蘇芳色（SUOUIRO）～耽美な時間～

[雑感] カテゴリの記事

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• 「厄日」から１年後・・・

  昨年の日記を見ると、６月９日は「厄日」というタイトルがついている。翌日の１０日も、前日のダメージをかなり引きずっているもよう。なぜこういうことを書いたかと言うと、やっぱり今日も「厄日」だったので・・・。はぁ～。自分が思っていることを、上手く伝えられなくてイライラ。誤解されたようで、少々辛辣な言葉をおみまいされ、かなり凹んでいる。その事実にも驚いている。私って打たれ弱い性格だったのか・・・。なんて。他の人が、自分の考えを理路整然と説明しているのが、うらやましい。そうそう、萬斎さんの「三番叟」が演じられる「せぬひま」、メールがこないぞ。なぜ？落選だったらメールが来ないのか？私がチケを申し込んだメール、ちゃんと届いていたのか？それも不安になる。こんな日もあるんだな・・・。昨日、花屋で買った風鈴ピックなるものを、植木鉢にさしてみる。リリ～ンと軽やかな音。見た目も涼しげで、いい感じ。音と姿に癒される。さあ、気を取り直して、明日を迎えよう・・・。（←立ち直りが早い奴）

  2004/06/10

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• 青蛙・・・

  読売新聞に、素敵なコーナーが新設された。読売新聞の記者を経て、現在は俳人の長谷川櫂さんが担当している「四季」というコーナーがそれ。いままでは、よく読んでいなかったのだが、昨日は印象に残った。鮮やかな緑色の蛙の写真が、掲載されていて、俳句を一首紹介している。「青蛙おのれもペンキぬりたてか　　　芥川竜之介」そして短い文章がある。「フランスの作家ジュール・ルナールに『青蜥蜴（みどりかなへび）』と題した一行詩『ペンキ塗りたて！』がある。芥川は同じ時代の人。フランスの蜥蜴と日本の蛙。時は十九世紀から二十世紀への変わり目、詩人と小説家による地球の西と東からの掛け合い」（読売新聞　６月８日）このユーモアを理解するためには、ジュール・ルナールの詩を知っていなければならない。それを知っていた上で、芥川の俳句を楽しむ。ああ、いいなぁ～。打てば響くような、こういう感性を私も磨きたいと思う。

  2004/06/09

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• 世論は恐ろしい！？

  長崎の女児殺害事件で、被害者の父親の手記が発表された。この父親は、事件発覚当時すぐに会見を行い、現在の心境などを語った。とはいえ、まだ加害者のことをくわしく聞いていなかったようで、質問をした記者に加害者のことを尋ねているという状況。その話しぶりや表情から、かなり混乱している様子がわかった。当たり前だ。元気よく学校に行った自分の娘が、物言わぬ姿になって帰宅する。誰だって考えられないし、また考えたくもない。そういう状況で、なぜ彼はマスコミの前に出たのか？会見中に「自分も新聞記者なので、反対の立場なら（会見してくれることを）望む」と言っている。私は、彼はマスコミに出る必要ななかったと考える。彼があのような状況でマスコミに出て、どういう効果があるのか？視聴者に「あんな悲惨な状況になった被害者やその家族がかわいそうだ。こういう事件が二度と起こらないように、皆で対策を練るべきだ」という考えを起こさせようとするためなのか？そういう効果を狙うなら、私は今回の手記だけで充分だと思う。行間から、娘を亡くした父親の哀しみが溢れていているではないか。涙なくしては読めなかったぞ。七日、佐世保市役所でこの父親は会見する予定だったが、専門医から「不特定多数の人前ではなすのは、まだムリ」だと診断され、かわりに手記を発表する。事件直前の会見も同様ではなかったのか。また最初の会見は、初期の段階で、被害者の父親がマスコミに出るという前例を作ってしまったという点も見逃せない。もちろん彼は、先ほど述べたように、一ジャーナリストとしての使命感に突き動かされての行動だと思われるが、マスコミ人が被害者（或いは加害者）になったとき、「自分の娘が死んだ時でさえ、悲しみをこらえて会見をした父親のジャーナリストがいたではないか」という世論に押されることを、私は恐れる。もちろんマスコミ側の、そのような事件の渦中にある人を、ＴＶカメラの前に引きずり出そうと言う姿勢にも問題はある。「そういう映像を見たい」と考える視聴者側にも。ある記者が言っていた言葉を思い出す。「俺らはな、蘇芳色ちゃん。選挙と、人様の不幸をネタにしておまんま食っているねんで」世論の恐さについて、私が最近よく考えるようになったのは、イラクでの３邦人人質事件や、拉致被害者の家族会へのバッシングなどが続いたせいか。あな恐ろしや、汝の名は“世論”なり。

  2004/06/08

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• 子ども受難時代

  子どもを持つ親として、佐世保市の小６女児殺人は衝撃だった。自分の子どもが、加害者にも被害者にもなりうるということを、目の当たりにされたからだ。いったい、何がどうなった？殺人の動機について、今の段階ではくわしくわからないが、どうやらチャットでのいざこざが原因といわれている。今夜のＮＨＫニュースで、掲示板とは？チャットとは？と、ていねいに説明していたが、その中で「メールや掲示板では、本音をいいやすい。心を許して会話ができる」といった主旨のことを言っていた。（ニュース原稿ではなく、識者のコメントだったかもしれなが）それを聞いて、「ん？そうか？」と思った。私の場合は、顔や声がわからない文字だけの表現のほうが、よほど神経を使う。顔を見ながらや、声を聞きながらの会話だと、言外のニュアンスが表情や身振り、または声の調子によってわかる。しかし、文字だけを読む場合は、そういったプラスアルファがわからないので、かなり慎重にやりとりをしないと、思いもよらなかった部分で行き違いが起こる。今回の加害者の少女は、チャットで不愉快な思いをしたらしいのだが、いつも会っている友人ならば、「彼女はこういう意図で言ったのだろうな」などと考えなかったのだろうか。また、いつでも会えるのなら、会って真意を質すと言う事をしなかったのか。またはしようとはしなかったのか。考えれば考えるほど、やりきれない事件である。昨日の夕刊の社会面は悲惨だった。佐世保の事件の他に、松江市で２１歳の養女に、小指を切断させた男が逮捕されている。大阪府守口市では、母親が登校しようとしない、高２の長女と口論になり、包丁で刺している。また兵庫県加古川市では、小５の女児が母親の制止を聞かず、マンションから飛び降りて死んでいる。眼を覆いたくなる数々の事件。子ども達を、いったいどうやって守っていけばいいのか？

  2004/06/02

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• ＨＰを開設して、１年になりました

  昨年の５月３１日の真夜中に、生まれて初めて自分のＨＰを作ってから、今日で１年がたちました。最初は壁紙の変え方や、文字の大きさや色を変えることも出来なかったのですが、少しずつ教えてもらい、またヘルプを見ながら、細々と更新してきました。楽天日記の他のＨＰをイロイロ拝見して、たくさん勉強させていただきました。現実の世の中もそうですが、ネットの世界でも様々な人がいるんだなぁ～と、思います。ある意味、そういう風に色々な人がいて、様々な意見が存在することが、健全な社会を形成している・・・と納得したりして。１９９９年秋にネットデビューして、すぐ素敵な友人達に出会い、彼女たちのおかげで充実したネットライフを始めることができました。このＨＰを立ち上げたことによって、また新しい素敵な出会いがありました。このＨＰに来てくださった皆さん、ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。

