目覚めたらバスの中
福島交通の路線バスが13日深夜、福島県郡山市の30代の男性会社員を車内に置き去りにしたまま車庫に入り、男性が携帯電話で、「閉じ込められている」と助けを求め、約1時間半後に無事"救出”されていたことが17日、分かった。福島交通郡山支社によると、バスは13日午後11時18分にJR郡山駅前を出発し、同47分に郡山市内の終点停留所に到着。男性運転手は車庫に入ってから車内を点検したが、後方から2列目の座席で酒に酔って寝込んだ男性にきずかなかった。男性は寒さから目を覚まし、携帯電話で同支社に連絡。14日午前1時半ごろ職員が車庫に駆けつけた。同支社は、「確認不足で、あってはならないこと。今後は注意を徹底していく」と謝罪。男性も、「酔って寝てしまって申し訳なかった」と反省しきりだったという。