今日も明日もきっとため息～ 帰ってきたタウシャン＠トルコ

[トルコで住む！] カテゴリの記事

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• 【読者の質問】トルコ語・○○スの「ス」はなんですか？

  トルコ生活も、かれこれ5年以上10年未満となり、まだまだヒヨッコでっすぅぅぅ～！と思ってたのも束の間、会社生活でいえば中堅お局様の域までに達していたことに気付いたワタクシ･･･この前のアテンドのとき「もう、タウシャンさん、トルコのこともよくご存知で～トルコ語も、もうペラペラで～」･･･ガビーン･･･トルコ語って文法が日本語と一緒なことから、最初の6ヶ月くらいまで（トメルの中級２コースまで）でグングングーン！！！って伸びるんだけど、日常生活ではこれで大体ことが足りるので、その後なかなか伸びないのです。（上級になると、文語とかなんで、仕事しないかぎりあんま使わないような･･･）ほんとに伸ばそうと思ったら、中級終了後、気合を入れて勉強しないとダメみたいです。で、ワタクシは中級の時点ですべての気合を使い果たしたので（いちおディプロマ取得はしたが･･･）、そこから伸びなかった口。昨日の日記にバッハさんが、「チョルバ（スープ）」のあとに「ス」がついてますが、なんでですか？とコメントをお寄せくださいました。そういやそんなこともガッコーで習ったな、と。いやいや、お懐かしい･･･これね、「母音おわりの名詞語幹に接尾する限定語尾」の『ス/シ』。子音おわりに付くときは『ウ/イ』。･･･分かります？・・・分かりませんよね･･･「名詞」と「名詞」を組み合わせて「名詞」とするときありますよね。たとえば「エジプト+商店街」＝「ムスル・チャルシュ+ス　misir carsiSI　」　↑エジプシャン・バザールのこと「アルバニア風+レバー」＝「アルナブット・ジエーリ arnavut cigerI　」こんなかんじ。で、「形容詞」と「名詞」が組み合わさって「名詞」となると「（屋根が）閉まったバザール」＝「カパル・チャルシュ kapali carsi」 ↑グランド・バザールのこと「（色が）白い臓器」＝「アク・ジエール akciger」 　↑肺のことこういうときは、つかない。考えると分かるんだけど、普段パッパッと使ってると、ちょっとコンガラガッテクルノデス。こうやって考えながら使ってるうちは、トルコ語、まだまだなんだなぁ･･･と反省させられるタウシャンでございます。

  2005.02.22

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• 手を洗った後、トルコでは･･･

  さっき、ふとトイレで思い浮かんだこと。問題：　日本では全国民老若男女みんな持ってて、　　　　　トルコではだーれも持ってないもの、な～んだ？ヒント：　典型的・送別のお品。答え：　ハンカチトルコでは、あの、日本の、布製ハンカチというものがありません。では、みなさん、外出先で手を洗った後、どうするんでしょうか？1.　トイレに備え付け・ペーパータオルを使う2.　トイレに備え付け・ハンド・ドライヤーを使う3.　ティッシュを使う4.　髪になでつける　←特に若いにーちゃんに見受けられる5.　手洗わない。コロンヤ振り掛ける。1.2.は、こんな国？なのにかかわらず、かなりの率で普及しています。うちの会社もペーパータオルですし、いつもお腹こわして駆け込むTEM(高速）のオペット（ガススタ）のトイレですら、ハンド・ドライヤーついてます。イスタンブルの空港なんかは両方ついてて、たまにスラブ語圏さんが頭洗って、髪乾かしたりしています。もっとすごいのは、デオドラントのＣＭで、若いコが脇の下の汗をハンドドライヤーで乾かしてる、そして実際そーいうコを目撃してしまったワタクシ＠o＠5.のコロンヤ。これはワタクシ、個人的に好きではありませんが重宝モノです。レモンの香りとかのコロンなんですが、含有アルコール度が高いので、手のひらにふり掛けてこすっただけで、アルコール消毒になる。それから気分が悪いときは気付薬のように、クンとかがせる、などなど。一家に１本！では、映画館などで泣いたときはどうするか？1.　ティッシュを使う2.　手のひらで払う3.　涙ながれたまま自然乾燥実はトルコには「メンディル」と呼ばれるものがあって、これは紙ナプキンのようなもので、ポケットサイズにたたまれているのです。これがハンカチ兼ティッシュの役割をしているのですが、ハンカチにしては使い捨てでもったいない、ティッシュにしては厚くて鼻にフィットしない、って感じで、ワタクシはどうもイマイチ買う気になれないのですが。でも、トルコジンには必需品。あのひとたちは、圧倒的にハンカチよりもティッシュとして使う頻度が高いですけど。悔しいけどニホンジンより鼻が高くて、鼻の穴も長いので、ちょっと冷たい風に当たるだけで、結露するかのように鼻がでる。そんなわけで、寒い風の強い日は、みんなメンディルで鼻を抑えてるわけ。日本でよく、ティッシュを持ち歩かないで、ハンカチで鼻かんでるオッサンとかいますけど、やっぱりそれを思い浮かべるとハンカチも紙製のほうがいいのかしら？とか思ったり。しかし、時代はペーパレスなんですから、京都議定書も発効されたことだし、やはりトルコでも環境に優しい日本風布製ハンカチをどんどん使っていただきたいです！

  2005.02.17

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• 【読者リクエスト】トルコ語の説教言葉おせーて！

  こんにちは、タウシャンです。昨日はずっとアプレイサルに追われてて、朝から晩まで頭の中はずーっと英語･･･（超きもちわりー）まだ終わってません･･･（あとちょこっと残ってる･･･）今日もまた英語です･･･（吐きそー）ドイツのワインちゃん（注：他所の会社です）もまだ出してないっていうし？同僚に聞いても、書くどころか、まだ見てもいない、とか言ってるし･･･そんなウーウー唸ってるときに、タウシャンHP愛読者のかたからお手紙を頂戴いたしておりました。『トルコジンのお尻をたたくようなトルコ語を教えてください』お尻をたたく、と言っても、お尻ペンペンのことではありません。「カツをいれる」とか「説教系」のほうです。う～･･･これにはワタクシも困りました･･･というのは、このようなトルコ語を使ったことがないのです･･･何故使ったことがないの？と言われると、それはね、もうトルコのすべてに『諦めちゃってるから』なんですよ～ぉ～ん♪ただ、「しっかりしてくれ」「しっかりするんだ！」は「ケンディネ・ゲー　（kendine gel　：最後のLはほとんど発音されず）」これは気を失ったときも使えます。要するに、頭（のなか）がどっかにイッちゃって、「あんた、ちょっと、気は確か？しっかりしてよ！」みたいなかんじ。これはワタクシの観点ですが：トルコジンは基本的に自分に自信を持ってる、誇り高いひとびと（要するに自信満々・自意識過剰のゴーマン）なので、説教すると、そのひとの誇りを侮辱することになるし、その後の人間関係で大きな障害が発生するのです。トルコはコネ社会、人間関係はとても大事です。「説教→侮辱→人脈断たれる→後々窮地に追い込まれる」という公式が、トルコジンのDNAに深く刻み込まれてるので、従って説教言葉（というか、戒めの言葉）というのも、少ないのであります。で、戒め系トルコ語の続き；「目先のことで判断するな！長い目で考えろ！」これはねぇ･･･「サーデジェ・シムディキ・ドゥルムダ・ドゥシュンメ　（直訳：単に今の状態で考えるな）イレリェ・バカラク・ドゥシュン　（直訳：前（将来）を見据えて考えろ）」↑どうもイマイチしっくりきません･･･トルコ語ご存知の皆様、なにかよいセリフご存知でしたら、タウシャンまでご連絡を。日本じゃ、「今日できることは今日やれ」ですが、トルコでは「明日できることは今日するな」←ことわざですから、根本的思考が違うのです。計画性の問題に触れさせていただきますと、かつてトルコではすっげーインフレだとか政治不安定だとか、なんでもコロコロ変わってしまうお国事情だったので、長期的な計画というのを立てるのはまず無理でした。（だから銀行ローンとかもついこの前までなかった･･･）大体、「明日は明日の風が吹く」的楽観的なトルコジンにそういった観念がない！と知ることが大事です。大枚が入れば家買っちゃお、車買っちゃお、破産しそうになったら、家売っちゃお、車売っちゃお、ですから。実にフレキシブル？であります。これはこれでなんにでも深刻になっちゃうニホンジンよりは、パッパラパーな方が人生楽しいかな？なんて思ったりもするんでありますが。他にはねぇ･･･「身の程を知れ！」　　＝「ハッディニ・ビー（haddini bil)」「大袈裟に言うな！　　＝「ビュユック・コヌシュマ(buyuk konusma)」　（誇大評価するな）」「自分を何様と思ってる？」＝「ケンディニ・ネ・サヌヨースン？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（kendini ne saniyorsun?）　」↑結構キツくてキタナイ言い方かも･･･これら、あんまり使いすぎると効き目ありません。トルコジンは子供と一緒です。一番いいのは誉め殺しです。おだてておだててズンズン木に登らせるのです。しかしあまりにも調子付いてきたときに、戒めでこれらを使うと、結構利きます。あとは、コーランの教えを引用するのもよいかもしれません。トルコジンの道徳はここから来ています。（やはり宗教はアイデンティティの基本です。コーラン一度は読みましょう！）これはあくまでもワタクシの環境下における、ワタクシの例でございますので、みなさまに当てはまるかどうかは？ですがまぁ、お試しになってみてはいかがでしょうか？

