プリンスエドワード島のクリスマスイブとボクシングディ 2歳児連れPEI島 4
島では、24日夜まではお店があいているが、25日はどこもお休み。続く26日もBOXING DAY という収納の日でどこもお休み。ここでは、コンビ二はもちろんなく、お休みといったらほんとにどこもあいていないという状態。人々は、せっせと買い出しとプレゼントを求め、街はにぎわっているが、混雑といっても、スーパーのレジで人が並んでいるといった程度。土地をひろくつかっていて、あちこちに大きな店があるので、人が多くは感じない。24日に親族が集まってプレゼント交換して夜をすごし、25日はパーティ、その後はおかたづけで、静かに新年をむかえるというのが、こちら流。クリスマスカードにあるように、メリークリスマス&ハッピーニュイヤーっていうのが、言葉どうりなのだ。 こちらでは、おもちゃが断然安い。とはいえ、妹夫婦が以前いたアメリカのほうが、ブリオの列車おもちゃは3分の1以下だったとかで、そこまでは安くないんだけど、little なんとかの(すみませんわすれた)おっきなプラスチックの車やらすべり台なんかは、異様に安い。車は以前日本のリサイクルで7000円で売っていたけど、広告価格でそれくらいででている。おもちゃが充実しているWAL=MARTに行こうと思っているのだが、子供は寝てくれないし、子守りのたよりにしていた母が風邪をひいてしまい、なかなかでかけられない。まーいーんだけどね。息子がサンタさんに頼んだものは、りんごだから(^^) 夏には お店がしまる日曜日、フリマの会場になるzillars は、ちっちゃなホームセンターみたいなところ。本格的なホームセンターはホームデポというところがあるのだが、カナディアンタイアというタイややさんが、おもちゃなんかを安売りしていて、アメリカ資本のウォルマートに対抗している模様。 夏にはいろいろでかけて海で遊んだり、やどかりをとったりしたのだが、今回は家のまわりで遊んでそれで十分すぎるほどだった。やはり雪があると、寒くかんじない。雪でやることがいっぱいあるから、みんなで動きまわるからだ。バックヤードで滑り台をつくり、みんなでそりですべったり、イグルーをつくって、なかでキャンドルをともしたりした。日本ではなかなか売ってない小さな子供用スノーシューズは、リサイクル店で6ドルで購入。妹は、2ドルで手にいれていた。ここでは、ほんとにお金をつかわないし、いかに上手にリサイクル品を手にいれるかということでみなが燃えているようでおもしろい。妹が買ったリサイクル店は、島のあちこちにポストがあって、そのなかにみながいらないものをいれて、それを商品にして売っているというもの。元手はただというのがおもしろい。日本でもあったらいいのにと夫にいうと、ポストに変なもの入れる人がいるからだめなんじゃないといわれて、ちょっと悲しかった。がんばれ。日本人。ここの店でも変なものはあったが、変だけど、なんだか味のある鞄だったり装飾道具だったり。子供服は豊富で,ブランドものであってもちっとも差をつけず2ドルくらいで売られているのでありました。 さて、そんなこんなでクリスマスイブの夜。静かです。とても。どこの家もあまりでかけず、家族ですごしているというかんじ。妹の家には明け方サンタさんがやってきて、ツリーの下にたくさんのプレゼントをおいてきてくれました。サンタが街にやってくるの歌は、日本語訳ではただやってくるだけなのだが、本来の歌詞は、いい子にしてたらやってくるという条件付き。12月にはいるまえから、子供たちは一生懸命いい子にしてるよう努力しているのがほほえましい。サンタさんに姪が書いた手紙は英文なので、勝手に訳してしまうと、うちには煙突がないのにどーやって入ってくるの?という内容。かわいい~。プレゼントのわきには、サンタさんからの手紙が届いている。もちろん英文。息子にも届いていた。すごい。サインまで入っている。2回もよいこリストを作り直したけど、その度に息子は上位にはいっていたんだと。こっちが赤面したくなる内容だ。 サンタさんからの気になるプレゼントは。。