ヌク・マムでぬくぬくとベトナム料理を堪能する!
久しぶりの更新です。と言っても、何もしていなかったわけではなく、HPをせこせこ作っていたのです。それがコレ↓世界食堂本店(http://www.worldeat.spskill.com/index.shtml)まだ発展途上ですが、次第に整備していきます。それでは本題に行ってみましょう。ベトナム料理・・・メコン川とフォーン川といった河川と、その周辺を形づくるデルタ(三角州)。そんなベトナムの変化のとんだ地形がもたらす農産物によって、ベトナムは多様な食文化を形成している。ベトナム料理はエスニックで濃い~味付けかと思いきや、意外とあっさりしている。エスクニックなだけでなくヘルシー、そして南国の香りが豊かだ。それが、生野菜や生のハーブをふんだんに使ったベトナム料理の特徴なのだ。そして、ベトナム料理になくてはならないものがヌクマム。これはベトナム独特の塩辛いしょうゆ(魚醤)である。とりあえずヌクマムをかけていれば、ベトナム料理といってもいいほどベトナム特有のものだ。タイではナンプラーが有名だが、ベトナムではヌクマムなのだ。そこで、ヌクマムとナンプラーの違いであるが、ヌクマムはナンプラーよりさらに癖がある。強烈な風味がして、塩辛いのだ。ゆえに、使うときはちょっとだけだ。ちょっとずつ、ビビリながら使おう。「でも、そんな癖がありすぎるなら、あんまり使いたくないな・・・」という人も多いだろう。そんな人のために開発されたのが、ヌクマムチャム。これはヌクマムに、水・砂糖・塩・にんにく・ライム果汁などを入れて作っただしである。ドレッシングを作ったり、下味をつけたりと、ヌクマムチャムは、ベトナム風味をだすためにとても有効である。さてこのヌクマムの作り方であるが、イワシの一種である新鮮な小魚が使われる。塩漬けにした小魚を樽にいれ、半年程度熟成させ、その上澄み液をとり出したものである。ゆえに、濃厚で風味高い味に仕上がるのだ。ヌクマムは、ベトナムではどこでも手に入るが、カンボジア国境近くの、フーコック島産のものが、最も上質であると言われている。台風も過ぎ、本格的に夏に向かっていくこの時期。エスニック料理を食べるならば、ベトナム料理もいい。ベトナム料理にはヌクマム。ヌクマムといえばベトナム。これだけ知っていれば、ベトナム料理に関しては問題ない(たぶん・・・)。フンタンベトナム・フーコック島産の最高級ヌクナムです650ml