  2004/05/31

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• 旧友

  もう何年会っていなかったのだろう？指折り数えてみる。あ、片手では足りない。そう、もう６年なのだ。ＯＬ時代の友人たちと、６年ぶりに会ってきた。彼女たちと出会ったのは、私が大学を卒業後、就職をした会社の中であった。右も左もわからなかった私に、会社の先輩として、いろいろと教えてくれた。１時間半ほど電車に揺られ、彼女たちの待つ駅にやって来た。電話では「もうおばさんやから、太ったよ」「私も、当時から８キロほどオーバーしたわ」という会話を交わしていた。ちょっとドキドキしながら、改札口へ急ぐ。出口で手を振っている２人の女性が目に入った。「お、元気そうやん」「そんなに太ってないよぉ～」などという会話で、もう６年のブランクは飛び越える。車に乗り、友人の新築の家に向かった。いつもは口数が少ないはずの私の口から、言葉が後から後から溢れてくる。数ヶ月に１度くらいは、電話で近況を報告しあうのだが、それでも電話で話すのと、お互いの顔を見ながら話すのとでは、話の密度が違う。新築の家をゆっくりと拝見させてもらう時間も惜しんで、４時間ほど憑かれたように話しつづけた。まだ２０代の前半だったころ、会社では毎日がカルチャーショックの連続だった。「あの課長どうしているんだろう？」「あの〇〇さんは、亡くなったんだって」「あの頃、蘇芳色は、××さんが好きでさ～」「きや～(*^^*)」などと、他愛もない話に、はながさく。そして会社を辞めてからの、お互いことに話題が移る。まだ社会人として、ひよっこだったあの頃から、いろいろな経験を積んで、ようやく大人の仲間入りができるようになったと、お互い目配せしあう。数多くの友人を作るタイプの人間ではない私なので、彼女たちは心を許せる数少ない友人。思いっきりおしゃべりして、食べて、お腹がよじれるほど笑って、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。再び電車に揺られて帰宅する。疲れは感じない。まるで聖なる場所で体を清めてもらってきたように、清清しくなった自分を感じた。

  2004/05/27

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• ふるさとの訛り懐かし

  今日は、子どもの半年振りの通院日。某大学医学部付属病院へ行く。生後２ヶ月の頃から診てもらっている、Ｏ医師の外来の日だ。このＯ医師、出会ったときには、もうすでにヒゲをはやし始めていたのだが、最近はかなり伸ばしている模様。口の周りが“カールおじさん”状態。メガネの奥の目は細いが、いつも優しい眼差しで子どもを見る。関西生まれの関西育ちなので、バリバリの関西弁を操る人だ。初めてＯ医師に診てもらった時、子どもの容態が気になり、ガチガチに緊張していた私に追い討ちをかけるように、Ｏ医師は深刻な状態を告げた。『なんて冷たい先生なんだろう』私は、そう心の中で呟く。彼の第一印象は、悪かった。それから半年に１度ずつ、Ｏ医師に診てもらうことが決まる。当時、私は故郷を離れ、パートナーと共に東北地方に住んでいた。両親も友人もいない土地で、慣れない子育てに追われていた。まして子どもには病気がある。かなり精神的にまいっていた。そんな状態が数年続き、心身ともに疲れた状態で、受診する日が来た。子どもを連れて診察室に入る。Ｏ医師は、子どもを優しく丹念に診る。そしてにこやかな笑顔で私の方を振り向き、「ほんま、よくなったなぁ。最初見せてもらった時は、どうなるかと思ったけど、赤ん坊ってすごいなぁ。快復力があるんやなぁ」と言った。ガチガチに凝り固まっていた私の心が、その関西弁の言葉を聞いたとたん、温かく溶けていくのを感じる。聞きなれた関西弁が、こんなに温かく、懐かしいものだとは思わなかった。「ふるさとの訛り懐かし停車場の人込みの中にそを聞きにゆく」石川啄木

  2004/05/26

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• 温度差、いろいろ

  元ＰＴＡの集まりがあった。有志の集まりで、いろいろと活動をしようとしているのだが、メンバーの温度差が激しくて、なかなか上手くいかない。一番熱いヤツは、私かな。見た目は冷めているつもりなんだけれど、意外と猪突猛進タイプ。今日つくづく思い知った。他のメンバーは、完璧に私よりクールかなあ？あることをしよう！と思っても、「経験がないから」「そんな時間は取れないから」などとしり込みしてしまう。一所懸命に「習うより慣れろだよ」とか「もし実らなくても、実行に移した過程は、確実にスキルアップにつながっているよ」と言っても、通じなかった。残念。だから、ついつい単独行動に出てしまう私。何も恐いものなんかないじゃない？「これをしたい」という情熱と論理的な思考さえあれば、あとから何でもついてくるもの。・・・と思うのだが。

  2004/05/25

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• 拉致被害者の家族が帰国

  今、ニュースを見ている。小泉首相が再度訪朝し、拉致被害者の家族５人と、たった今帰国した。曽我ひとみさんの家族が一緒でないのが残念だが。両親が「旅行に行ってくる」と言って外出してから、１年７ヶ月。拉致被害者の子ども達は、どのように暮らしていたのだろうか。両親について、また両親はどこへ行ったのかなどを、どういう風に教えられていたのか気になる。そして今日、どのように言われて日本行きの航空機に乗り込んだのだろう。これからの彼らの日本での生活は、どうなるのだろう。また、まだ安否が確認されていない拉致被害者も多数残っている。どうか、引き裂かれた家族が皆再会できますように。祈らずにはいられない。

  2004/05/22

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• ただ今勉強中（笑）

  先月の末から、土曜日の午前中にＴ市で講座を受けている。全１０回、ほぼ毎週土曜日の午前中だ。講座内容が面白そうで申し込んだのだが、毎週土曜日の午前中というのが、少々辛い。平日は毎日時間との戦いなので、週末くらいはゆっくり朝寝をしたいのだが。７月までの３ヶ月間、とにかく頑張ることにした。今日は３回目。講師はＨ短大の先生。「育児・介護の社会化」についての講義を受ける。講師の先生方は、大学の先生のほか、弁護士、会社社長など。毎回新鮮な話を聞くことができ、何回も眼からうろこが落ちていく。前半５回は講演会を聞き「学ぶ」時間、後半５回は「学びを行動に」移す時間として、５回のワークショップがある。自分たちで講座を企画したり、学んだことを自分の力にして発信することができるようにするらしい。学生時代に、こんな風に真面目に講義を聞いていたら・・・と思いながら、苦笑してしまう。

  2004/05/15

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• 今日はディベートの会、定例会

  昨夜、うちの小学生のちびに夜泣きをされ、母は寝不足気味。しかし寝過ごすことは許されない。今朝もケータイのアラーム音（サティのジュ・トゥ・ヴ）で目がさめる。（ホントはあと２時間ぐらい寝ていたいんだケド）この前は、アラームを無視して寝てしまい、気がつけば子ども達の登校時間の２０分前。大慌てで、なんとか定時に送り出す。もう同じミスはしたくない。子どもが出て行った後は、ＮＨＫのニュースを見たり朝刊を読んだりしながら朝食。朝食後は、モロモロの家事を済ませる。今日は月一回ある、ディベートの会の日。毎度のことながら、資料集めをほとんどしていない・・・。ため息をつきながら、自転車を飛ばす。ディベートの会のメンバーは、皆向学心が旺盛で、さまざまなことを知っているので、話をしていてとても勉強になる。いつもは政策論題ばかりしているのだが、今日は価値論題に挑戦。「映画は映画館で見る方がいいか。ビデオで見る方がいいか」５分間のサッカーディベートを試みる。面白い。そういえば、今年の「全国中学・高校ディベート選手権」の論題が決まったらしい。中学の論題は「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」高校の論題は「日本はすべての原子力発電を代替発電に切り換えるべきである。是か非か」ううむ。学生達はどんな論陣を張ってくれるのだろう。

