エンパナーダスでパワーをつける
アルゼンチン。南米の熱気と、パワーを象徴する国。アルゼンチンには世界が凝縮されている。北部は熱く、ねっとりとした熱帯だ。中部には広大なジャングルが控える。そして、南部は氷の世界。もう南極はすぐそこだ。街には、ヨーロッパ移民の影響によるカラフルな町並みと、経済の低迷のよる混沌が交錯する。そんなアルゼンチンの料理は肉料理。なんせ食料自給率90%(日本の食糧自給率は40%)を誇るこの国の、輸出品目第1位は畜産物なのだ。今日はそんなアルゼンチンの料理を紹介しよう。「エンパナーダス」アルゼンチンの代表的名物料理、スナックだ。南米版ミートパイといってもいいし、南米版ピロシキといってもいい。大きな餃子のような形をしている。様々な具材を小麦粉で出来た皮で包み、油で揚げるかオーブンで焼いた料理だ。中に入れる具材としては、牛のひき肉、鶏肉、干しブドウ、ハム、チーズ、トウモロコシ、卵、オリーブなど様々だ。ひき肉ではぶつ切りの肉を入れている店もある。これは美味である。皮は、固いものと柔らかめの皮と2種類ある。味はもちろん素材によって違うが、肉のジューシーな味と焼きあがった皮の香ばしさが食欲をそそる。焼きあがった後の、香りについつい引き付けられてしまう。しかも、ボリューム感が非常にあり、一個食べるとお腹がいっぱいになる。実はエンパナーダスは、「タコスとトルティーヤ」のところで紹介したのだが、あれはメキシコ版なのでちょっと軽い感じがする。本場はこっち。ビールとともに、ボリューム感満点のこの料理を、満喫しよう。てんちょ♪さんに触発され、この日記をもっと多くの人に知ってもらおうと、さりげなく人気blogランキングに参加しときました。是非クリックしてくださいな。人気blogランキングへやんばる島豚のエンパナーダ