全日本フィギュアスケート選手権大会 2022 ~世界選手権の代表が決定しました
この年末もあれやこれやとやっているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。先週はフィギュアスケートの全日本選手権でTV画面に食らいついて、技と美の競演を堪能していました。毎年この全日本選手権は、翌年3月に開催される世界選手権の代表が決まる大会でもあり、選手たちに力が入るのはもちろん、観客も力を入れて観戦しています。そして結果は(敬称略)男子シングル 優勝 宇野 昌磨 2位 島田 高志郎 3位 友野 一希女子シングル 優勝 坂本 花織 2位 三原 舞依 3位 島田 麻央先に結果が出たのは女子シングルで、この試合を私はなんとも不思議な感覚で見ていました。今季好調で先のグランプリシリーズでは2つ優勝して、ファイナルも優勝した舞依ちゃん。SP2位でフリーはどうなのかと思ったら、ノーミスの完璧な演技で、終わったときに私はなぜか感動で涙がじわりときて、TV画面の前で思わず拍手していました。この瞬間、全日本も舞依ちゃんが獲ったと思いました。そしてその後の花織ちゃん。舞依ちゃんのあの演技を目の前で見てどうなのかなと思いきや、ナント、こちらもノーミスで、花織ちゃんらしい力強い演技をやってのけました。こちらも演技が終わった瞬間、私は感動で泣けてきてTV画面の前で思わず拍手、会場の観客は総立ちでした。結果は舞依ちゃんをさらに上回る高得点で、全日本は花織ちゃんが制しました。この二人の演技でなぜ感動して泣けたのか。ドラマや歌ならぐっとくる感動の言葉があるけど、選手たちは自分のプログラムをただひたすら体を動かして演技しているだけなのに。自分でもよくわかりません。でも良いものが観られたのはたしかなようです。そして男子シングル。上位6人は全体的に演技前半のジャンプの大技でミスが続いたと思うのですが、そこは試合の経験を積んだ最終グループに残る6人でした。みんな途中から自分の演技を立て直し、力を出しきって自分の演技をまとめました。昌磨君、最初のミスを後半に見事にカバーしました。特に3回転半ー2回転半ー2回転半の連続はびっくりで、着氷後に前に向き直して飛んでこれを繰り返す、こんなこともできるのですね。そして何より、昌磨君の演技は体の動きが美しい。日本だけでなく外国でもファンが多く、特にロシア人のファンが熱いのがなんかわかりますわ。※ちなみに先日の昌磨君の誕生日には、ロシアのファンがこんなお祝いを ⇒ こちら そして先のグランプリファイナルで2位となり、今季は好調で安定しているかと思った山本草太君は、ミスが響いて全日本では5位でした。でもグランプリシリーズの成績が評価され、世界選手権の代表に選ばれました。あの大けががなければ彼はもっと早く世界の舞台に・・と思うと、やっとこの位置に来た感じです。3位だった友野君。昨シーズンまではさほどインパクトがなかったけど、今ではこんなにも人目を惹く表現ができるのですね。世界選手権でも是非、会場をわかして欲しいものです。そしてこれまでは日本国内では注目度が低かったペアとアイスダンスは、世界と戦える力がついてきて注目度も上がってきました。まだ層は薄いけど、男女のシングルと同様、まず先駆者がいて、それから徐々に後進の層が厚く、強くなっていくと期待したいものです。世界選手権の代表となった 村元哉中&髙橋大輔 組、三浦璃来&木原龍一 組、頑張ってくださいね。最近の我が家のにゃんこ組です。いよいよ寒くなってからは、オイルヒーターとタンスの間が人気の場所です。我が家では、誰がどこにいてもいいというルールなので、お気に入りの場所は早い者勝ちです。ここに来たときはガリガリに痩せてたスモモちゃん、すっかり太くなりました。次の春が来ると18歳になる小太郎。すっかりおじいさんだけど、両手を前に出して寝る姿は赤ニャンのときと同じです。