないでしょうか。・・・お相手の好きなこと全般についての理解も大切ですし、また、触れないでおきましょう という配慮を考えることもあり・・・:::::::::::::::::こうした人間関係上での平たく言って 礼儀 というものを偉大な先人である大作曲家に対しても持つことは、当然のことですよね。便宜上私たちは、ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト・ショパン・・・全員をこのように 呼び捨て にしているのですが、私はこれが心苦しいので、普段は尊敬の念を込めつつ、○○先生 というように、 先生 とお呼びしながら、それぞれの曲を 勉強 させてもらっています。:::::::::::::::::一生続くそうした 勉強 の過程では、こうかな と気がつくことも出てきて、そしてそれが大変重要に感じられる時は、楽譜に書き込みをしたりもするのですが、先生の楽譜に 失礼な勘違い を塗りたくっていないだろうか? と非常に慎重になるものでして・・・なぜなら人間は、 好きである人 や 尊敬する人 に対して いつも 礼儀 を尽くしたいと思う筈・・・ だからです。PS,写真は、モーツァルト先生のお住まいになったウィーン・フィガロハウスの天井です。当時のまま保存されているとのことです。