もみじ園
巴ヶ丘もみじ公園(もみじ園)は明治中期、大地主の高橋家の別荘庭園として造られた。面積は約4,000平方m、樹齢150~200年のもみじやカエデ、ツツジが植えられている。そのうち最も多いイロハカエデは京都から移植された、とされる。かつては個人の所有であったが旧・越路町に寄贈され、現在は長岡市が所有する。多くの県内外の方や市民からは「もみじ園」として名を知られ、弥彦公園・もみじ谷、柏崎・松雲山荘と並ぶ新潟県内の紅葉名所の一つ。同園内にある巴ヶ丘山荘は、1896(明治29)年頃に鉄道業、銀行業等を行い、衆議院議員にも当選した高橋九郎の別邸として建てられた。文化庁 国指定文化財等データベースによれば 登録有形文化財(建造物) 「巴ヶ丘もみじ公園巴ヶ丘山荘」 登録年月日 2015年11月17日 登録番号 15-0418 所有者 長岡市 構造および形式 木造平屋建、瓦葺き、寄棟造、総面積207平方m。 登録時の解説文によれば次のように記載されている。 信濃川と渋海川に挟まれた河岸段丘上の旧別邸敷地内に建つ。 寄棟造の座敷棟二棟を矩折に繋いだ平面を持ち、東棟に東面する玄関を構える。 西棟は良材を用いて大床を構えた一五畳大の座敷を中心とする。 越後平野を一望する景勝地に建つ、開放的な近代和風住居。 山荘内部は、もみじの間(15畳)、さくらの間(8畳)、さつきの間(6畳)、茶室からなる。利用等は、事前の申し込みにより有償で可能。 撮影 2018年11月05日15時26分 1/40 F8.0 ISO200 長岡市朝日 もみじ園 巴ヶ丘山荘前から人気ブログランキング