  2004/05/14

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• 春の紫綬褒章、東大　中村教授が受賞

  私が尊敬する研究者、東京大学の中村祐輔教授が紫綬褒章を受賞した。４年前新聞で、中村教授のインタビュー記事を読んだ。中村教授は医大卒業後、臨床医としてがん患者を診察する。抗がん剤の副作用に苦しむ患者。また必死の治療の甲斐なく亡くなっていく患者。そんな患者らを診る毎日。幼い子どもを残して男性患者が亡くなった時、家族に臨終を告げられず、その場から逃げ出したい衝動にかられた。『どうして抗がん剤が効く患者と効かない患者がいるのか』その時感じた疑問が、今とりくんでいる「オーダーメイド医療」に結びついている。記事を読んだ時、心を揺さぶられた。権威主義の医者の世界にも、こういったマトモな感覚の人がいるんだ・・・。人の死を、きちんと受け止めることができる医者だと思った。それ以来、彼のファンになり（笑）著書を読んだり、講演会に出かけたりしている。中村教授は、今は臨床医ではなく研究者だが、「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」のリーダーを務めている。ますますの活躍を期待したい。「中村先生、紫綬褒章受賞おめでとうございます」

  2004/04/28

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  雨の日、ベランダでは

  今日は雨。強い風とともに、よこなぐりに降ってくる。我が家のベランダに咲いている、背高のっぽのカモミールは横に倒れて苦しそうだ。 ハーブ園で買ってきた、いろいろな花の種を混ぜて入れた袋から、適当に種を蒔いたのが、昨年の秋。今でも名前がわからない花が、次々とベランダで咲く。 名前を知らなくても、種から育てた植物の花が咲くのは、うれしい。殺風景なコンクリートのベランダに、木の板を置き、プランターで花を咲かせたら、すっかりお気に入りの場所となった。 雨の日、ベランダでは。名も知らぬ花がじっと風に耐え、雨の恵みを享受している。

  2004/04/27

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• 一日平均アクセスが１００を越えました

  来てくださった皆様、ありがとうございます。自分が興味のあることのみを、かなり偏ってピックアップしているのですが、これだけの方々が来て下さって、うれしいです。ＨＰ開設当時は、一日２０アクセスくらいだったのですが、少しずつ数字がのびてきました。やっぱり、ドラマ「共犯者」についての日記が一番アクセス数が多かったかな。確か１９３４でした。最近は、１００～２００前後ってところです。これからも、よろしくお願いします。別件。２邦人も解放されたのだが、その家族の態度が謙虚でよろしいという日記を、楽天内でいくつか見かけた。ん～、本来そういう方々なのだろうが、ひねくれ者の私は穿った見方をしてしまう。先に解放された３邦人の家族があんなに非難された後だからねえ。どうすればよいか、私だったら学習しちゃうな。私が、拘束された邦人の家族だったら、そりゃテロリストも恐いけれど、何が恐いって、無責任に人を罵倒する「世論」という名のバケモノが一番恐いね。（これは決して、２邦人の家族を愚弄しているわけではありません）

  2004/04/18

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• メディア・リテラシー

  昨日、イラクで拘束されていた３邦人が解放された。日本時間の午後９時前に、ＴＶで速報が流れる。その後、ＴＶはそのニュースでもちきりだ。昨夜、私が見ていたときは、解放された３邦人の音声はなく、映像のみが何度も流れていた。それを見たときの、私の率直な感想は、今井さんがとても落ち着いていたなということ。また郡山さんも落ち着いているように見受けられた。中東の衛星テレビ「アル・ジャジーラ」のインタビューに高遠さんが答えていた。「（これからもボランティア活動を）続けます」と言い、「イラク人のことを嫌いになれないんです」と泣いていた。これを聞いた時は、正直言って驚いた。テロリストに拘束されて、恐怖感を味わったのに、やはりまたこの地を踏みたいのかと。すごい信念だ。これで「もう活動は続けません」と言えば、「それだけの信念だったのか？」と言われ、「続けます」と言えば、「まだそんなことを言っているのか」と、どっちに転んでも、またバッシングの嵐になるのだろうけれど。そして今日、夜のニュースで昨日見た高遠さんのインタビュー場面の前後らしい映像が、音声付で流れた。そこでは、今回の解放に力を貸してくれた、イスラム聖職者協会のクベイシ師が「イラク人の子どものために、これからも活動を続けてください」と高遠さんに声をかけている。「ん？？」彼女が「アル・ジャジーラ」のインタビューに「続けます」と答えたのが、イスラム聖職者に声を掛けられた後だとすれば、どうだろう？ＴＶ番組は、本来の放送時間より何倍も長い時間の映像を撮っている。それを編集して、番組を作るのだ。生放送以外は、たくさん撮った映像の一部しか放送していない。恐いのは、切り取られた部分や貼り付けられた部分の組み合わせによって、事実から遠ざかる結果になる場合もあるということだ。今夜のニュースで、人質の家族たちが、声をそろえて「反省させる」「全世界の皆様に迷惑をかけたということを本人に認識させる」「今後、活動はさせない」などと言っている。そういう映像や記事を見るたびに、「よっぽど嫌がらせがひどかったんだな」と思ってしまう。週刊誌の目次を見ると、３邦人の過去を根掘り葉掘り調べて掲載しているようだ。ああ、またか。彼らの過去がどうしたんだ？それを知ってどうする？完全に「悪者」にされている。確かに、今回のことは大きな波紋をよんだが、活動を止めさせるのってどうだろう？これって恐くないか？思想を変えさせるってことではないのだろうか。こういう言葉を家族に言わせたほどの、いやがらせ。恐くないだろうか？それとも、家族のこの言葉は「（もう今回のような心配を、家族としてするのが嫌だから）活動を止めさせる」と言ったのだろうか。私はＹ新聞を購読しているのだが、この新聞は「自衛隊派遣賛成」なので、自衛隊の派遣がいかに正当かを、ずっと主張してきた。それを毎日読んでいると、『そうだよな～』と考える自分がいる。しかし、今日Ａ新聞を読んでいる知人が、「自衛隊派遣は間違いだった」言い、その理由を聞けば『そうなのか』と思う。彼女が言うには「イラクで道路工事などの復興作業を行っているのは、結局道路専門の業者であって、自衛隊ではない」らしいのだ。私はてっきり、自衛隊員自身がイラクの道路工事を請け負っていると思っていたのだが。事実はいかに。これで思い出すのが、知人の記者の言葉。彼は「真実は、人によって違う。でも事実は１つだけだ。僕は事実が知りたいから、記者になって事件を追っているんだ」と言った。そうなんだ。自衛隊派遣は、賛成の人にとっての真実だし、反対の人にとっての真実は、自衛隊を派遣しないことなのだ。それぞれのメディアが、それぞれの主張を加えた報道を大量に流しつづける。政府の中枢にいるわけでもなく、マスコミで活躍しているわけでもない、一市民の私が事実を知るのは至難の技だろうが、メディアが伝える報道を鵜呑みにすることなく、考えながらニュースを消化していきたい。（時々消化不良を起こすかもしれないが・・・）

  2004/04/16

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• 人質３人解放！＆今日の出来事

  よかった。３人の元気な姿をＴＶで見て、家族の方々はさぞホッとされただろう。だが、また新に日本人２人がイラクで拘束されたらしい。どうなるのか。今日は昨日の残りの撮影をする。あと、うちのちびも出演のため、自宅で撮影。それだけの日だったのに、「イラクで３邦人解放」のニューズをずっと見ていたら、疲れた。

  2004/04/15

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• タイトなスケジュールの１日

  今日は番組撮影日。あいにくの雨。ため息・・・。ＡＭ　７：３０　撮影のためディレクターのＭさんが我が家に来る。子ども達を登校させるため、怒りながら仕度を急がせるＡＭ　９：００　撮影の一部、終了ＡＭ１０：００　Ｍ誌編集会議に滑り込む。編集委員が書いた原稿をお互いにチェックするＡＭ１１：３０　子どもが下校してくるので、編集会議を早退して自宅へ戻るＰＭ　０：００　昼食ＰＭ　１：３０　学校で懇談会ＰＭ　４：００　子どもを伴って帰宅後、すぐ実家へＰＭ　５：３０　早めの夕食後、自宅へ帰るＰＭ　６：００　再び自宅にＭさんが来る。オフコメ入れＰＭ　７：００　取材先で撮影ＰＭ　８：３０　撮影終了。お疲れ様でした何も考えられないまま、１日が過ぎた。疲れた・・・。

