算数の考え方に強くなる(5)
☆きのうの夜は、親戚の面々と海岸通りの焼肉店に押しかけました。かなりの人が並んでいましたが、予約を取っておいたので、マックたちはすぐに着席&食べられました。海岸にくる人は、浜で遊ぶ前に、予約しておいた方がいいですよ(^.^)☆なかなか本題に入れません。もう少し、さらっと書いた方がいいのかな?とも思います。しかし、話が教育論の方へ行ってしまいがちです。方法論も大切ですが、その基盤となる教育の考え方を明確にしておかないと、せっかくの方法論も、じょうずに使いこなせません。勉強方法は、いろいろあります。しかし、どの方法がいいのかと悩む前に、勉強してどうしたいのか?どういう目的で学びたいのか?どんな人間になりたいのか?答えはすぐには出てこないかもしれません。しかし、こういったことを考えていかないと、勉強に対する気持ちがぐらつきます。そんなわけで、ノウハウよりも姿勢や態度に先に視点がいってしまいます(-_-;)☆算数の考え方に強くなる(5)★「もっとたくさんの穴を、独自の場所で掘ってみる必要がある。そのうちの多くは、たしかに労力の無駄遣いとなるかもしれないが、いくつかはたいへん役立つものとなるはずである。このような穴たくさん掘りはじめるためには、これまで全体を支配してきた大きな穴に対する執着をはっきりと放棄しなければならないだろう。」 (P48)一箇所だけを掘り進めれば、いつかは専門家になれます。こういう方法が、先生や親から推奨されます。いってみれば、リスクの小さい安全な方法です。こどもたちの教育という点にしぼってみると・・・先生や親の立場として、「もっと冒険してみたら?」とは、なかなか言えないものです。こどもに苦労はさせたくない・・・安全で将来を保証された道を歩んでほしい・・・こう考えると、冒険をストップさせてしまう思考方法に傾いてしまいがちです。では、偉人たちの親、とくにお母さんたちはどうでしょう?こどもたちの才能を思いっきりのばすために、世間体や評価を跳ね除け、相手にしません。ひたすら、こどもの才能を開花させることに全力を傾けます。たとえば、発明家のエジソンのお母さんも、学校の評価にこだわりませんでした。そして、こどもを守り、支えるるという点ではだれにも負けませんでした。やがて、エジソンは才能を開花させます。学校の評価では、最低のエジソンでした。その評価は、デボノ博士のいう「ただひとつの穴」、「支配的なアイデア」のもとで下される評価でした。ここまで読んできて、ルソーの「エミール」の思想に似ていることに気がつきました。ルソーも、学校で行なわれている教育に、批判の矢を放ちました。(つづく)