道尾秀介 『ラットマン』
ラットマン 評価:★★★☆☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは─。(「BOOK」データベースより)----------------------お風呂の栓するの忘れてお湯はりしちゃった・・・。「お風呂の栓を確認してください」って言ってくれる機械くんには感謝感激ですが・・・。言うのがおせーーーよっ(笑)結構お湯が流れてから言うんだから・・・まったくっ!!-------って、反省しろよ自分っ!!はぃはぃ。そうです。私がわるぅございましたっ。゚(ノД`)゚。 2011年最初の読了本です。タイトルのラットマンとは、多義図形の一つ(ねずみ男じゃないですよっ(笑))。多義図形とは、同じ絵なのに見方によって全く異なる絵に見えるもののこと。婦人と老婆の絵とか有名かな?ふむ。途中でどんどん話が二転三転し、息つく間もなく読ませます。が。二転三転の「転」が・・・。私にとっては大したことなかった。ふぅーん。ってな感じで。ミステリーとしてはさほどでした。でも、人生の悲哀というか、皮肉さというか、そういう観点からみると読み応えがありましたね。人の気持ちって難しい。相手を思いやったつもりがそれが逆に相手を苦しめてたりすることもあって。なんだか切なくなって、胸がきゅっとなりました。=== 1冊目 読了 ===