双子の銀杏
オーストリアにいた頃、ある園芸専門家に力説されました。イチョウの木がどれほど珍しいか ということを。確かに、ヨーロッパでイチョウを見かけることは稀です。まして大木ともなると滅多には・・・::::::::::::::::::::イチョウは元々、日本や中国原産の木だそうですので、ヨーロッパに少ないのは、もちろん当然・・・故になのでしょうか。 珍しがられ・・・また、不思議な力を持つ木だと考える人もいるようです。::::::::::::::::::::そういう彼らに 「日本にはイチョウの並木道があるんだよ」とか 「沢山の木々がきれいに黄色く黄葉するんだよ」 等々とイチョウについて度々説明しているうちに、私には1つ、イチョウへの思い入れ、というか愛着が育まれました。::::::::::::::::::::どんな大木も種が芽を出し・・・そこがスタートですよね。そして大きく育てば・・・より多くのものを捧げるようになるのですね。