  2004/04/14

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• ＳＡＫＵＲＡの香りの紅茶

  電車に乗って、自宅から３０分ほどのところに紅茶専門店がある。そこでいろいろな香りの紅茶を買うのが好きだ。２～３日前に買ってきたのは、「ＳＡＫＵＲＡ」と「ＲＡＭ　ＲＡＩＳＩＮ」さっそく「ＳＡＫＵＲＡ」の封を切る。桜の葉が入っているらしく、“桜餅”の香りがする。（笑）まぶたには、桜の花の淡いピンク色が浮かぶ。ゆっくりとティーカップに紅茶を注ぐ。再び、満開の桜の木のにいるような感覚。やっぱりフレーバーティが好き。今日は午後から、番組の企画会議。いいネタ、ありまへんか～という気分。なかなか話が進まない。いろいろリサーチしておかなきゃいけない。ゆっくりと「ＳＡＫＵＲＡ」の香りを楽しみながら、ゆるやかな時間を過ごしてみたい。時間を下さい・・・・。

  2004/04/13

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• 人質事件と気になる干支

  イラクの人質事件は、まだ解決しないのだろうか。ネットサーフィンで、数々のサイトにお邪魔したが、つくづくネットの世界は恐いなと思った。人の生き死にについて、あまりにも軽々しく意見を交わしている。顔も見えない匿名性が、ある意味ではネットの利点だが、今回のような場合は凶器にもなりうるなと痛感した。激しく人質家族をののしっていた人たちは、顔と名前をだしても同様のことが言えるのだろうか？それともオフの世界では、紳士淑女のように振舞っているのだろうか？さて、今日は次回の番組のため、取材に行く。同行者はディレクターのＭさん。彼女はカメラを回していた。最近気がついたのだが、私が好感を持つ相手は、ほとんど子年か丑年。例のＡさんは丑年だし、Ｍさんは子年。ついでに市川染五郎さんは子年。（なぜか萬斎さんは午年なのだけれど・・・。）気になる干支ってあるのかなあ？ちなみに私から見て、相性の悪い相手が子と丑。これって、なんだか悲しいケド。

  2004/04/11

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• 拘束されたのが、自分の子どもだったら・・・。

  イラクでの３邦人拘束、解放か？という号外が出たようだが、まだどうなったのか報道されていない。楽天のほかの日記をイロイロ読ませていただいたが、拘束された邦人の家族についての批判的なコメントが目立った。確かに、危険だとわかったうえでイラク入りした邦人たちの自己責任という側面も否めない。またイラクに行くと言うことを知っていた家族は、それなりの覚悟をしていなかったのか？という意見もあった。これらの意見は、正論なんだよね。わかるよ。でも、でも・・・。イラクで拘束されたのが、もし自分の子どもだったらと思うと、私は拘束された邦人の家族を責められない。イラクは危険だとわかっていても、つい『自分の子どもだけは大丈夫だろう』と思ってしまったのかもしれないし、（確かにそれは甘い考えで、平和ボケしていると言われても仕方がないのかもしれないが）ある程度覚悟して、彼らをイラクに送り出したとしても、いざ拘束されたとなれば、驚きうろたえるのではないだろうか。私なら、うろたえる。どんな手段を使っても、子どもを助けたいと考える。私は政治の専門家ではないので、国際情勢についてのくわしい知識は無いのだが、母親として、人質の家族の気持ちには共感する部分がある。国と国の取引という要素がある、今回の事件だが、人の親として思う。どうか、拘束された方々が無事で開放されますように・・・。

  2004/04/10

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• 松栄堂の「ごま摺り団子」

  以前、東北地方に住んでいた時、お土産にいただいた。フツーのお団子だな～と思い、包み紙をはがして食べようとしたとき、同封された栞を見つけた。「お召し上がりになる時は、中の蜜が飛び出さないように一口でお召し上がり下さい。」と書いてある。ん～？中国の天津包子みたいだな～と思いつつ、小ぶりの団子を口に放り込む。弾力のある団子を噛むと、中からごまの香りがする蜜が飛び出してきた。噛むほどに、ごまの香りが口の中を満たす。甘みも強すぎることなく、ほどよく団子に馴染む。ああ、美味しい。１つ、また１つと手が伸びる。東北から離れた今は、なかなか手に入らないが、ネットで注文できるみたいなので、今度注文してみようかな。松栄堂のＨＰを見ると、新製品として「ずんだ団子」と「みたらし団子」が仲間入りしたもよう。ずんだもちも東北地方の名物で、枝豆を材料にした餡をまぶしてある。このずんだもちも、あっさりしていて、枝豆の甘みがする餡が美味。ああ、無性に食べたくなってきた。松栄堂ＨＰ：http://www.shoeidoh.co.jp/index.html

  2004/04/08

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• 人と会うことの快感

  今日は某ＴＶ局の番組取材に赴く。取材先で１～２時間のつもりが３時間。話がはずむ。リポーターとして番組作りに参加しているのだが、ほぼボランティア。でも金銭にかかわらない。ふだんの暮らしをしている中では、会えない人たちや聞くことの出来ない話に出会うことができる。これが一番の醍醐味。会える相手は、芥川賞作家の小川洋子さんだったり、または貴重な経験をした市井の人だったりする。そういった経験が、自分の中に積もっていく快感。また一つ、納得できる番組ができればいいなと思う。

  2004/03/24

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• 三味線ブラザーズ！？

  というネーミングのゲームを見つけた。昨日子どもに連れられて久し振りにゲームセンターに行った。そこで見つけたのが「三味線ブラザーズ」今流行っている「太鼓の達人」の三味線版とでもいうのだろうか。流れる音楽に合わせて、三味線もどきの楽器をバチでひっかくのだ。太鼓の場合は、リズムに合わせて叩き易いのだが、三味線は持ち方やバチのあてかたを知らないと、かなりやりにくいと思うんだけどなあ。しかし、子どもが挑戦すると言い出し、ゲーム機に￥２００を入れる。「太鼓の達人」って、最初にやり方を丁寧に教えてくれたと思うんだけど、「三味線ブラザーズ」は、いきなり曲が始まり、あわてた。三味線やバチのもち方がわからなくて、ウロウロしている間にどんどん曲が進んでいく。あわてたうちの子は、左手だけで三味線を持ち、右手でバチを握り、変な場所にあててひっかきはじめた。ま、それでも音は出るようになっていて、リズムさえ合えばＯＫらしい。横で見ていたら、ものすごくこっけいな弾きかたなのだが、リズムがあっていたので点数はまあまあ。吉田兄弟が見たらのけぞるかも・・・。太鼓や三味線など、伝統芸能でおなじみの楽器がゲームになるのは、それらの楽器を身近に感じられるから、いいことだなあ～と思う。最近は中学校で邦楽を習うらしいので、こういうゲームに対する抵抗もないんだろうなあ。人の目がなければ「三味線ブラザーズ」に、私も挑戦したかったのだが・・・。

  2004/03/21

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• 吹雪なんですけど・・・

  今年の冬は、寒い。寒がりの私にとって辛い季節。かつて東北地方に住むと決まった時、友人達は大笑いした。「寒いからって、スキーに行くのをやめた蘇芳色が、よりにもよって東北に行くとはね～」そうなのだ。私は学生時代、友人達と数回スキー旅行に行ったのだが、スキー場のあまりの寒さに、「もう金輪際スキーはしない」宣言をしたのだった。東北地方での冬は、想像を絶する寒さだった。寒いのではない、｢痛い」という感覚。冬場は常に吹雪きに見舞われ、息が詰まりそうな日々を送っていた。寒い所は苦手。やっと温暖な関西に戻ってきたというのに、この冬の寒さはなんだ～。３月に入ったというのに、今日は吹雪いたぞ。暖かい部屋の中で見るのはいいが、子どもにせがまれて公園に行った時の寒さは、もうお手上げ状態。お願いだから、早く春よ、きて欲しい。

