こどもたちの頭の回転が速くなる?!
☆娘たちが七田に通っていたことは、以前にも日記に書いたことがあります。2年近く前なので、他の日記の中に埋もれてしまったので、再度、書いてみました。◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆七田教室に関心のある親御さんというと、教育パパ、教育ママという印象があります。そういうマックも、娘たちを受験勉強で苦労させたくないと思い、七田教室に通わせました。しかし、うちの娘たちは小学生になってから入れたので、七田の常識からすると遅かったかもしれません。さて、私は下の娘を土曜日に連れていく係りでした。娘のクラスでこどもたちといっしょになって瞑想したり、イメージ記憶など、ちゃっかりと参加していました(^.^)そのため、ほかのお子さんのこともいろいろと観察できました。うちの娘たちはというと、まず下の娘ですが、映像記憶ができるようになりました。頭に描かれた国語の教科書を読み上げるということをしていました。目を閉じると、教科書が見えてきたそうです。知能テストも、家で七田の児童用教材に毎日取り組み、3ヶ月で130以上になってしまいました。しかし、これは訓練したという事を割り引かないといけないのかもしれません。上の娘は、速読ができるようになりました。しかし、世間でいう速さはなく、1冊の文庫本を3時間で読めるレベルです。上の娘で顕著なのが、学校の成績です。小学生のときは、そこそこできる方でしたが、中学校になると学年でトップを取ったりしていました。(公立中学校です。)これが、七田とどういう関係にあるのか、それはわかりません。統計的にも、成績や学力と七田教育の関連性のデータや資料は見たことがありません。七田先生の本には数多くの事例が載っていますが・・・。実際、うちの娘たちも小さくなるというイメージで人間の体に入り、その人の病気で悪いところが赤くなっている、そこに緑の薬を塗ってきたよ、などと言っていました。それで風邪や腹痛が治るときもありました。しかし、因果関係や、科学の世界からすれば、受け入れられない事象です。百歩譲っても、催眠効果ということになるのでしょう。しかし、本来人間が有する能力のひとつの表れではないかとも思います。動物たちが地震の際に見せる行動は、地磁気の変化を知覚できる能力を彼らが持っているからと説明されます。そして、人間にもそのような力があるけれど、文明が発達すると道具がその感覚器官の代わりに働くので、ほとんどの人間にとって、超能力は不要なものになったという説明もあります。アボリジニたちが数キロメートル離れていても、意思を伝え合うことができるという能力は、遠い昔の人間たち誰でもが持っていたのかもしれません。そういう能力を訓練で引き出すのが、七田式の教育法と言えます。「こどもたちは天才!」というシーンを、私も何度か目撃しました。たとえば、3歳の男の子が、小学校のこどもたちを尻目に、百人一首や俳句、漢詩など、すらすらと暗唱しているのには圧倒されました。反面、家で取り組まないと効果がなかなか出てこないとも感じました。いっしょに通っていたこどもたちも、日常的に七田の教材に触れない子は能力が伸びないと感じていました。では、七田教育のメリットはというと、こどもたちの好奇心をそのまま伸ばしてくれるので、こどもたちはのびのびと能力を発達させるいい環境に身をおけるということです。いい意味で、刺激になります。フラッシュカードで四季の星座を覚え、高校生になった娘はその歌をいまだに歌うことがあります。ドイツ語もやりました。テープを流し、専ら聞くというレッスン。しかし、これは効果があったのか、疑問です。また、ドッツカードは、下の娘が得意でした。上の娘は、中学校に入ってから、英語が得意科目のひとつになりました。それとの因果関係は? ただ、語学に抵抗を感じないということで、役立っているようです。下の娘は、幻想的な絵をたくさん描いてくれました。太陽の本当の色は緑色で、月は3つの色で光っているけれど、みんなそれに気づいていないというのです。写生するとき、木や植物のオーラが見えるので、絵が描きにくいとも言いました。その能力は音楽に向かい、バイオリンを弾くのが好きで、芸術肌のこどもに育ってきています。七田を卒業して、その後、成績が普通という子もたくさんいます。好奇心がどこにあるのかによって、こどもたちの表す能力は違います。学校教育の成績だけでは推し量れません。心が素直になる、愛情豊かな子になる・・・これらもご家庭次第という面が強いように思います。七田がどんなに良くても、家庭でそれ以上に取り組まなければ、効果は出ないと思います。私も、大量にフラッシュカードを作りました。親の作業が格段に増えます。しかし、興味をもってもらえなければ、振り向きもされません。それでも、親子の交流は相当にありました。親子で七田のゲームで遊んだのはとてもいい思い出になっています。七田に通い、家庭でも繰り返し取り組めば、こどもたちの頭の回転がよくなることは、ほぼ間違いありません。しかし、この頭が、学業に向くかどうかは別問題で、本当に成績を上げたければ、親が勉強をリードしていくという、普通の結論になってしまいます。七田とどう向き合うかで、高い授業料の効果が出て来る場合もあれば、お金をムダにすることもあるということだと思います。とりとめもなく書いてきましたが、娘たちが幼いころにタイムマシーンで戻ったとして、七田に通わせるかどうか・・・娘たちが才能を伸ばすチャンスを与えるという気持ちがある一方、家庭で取り組ませれば充分という気もします。うまく七田を使いこなせば、頭の回転の速いこどもになると思います。しかし、そこから先は、親が決める領域になります。どのようにこどもたちを伸ばしていくのか? そこが一番むずかしいところです。が、七田に行けばなんとかなる、というのでは、もったいないと思います。なんともなりませんので(-_-;)参考になったでしょうか? 実際、その後のこどもたちがどうなったのかは、七田では明かされません。追跡できないと思います。なかにはきっと、すばらしい子もでていると思います。反面、ほとんど効果なし!と地団駄を踏む親御さんもいると思います。私たち親がどうこどもたちを導こうとしているのか、それが試されるのが幼児期の教育です。そして、答えは、たくさんあると思います(^.^)