  2005.02.16

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• 行方が気になる！22万人・大学中退者の恩赦

  今日も雪がちらつくトルコ北西部です。この週末、前出しで「恋人たちの日」しますんで、ワタクシの連れが半日掛けてこの悪天候の中、北上してきます。（650キロ・バスで）ご苦労様です。もし、「おまえがこっち来いや」と言われてたら、即答で「やだ」と言ってたことでしょう･･･（バス事故、こわいもーん）雪の中、赤肉抱えてやってくる彼の無事を祈りつつ、ワタクシ労働に励みたいと思います。さて、昨日の日記に書きました、「中退した学生向け恩赦」ですが、どうもニュースとは違ってたようで･･･（ってゆーか、どこのチャンネルでも若干違うこと言ってんだが･･･これが報道の自由？）ワタクシ、学生じゃないので詳しいことはよく知らないのですけど、今フランスとかでも騒がれてますけど、トルコの学校では、学内でスカーフを被ることは禁止になってます。（宗教学校除く）学校側：　政教分離の国家なので、公の場で宗教を誇示するような　　　　　　ことをしてはいけない（布教活動はもとより、スカーフを　　　　　　被る、など）学生側：　宗教の自由が認められている以上、どんな格好でも　　　　　　構わないはずで、スカーフ被って授業を受けた生徒は校則違反で停学、もしくは退学となってしまうんですが、今回の恩赦は、「いかなる理由で」とありますが、このケースで学校を追われた生徒を救済する色が強いみたい。今回、エルドアン首相率いる与党・公正発展党（AKP)が議会に提出した法案のなかみ（ミリエット紙）：*00－05年の間で自主退学を含む「いかなる理由であれ」退学した　学生に対し、復学を望むものには2ヶ月以内に申し出をすること（昨日懲戒処分うけたひとは対象外、とか書いちゃったけど、disiplin sucuとよばれる公序良俗違反も対象含まれるらしい）*単位を取得できなかった講義は1年間受講継続が可能、3回試験を　うけることができる*修士・博士課程の学生も対象。などなど。今回の恩赦の対象は22万4千人らしい。多分大半の学生が学業不振とかじゃなく、スカーフ問題で退学になっているのですが、退学させた側・YOK(yuksek ogretim kurum高等教育協会？）と学長委員会は絶対反対の構え。特に伝統的に宗教色の濃いマルマラ大学では、恩赦の対象が1万1千人にものぼるらしい。マルマラ大の学長は「公序良俗違反を違反とみとめないようなこんな人民主義は許せん！第一、そんないっぱい学生を、どこに受け入れろというんだ？」野党・共和人民党（CHP）は恩赦そのものに反対。職権濫用のように恩赦をしているが、法というものをどのように考えているのか？恩赦は違法を合法とみなすこと。それなら法自体を見直すべきで、恩赦は実に無責任な行為である。ワタクシも、この国なにかにつけ「恩赦・恩赦」でどーなってんだろ？と思ってたので、この続き、どうなりますか興味津々です。

  2005.02.11

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• 近頃の学生さんと、それをとりまく環境

  最近のワタクシは、友人らに言わせると　　　 　　　　　　『冷酷非道』そのうえ　　　　　　　　　『大人げない』らしい。そのわけ：先日日本での「大学受験生、新幹線に乗り間違え。受験時間に間に合わず車掌の計らいで停車駅以外で緊急停車。」これにワタクシ、かなりブチきれた。ワタクシから言わせれば、こんなの、自業自得じゃ！前日にちゃんと時刻表とか確認して、早起きして、余裕を持って家を出ればよかった話なんじゃ！ガッコーのセンセーや、予備校のセンセーや、おうちのひとに「試験場に着くまでなにが起きるかわかりませんから、時間に余裕を持って、早めに出掛けましょう」って口酸っぱく言われなかったのかしら？（↑ってゆーか、こんなの言われる年頃じゃ、ないわよっ！！）ワタクシ的には、もうこの時点で、『受験資格なし』だと思ってる。遅刻して受験できない学生なんて、ゴマンといるわよっ！そのこたちは、一体、どーなんのよー！！（追：新幹線は3分遅れたらしいが、人身事故とかで遅れた場合、加害者に損害賠償請求されるが、この場合どうなったんだろう？）対し、マリア様レベルで心優しい友人：「一生がかかってるからね～･･･止めれるなら止めていーんじゃん？」対し、シッポに矢を持つ小悪魔的友人：「これで受からなかったら、恥さらしだよねー･･･」ワタクシの怒りが冷めやらぬ頃。「受験生を乗せた高速バスが事故、代替バス間に合わずパトカーが試験会場まで送り届ける」･･･（一瞬またぁ？！とイカりそうになったが、よく読んでみた。）まぁ、これは受験生の責任じゃないけど、パトカーこんなんで使っていいのかい？で、今日のニュース＠トルコ：「00-05年の間、いかなる理由において大学を中退した者は恩赦により復学できる（但し懲戒恩赦は除く）、との法案が本日議会に提出される。可決されれば、6万人が復学の対象となる」99年の大地震の後、家庭の事情で中退せざるをえなかった･･･というひとをたくさん知っているワタクシは、そういう人々にはヨカッタな、と思ったのだが･･････しかし･･････もうその人たち、社会人として働いてないか･･･？（まぁ、トルコだから無職の場合も十分考えられるがな･･･）･･･タダでさえ浪人生多くって、受験大変なトルコなのに、こんな法律つくっていいのかい･･･？･･･おまけに、大学にはそんな予算とキャパあんのかい･･･？（ボアジチとかITUとか、それなりの大学はまだしも、地方の大学は、ほんとにコレ大学？？？っていうのが多い･･･）ああ。日本もトルコも、どうなってんじゃ？･･･でも･･･ワタクシも大学生、もいちどやりたいよおおおおお～！！

  2005.02.10

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• 大雪で困ること＠トルコ

  はやいもので今週も、もう金曜です。火曜日ぐらいから大雪を待っているにもかかわらず、こちらコジャエリ地方はまだ降ってきていません。（てゆーか、太陽出てるって？！）しかしブルガリアとの国境沿いの街・エディルネあたりはジャンジャカ状態らしいです。大雪が降ると、うちの物流部はエライにぎやかです。三社祭か岸和田のだんじり祭りの様相です。というのは、ヨーロッパ⇔トルコの陸路輸送の場合、通り道ここしかないんですね･･･（入出国管理局とか税関、ここにしかないから、多分。）ここが大雪で寸断されちゃったり、積荷チェックが出来なくなると物流が大混乱するんですねぇ･･･（既にトラックの大行列状態らしい･･･）今もうちのおにいさんたち「エディルネ・カプが◎△◆×！」と吠えてます。（パニックになってんだかようワカランが、吠えすぎ。ウルサイ。）「カプ」は「門」という意味。日本みたいな島国にいるとピンと来ませんが、隣国に行くのに「門」くぐって行くんですよね。ヘンなとこで感心してしまいましたが。まるで箱根の関所越えみたいです。そんなわけで、物流部にくると、雪もどこまで来ているのかよく分かります、ハイ。大雪になりそうになると気象庁は「外に出ないでください」とか言っちゃうんですが、やっぱりホントに外に出ないほうが宜しいです。自家用車で外出した場合：大渋滞・スタッドレス普及しておらず・チェーン巻かず・玉突き衝突はじめ事故続出・道通れない場合、最悪その場で車放棄。車放棄できない頑張るマンのひとたちは、車の中で凍死（も、なくはない）。公共機関利用の場合：上におなじ。降ろされて大雪の中歩かされるはめに。徒歩の場合：遭難する。転倒する。子供の雪合戦の標的になる。そして実は大雪で一番困るのは：「停電」　←うちの団地は発電機ありません停電すると；1.水を揚げる機械（ヒドロフォル）が作動しないので、水が来ない2.戸別セントラルヒーティング（コンビ）が作動しないので、暖房利かない3.テレビ観れない　←おまけに大雪になると衛星がはいらない･･･さあ、今週末どうなることでしょう？日本も大雪で大変のようですが、みなさま安全で暖かい週末をお過ごしください。