姪のおねーちゃんには、ポーキーというバービーみたいな女の子のダンスセット。ビデオをみながら、踊るものらしく、クラスではやっているとか。ほか、プリンセスのなにかもあったかな。アメリカでもカナダでも女の子には、ミッキーやドナルドではなく、とにかくプリンセスでしょうという傾向。お洋服の色もプリンセスカラーというのがあって、水色、ピンク、紫できらきらがお約束なのだという。日本からの服は地味すぎるそうだ。縫製はきれいだけど。おむつもプリンセス柄があって、息子のがなくなったから、それを使おうとしたら、こわいといって、いやがられてしまったのだけど。。。だけど、おむつになるくらいプリンセスは人気。ほか、日本では3倍の価格で売られてるとか売られていないとかいう、MAGNITIXという磁石のおもちゃ。パチンコ玉みたいなのと、棒の強力磁石の単純なものなのだが、はまる子供が多く、再度ピースをかいたすことが多いのだという。確かにいろいろおもちゃがあったけど、数日しても子供たちがはまっているのが、これだった。ので、帰る直前に、70ピース25ドルを買ってみることにしたが、家でも毎日使っている。。とはいえ、6歳のおねーちゃんのように美しい立体系をつくるのではなく、ぐちゃぐちゃの形のままパワーショベルといって、くっつけたり、パチンコ玉みたいなのをつつにいれて、ころがしているだけの2歳児なのであるが。。 妹のほうは、動物のおもちゃセット。こっちの動物はまったくデフォルメがなくて妙にリアル。さるなんかけっこう怖い。でもそれがいいんだという。またDORAのスーツケースもどきとスコップもあった。息子にも、このDORAせっとはサンタさんが便乗して贈ってくれた。これもプリンセスカラーのドピンクなんだけど、息子は大喜び。そうだ。息子は最初にりんごをみつけて大喜びしていたことはいうまでもない。やっぱりりんごが一番欲しかったようだ。 朝起きて、プレゼントをみつけた皆の顔はとてもおもしろかった。息子はなんだかよくわからなくなったのか、プレゼント以外の木馬のおもちゃにもお水とえさをあげるのだといって、あげるまねをせっせとしていた。プレゼントをあげていたのかもしれない。サンタさんは、妹夫婦にはプレゼントをあげていて、私の目にはそれは全然不思議ではなかったのだけど、息子は私にないのを気にしていてくれたのかもしれない。日本にもどって、そうじのときしまいわすれた箱に入ったジューサー(使用済み)をみつけ、かあちゃんにサンタさんが持ってきてくれたんだよー。ほんとだよー。なんて言っていた(笑) クリスマスというと、プレゼント交換というイメージだけだったけど、こんなふうなものだと、いい子になるための大イベントというかんじでみてておもしろかった。一年間の自分たちへのご褒美なのかもしれない。ただ、宗教心のない私たちは、一緒にハロウィンごっこもしてしまいました(^^;)息子が寝起きでぐずったとき、これ着るときいた、ヒョウの着ぐるみは嫌と泣かれたのだけど、てんとうむしの格好は、なきがぴたと止まり、着る!といいだした。てんとうむし、大好きだもんねー。着るの好きなんだね。びっくり。次の日の朝も着るといって、そればかり着ていた。あたまに触角をつけるもの気に入っているようなので、そんなにすきならと妹がくれたくらいだ。日本でどこに着せるのか疑問だが~~~(^^) そして26日はボクシングデイ。どこもお休みだが、さすがはマクド。あいてました。家ばかりじゃおもちゃのとりあいになったりして、子供があきてくるので、マックの巨大遊具で遊ぶことになりました。雨は雪の日は子供がいっぱいというものの、お休みの日なので、みなやはり家にいるようです。ほとんど人がいませんでした。2階ができそうなほど高い天井におっきな滑り台のような迷路がそびえたっていて、子供たちは大喜び。息子はわたしにも一緒にいけとうるさいのだが、すべると静電気が痛くって。。子供たちはシャツ一枚で走り回りはねまわってました。慎重君な息子もぎゃーぎゃーいいながらも楽しそうでした。マックデビューは、ここでが初めてで、日本ではまだ入った事がなかったのですが、やはり和食党のこだわりな息子は一切食べませんでした(^^;)つづく