断水
佐渡市の断水は現在も続いている。厳しい寒さと降雪は住民の生活に支障が出る事態になった。消火栓は使えず、万一の際は河川の水で対応するという。アメダス両津(佐渡市両津湊)の観測によれば日毎の最低気温は 23日-1.4、24日-5.2、25日-4.8。26日ー3.7、27日-2.1度C。同地点の1月の平均気温は2.7度C、このことから強い寒気だったことがわかる。28日夕刻、佐渡市の住民から市の窓口に「水が出ない」、「水の勢いが弱い」なとと多くの苦情が寄せられるようになる。市側は、寒波で水道管が凍結・破裂し寒さが緩んだ28日から漏水が始まった、と見ている。また、被害は広範囲におよび、貯水槽の水にも限りが有ることから断水を行う、ことにした。佐渡市HPによれば、佐渡市の世帯数は24,112。断水している世帯数は、 1月29日午前8時00分 10,656 午後7時35分 10,371 1月30日午前8時00分 3,970市内の19箇所で給水が行われている。新潟県知事は1月29日午前9時15分、陸上自衛隊第30普通科連隊(新発田市)に対して災害派遣(給水支援)の要請を行う。防衛省によれば、隊員約25名、給水車両約15両、LO(liaison officer 渉外係)の9名と車両5両が派遣されている。佐渡は離島であり、物資等はすべて船舶または航空機による輸送に頼ることになる。また、佐渡市の他にも新潟市西蒲区、長岡市三島地区、糸魚川市、村上市の一部にも断水が発生している。 撮影 2018年01月30日16時21分 1/60 F5.0 ISO400 長岡市内 自宅の庭 ナンテン人気ブログランキング