  2005.02.04

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• 【昨日の続き】航空会社事情

  今日からトルコ全土で大雪、とのことでしたが、まだ北西部は降っておりません。しかし雲は灰色で、肉厚？で、ドヨヨ～ン･･･としています。まぁ、雪が降るのは時間の問題でしょう･･･昨日の日記の、「想い出のオリンピック航空・ダニ事件」ですが神戸在住・タウシャンHP愛読者さんからメールを頂戴いたしました。大変興味深いお話ですので、転載したいと思います。-----------------------------------------------オリンピック航空乗ったのね♪ あれは前についていたノミが出てきたのだよ、きっと。通常、ノミは座席の奥やら、座席の下の方に張り付いているのがバンバンとかされて出てきたのだろう。 神戸もインド人の多い地であったが、さすが商業のために来たインド商人が主なので、勤勉な人が多い。 ので、いわゆるインドのインド人と遭遇したのは、２０年前、シンガポール航空でアムステルダムに行く途中。 忘れちゃったが、インドのどこかの空港に降りた。でも人数少なかったから？なのか何なのか、機内に留め置かれた。 あっと言う間に機内はインド人でイッパイ！！。 廊下掃く人、座席を片付ける人、管理する人．．．．．．．．．それが「自分の領域」とかゆーのを守りながら、狭い機内で押し合い圧し合いで「仕事」していく．．．．． 廊下を掃く？人は、先端の取れた掃除機でゴミを1つずつ？吸い込んで行く。管理人（掃除をチェックする人？？）はのそのそ歩いている。 数十人の乗客は唖然と座っている。 掃除人も管理人も何人も何回も通っていくが、ワタクシの横の座席の下に落ちてるパンフは一向に拾う気配も無い。散らかった毛布もそのまま。（これがカースト制っちゅうもんなんだろうか？？？？） 再度にＳＱのスッチ－がキレて、「☆○◆×★□△◇×◎！」と怒り狂って彼等に怒鳴りつけ、自分でばばばばばばばっとパンフやらゴミやら拾って、座席を片付け始めた。（何10人のインド人≦３人のＳＱスッチー）という図式であったと思う。 ２時間後、スッチーの働きで清潔な機内に、更に乗客を積んで、離陸。一路、アムスへと飛んでいったのであった。-------------------------------------------やはりオリンピック航空のダニはインド人の掃除の仕方に問題があったのでしょうか･･･南回りはここに問題があるのでしょうね･･･しかしさすがSQです。ベスト・エアラインの常連さんだけあってスッチー教育も完璧とお見受けいたしました。･･･それに比べて･･･どうも南ヨーロッパ系キャリアー（アリタリアとか、オリンピックとか、トルコとか･･･）は、社員教育が･･･特にアリタリアは、客を威嚇するわ、時間通りに飛ばないわ、で、トルコジンにすら不評です。ワタクシはやはり機材はエアバス（ボーイングは足曲がらん！窮屈すぎ！）でスッチーはアジア系（マレーシアとかタイとか、癒し系♪）スチュワードはイケメン・ヨーロッパ系（ってゆーか、スイスとKLMのみ）が理想でございます。

  2005.02.03

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• 対決！！非常識王様気取り住人ＶＳ模範的住人のワタクシ

  ･･･今日給料日だった。･･･給料明細、いま貰ったが･･･桁が少なくなっちゃって、なんだか･･････ものすごい低所得者な気分･･･~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~さて週末の休みが1日しかなくて、休んだ気がしてないタウシャンです。やはり週末は土日休みでないとシンドイです。ワタクシの場合、土曜に家事や買い物を済ませ、日曜はユダヤ教徒並みの『完全安息日』なんで、1日休みが潰れてしまうと家事に追わて結局労働のみ。全然休みになりません。おそうじおばさん雇えとか同僚に勧められますけど、休日に他所さまに来られるのも気疲れするし、家のものをいろいろ触られるのもイヤなんでやっぱり自力で『やるっきゃない』（←･･･死語？）ですよね。さて、金曜の夜のことですが、我がアパートで思いっきりムカツク出来事がありました。それは夜中の11時半。ワタクシ、リビングのソファーでテレビドラマを観ながらうたた寝しておりました。そしたらいきなりブザーが「ジジジジジーー！！」←日本のような品のよい「ピンポーン」とかじゃない。飛び起きたワタクシ、こんな夜遅くナニゴト？！と恐る恐る玄関の覗き穴から覗いてみると下の階のおじさん2人。実はワタクシはこの2人が大ッ嫌い！！管理人じゃないくせに、管理人･･･ちゅーか、王様？気取りで大威張り。そのくせ団地の決まりを全然守らないからタチガ悪い。･･･で、最悪なことにうちの大家の昔の上司･･･（うちの団地は財閥系の団地なんで、住民の殆どがこの財閥関係者）ワタクシ、パジャマ姿・寝ぼけマナコでドアを開けると･･･「いや～、寝てたのおお？！ウッソーこの時間でえ～？！ワリーワリー。あのね～、アパートの入り口のドアねえ、下から隙間風入ってくるんで○＋」￥！＠＃＄％！！（←脳みそ働いてないんで、理解不能）で、1世帯あたり5○○リラ徴集するから。宜しく。」･･･5○○リラ徴集だと？！←ここだけはっきり分かる。金ムシられてることだけわ！「ネーちゃん、聞いてる？隙間風入ってくるから、俺たちが風除け取り付けたからその代金１世帯あたり5ミリオン旧リラもらうから。これ、管理事務所通さないで、俺たちの力で内輪で取り付けたから。大家に言って、家賃からこの分落としてもらって」･･･無言「ああ、眠いのね、ワリーワリー、じゃ、そーゆーこと、おやすみ」パタ。　←ドア閉める音･･･布団に入ってから怒りのあまり今度は寝られなくなった。＠＠怒りの理由その1＠＠独身ガイジン一人暮らしの女性の家に（ワタクシは対象外だが若い美人ならなおさら問題･･･）夜中の１１時半におやじ２人で訪ねてくるかあああ？！？！ザケンなよ～！！おめーら、ムスリムだろおお？！常識っちゅーもの、ねーのかあああ？！？！←ムスリムじゃなくても非常識だ。＠＠怒りの理由その2＠＠うちの団地は財閥系なこともあり、規律がいろいろ厳しい。自分勝手でナーナーなトルコジンに翻弄されるのはコリゴリなので敢えて規律の厳しいこの団地に越してきたワタクシ。（ワタクシはニホンジンだから、締め付けに慣れてる）それなのに！ああ、それなのに！！管理人に内緒でビルを改造、おまけにこのビルの住人には事後承諾！そして費用を徴収！！（５ミリオン旧リラだけど、数字の問題ではない）これが管理組合にバレたらどーすんだよー！勝手に改造するなよー！それよか、テメーんとこのガキ、アパートの壁に落書きしてたぞー！それ先に消せよおおお！！！！それから共同スペースに私物置いとくなよおおお！！！！邪魔ッケなんだよおおお！！！！（上記２点いずれも規則違反）まだ5ミリオン払ってませんけど、払いに行った暁にはワタクシは吠えること確実です･･･（連れは吠えるワタクシを恐れて、本日逃げ帰りました･･･）

