滞留
越後の当地は雪が降っている。午前中の雪は粒模様であったが、午後に入ると湿った雪に変わっている。しかし、一向に積もりそうもなく直ぐに水と化している。気温は0度C近い所を指している。今冬は暖かいせいかハクチョウは南下しない、らしい。例年なら北海道から新潟を経て長野へ向かうが、新潟で滞留している。理由は、雪がなくエサが豊富にある、と推測。阿賀野市の瓢湖はハクチョウの飛来地として古くから知られ、ラムサール条約湿地として登録されている。県内では他に新潟市の佐潟も同様に登録され、国内では50ヶ所、面積は14万8,002haにもなる。多くの湿地は国の鳥獣保護特別地域に指定され、一部は国立公園あるいは国定公園内に在る。瓢湖でのハクチョウの数は例年の1.5倍まで増えているが、長野・犀川付近では例年の半分以下、らしい。毎日のようにハクチョウの姿を見かけるが、確認したところ今日は5つの群れに増えている。農道端から約40m地点からの撮影では、かなり警戒している様子がうかがえ、幼鳥も確認できる。 撮影 2016年01月11日14時27分 1/100 F5.6 ISO125 長岡市和島北野 農道から人気ブログランキングへ