撮影行 (4)
今日の越後の当地は、昨夜からの雨が降り続いている。台風16号(温帯低気圧)の余波で前線を伴っていることから、雨は夕方まで続く見込み。また、はるか南方海上には台風17号が北西に進んでいる。先日の撮影行の模様を綴る4回目の日記。魚沼市の幹線道路である国道252号線を南進し、国道17号線と交わる四日町交差点(魚沼市四日町)に出る。同交差点を右折し、国道17号線を越後川口方面(長岡市東川口)に向かう。国道17号線は、東京・日本橋を起点として関東平野を北上し新潟・群馬県境の三国トンネルを通り長岡市内で国道8号線と交わる幹線国道。同国道の新潟県内分に関しては、除雪の滞留分があることから道幅は広くなっている。国道とは言え狭い道路を走ってきた者には、かなり広く感じる。一番の違いはカーブの大きさであり、半径が大きく取られており、坂の勾配は緩やかに作られている。反面、交通量が多く足の遅いバイク乗りには絶えず後方に注意が必要である。同国道を進み魚野川を渡り、東川口交差点を左折、県道71号線に入りさらに県道83号線に入る。信濃川を渡り、関越道越後川口インターの脇を通過し国道117号線に出る(小千谷市塩殿)。十日町方向へ200m程西進した後、小千谷市山本山の頂上に通じる市道に入る。再びバイクでは苦手な急登であるが、マイペースで頂上付近を目指す。途中にある「おぢやクラインガルデンふれあいの里」に立ち寄る。ここは、小千谷市が運営管理するコテージ付きの滞在型の農園施設、田舎暮らしや農作業が体験できる。晴れていれば、越後三山がよく見渡せるが生憎と八海山しか見えない。他の二山の八合目から上は、雲中にある。山本山の頂上付近で道が分岐し、そこから下る方が近いことから戻らずに登坂を続ける。分岐点から坂を下りJR小千谷発電所の貯水池脇を通過し、国道117号線に出る。そのまま小千谷市街地に入り県道10号線を経由し、長岡市内に向かう。すっかり暗くなった午後7時前、無事に自宅到着。バイクの走行距離は約150Kmとなった。出掛ける時は、曇空で気温は上がらず厚着をして出発したが午後からは陽が射すようになり、気温は上がってくる。信号待ち等で止まると、厚着が煩わしくなるが午後3時を廻ると良くなる。日向と日陰では体感温度は異なり、さらに標高差が加わる。秋の日暮れは日毎に早くなり気温は低下する。そして山沿いでは冷え込むようになることから、この時期は厚着が必要。バイクに乗り、風を感じながら秋色に染まり行く越後路をゆっくりと進む。明日への糧にすべく好い日を過ごしたように思う。 撮影 2014年09月22日14時27分 1/40 F14 ISO160 魚沼市福田新田 国道252号線脇から 左端部は国道252号線 中央の橋梁および線路はJR只見線 下の流れは破間川(下流にダムがあることから大きな池のように見える) 左側奥の山容は守門岳(1,538m) 人気ブログランキングへ