私が「お薦めの」推理小説または探偵小説
毎日多くの出版物が世に出されますが、後々同じモノを再び読むという出版物は数が少ないのが実情で有ろうと思います。読み応えのある内容の出版物は少ない中で、「特にこれは!」というお薦めを紹介します。ただし独断と偏見が同居・混在しており、文責は放棄いたしますので、あらかじめご了承くださいますように、お願いいたします。第5位 匣の中の失楽 竹本健治第4位 刺青殺人事件 高木淋光第3位 本陣殺人事件 横溝正史第2位 虚無への供物 中井英夫第1位 黒死館殺人事件 小栗虫太郎以上が私の「ベスト」であろうと思慮される作品です。第1位 黒死館殺人事件 の発表は「大正年間」ですが、この作品を超えるモノは未だに無いと思われます。読んで理解するには膨大な博識・知識を必要とします。この作品を世に問う為に作者は生まれた、と言っても過言では無いと思われます。第2位 虚無への供物 警官は登場しません。「ズブ」の素人探偵が密室殺人事件に挑むが結果は散々。読後は、やはり「虚無」が残る。第3位 本陣殺人事件 日本家屋では「密室」殺人事件は不可能とされた題材に敢えて挑んだ作品。映画化もされました。第4位と第5位は省略。第5位 匣の中の失楽 を読まれる方は、第2位 虚無への供物 を先に読まれることをお薦めいたします。興味と時間のある方に、お薦めいたします。