  2005.01.31

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• 危機一髪！交通事故には気をつけてね。

  ･･･今日は振替出勤日のタウシャンです･･････出勤しても、仕事がありません･･･（ボス不在･･･）今日は連れが南の方角650キロ地点からはるばるやってきますが、今朝のニュースによると夕べキュタフィヤ-アフィヨン幹線道路で大きな事故があったみたい。乗用車2台・大型トレーラー2台・バス1台の玉突き衝突事故で6人死亡・3人負傷。この道、我が街とヤツの街を結ぶ『愛（･･･？）の道路』でいつもここ通ってるんですけど、毎回『今日こそは！！（逝っちゃう？！）』と思わせるほどのヒドイ道。そして事故ったバスはヤツの街からイスタンブルに向かう、そう、ワタクシら御用達のいつものバス。！！キャ～～～～～！！「ワタクシ土曜日出勤だから、来るんだったら金曜の夜出てきて～！そしたら翌朝こっちに着くから、会社にいってる間に、掃除しといて～！！」「･･･俺、土曜の朝行くわ･･･夕方そっち着くから。」「なによおお～？！掃除したくないんでしょおおおお？！」「フォフォフォフォ♪」ああ。よかった。ワタクシの言うことを「ウン♪ウン♪」って聞くような従順な男だったら今ごろあの世に逝っちゃってたかも知れない。神様、聞き分けの悪い男に巡り会わせてくれて、ありがとう♪（･･･？）しかしトルコはほんとに交通事故が多い。2○年間の日本生活で、身の回りで交通事故で亡くなったのは友達のお母さん・たった1人だった。それに比べて7年間のトルコ生活では、連れのおねーさん筆頭に、同僚のおにーさん・同僚の旦那さん・上司・上司の甥っ子・友人の彼氏・友人の彼女etcと、知り合いの少ないガイジンのワタクシですらこんなにいるんだから、一般トルコジンで考えたらその数は尋常ではないはず。普通の事故を含めれば、もうそれこそ2人に1人は事故ってんじゃないか？ってな具合。おまけにトルコで道端で亡くなった場合（交通事故でも、刺されても、心臓発作でもなんでも）、遺体の上にパラリと新聞紙、さりげなくなにげなく被せてくれるだけでございます！！（そのあとしばらく野ざらし状態、忘れた頃に救急車が運びに来てくれる。）日本からこんな遠くはるばる来た上に、犬猫同様の扱いをうけるなんて（それもトルコジンに！）死んでも浮ばれません。そんなわけで、トルコでの交通事故には十分気をつけましょう！と声を大にして訴えたいタウシャンでした。

  2005.01.29

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• トルコの確定申告？消費税の還付申告。

  ワタクシ、帰国のドタバタですっかり忘れておりました･･････消費税還付申告の締切日･･････昨日でした･･･（号泣）･･･人事に泣きついて、締め切りを「明日まで待って～～！」とお願いしたのは言うまでもありません。この申告の仕方、いたって原始的というかなんというか･･･日々のお買物でレシートもらいますよね？それを捨てずに貯めておきます。レシートは「ワタクシは消費税を払って買物しましたよおおお～～！！」の証明になるのです。で、申告の時期が近づくと、貯めたレシートを1.　食品　（外食も含む・酒タバコだめ）2.　教育費3.　医療費4.　衣料品5.　家賃ごとにまとめます。この品目は勤労者と年金受給者で変わってきますが、ワタクシのような勤め人はこの5品目が控除の対象。年金受給者は交通費や家庭消費財など、もっと品目が多いのだす。そして規定の申告用封筒にレシートの内容を書き込んでいくのですが･･････これがエライしんどい･･･レシートの中に対象外のものがあったら、落として再計算･･･毎日1回買い物したとすると1年で365枚のレシートが。買い物好きで外食好きな家族だとすると、1日1枚のレシートなんてまずあり得ませんから、1年にすると、すっごい膨大な･･･そんなわけでワタクシはこの対策として；1.　買い物は1回でドカーンとする。2.　観グロスとか駆るフールとかはご親切にレシートに　　「勤労者用/年金受給者用」の申告金額が打ち込まれてるので　　こういうとこで買い物する。3.　小売店では「レシートいらないから、その分値切って」　　という手を使う。　　またはパザールなどで買い物（あそこはレシートなし。その分安い）。4.　外食は控える。おかげさまで今年はレシートが少なく、夕べ一晩でなんとか片付き先ほど偉そうに提出してきました。でも、去年引越しがあったせいか、大きな支出は対象外の支出ばっかり。莫大な金額なのに、そんなレシートはゴミ箱直行･･･（号泣）ああ。まったく納税の義務なんて、いったい誰が決めたんだろ？

  2005.01.25

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• 帰って来ました。もうイヤ！トルコ航空とイスタンブル空港。

  10日間のご無沙汰でございました。ブタの食べすぎのせいでしょうか、細胞のつぶつぶは勿論のこと体型までブタになってしまったタウシャンでございます。今日から出社ですが、ワタクシの席がなくなっておりました･･････いない間に解雇になったのかと喜びましたが？単なる席替えでした。非常に目立つ席になったので、あんまりネットに繋げそうにありません（号泣）～～～～～～～～～～～～～～～～～今回の帰国はトルコ航空の成田直行便でございました。直行便はやはり飛行時間の観点では非常にいいです。しかしシートがペコペコで、１２時間乗ってるとお尻が痛いです。このままボロイ機材を使い続ける気なのなら、TKはブランケットと一緒に座布団も用意しておくべきです。帰り道、丁度神戸で開かれていた防災会議（津波会議？）にご出席のトルコジン団体さん（公共事業省のお偉いさん）と一緒になりました。帰りの機内でもインターナル防災会議、延々と続いていました･･･それもワタクシの真後ろの列で･･････うるさい。トルコ語知らなければ、飛行機のブン・ブン・ブン・ブン・ブーン･･・っていう振動音と一緒で気にならなかったんだと思うが、なまじっか知ってたばっかりに、おまけに昔携わっていた仕事のお話だったので耳がついダンボになってしまって･･････眠れない。「職場に帰ってから続きやってください」と何度も言いかけたけど、おじさんたちの防災に対する気迫に負けてしまった･･･そのために１０時間もインターナル会議が続いてしまった･･･トホホ。しかしトルコ航空のクルーが注意してくれるだろう･･･と期待してたんだけど、期待してたワタクシがおバカだった･･･おまけにクルーのお兄ちゃんは若くて美形だったけど、内輪もめなんでしょうか、「そこの（クルーの）女にやらせろよ！！（イヤホンの回収を！）」とか声を張り上げちゃって、サービス業に従事する者がそんな態度じゃイケマセンですねぇ･･･結局うるさい１２時間で、いますんごい頭痛いです。～～～～～～～～～～～～～～～そういえば、行きは空港職員にブチ切れたんでした。ワタクシのスーツケースは、家族とお友達から頼まれた、チーズと香辛料入りソーセージ（スジュック）、ワインなどなどですっごい重かったのです。空港のX線チェックで、重くて持ち上げられなかったワタクシ、係員に向かって「すいません、これ持ち上げていただけますか？」←丁寧なトルコ語で。すると係員「アンタ、誰に向かって言ってんの？俺に持ち上げろって言ってんの？」「ええ、他に誰がいるんですか？」「は～！！俺に向かって荷物持ち上げろって言ってるの？！それ俺の仕事じゃないよ。後ろの客にあげてもらいな、男だから。」ワタクシ、ぶちキレました。「○％×；＃＊Ｋ＠？！」　←怒りのあまりに何を口走ったか定かでないぶちキレ損でした。結局埒があかず、EU人が助けてくれました。この話をこのギョーカイのひとに話しましたら、「そーいうときは、英語つかうんだよ、エーゴ！」そう、トルコ語を使ったばっかりに歯向かわれたんであって、エーゴなら、返答できないから歯向かえるはずがないので渋々持ち上げるはずだわ。次回はエーゴで是非トライしてみたいと思います。それでダメなら、トルコ風に裏の手を使おうと思います。

  2005.01.24

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• 【業務連絡】天候不良のため日本に帰れないかもしれません･･･

  夕べはトルコ北西部は視界5ｍあるかないかの濃霧に包まれバスで30分で帰りつけるところが、余裕で1時間かかってしまいました。案の定高速道路では事故が多発したみたいで（30台の玉突き衝突・トルコジンは車間をあけないからねぇ･･･）残業組は3時間かかって家に帰ったとのことでした。カワイソー。でワタクシ、今日日本に帰るんですけど･･････飛行機、飛ぶかな～･･･（今朝は視界10ｍ！！）･･･ちゅーか、昨日の成田からの飛行機、降りれたのかなぁ･･･？（落ちたとはニュースでは言ってなかったが･･･）今空港に確認中･･･回答：アタトゥルク空港は平常どおりだそーです！

  2005.01.13

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• 【ちょっと追加】セカチューそして犠牲祭･･･　オフオフ！