  2004/03/07

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• ディベート大会本番

  胃が痛くなるほど緊張したディベート大会への日々。ホントに吐き気がして食べ物が喉を通らなくなったのは、２週間ほど前。結局、競技者にはならず司会をすることになった。ゲンキンなもので、それから胃痛はなくなった。私ってこんなに繊細だったっけ？司会もなんとか不器用ながらこなし、さてディベートが始まる。相手は某大学討論部の学生達。法学部の生徒もいるので、論題が「男性にも育児休業を義務付けるべきである」という政策論題だっただけに、法律の知識量に大きな差が出るのでは？と心配していた。しかし、「ミセスパワー」は若さを凌駕してしまった。（笑）学生達と大会後色々話をした。意外だというか、現状はこんなものなのか、彼らも従来の性別役割分担意識が刷り込まれていた。思わず「ミセス軍団」は、事例を挙げながら説得に入り、第２のディベート大会のようになってしまった・・・。彼らは閉口しただろうか？

  2004/03/06

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• 参観日に涙する

  今日は小学校の参観日。午前中はディベートの会の集まりに行き、午後からは小学校へ。上の子は小学２年生。今回の授業は生活科だった。生徒が一人ずつ前に出て、作文を読む。作文のテーマは、自分の幼い頃と親の仕事について。どちらか一つでも良いし、両方のテーマを組み合わせても良いらしい。子ども達の発表は、上手い下手関係なく素晴らしいものだった。自分の幼い頃の話は、両親がどんな風にして育ててくれたかを話すものが多かった。「小さかった自分をこんなに大きく育ててくれてありがとう」と言う子ども達を見ていると、人の子ながら感動し、眼が潤んだ。父親が裁判所で働いているというある男児は、裁判所で父親は悪いことをした人を罰しているだけだと思っていたらしい。すると父親は、裁判所は人を罰するだけでなく、けんかをしたひとを仲直りさせることもしているんだよと話したそうだ。いい話だな～。それぞれの子どもが、自分の小さい頃の話を親に聞き、どんな風に自分が育てられたかを知ることは、子どもにとっても親にとっても、今までを振り返るいい機会になると思う。また自分の両親の仕事について知ることも、職業や社会について考えるきっかけになる。子ども達の発表する様子や内容を見ていると、「今時の子は・・・」という言葉を言う必要がないと感じた。

  2004/03/05

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• 新たな１００の質問に答える

  「ねえさんに１００の質問」の頁をつくった。いや～、日本人の１００質よりも、こっぱずかしかった～。自分の「女」の部分をえぐりだされたようで・・・。心理学に精通している人が見たら、私の性格が丸わかりになるかも。お手柔らかに。

  2004/03/04

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• 紅のずれたお雛様

  ひな祭りの献立は、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物。お雛様にお供えしているのは、ゆで卵、わけぎ、三色団子、ひなあられなど。ホントはひしもちと桃の花を飾るべきなのだが、今年は買いに行く暇がなかった。幼い頃、私もお雛様の七段飾りを買ってもらった。毎年、その飾りを出すのがうれしくてたまらなかった。調度品の繊細さにうっとりし、長い時間をかけてお飾りをしたものだ。今では「シルバニアファミリー」などの精巧なおもちゃがあるが、私が幼い頃はミニチュアのおもちゃなど無かったと思う。年に一度、お雛飾りを飾るのが、私にとってのミニチュアおままごとだった。お飾りをしていくときに、いつもうっとりと眺めていたのはお雛様。お内裏様ではなくて、女性のお雛様の滑らかな白い肌に憧れた。そして紅い唇。あまりの美しさに、一度お雛様の唇にキスをしたことがある。ふと見ると、お雛様の紅がずれていた。私はあわてて、ずれたお雛様の紅を拭いたが、とれなかった。実家に置いている私のお雛様は、もうほとんど出すことが無いが、きっと今でも紅がずれているままなのだろう。

  2004/03/03

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• 今日もバタバタと・・・

  一日の過ぎてゆく時間の早いこと。『朝からなにをしたっけ？』と考える。１０時　キッチンの不備を直しに、業者が来る。その合間に電話をかける。１２時前　子どもの幼稚園のお迎えに行く。１２時半　昼食。１４時前　子どもをお友達の家に送って行く。１４時　小学校の役員会に出席。１５時　上の子どもと一緒に帰宅。１５時半　上の子を実家に預ける。そのままディベートの会の集まりへ、遅刻していく。１７時　打ち合わせ終了後、下の子を迎えに行く。１７時半　実家へ行き、一緒に夕食。２０時　帰宅後、入浴。２１時半　子ども達就寝。私は少しゴソゴソと用事を済ます。ああ、思いっきり時間をムダに使ってみたい。本を読むでしょ。ビデオをたくさん借りてくるでしょ。美術館に行って、１日ぼ～っと絵を見るでしょ。限りなく夢は広がる。

  2004/03/02

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• 真っ直ぐな若さ

  今日はディベートの会の集まり。３月のあたまに、ディベートの試合が予定されているので、資料を首っ引きでいろいろと話を進める。普段は他流試合はせず、同じグループ内で肯定側と否定側に分かれるのだが、今回の試合は某大学の討論部の学生と対戦することになっている。ああ大変。なにしろ相手は、若い。頭脳も体力も。何回資料を読んでも、なかなか内容が頭に入らなかったり、徹夜をする体力もない私とは大違い。昼前に彼らが打ち合わせに来たのだが、やはり思ったとおり「若い」自分の対戦相手をどんなおばさんだと思っていたのだろう？かなり緊張していたようだ。たどたどしく話しながら、耳まで真っ赤にしている。その初々しさに、真っ直ぐな若さを感じて、好感が持てた。大丈夫だって、とって食ったりはしないから・・・。二十歳前後の学生が、どんな論説を構築してくるのか楽しみ。

  2004/02/27

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• 専業主婦は侮れない

  子どもの通っている幼稚園の友人たちの母親は、みんな何か一つはプロ級の腕を持っている。例えばＡさん。独身時代に調理師学校を出て、フランスに留学した経歴をもつ。今もフランス語が話せるし、料理やお菓子作りはお手のもの。Ｂさんは、トールペイントを習っているのだが、先生になるために日夜製作に励んでいる。Ｃさんは手芸が得意。この春卒園する子ども達に、母親からのプレゼントとして、有志が集まって人形劇を行う予定なのだが、その人形作りを難なくこなしてしまった。お話は絵本を元にしたのだが、Ｃさんの作った人形は、絵本のイラストそのまま。Ｄさんは絵を描くのが好きだ。卒園文集の表紙絵を描いてもらったのだが、そのまま出版できるのでは？と思うほど、上手い。そういえば、学年は違うのだが、この幼稚園にはプロの漫画家をしている母親もいる。こういう人たちを集めて、何かできるのではないかといつも思う。以前読んだ立花隆の著書「ほくはこんな本を読んできた」の中に“ぼくの秘書公募５００人顛末記”という項目がある。そこには、秘書を公募した時に、モロモロの条件をつけなかったのは、主婦の中に有能な人材があると思ったから・・・という内容の記述があった。それを読んだ時は、小躍りして喜んだものだ。社会的に無能者の烙印を押されてきた（と感じていた）専業主婦に対して、あの知の巨人と言われる立花隆からお墨付きをもらったのだから。少し前から、知の巨人もバッシングを受けるようになってきたようだが、彼が認めた専業主婦は、本当に有能な人材が多いのだ。

