結婚式
今日は、パンダのいとこの結婚式。パンダ父の妹さん、つまりパンダの叔母さんちに、お嫁さんを迎えるのよ。朝寝坊しちゃいけないと思って、前の夜にパンダ父に「お義父さん、明日、何時までに行かなくちゃいけないんですか?」と、尋ねたら、「さあ~。ソウルやら水原のみんなが来たら、一緒に行けばいいだろ。車が来たら、それに乗りゃいいんだ。」♪あ~あ~~~~♪♪川の流れのよぉ~にぃ~~~~♪一応、パンダ母にも聞いてみた。「お義母さん、式、何時からでしたっけ?」「知らん。」・・・・・そこで、今朝は、朝食後、久々にお化粧だけして、お義兄さん、お義姉さんの到着を待っていた。12時まわって、ソウルのお義兄さんたちや、水原のお義姉さんが到着。車2台にわかれて、叔母さんの街へG0~!!!あ~、久しぶりの結婚式。パンダ母がドスドスと、人ごみをかき分けて、新郎新婦に近づいてゆく。きれいな花嫁さんが見られて、子パンダもわたしも大興奮。ああ、この人がパンダのいとこさんか。。。と、新郎の背中をながめていたが、そのきんきらのスーツが、どう見ても、カーテンかソファ生地にしか見えないので笑えた。が、後で家に帰って、自分たちの結婚式の時の写真を見たら、パンダもやっぱりカーテンみたいなスーツだった。ははは。花嫁さんは、目がぱっちりで、フランス人形みたいだった。お父様と腕組みして、バージンロード。新郎のご両親、新婦のご両親が前に座ってて、新郎新婦が最敬礼。あ~、そうだったよ、そうだったよ。わたしの父も5年前、あの席に座って緊張してたよ。母ちゃんも藤色のチマチョゴリ着て、座ってたよ。。。5年前は、全く聞き取れなかった、誓いの言葉も、今日は心にしみた。感激・・・・・してたのは、わたし一人くらいのもので、式場内はザワザワとってもうるさかった。というのも、隣は食堂になってて、そこで食事すませてから式に顔出して、というお客さんも多いし、反対に、式の途中でお?今、食堂空いてるから、今のうちにククス(結婚式で出てくる素麺)食べちゃお。と、食堂に行っちゃうお客さんもいるからだよ。なんといってもカジュアル。生演奏のピアノ奏者も、間違っても正装ではない。にしても、今日のピアニストは、ジーンズにGジャンだったし、ぱっと見、男だか女だか、子供だか大人だかも不明だった。。。誓いの言葉や、あいさつの言葉、両親へのあいさつの後、なぜか、新郎が新婦を抱っこして、座ったり立ったりスクワット運動。よくわからんが、こんなたくましい男です、お義父さんお義母さん、安心してください。というアピールのようだ。そういえば、わたしたちの結婚式のときも、パンダは最後にわたしをおんぶして、その辺一周してたよ、確かに。。。 イメージ画像写真撮影が終わったら、もうさっさと退場。パン!パン!とクラッカーがあちこちで鳴って、きらきらのテープが宙に舞う。子パンダ、それ集めるのに必死。わたしたちの時は、白い雪みたいなスプレーで、ちょっと幻想的だった。ああ、パンダもわたしも若かった・・・ イメージ画像式もすぐ終わり、隣の食堂でククスをいただく。おかずもいっぱいで、美味しいおかずは次々となくなって、「おかわりお願いします~!」さすが、ソウルの兄嫁さん。今日もいい食いっぷりだよ。「はい、みんな一本ずつカバンに入れて!」と、テーブルの上のコーラやジュースももらっちゃった。ははは。その後、みんなで叔母さんのおうちへ。そこでも同じようなお料理やら果物をいただき、満腹なパンダ一家。叔父さんのすすめる、漢方煎じた液とか、薬酒とかさんざんいただいて、そろそろおいとましようか、って雰囲気になったところにパンダ父が「せっかく酒があるんだから、刺身でも食いたいなあ~。」と、すっとこどっこいな発言をしたため、パンダ母のこめかみに青スジ。パンダ父をひきずるように、車に押し込め、さようなら。ところが、パンダ父、車内でもご機嫌さんで口がとまらないんだよ。昨日ソウルのお義兄さんが宅配で届けてくれたヨンド蟹。実は、お義兄さん、兄嫁さんには内緒で送って来てくれたのに「ぅあぁ~、昨日○○が送って来てくれた蟹は美味かった~!!!」慌ててパンダ母が「あんた何言ってんですよ。水原の婿さんが送って来てくれたのは、もうずっと前の話ですよっ!!!」と、適当にごまかしておいたが、パンダ父「むぅあぁ~~!!そうだった、そうだった、あの蟹は美味かった~!昨日の蟹より美味かった~、あんな美味い蟹はもう食えない!!」これで、パンダ母ならず、お義兄さんまでも気分を害してしまっていた。帰宅してもパンダ母に懇々と説教されていたが、一杯飲んでいい気分のパンダ父は知らん顔で、またお隣さんに遊びに行ってしまった。契(ケ)の集金に出かけたパンダ母と、入れ違いに帰宅したパンダ父。「今、隣の坊主(小学生)に、わしの酒と子パンダのお菓子買って来いって、おつかい頼んだんだが、持ってきたか?」へ?お、お隣のおぼっちゃんに、おつかい命じたんですか?「あ、いえ。。。お義父さん、子パンダお菓子なんかもう要りませんよ。お腹いっぱいだし。」「おっかしいなあ、金も渡したんだがなあ。」(聞いちゃいない)と、お隣へ電話をかけるパンダ父。「んぁ~、○○か?隣のおじさんだ。おつかいどうした?え?何?めんどくさいって?じゃ、さっき渡した金、持って来いよ。」ぎゃはは、そりゃめんどくさいよなあ。ぼっちゃんも。でも、しばらくたっても、お金持ってくる気配もない。もう夜だもんねえ。。。「んだよ、おつかいもしないわ、金も返さないわ、一体どういう奴なんだよっ?!」と、パンダ父はぶつぶつ悪態をついていたけど、その前に、お隣のぼっちゃんに酒買って来いって、一体どういう奴なんだよ?と聞きたい。また、受話器を上げて、電話するパンダ父。♪バカね、バカね♪♪よせばいいぃのにぃ~~~♪お隣かと思ったら、なんと、中華料理屋にまたしてもチャジャン麺の出前を頼んでいた~~~!!!そして、お隣のぼっちゃんから1万ウォン未回収のため(笑) (約1,100円)お支払いはおっくさん。「さぁ~、子パンダ~食え食え~!!!」あの、、、、わたしのおごりなんですけどぉ・・・(爆)「あの。。。お義父さん、もうこういうの頼まないで下さいね。今日なんか、お腹いっぱいだし、家のおかずもいっぱい残ってるし。」「なにが満腹なもんか。それに家に食うもんもないじゃないか。」「ありますよ!それに、昼からずっと食べっぱなしじゃないですか。」(この頃パンダ父には強気な奥さん)「いいじゃないか。子パンダだって好きなんだし。」「とにかく、もうやめて下さいね!!!」「そうか、母さんも嫌いなんだよな。」「わたしも嫌いですよっ!」「わかったよ。」?反省?ちょっときつく言い過ぎた?わたし?「今度からチャジャン麺じゃなくて、うどんにするよ、うどん。」ドンガラガッチャ~~~~ン!!!!家中の金ダライが、天井から落っこちてきた気がした。