  【速報】イスタンブルにお住まいのみなさまへ日本で話題の『セカチュー』がイスタンブルで本日公開！・アルカサール/ベイオウル・ムービプレックス/ニシャンタシュ・オデオン・シネプレックス/メジディエキョイ・プロフィロ・スペクトラム/アルトゥンザーデ・キャピトールもちろん日本語でございます！　さあ！ご家族揃って参りましょう～！！（タケシの座頭市もやってまふ）------------------------------------------------------心は日本帰国でウキウキ・ワクワク♪のタウシャンですが、全然予定が立てられなくてアセってます。「また帰るの？！」とみなさまお思いでしょうが、ワタクシ犠牲祭にはなにがなんでも・借金してでも・トルコにじぇったい・いたくありません組。はっきり言っちゃうと、犠牲祭のいけにえ儀式には個人的には反対です。（仏教徒のワタクシ、『殺生いけない』と教えられてます･･･けど肉食べてる･･･）いけにえに捧げたお肉はイスラムの「喜捨」の教えに従い、貧しい人々にふるまってあげるのですが(ビニール袋に入れて建前の餅のように投げる、ってことはない）まぁ、それはいいんですけど、首切り・肉解体場（←なんて表現したらいいんだかようわからん）が自治体で指定されてるのも関わらず、街のど真ん中で切っちゃったり、ちゃんと後始末しなかったりで、腸がビヨンビヨン・ワンコが羊の頭ぶら下げてウロウロ・土の上は血まみれドロンドロンになったりして、かなりグロでホラーの世界になるのです。（切りたて・皮はぎたての羊肉がピクピク痙攣してるのも、かなりホラー）ワタクシ、ホラー好きですけど、そんなワタクシですら見るに耐えられません。（特に田舎に行けば行くほど、ノオオオオオオ！！！な世界）ワタクシのボス（トルコジン）もむやみやたらの殺生には反対派で、いけにえ切るくらいなら、障害児や貧しい子供たちに教育の機会を！の寄付をしております。ワタクシもこれには大賛成、いつもの寄付を済まして堂々と帰国いたします！ニホンジン妻・諸先輩方に「結婚するとねぇ、なかなか日本に帰れないわよおおお～」と言われてますし、今のうちに日本に帰って親孝行です。（そして豚をたくさん食べる！）今回の帰国で父は「おまえ1人でくんのか？！アイツはこないのか？！アイツも連れて来い！」・・・アイツ呼ばわりされてますけど、連れ、そうとう気に入られてます・・・　この話を連れにしたら、「お申し出は大変ウレシイが、オレ長男だから（犠牲祭のいけにえの）山羊切らないといけないし、また日本でおなかＰＰにはなりたくないから･･･」ワタクシもヤツがくっついてくると豚も甲殻類も食べられないのでそのほうが都合がヨロシイ。（おまけに日本は移動費が高いから、２人だとエラい経費がかさむ･･･）いけにえ反対派ではあるが、山羊でも牛でも思う存分切ってくれってかんじ。犠牲祭のいけにえは、そのご家庭のご予算に応じて決められるんですけどやっぱり万人受けする牛が人気です。しかし牛はお値段高い（今年の相場は１２００ＹＴＬ～）ですので、親族が集まり、共同購入するのです。羊は「クサい」と言われて人気があんまりないですが、それでもやはり切るのもお手軽・価格もエコノミックなんで人気あります。ワタクシはまだトルコ初心者だった頃、カッパドキアで、犠牲祭のときしかお目にかかれない「羊の尻尾の付け根の脂（クイルック・ヤー）で揚げたドーナッツ」ちゅーのを食べさせられ、即効・逝っちゃいました･･･（ああ、なんって言ったらいいんだろ。筆舌しがたい･･･　自分自身が羊のウ○コちゅーか、宿便の溜まった大腸になったようなかんじ）今回連れんとこでは山羊を切るそうですが、山羊肉なんてそれこそクサそーですけど、遊牧民からすると、羊より断然ウマイ！！らしいです。（しかしこのひとたちの味覚は都会人とは違う･･･）･･･ちょっと食べてみたいです･･･（山羊肉、食べたことない）･･･こんなこと言ってるけど、ワタクシ仏教徒です･･･

  2005.01.07

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• 援助金合戦・トルコはいかに？

  スマトラ沖地震のニュースも下火になってきたトルコです。やっぱり東南アジアって、トルコではあんまり馴染みがないせいか、これだけの被害があっても「対岸の火事」というか、なんかピンとこないって感じらしいです。今のトルコジンの関心は、日本のニュースでもそうみたいですけど、「誰が＆どの国がいくら援助金をだしたか？」民間1位：　　　インドのMata Amritanandamayi Devi？　2.34千万＄　　　　　　　　　（どなたかは存じ上げません･･･）　　　2位：　　　F1ミハエル・シューマッハさん　1千万＄　　　3位：　　　イギリス・プレミアリーグ　1.88百万＄　　　4位：　　　スティーブン・スピルバーグ監督　1.5百万＄　　　5位：　　　サンドラ・ブロック/レオナルド・デカプリオ　各1百万＄　　　その他：　ヨン様　30万＄　←トルコの新聞にヨン様が載ること自体オドロキ！　　　　　　　　　ジャッキー・チェン　　20万＄国（国際機関）　　　　　　　　　オーストラリア　　　7億64百万＄　　　　　　　　　ドイツ　　　　　　　　5億ユーロ（6億6千万＄）　　　　　　　　　イギリス　　　　　　数億ポンド↑　　　　　　　　　日本　　　　　　　　 5億＄　　　　　　　　　アメリカ　　　　　　　3億5千万＄　　　　　　　　　　ノルウェー　　　　　1億8千万＄　　　　　　　　　IMF 　　　　　　　　　10億＄　←ちなみにトルコ地震のときは5億＄　　　　　　　　　国連　　　　　　　　　9億77百万＄トルコは「昔の敵は今日の友」のギリシャと援助金合戦？中で、ギリシャでは1.5千万＄（国+民間）支援したようで、トルコの援助額は書かれてなかったんだけど、表現が非常に悔しそうだったんで、恐らく下回ってるんだと思う。EU入りを果たして「ヨーロッパジン」と言われたいトルコジン、まあお国の経済事情もありますんで、英独仏並みの援助とはいかないまでも、せめてギリシャくらいは上回らなきゃ！と思ってるみたいです･･･昨日の3分間の国民黙祷＠EU諸国も外しちゃったし　←今朝の話題はこれでもちきり大きな被災を経験しているわりにはなんだかイマイチさえないトルコです。

  2005.01.06

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• 新トルコリラの生活、そして正月疲れ･･･？

  年の初めから上司は出張・出張・出張～！！！で、アポ取りだの、資料作りだの、なんだーかんだーで、エライシンドイことになっているタウシャンです･･･おまけに英語の翻訳をやらされており、気分はすっかり日本海溝。どっぷり沈んだ、くっら～～～～～い気分です。そしてうちの会社は来週15日から一足お先に犠牲祭のお休みに入ってしまいます。･･･なんと慌しい新年でしょう･･･そして犠牲祭が終わったら･･･パタ･･････もう夏まで長期休暇はありません･･････なんだか悲しくて、日記を書く意欲も失せてきました･･･そういえば、新年明けてトルコがデノミしまして、とうとう新トルコリラ！になってしまいました。今ネットバンクの画面を開いたら･･･なんだか０が少なくなってスッキリ･･･ちゅーか、サビシー･･･そりゃー、一気に０が６個取れましたからね。「１００万円が、明日から１円になります」の感覚で考えてみてください。サビシーでしょ？案の定、市場なんかでは便乗値上げもでているみたいで、「おたく、ドサクサにまぎれて値上げしてない？」←テレビのレポーター「そんなこと、してないよぉぉぉぉ～ん♪」←　市場の売り子・顔がニヤけてる数字に強くて柔軟性のある子供や若者はよいですが、やはりお年寄りや主婦は慣れるまで時間が掛かりそう。新紙幣の色は旧紙幣と同じなんで、数字に弱いおひとは色で使い分けするのが宜しいそうです。この前ワタクシ、連れのとこから帰ってくるとき、バスのチケットにしっかり「２８，０００，０００ＴＬ」と書き込まれ、そのときは全然気にも留めなかったんですが（ワタクシ、体調絶不調で、頭がまわらんかった）今思えば「２８新ＴＬ」と書かれなければいけなかったのです。浸透するまでまだまだだなぁ･･･って感じです。そんなこと思ってるうちに、会社ではニホンジンの病人続出！年末年始の遊び疲れが祟ったのでしょうか？これから病院で通訳です･･･ワタクシのおなかもいまだにゴロゴロ気味･･･（泣）