  2004/02/26

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• 胃痛に悩まされる

  昨日の昼から胃がしくしく痛む。急激な痛みではないので、普段どおりに家事をこなしているのだが、なんとなくスッキリしない。昨夜は、子どものお稽古の都合で実家に行く。夕食のメニューはエビフライ。フライを揚げている油のにおいだけで、ムカムカしてした。結局夕食抜きで横になっていたのだが、空腹は感じない。今日の朝も体がだるくて、子どもを送って行くギリギリまで横になっていた。さすがに昼近くになると空腹になってきたので、おかゆを炊く。ん～、やっぱりおかゆは体にやさしいなあ～。からっぽの胃に、かすかな甘みが染み渡っていく。結局、夜からは普通食に戻ったが、分量は控えめ。これを機に、小食が習慣になればいいのだけれど。

  2004/02/24

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• 紅をひいた薔薇

  自宅の近くのスーパーに、珍しい色の薔薇が置いてあった。黄色人種の肌色に近い雌黄（しおう）の花びらの、ふちだけが紅色に染まっている。まるで日本人の女が紅をひいたように。ビロウドの肌は滑らかで、細く薄い唇は黒紅色。つり目の美人を思い起こさせる。３本買い、１本をリビングに、２本を洗面所に置く。それぞれ、クリスタル製の花挿に入れて。リビングの美女は、部屋の温度が春めいているためか、すぐに唇をほころばせた。馥郁とした微笑を浮かべている風情。固いつぼみの時より、一段と艶かしさが際立つ。冷ややかな空気がはりつめている洗面所に、佇む美女たちは、あいかわらず無口なまま。唇をきつく結んで一点を見つめるのみ。

  2004/02/18

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• かわいいモノ好き

  実は食玩好きな私である。ガチャポンにも、けっこうお金を使った。「赤毛のアン」が大好きなので、アニメの「赤毛のアン」のフィギュアが出たときは、狂喜乱舞した。「ダイアナとミニーメイ」だけが集められなかったが。あとは、「世界名作劇場」のマルコやネロ、パトラッシュ、ハイジなどがうちにいる。最近では、ムーミンを集めていた。どのフィギュアも、アニメのキャラクターをリアルに再現していて、満足できるものばかり。今日はコンビニで、かわいいくまを見つけた。名づけて「リラックマ」なんとも憎めないその容貌。さっそく購入して、ケータイのストラップにぶら下がってもらった。

  2004/02/14

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• 今年も風邪をひいた

  ここ十年ほど、寝込むほどの風邪をひくことはなかった。腹痛などの体調不良で寝込むことも、数回ほど。それなのに、昨年は家族全員風邪で寝込んでしまった。家族の一人は、インフルエンザＢ型。毎年インフルエンザの予防注射は、家族全員欠かさずに受けているのだが。私も３８℃の発熱があり、その状態で自転車の後ろに子どもを乗せて幼稚園に送っていった。ふらふら。その状態で、番組の収録もしたっけ・・・。今年も今まで頑張ってきたのに、家族の一人が風邪をひいたら、瞬く間に全員に風邪がいきわたってしまった。はあ。健康のありがたさをしみじみ感じる。早く春よ、来い。

  2004/02/08

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• 雪が降る

  今日も寒い。午後からは雪が降った。私の住む地方は、冬でも雪がほとんど降らない。降ったとしても、ちらちらと顔にかかる程度。積もることはない。それが、今日は一瞬だったが吹雪状態になった。午後１時半ごろから２時前まで、だいたい３０分ほど。少し前、雪国で４年ほど暮らしていたので、吹雪は見慣れていたのだが、久し振りに見ると、胸が騒ぐ。雪国の吹雪は、何時間でも続く。いつ見上げても鉛色の低い雲。その鈍い色の中から、まるで湧いてくるように雪が落ちてくる。まるで命を持っているように、舞い踊る雪。その姿の美しさに、当時は時間を忘れて空を見上げていた。四角く切り取られた窓の外を、まるで面白い映画でも見ているように。雪国での記憶を手繰り寄せながら、白く染まる風景を見ていた３０分。雪は積もらなかったけれど、雪が降る風景を見終わったあと、心なしか私の胸のうちが、少し浄化されたように感じるのは、気のせいだろうか。

  2004/02/05

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• 神戸の着床前診断実施

  今日の朝刊の１面を見て驚いた。神戸の産婦人科で、着床前診断を３例実施したというのだ。着床前診断とは、体外受精卵を子宮に入れる前、難病の可能性などが無いかの異常を調べて選別する行為。今回行われた３例の診断のうち、２例は男女産みわけが目的だったらしい。近く女児を出産する予定の女性は、すでに男児が２人おり、今度は女児を希望していたようだ。人工授精を２０回行った途中で妊娠したが、男児だったため中絶していた。私個人は、このような男女産み分け目的などのの着床前診断には、反対だ。しかし、この女性と産婦人科を責めるだけで、この問題が解決するのだろうか。なぜ男女の産みわけが必要だったのか。また難病を持って生まれてきていないかを調べて選別する場合も、なぜ難病の子どもが、生まれてきてはいけないと思うのかを考えなくてはならない。世間体？子どもの将来が心配だから？これからの子育てが不安だから？夫婦以外の精子や卵子を使い、不妊治療を行った諏訪マタニティークリニックの根津医師は、今回の男女産み分けについては批判的らしいが、着床前診断が命の識別だと非難されることについて、そういわれるのなら中絶もやめなければいけないのではないかと言っている。重い障害や病気の人を十分にサポートできる体制がないのなら、患者の負担を減らすのが医療のあるべき姿だとも主張する。う～ん。確かに今の社会では、障害や病気の人たちが生きていくのは大変だと思う。しかし、だからといって障害や病気の人たちを排除してしまおうという短絡的な方法はおかしいのではないか。障害や病気のある人たちも、気持ちよく暮らせる偏見の無い社会になれば、着床前診断で命の選別をしなくてもよくなるかもしれない。私って、考えが甘いのかな？

  2004/02/04

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• Ｓ先生とお食事会

  今日は久し振りに、夜外出する。私が尊敬する作家のＳ先生に呼ばれ、Ｋ新聞社へ。原稿を渡し、先生と夜の町へ繰り出す。といっても、あるレストランでＳ先生の友人たちとカレーとサイコロステーキ食べる会合らしい。かなり年配のお歴々を前に、少々緊張する。しかし黙々とカレーとサイコロステーキを食べつづける空気も気まずいので、いつもより饒舌になる。途中から、Ｋ新聞の女性記者も合流して食事。カレーとサイコロステーキのほかに、ワインを頼み、食後はコーヒーを飲む。丁稚羊羹も一切れ口に入れる。さんざんしゃべってから最後にマンゴーアイスを食べた。精力的に物を作り出す人たちは、健啖家だと認識した夜だった。

  2004/01/28

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• 真冬日を知っていますか？

  今日は寒かった。寒風が顔にあたり、息が出来ないほど。自転車をこぎながら、強風が吹いたときに一瞬息が苦しくなった。『これで窒息死したら、笑われるかな～』などと考えながら、自転車を走らせる。しかし、寒いといっても、まだ自転車に乗れるからいいほうだよなぁ。４年程前、東北地方に住んでいた。パートナー殿の転勤に付き合って行ったのだが、いやはや冬の厳しさは半端ではない。冬は１１月初旬からやってくる。もちろんストーブは９月末にすでにリビングの中央に収まっている状態。それまで外に干していた洗濯物が、１１月のある日の夕方、取り込もうとした私の手に冷たく硬くあたるのだ。「ん！？」もう一度触りなおしてみると、なんと洗濯物が凍りついていた。それから春になるまで、洗濯物は外に干せなくなる。洗濯物は、冬場はリビングに万国旗のように干される。お客さんは呼べない。関西育ちの私が、驚いたのはそれだけではない。ＴＶで天気予報を聞いていたら、「真冬日」という言葉が耳に入った。「真冬日？真夏日は知っているけど、真冬日ってなんぞや？」東北地方に住んで初めて知った言葉、真冬日。それは、１日の最高気温がマイナスだった日のことなのだ。そう、最高気温が０度以下と言うことは、もちろん最低気温も同様。つまり１日中零下の寒さだったと言うことなのだ。う・・・・ざむい・・・。雪はとめどなく降り続く。朝見上げた空から、雪が湧いている。しばらくして再び窓の外を見ても、同じ光景で雪が降っている。終わりが無いのだ。低く垂れこめた雲。カラリと晴れた空がどんなに恋しかったか！その経験を思えば、今日の寒さはまだまだひよっこなのだ。さあ、外へ出なくては・・・・。

