クネドリーキをチェコッと食べる
チェコ。ポーランド、ドイツ、オーストリアなどと国境を有するこの国はロシアの脅威を常に感じつつも、西ヨーロッパの文化を取り入れてきた。14世紀に黄金時代を迎えたプラハの街。歴史的な建造物や街路には、我々日本人の持つ欧州のイメージを、喚起されられざるを得ない。音楽でも有名だ。そんなチェコの食は、肉料理中心の家庭的な味。ドイツやその他の周辺国からの影響も強く受けている。今日はそんなチェコの代表的な食、「クネドリーキ」を紹介しよう!「クネドリーキ」とはチェコ風蒸しパン。蒸し団子と言ってもいい。基本的にチェコの料理で肉料理などを食べると、パンの代りに必ず付いてくる。味は薄味。蒸しパンをイメージしてもらえばいいが、味の薄い蒸しパンという感じである。また、固いものは団子のような食感だ。但し、中に入れるものによって味は変わって来る。以下にそれを示そう。・ホウスコヴェー・クネドリーキこれはホウスコというパンを入れたクネドリーキだ。パンが入っているため、ちょっと柔らかい感じがする。・ブランボロヴェー・クネドリーキジャガイモ入りのクネドリーキ。味がついていて、お腹もいっぱいになる。ジャガイモの味が、肉料理によくマッチする。・果物入り・クネドリーキ果肉が入ったクネドリーキ。杏や梅が入れられる。甘い味がしてデザートとして食べられる。クネドリーキの作り方は簡単。粗引き小麦粉、牛乳、卵を用意する。ボウルに小麦粉を入れ、そこに牛乳・卵を入れて泡が出るまでよく練る。(パンやジャガイモをいれる場合はそれも混ぜてよく練る)直径5cmぐらいの円筒形に整形し、30分ほど茹でる。取り出して輪切りにする。以上である。クネドリーキは、チェコ独特の料理。ビーフシチューなどの肉料理をつくるときは、パンの代わりに、付け合せに食べてみるのもいいかもしれない。1日1票 お願いしま~す!人気blogランキングへ