  2005.01.05

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• 豪華夕食は敵！/トルコジン被災状況＠スマトラ沖

  昨日は久々にスイスホテルで豪華日本料理をご馳走になりました。どこから捕まえてきた海老か分かりませんが、海老・海老・海老～の海老尽くしでした。･･･おなかいっぱい・至福のひと時･･･しかしワタクシ、やはり貧乏な☆の下に生まれたからでしょうか、贅沢な食事が身体に合わないのか、帰り道おなかを壊してしまいました。仕事柄、お偉いさんが来られた時（年に数回）などチュラーンパレスとかで豪華会食に参加したりするのですが、やはり会食終了後、気を失ったり、おなかを壊したりして、会食時間と同じくらいの間レストルームにこもってます。（さすがに仕事中に失神とかしません、プロ根性？！）で、おなかが痛いワタクシ、イスタンブルから高速に乗った途端。「･･･近くにドライブイン、ない･･･？」「え？！･･･あるよ。25キロ先」　←運転手ギェ～～～！25キロ先～～～？！小雨の中、いきなり160キロ/時でブオオオオオオっと飛ばし（コエ～）約10分。「近かったでしょ♪」･･･これは近いとは言わない。遠いけど『近くしてあげた』と言うべきだ。まあ、なにはともあれとにかく間に合ってくれてよかった。+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++一夜明けて､まだおなかの調子はおかしい。さて、今朝もニュースはスマトラ沖の津波災害。そうそう、トルコでも津波は　TSUNAMI　でございます。ただ、津波と言っても分からないひとがいっぱいいるので、「巨大波」と注釈がつきますけど。トルコジンは「ツ」の発音が出来ません。「トゥス」になってしまいます。なので、「ツナミ」は「トゥスナミ」。←聞いてて歯がゆい。トルコジン被災者のために、トルコ政府はチャーター機をモルジブに飛ばしました。モルジブにはサッカーのナショナルチームメンバーがいたんで、彼らと所属クラブが政府にお願いしたらしいです。政府もすぐ飛行機飛ばすところがスゴイですけど、これがナショナルチームのメンバーじゃなくて、一般庶民でも、同じ対応だったかなぁ･･･（プーケットとかのトルコジンも救ってもらえたのかなぁ･･･？）それからトルコは携帯電話はＧＳＭなんですが、発信されるシグナルで持ち主の居場所が探索できるのです。トルコの3大モバイル通信会社のトゥルクセル・テルシム・アヴェアの調べによると、被災地域からは3244のシグナルが検出されていて、それをもとに各社消息確認をやってるらしいんだけど、まだ41人と連絡が取れていないみたい。41人が無事であることを願うばかりです。例えばもしこれが日本だったら、ＧＳＭ通信できません（よね？）ので、いったいどうなってたんだろう？トルコジンは携帯、というか、電話なしではいられない民族なんで、きっと連絡取れなかったらすごいパニックになりそう。トルコで携帯は結構高いし、若いひとなんかは新しいモデルが出るたびに買い替えたりで、贅沢品のイメージだけど、こういうのを目にしちゃうと携帯って必需品だな、と思います。･･･ということで、買っちゃいました。新しいケータイ･･･

  2004.12.29

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• 今年を振り返る。そして来年の心配…

  あんなに大ハシャギしてた年末年始タイ旅行ですが、どうも予約が…全席３３５ドルなわけじゃなく、一部が３３５ドルのキャンペーン席で、あとの残りは通常料金みたい…で、ワタクシらの予約は……通常料金で入っちゃってるみたい～～～！！…そんなんじゃ、意味ありません…月曜日に空きが出るかもしれないから待てと言われてるけど、どうなることやら…どうも１年の最後の最後まで冴えないタウシャンです…今年１年振り返ってみますと、最初の半分、よく覚えていません…（…ボケちゃった…？）１．仕事編● …特になにもなし…　←今年勤め人として一番情けないこと２．プライベート編● 今年一番つらかったこと：　７月の鼻血と涙を流しながらの引越し。　　　「トルコ好きへの１００の質問」に、そのわけちょこっと書いてあります。　　　これが今年一番辛かった…　もう二度と引っ越したくないけど、また賃貸に　　　住んじゃったから…（涙）● 今年一番ピンと来ないこと：　いちお婚約。だけどいつでも破棄の可能性有り。● 今年一番新鮮だったこと：　トルコ南東部（アダナ・ハタイ・ガジアンテップ）に　　足を踏み入れる。ハタイは超お気に入り！また行きたい！！● 今年一番美味しかったもの：　アフィヨン・カイマクル・エキメッキ・カダユフ● 今年一番嬉しい買い物：　通販で買った電気オーブン（日本円で１万しなかった）● 今年一番嬉しい貰い物：　「はよ決めて」と言われながら連れに買ってもらった指輪　（アムスの空港の免税店で。１５０ユーロ）やっぱり、今年はなんてったって、『引越し』ですね。もうこれに尽きる。トルコ語で「ビティルディム・ベニ（直訳・引越しがわたしを終わらせた）」ってカンジです。あれから半年過ぎた今でも、まだ人間（てゆーか、トルコジン）不信です。来年はいいことなくてもいいから、悪いこといっぱいはカンベンして欲しいなと思ってます。そして１月から導入の新トルコリラ。心配です。０の数に慣れたワタクシ、０が６個も取れちゃうと、なんだかすっごい不安なんですが、こんなんでやっていけるでしょうか？今まで○十億トルコリラとかもらってたお給料も、○千新トルコリラとかになっちゃいますからなんだかスッゴイ・ビンボーになった気分です。そして数字に弱いワタクシ、数字に強いトルコジン（なぜかトルコジンは語学と数学に長けてる）にダマされそうで、買い物が出来なくなるんじゃないかと心配です。おまけに来年は酉年。タウシャン・ファミリーは４人中２人が酉です。「宵越しの金は持たない酉」ああ、なんだか来年はお金に悩まされそうな、そんな予感です。（そして来年は酉年の血が入ってる午年なワタクシ、いったい何しでかすかワカリマセン…　こっわ～）

  2004.12.26

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• 昨日に引き続きトルコのEU加盟問題。

  語学学校時代、先生に「トルコという国のこんなとこがいや、あんなとこがいや」って話したら「うるせ～！！よそ者のクセに内政干渉すんな！地球の端っこからきたくせにエラソーにゆーなー！！」と言われました。別に干渉したわけでなく、トルコの感想を述べただけだったんですが･･･あれから約10年･･･身分も学生から勤め人にかわりました。ワタクシ、この国に税金いっぱい取られています。所得税も収入の30％以上は逝っちゃってます。おまけに消費税はモノによっても違いますが18％もとられてます。（内税になってるから、なかなか気が付かないが･･･）なので、今はエラソーに感想、じゃなく、干渉できる身分です。（しかし法的にはどうにもならず･･･）テレビの前のおばちゃん的（深く考えてない・よく分かってない・タテマエよりも実質に重きを置く）に、「トルコはヨーロッパか？アジアか？」を考えた場合：○　黒海とボスポラス海峡で区切られちゃってるみたいに見えるけど　　地理的にはやっぱヨーロッパだと思う。●　言葉はどうにもアジアで、習慣もどうにもアジア。　　（靴脱いで家に上がって、絨毯のうえに布団を敷いて親子川の字になって　　　寝る欧米人がいますか？）●　メンタリティーはアジア。習慣がアジアだから仕方ない。　　欧米に憧れてる日本によ～く似ている･･･（めちゃめちゃコンプレックス有り）●　トルコジンは公共心とか協調性というものがないから、今の状態で欧州入りしたら　　トルコの『恥』になる。　　しかしトルコジンを変えるのはまず無理。　　欧州人がいつかはブチ切れると思う。　　（でもトルコ経済上向きなので、出稼ぎはもう増えないと思う。）○　欧州入りしたら、ビザが要らなくなるので外国に出入りしやすくなる。　　これは非常に便利（仕事も楽になる♪）。　　しかし、今ですら世界のどこででもトルコジンを見かけるのに、これ以上増えちゃったら、　　ちょっと興ざめ。　　　　ジゴロ漁りの白人おばさんが増えたら、すっごいイヤ。●　トルコの軍事力がアテにされちゃって、いろんなとこに派兵される恐れがある。　　兵力増強＝税金もあがる。徴兵期間延長もありえる？○　外国企業はトルコに投資しやすくなると思う。投資した甲斐があった、といえると思う。　　欧州の工場閉鎖・トルコに工場新設は、欧州ブルーワーカーには脅威だろう。　　その反面、安賃金は変わらず、欧州人に使うだけ使われて、後でポイ、はイヤ。●　物価が上がる。まあ、物価が上がるのはトルコでは慣れっこだけど　　インフレのせいか、便乗値上げなのか、そこらへんがあやふや･･･●　キプロス問題がどうなるのか、気掛かり。国連が介入するとかき回すだけかき回して　　そのあと知らん振りが多いから困る。◇　欧州が「クリスチャンクラブ」なら、アジアは「仏教クラブ」でないといけない。　　◇　民族的、というか、人種的には欧州でもありアジアでもある。　　オスマン帝国の時代から国際結婚は盛んで血は混ざり放題。　　今でも国際結婚多しで混ざりあい継続中。　　　◇　「クリスチャン・クラブ」はイスラムのオスマントルコが　　オーソドックスのビザンチンを制圧したのが未だに気に食わないんだろう。◇　欧州人は「わたしらのメンタリティと一緒じゃないとダメ」とか言ってるけど、　　「クリスチャン・クラブ」はそんなによう分かり合えてるのか？◇　イスラムの印象が非常に悪い。過激派とか、テロリストのせいだと思うけど。　　イスラム教って、日本のむかーしの道徳本みたいなものなんだが･･･　　　　ワタクシ的には「クリスチャン・クラブ」には加盟せず、「地中海クラブ」（クラブ・メッドじゃなくて！）とか作ったらいいのになぁ･･･なんて思ってたんですけどね･･･