  2004/01/21

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• 今日１日の過ごし方（少々お疲れモード）

  珍しく午前中、予定が入っていなかった。といっても、掃除、洗濯、銀行に行くという用事を済ませると、残り３時間ほどしか自由時間が無い。書評をしなければならない本の残りを読み、原稿用紙を出し、うなっていると、もうお昼。一人ぼそぼそと昼食を取り、再び原稿用紙を前に、頭をひねる。そうしているうちに、子どもを迎えに行く時間。子どもを実家に預け、そのまま番組企画会議に出席。会議中、原稿用紙をこっそり出し、内職をする。しかしなかなかいい文句が出てこない。会議終了後、そのまま新年会へ突入。大いに盛り上がったが、２０時半に散会。実家に寄り、子どもをピックアップして帰宅。すぐ入浴するも、子どもの就寝時間が２３時になってしまった。しまった・・・・。明日の朝が、また戦争状態だ。それからまた原稿用紙を出し、筆を進める。ふと時計を見るともう０時。そろそろ寝ないと、明日がまた大変。ホントは、子どもと一緒に２１～２２時に就寝するのが理想なのだが、なかなか思うようにはいかない。最近、ちょっと疲れが溜まっているかも・・・。

  2004/01/20

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• 阪神大震災・・・忘れられない記憶

  １９９５年１月１７日。阪神間に地震なんて起きるとは思っていなかった。タンスの上に、多くのものを置き、防災袋は他の地域に必要なものという認識。前日の夜、パートナーと一緒に、レンタルしていたホラービデオを見た。恐い映画は大嫌いだったのだが、なぜか見てしまう。午前２時半頃、床につく。そして午前５時４６分、激しい揺れが阪神間を襲った。私はぐっすり眠っていたので、激しい揺れもホラー映画の夢をみているのだとばかり思っていた。ベッドがまるでゆりかごのように揺れ、私はあっちへ転がり、こっちへ転がり、子どもに遊ばれているボール玉のよう。しばらくして揺れもおさまり、妙に静かになった真っ暗な部屋で、何が起こったのかもわからず呆然としていた。幸い寝室に家具を置いていなかったので、ケガはなし。しかし着替えはなく、はだしで靴をはき、上着だけをはおって外へ出る。１４階建てのマンションの１１階から、階段で下におりる間中、『ガス爆発が起こりませんように』と祈っていた。やっと地面に降り立った時の安堵感。しかしその思いも一瞬のこと。近くの小学校に向かう途中、町の様子に愕然とした。道路が割れている。盛り上がっている。小学校の校庭も、あちこちに亀裂が走り、土が盛り上がり、工事現場のありさまだった。あちこちから人びとが避難してくる。その中に一人、ラジオを持っている人がいた。皆で耳をそばだてる。関西でこれだけの地震があったのなら、東京はもう存在しないのではないかと言う不安が私にはあった。しかしラジオから流れてきた情報は、この被害は神戸に集中していたということ。その後、元町を経由して三宮に行ったのだが、町の様子に息を呑んだ。大丸神戸店の窓が割れている。近くのビルは横倒しになっている。ぶたまんを売る店は、１階が完全に押しつぶされ、２階部分が１階になっている。毛布をかぶり、呆然と立ち尽くす人たち。西の方から煙が立ち昇ってきた。もうこの世の終わりだと、本気で思った。まるで映画のセットのような状態の町は、もう２度と元には戻らないのだと、なぜか真剣に思っていた。あれから９年。町は再生しつつある。しかし、私は今でも「阪神大震災」という言葉を聞くと、涙がにじむ。家族や身近な知人に、死者やけが人がでなかった私でも、あの町のありさまを見たショックは、まだ心の中に引きずっている。家族を亡くした人にとって、震災がもたらした心の傷は、まだ癒されることはないのだろう。

  2004/01/17

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• 誰か、分身の術を教えて下さい

  今日は私が所属している、ディベートの会の定例会。３月に、またディベートの試合をする予定なので、雑談なしですぐ哲学などを考え始める。今回も論題は「男性にも育児休業を義務づけるべきである」なのだが、くわしい資料読みをしていないのと、昨年１０月にした前回の試合でもう考えが煮詰まってしまったのとで、私の頭はこんがらがった状態のまま。もう一度最初から、頭の中をリセットしないといけないなぁ。最新の資料（新聞の切り抜きなど）も集めなければいけないし・・・。実は、昨日の日記にも書いたが、今番組を１つ持っているのに加え、書評も１つある。集中する時って、一度に物事が集まってくる。子どもの幼稚園の問題や、新しいサークルへの勧誘など、どれも皆興味深く参加したいものばかり。どれも中途半端になってしまうから、取捨選択しなければいけないのだろうか・・・。すべてやりたいという私は、欲張り？どんどんこなすわけにはいかないのかなぁ・・・。（家事育児という仕事も、目の前にデンと居座っているのだ～）誰か、分身の術を教えてくれないかな～。

  2004/01/16

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• 痴漢の冤罪記事について

  今朝の新聞の社会面に、相反する記事が２つ。１つは、住友電工の男女差別訴訟の和解について。そしてもう１つは、痴漢の冤罪によって裁判を闘い、勝利を勝ち取った男性の話。この痴漢の冤罪の記事を読んで、怒りが込み上げてきた。痴漢の被害に遭った女性が、まるで悪者のように書かれているのだ。むろん書いた本人には、そういう意識がないかもしれない。しかし読んでいるほうに、そう解釈されても仕方がない記述が多すぎる。確かに痴漢の冤罪は、当事者にとって大変なことだろう。会社を免職になったり、家族がバラバラになったりと、その被害は筆舌に尽くしがたいものがある。しかし、痴漢の冤罪事件はどうして起こるのだろう？「痴漢に遭ったぐらいで」ガタガタ言う女性が悪いからだろうか。女性は、ただ黙って我慢をしていれば、痴漢の冤罪事件は起こらないのだろうか。そうではない。痴漢行為をする者がいるからだ。痴漢行為は、明らかな犯罪だと言う認識がないから、日々満員電車で痴漢行為が繰り返される。痴漢の被害者は、満員電車の中で「痴漢に遭った」という声をあげにくい。それはまわりの無理解のためなのだ。「たかが痴漢ぐらいでガタガタ言うな」「お前が男を挑発するような服を着ているからだろう」或いは痴漢からも逆ギレされることもあるのだ。そんな女性を誰が守ってくれるのか？被害者の女性は警察の調書や裁判で、また同じような屈辱を感じなければならない。マスコミこそ、そういう風潮にメスを入れるべきなのではないか。また、ＪＲや私鉄各社が女性専用列車を作ったが、それで解決すべき問題ではないだろう。早急に女性を痴漢被害から守るためには、女性専用列車による「女性の隔離」は有効だろう。しかし、それで問題は解決したわけではない。幼少時からの人権教育が必要なのだ。社会面の右と左に掲載された２つの記事。深く考えさせられた。

  2004/01/06

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• あけまして　おめでとうございます

  新しい年になった。最近は年の変わり目といっても、忙しく働いているか、疲れきって寝ているか、どちらかだった。しかし今年は、お酒を飲みつつ、ＮＨＫ「ゆく年、くる年」を見ながら、新年を迎えることが出来た。ああ、なんて余裕の年越しなの。（感涙）静かな気持ちで迎えられた２００４年、何事も余裕も持って事に当たりたいと思う。このサイトにいらしてくださった皆様、今年もよろしくお願いします。

