クリスマスの思い出 昭和編
同郷の友・マケコちゃんの日記読んでたら、マケコちゃんのお母様が、クリスマスにはバタークリームケーキが食べたいとのことで、去年ネット注文したら、お母様一人でホール食い。ってとこで爆笑。でも、いまどき、生クリームじゃないケーキのほうが、入手困難だよね。しかも、お母様は、バタークリームケーキの上にはバタークリームで作ったバラがのってないとダメ なんだって。ロマンチックぅ~。 (わたしの日本語合ってますか???) マケコちゃん、いっそのこと、年末年始、お母様と一緒に韓国で過ごされては?こっちには、バタークリームケーキ、ごろごろあるわよ。お店には、わたしからプチトマトとパセリは載せないで!って、伝えておくから。さて、わたしも昭和の女ですから、小さい頃のクリスマスといったらバタークリームケーキでしたよ。てっぺんには、砂糖のサンタクロースとか、食べられないツリーとか。3人兄弟で、チョコレートのプレートは取り合いっこになってましたな・・・父は、24日にはケーキは買ってきません。牛乳屋さんで注文しといたアイスクリームケーキを食べるのよ。一度だけ、停電の年があって、溶けかかったアイスクリームケーキを、揺れるキャンドルの炎の中で家族無言でつつきあった夜があったわ。。。キャンドル、って言うと、聞こえはいいけど、要は「お~い!仏壇の引き出しから、ロウソク取って来~い!!!」ですからね。そして、その翌日の夕方、半額になったバタークリームケーキを、父は2つ抱えて帰ってきます。一つは家族みんなでいただいて、もう一つは子供たちだけで、砂山崩しのように、お正月近くまでつつきあってたわ・・・家族でプレゼント交換なんてなかったから、わたしは、村中の子供たちが集まる「子供会」でのクリスマス会が楽しみだったの。カレー作って食べて、ゲームして、ケーキ食べて、どっかのお父さんやお母さんが、みかんの差し入れしてくれて。それから、お楽しみのプレゼント交換会。300円くらいの、ちっちゃなプレゼントを手に手に持って、アミダくじの開始。それがね~、毎年、Kちゃんってお兄ちゃんは、持ってくるプレゼントがでかいの。うわ~!って喜んで開けてみると、あなた、ラッキョウじゃないけど、剥いても剥いても、新聞紙なのよ。で、最後に、コロッと鉛筆1本 転がり落ちてくるの。初めの1回はウケたと思うけど、いい加減みんなも飽きるよね。Kちゃんのプレゼントだけは当たりたくないなあ、なんて思ってたら、ある年、わたしが引いちゃったのよね。で、渡されてみたら、これが、でかい上に、重い!!!一体何が?!!と、恐る恐る開けてみたら、案の定、また新聞紙でぐるぐる巻き。はいではいで、剥いて剥いて・・・・最後に、ゴロンと転がり落ちたのは、鉛筆ですらない一本の ま き 薪 あいたたた・・・薪なんて、家帰ったら山ほどあるんだけど・・・こんなの持って帰ったら、父ちゃんに叱られちゃうよ~(笑)その夜。星のきれいな夜でした。わたしは、田んぼにそっと捨てて帰りました。ごめんなさい。その田んぼ、Kちゃんちの田んぼでした。。。