  2004.12.22

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• EUからトルコに宿題　：　締め切りは来年10月3日

  さてEU首脳会談も終了、またいつものトルコです。来年10月3日から加盟交渉開始となりましたが･･･18日のエルドアン首相がトルコに戻ったときなんて、まるでワールドカップで優勝したかのような大騒ぎ。･･･しかし･･･会議の途中、キプロス承認問題（ギリシャ側＝南キプロスを『キプロス』と認めトルコ側＝北キプロスは国じゃないよ～！って話）にはいったとき、トルコに不利な条件を叩きつけられたらしい。←ちゃんと聞いてないんでワカラン。すみません。エルドアンは「ザケンなよ！（といったかは不明･･･）やってらんねーな！もうアンカラに帰る！！飛行機準備しろ！！」　←ブチブチにブチキレと言って、席を立ったらしい。（徹夜の会談で寝不足+会場の食事がちゃちいサンドウィッチということも原因かもしれない）ギュル外相に「オマエ、いたけりゃ、いていいよ。俺には誇りっちゅーもんがあるぜ、そこまで侮辱されて座ってられるか～？！じゃね、バイビー」そしたら首相の親友・ベルルスコーニ伊首相が「もうあとちょっとのとこなんだから、ダメだよ、帰っちゃ！」そしてブレアが、シュレーダーが、「まぁまぁまぁ、俺らがついてるで、悪いようにはせん、ダイジョーブ～」となだめたらしい。←トルコの民放ではこう言ってたよ･･･結局キプロス問題は交渉開始までに承認の方向でトルコでなんとか解決してくれや、ということで、宿題になったらしい。とにかく、EU入りにまた近づいた、ということで、国民は大喜び。しかし北キプロスのデンクタシュ大統領は大きな身体を震わせて今にも泣き出しそう、というか、心臓発作でも起こしそうなかんじ。「･･･アンカラを信じてる･･･」　←EU加盟につられて、俺らを売るなよ？！ってこと？ああ、キプロスはどうなっちゃうんでしょう？で、会談終了後、記念撮影となったんですが；記念撮影で、「あなたの立ち位置はここ」と、その国の旗が床に置かれてたのですが。それを見たエルドアン首相、その場で固まる･･･ハッと気付いたその瞬間、旗を取り上げ、大急ぎで側近を呼んで旗を持っていかせた。トルコの国旗にはとっても意味と思い入れがあるのです。トルコ国旗の赤は国を守るために戦い、命を落とした人達の流した血の『赤』なのです。トルコジンの誇りであり、敬意の象徴であるトルコ国旗が、ガイジンに足蹴にされるなんて、これはもうとんでもない侮辱なのです。連れは「日本でも国旗、床に置いたりしないでしょ？」･･･床に置くどころか・・・弁当にして食べてます･･･　←日の丸弁当。カリカリ梅じゃなくて、大粒の紀州梅があればなぁ･･････これは愛国心の象徴でしょうか？

  2004.12.21

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• 男心は万国共通？！

  １２月入ってから、連れに振り回されっぱなしのタウシャンです。ズバリ！『男心』　が分かりません。日本から帰ってきた途端、連れがウツになってしまいました･･･「どーした？」　と聞くと　「べつに」「なんかあったか？」　と聞くと　「気にすんな」「ワタクシなんかしたか？｣　と聞くと　「いや、俺の問題」そして「問題はなに？なにが原因？」としつこく聞くワタクシに「俺を放っといてくれえええええ～！！俺だってワカンネーんだよおおおおお！！」･･･吠えたと思ったら、その後、貝になってしまった･･･ご機嫌斜めでも、たいてい１日放っとくとケロッとなおるんだけど　←　それがトルコジンしかしかれこれ２週間。タカをくくってたワタクシ、初めての展開にオロオロ気味。電話も掛けてこなければＳＭＳも送ってこず･･･「きっと日本から帰ってきて、現実に引き戻されてしまったんだよ」「やっぱり初日本で、ストレスとかカルチャーショックがあったんだよ」「両親に会って、マリッジブルーなんだよ」とか、いろいろなご意見・ご指摘を頂戴。･･･しかし　･･･　しかし･･･ワタクシ、性格かなりキツイんですけど、もしかしてすっごい傷つけるようなこと知らず知らずのうちにやっちゃったのかしら？･･･そういや、うちの父、帰り際に「おまえ、気をつけろよ～。お母さんに似てるから～･･･」　←典型的なヒステリー＆更年期･･･（グサグサグサ）　←傷つくワタクシ彼の内面の問題（葛藤など）ならともかく、ワタクシの攻撃が原因だったら･･････そんなとき、いいものを発見！『おやじ心と男性心理が分かる！』　←検索エンジンで探してみてください。あんまりアテにならないようで、実にタメになるブログです。やはり男のひとが書いてるからでしょうか？ワタクシのようなケースでは、やはりあーだこーだ尋問せずに（男は責められてると思うらしい）放っておくに限るそうです。すると戻ってくるそうです。これ、日本語なので、勿論ニホンジン男性が対象なんだろうけどトルコジンでも通用するテオリーなのか疑問ではありましたが、まあ試して損はありませんので？即実行。メールしない・電話しない・ＳＭＳ送らないただひたすら待つ･･･待つこと５日･･････すごいですね、電話掛かってきました。原因は仕事の悩みだったようです。　←とりあえずワタクシでなくて、ホッ･･･まあ男は、仕事あって初めて男、ですからねぇ。そんなわけで、ワタクシは「フンフン」と聞き役に徹しておりましたら、彼も少しづつですが元気になってきました。あ～。ヨカッタ、ヨカッタ。

  2004.12.17

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• トルコジンと結婚したら名字はどう変わる？

  このまえの世界の料理会で。「結婚後、おたくの（ガイジン）お嫁さんの名前はどう変わった？」という話になって。通常トルコジン同志の結婚では、旦那側の姓を名乗ることになります。法律上どうなのかは知りませんが、日本みたいな（婿養子的な）妻方の姓を名乗る、ということは多分ないと思うんだけど。例えば、トルコジンのタウシャン・ポポさんが、（不本意ではありますが）イルハン・マンスズ君と結婚した場合：『タウシャン・マンスズ』　となります。　←マンスズ姓を名乗ることになるしかしニホンジンの大和撫子さんが、イルハンと結婚して、でもわたしはニホンジンだから旧姓を残しておきたいわ！という場合：『撫子・大和・マンスズ』　となります。　←なまえ・日本姓・トルコ姓すなわち、ミドルネームとして旧姓を使うことができます。日本のパスポートにもこのように書き換えすることが可能ですが、書き換えないほうがいろいろ都合がいいようです。ワタクシのまわりの既婚者は殆ど書き換えなし。さて、南米ジンみどりちゃんの母国の場合、ちょっと複雑です。名前の並びが　「届け出上の名・身内で使う名・母方の姓・父方の姓」なんだそうです。例えば、「母の旧姓セラーノさん」「父方ガウディさん」で、「届け出・ばねっさ」「身内で・まりあ」と呼ばれてる場合：『ばねっさ・まりあ・セラーノ・ガウディ』　となるそうです。で、結婚した場合、母方の姓が取れて、父方の姓が旧姓となって残り、その後に旦那の姓がくっつくそうです。例えば、イルハン・マンスズ君と結婚した場合：『ばねっさ・まりあ・ガウディ・マンスズ』　となるそうです。トルコの裏側の国からやってきた、お母さんが大好きなみどりちゃんは「おかーさんの名字も、わたしの名前に残しておきたい！」と嘆いていました。そしたらみどりちゃんの旦那曰く、「･･･気が遠くなるくらい長い名前になるぞ･･･？」しかし、国境を越えてひとびとが生きる時代、アイデンティティーの拠り所として、自分の名前に自分のルーツを残しておけるのならば、残しておきたいなぁ･･･そしたらひととひととのつながりが、もっと大切に思えるような気がするなぁ･･･

