長野県松本市 『上高地② 田代池、大正池、梓川清流』
長野県松本市 『上高地① 河童橋、ウエストン碑』の続き。「田代池」田代湿原の中に広がる池。焼岳噴火によって流れ出た溶岩や、八右衛門沢などからの土砂が梓川の支流をせき止めてできたもの。六百山や霞沢岳の湧水が流れており、水は底が見えるくらい澄みわたっていて、水深は浅い。イワナなどの川魚が泳いでいるときもある。四季折々で様々な姿を見せる場所で、夏は湿原の緑、秋は紅葉、冬は真っ白な雪景色が美しい。田代湿原とその奥に見える穂高連峰。砂礫の蓄積。「大正池」1915年(大正4年)に焼岳が噴火し、噴出した溶岩や泥流によって梓川がせき止められてできた、大きな池。国の名勝、特別天然記念物に指定されている。写真の通り、水面が巨大な水鏡となっており、穂高連峰や焼岳、枯れ木や大空を一面に映し出している。また、早朝には靄が立ちのぼっていることがあり、水面や立ち枯れた木と相まって、非常に幻想的な光景となる。河岸から見た六百山と霞沢岳。梓川と穂高連峰。「梓川清流」槍ヶ岳を水源とし、そこから大正池まで流れていく梓川の清流。水の透明度は非常に高く、水深が深いところであっても川底が見えるほど。また、水深の深いところはエメラルドグリーンに輝いており、日光が差すとさらに宝石のようにきらきらと輝いて綺麗。自分が今まで見てきた清流の中で、一番美しいと思えた清流だった。六百山と梓川清流。上高地で撮った写真の中で一番気に入っている1枚。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村