  2004/01/01

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• 歳末、賑わう街で

  昨日までに大掃除をほぼ終え、今日はおせち料理の手伝いと買い物をする。実家から遠く離れた所にいたときは、大掃除もおせち料理作りも一人でした。他の家族は猫の手にもならなかったし・・・。そのときは、ＮＨＫ紅白歌合戦を聞きながら（見ながらではなく）半泣きでトイレ掃除をしていたなぁ・・・。（遠い眼）今は実家の近くにいるので、おせち料理の大半は、母にしてもらう。クリスマスが終わって、すぐお正月仕度モードに入っているのに、大掃除だけでこんなに時間がかかっているとは・・・。（狭いマンションなのにね）掃除とおせち料理を全部自分でするとなると、また紅白歌合戦を聞きながら涙するかも。感慨にひたりながら、歳末商戦で賑わう街へ出る。どこも人の列がすごい。お年賀用の干菓子を買う時も、家族で楽しむための花びら餅を購入した時も、しばらく人にもまれながら立っていた。この花びら餅、以前茶道を習っていたころ、初釜の日に出してもらった記憶がある。その時初めて食べて、見た目の美しさと、繊細な味わいに、すっかりとりこになる。柔らかな求肥の中に、頬を染めたような色彩の白あんが詰まっている。そして両者を横切る形で砂糖漬けのごぼうが横たわる。和菓子の材料に、ごぼうを使っていることに驚いた。昨年は鶴屋吉信で、今年は福壽堂秀信で購入。さてどんなお味か、楽しみだ。

  2003/12/30

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• くまは何でも知っている

  くまのぬいぐるみが好きだ。我が家にも一匹のくまのぬいぐるみがいる。決して「テディベア」などというハイカラなシロモノではない。「くまちゃん」なのである。そのくまちゃんが、私にとって重要な位置に存在している。彼の重要な使命とは、「癒し」なのだ。どんなに疲れていても、くまちゃんを抱きしめると疲れが少し和らぐ。どんなに哀しいことがあっても、くまちゃんに胸の内を吐露すると、哀しみが少し薄らいでいく。私の辛さを「少し」癒してくれる、それが我が家のくまちゃん。（そういえば、以前「くまちゃん」という邦画を見た記憶がある。草刈正雄がでていたっけ・・・。）来年も我が家の必須アイテムとして、リビングにちょこんと座っているだろう。来年もよろしくね、くまちゃん。

  2003/12/29

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• 日ごろの運動不足解消！？

  クリスマス気分が抜けきらない私だが、やらねばならない大掃除。日ごろ掃除できないところを、集中的にしようと決心。と言いつつ、やり始めたら止まらなくなってきた。リビング、和室、廊下、洗面所、トイレなどに掃除機をかけ、床や壁、電灯や家具をぞうきんがけ。窓拭きにベランダそうじ。玄関も拭き掃除。夜寝る頃には、右手がヨレヨレになり、浮いているような感覚になってきた。やばい・・・明日は筋肉痛かも。日ごろの運動不足がたたったな・・・。でも、掃除をして家がきれいになり、運動不足も解消されるって、一石二鳥のダイエット方法じゃない？ま、三日坊主のおまけがつくかもしれないが。（笑）

  2003/12/27

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  聖夜の手作りケーキ

  最近クリスマスケーキは自宅で作る。といっても、スポンジから焼くのは大変なので、ケーキの材料を買ってきて、自宅でデコレーションするだけなのだ。以前家族の誕生日にケーキを焼いたのだが、スポンジ部分がふんわり出来なくて、見事に失敗。それ以来イベントのケーキは、無難に？店で買うか自宅でデコレーションするかにしている。今年のクリスマスケーキも自宅で飾った。 トッピングの材料は、いちご、キウイ、黄桃缶、そしてサンタの砂糖菓子。生クリームをたっぷりスポンジに塗りたくり、スライスした果物を多めにサンドする。サンドした部分は２～３ｃｍほどの厚みになった。（笑）学生時代、ケーキ屋でアルバイトをしていたので、ケーキの味にはうるさい。クリスマスのずいぶん前から、ケーキ屋はデコレーションのパーツを作り始める。もちろん日持ちするものだけ作るのだが、その作業を見ていると、「あのケーキを買ったとしても、サンタ部分は食べないでおこう」などと考えていた。今の時期、ケーキ屋で買ってくるよりも、自宅で材料を厳選してクリスマスケーキをデコレーションするほうが美味しい場合が多い。確かに市販のスポンジは、甘みがきついので、生クリームが舌にとろけた後で、まだ口の中に甘さが残ってしまう。それさえ我慢すれば自宅で飾るケーキは、生クリームの優しさと、ふんだんにトッピングした果物の酸味が織り成す至福のハーモニーを、存分に味わうことが出来る。（アルバイト当時は、ケーキが主食だった。今でもケーキが大好きなので、表現が大袈裟なのだがご容赦を）今年もクリスマスイブの夜が更けていく。全ての人に、サンタクロースが素敵なプレゼントを運んでくれることを願って。メリークリスマス！

  2003/12/24

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• 子どもの命の守り方

  昨日、宇治市で小学校に刃物を持った男が侵入した。男は給食の後かたづけ中の、１年生の教室に入り、２人の男児の頭部に切りつけた。ああ、また子どもに危害が加えられる事件が起こった。どうして、以前の事件の教訓が生かされないのか？池田小学校の事件では、多くの児童が殺傷されたというのに。まして、京都市では４年前の１２月に、男が小学校に侵入し、男児１人を殺害するという事件があったではないか。池田小学校事件を教訓に、この小学校では正門と通用門に、監視カメラとセンサーを設置していたと言う。しかし、事件当時センサーのスイッチは切ってあった。なぜかというと、子どもが通っても鳴るので、業務に差し支えるというのである。それでは、センサーは無用の長物ではないか。センサーを取り付けたお金がムダ。しかし小学校側からすれば、児童の安全を守るためにセンサーを設置するなどの努力をしていると、保護者や市教委に「いいわけ」できるよなあ～。こういうお金の使い方って、税金の無駄じゃないか？もっときちんと、子ども達を守る方法を、私たち大人が真剣に考えていかなければいけない。

  2003/12/18

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• 迷惑メールがやって来た

  ２～３日前から、私のケータイに迷惑メールが押し寄せてきた。夜中も早朝も関係なくやってくる。昼間、人と会っている時もおかまいなし。いつもいつもマナーモードにしていれば、他の電話がとれなくなるし・・・。私はマナーモードでは、まったく気がつかない部類の人間なのだ。食事中もひっきりなしに、迷惑メールがくるので、とうとう頭に来た。全部着信拒否設定にしてやる・・・。しかし、ああ、敵もあなどれない。設定しても、次から次からどんどん新しいメールアドレスで、迷惑メールを送ってくる。手が込んでいるものは、個人名で送ってくる。まるで友人のように。内容を読むと、後輩の男性が先輩の男性宛にメールを送っているような内容。なになに「登録後１時間ですぐ女の子に会える？〇れ食い状態？」うるさい！！私は女だ！女には不自由してない！とうとうケータイのメールアドレスを変更した。これをすると、知人に新しいアドレスを送らないといけないでしょ？これがめんどうなんだよね。ケータイのアドレス帳なんて、友人全員分入力したことがないし、する時間があるんだったら、ほかのことしたいし・・・。そうすると、アドレス変更のメールを送るために、いちいち「紙の」アドレス帳を開いて、ちまちまアドレスを入力してメールをおくらなくちゃいけない。ずぼらな私は、時々「紙の」アドレス帳にメールアドレスを書き忘れているときがある。そうなると、お手上げ。そうして不義理なことをしてしまう私。ＰＣのアドレスも、今までに３回変わったけど、そのたびに連絡忘れで消息不明になった人がたくさんいるなあ・・・。すみません。あ～、だから私に迷惑メールなんて送ってこないでよ！

  2003/12/16

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