  2004.12.15

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• 家のこといろいろ　～家賃だとか大そうじだとか。

  今朝、会社に行く前、ニュースを見ていたら「都市部では家計消費に対する家賃の割合が２○.○％まで上昇」　（すいません、数字忘れちゃった･･･）･･･う～･･･　･･･日本並みになってしまった･･･内閣府の国民経済計算年報によると、日本では住居・光熱費の割合は２５.６％らしい。ちなみにトルコと経済状況がよく似てて比較に出されるタイは８.７％ヨーロッパでも産業ではパッとしないイタリアは１９.４％（こちらはUN/OECD調べ）で、２○.○％になっちゃった原因：　　　『大家が家賃を吊り上げるから。』トルコでは賃貸契約更新の際、その年のインフレ率にあわせて家賃を上げるのがフツー。しかしインフレがバンバンの時代、それにあわせて大家も家賃をバンバンにあげていた。更新時にはたいてい前契約の２倍とか、２.５倍とかフツーで、別にヘンとも思わなかった。このインフレ・バンバン時代が長かったせいで、「家賃はドドッとあがるもの」と洗脳されちゃっているトルコ国民。ここ１-２年インフレがおさまってきたので、契約更新時の値上げ相場はだいたい２０-２５％（政府発表インフレ率）+α（大家の儲け）なのだが、この+αがアヤシイ。そしてもっとすごいのは、大家は新規契約の際にはインフレ率を無視して家賃をドドッと吊り上げる。　←これがアカン。たとえばうち（新築４LDK・110ｍ2）を例にとると：０４年７月末契約時　-　家賃３５０ミリオンTL（約２５０ドル）０５年７月末更新時　-　家賃４５５ミリオンTL（さあ、いくらになる？）　←３０％アップしかし１２月現在うちの団地の新入居相場は、もう既に『５００ミリオンTL』　←７月時の４２％アップ　までになってる。「なんでこんなに家賃が上がったか？」という質問に対して不動産関係者は「大家のモラルの問題。今のところ法規制がないので、なんとも出来ない」しかし恐ろしいのは、こんなになっちゃっても、借りる人が、いる、ということ。ああ、この世は大家さん天国･･･　銀行に預けるお金があるなら、それで家買ったほうがずっと投資になる。ああ、是非ワタクシも来年こそは賃貸にバイバイしてマイホーム・ゲット･･･と思いつつ･･････賃貸でも大そうじはしないとダメよ。＋＋　タウシャン流・チャッカリそうじ　＋＋１． 散らばってるものを元の位置に戻す。←これが一番イヤで面倒。　　 戻す場所がない場合は、たいてい要らないものなので、思いきって『捨てる』　　 キリムや布団、クッションなどは掃除が終わるまでベランダに干す。　　 台所の食器などは洗って棚にしまう。　　 床には家具以外何もない状態にする。２． 掃除機で天井のクモの巣とホコリを吸い取る。 (村から引っ越してきた時に、どうもクモもついて来たみたいで、気が付くと クモの巣が張ってる…）３． 窓・家具を拭く（洗剤が一緒）。４． 掃除機をブォオオオオオオ～～っと一気に掛ける。５． 我が家は床がフローリング＆タイルなので、使う洗剤も変わってきます。 まず手の掛からないフローリングの部屋（リビング・寝室・客間・家事室）からモップ掛け。６． そのつぎは洗剤を変え、タイルの部屋（台所・バスルーム・玄関・廊下）のモップ掛け。　 水回り・ガス台周辺はメラミンスポンジが大活躍です。別にどーってことはない、実にフツーなそうじの仕方です…＋＋　こだわり　＋＋● 引力の法則と同じく、掃除は常に上から下へ。ホコリは上から下に落ちるものだから。●　片付けるとき、本とかアルバムとか、開けて見てはいけない。● 掃除はノリ次第。歌って踊れるような音楽を流しておく。（今日はクワタさんかけました）● 【風水】　西の方角にあるトイレの洗剤は金運がつくよう黄色いレモンの香りのもの。（Froschのトイレ用）● 【風水】　北の方角にある台所の洗剤は精神力が高まるよう色も香りもオレンジのもの。（こちらもFroschの多目的用）● その他は活性酸素効果のジフ・フローラル。色はおいしそうな濃いピンク。香りが好きです。● 拭き掃除には多目的用スポンジタオル。ご参考になりましたか？

  2004.12.13

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  【速報】風水効果？！楽天でお茶当たる！/　猫の魂１００まで？

  先週末から風水にはまっているワタクシです。とりあえず徹底的に玄関・台所・バスルームを磨きまくってます。盛り塩も増加傾向です。今さっき、日本の母から電話：「タウシャンちゃん、さっきね～、楽天のなんだかの、アンタが食器買ったとこから電話でね～、お茶が当たったんだって～！でね～、送ってくれるって～。よかったね～！」なにごとも、小さいことからコツコツ、です。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++いきなりですが、ワタクシの飼ってた猫です。 このコは３年前に不慮の事故で死んでしまったんですが、たまにこの世に出てくるんです。今の家に引っ越してから出てこなかったんですけど、夕べ久しぶりに出てきてね。足元で寝てたみたいで、寝返りを打ったら「ギャン！」　←足で蹴られたとき、いつもこう鳴く。しばらくして「リン・リン・リン」　←首輪の鈴の音。走ると鳴る。あれ～？まだ成仏してなかったんだ～。ああ、そういや３回忌やってあげるの、忘れてたなぁ･･･思い出して欲しかったのかしらん？そんなこのコ･･･～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～アンカラ生まれ。♀。ワタクシがアンカラでの寮生活にブチきれ、コジャテペ・ジャーミー前のアパートに引越した頃、彼女はカランフィル・ソカク沿いのピデ屋前で、ピデをむさぼり食ってた。その頃つきあってたカレが彼女を発見、ピデをむさぼる彼女（その頃は生後１ヶ月くらいの子猫だった）をいきなりムギュ～！と捕まえ、「はい」　←ワタクシに差し出す「・・・」「一人暮らしは寂しいから。」「･･･」オモチャじゃないんだよおおおおお！！！イキモノなんだよおおおおお！！！おまけに超・ブサイク～～～！！！（痩せててネズミみたいだった。）しかしワタクシ無類の猫好きってこともあるけど、拾ったからには捨てられんと、仕方なく飼い始めてしまった･･･ミルクを飲ませると･･･「ゲポ。」　←　吐く。･･･なんか蠢いてる･･････白くてなが～い･･････回虫だよおおおおおおお！！！（そのままワタクシ失神･･･）こんな衝撃的な出会い。～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～トルコ生活の始まりからほぼ同時に出会い、一緒に暮らしていたので、このコとの生活がいわば「ワタクシのトルコ生活の歴史」このコなしで、トルコ生活語れず、なんです。そんなわけで、今の猫なしトルコ生活は、なにかポッカリ穴があいてるような、なにか欠けているような、そんなかんじ。けれども、こうやってたま～に出てきてくれるので、ほんとは気持ち悪いんだけどでも、今でも一緒、ってかんじでなんだかとってもウレシかったりして。あれ？なんだか気持ち悪い「猫おばさん」の話になってしまいました･･･？

  2004.12.10

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• クリスマス支度＆風水的模様替え

  週末もちょっと元気のなかったタウシャンです。それでも土曜日は大型ショッピングセンターに買物に行ってきました。もうサンタやらツリーやらオーナメントやらで、クリスマス一色！！「おおおおお！！クリスマスっぽい！！」と感動。「っぽい」っていうのは、ここはイスラムの国ですので、クリスマスをお祝いする習慣はありません。（まぁ、少数派で、アルメニア聖教のひととかいますけど。）んじゃ、このクリスマス・グッズはなに？となるんですが、これらはトルコでは、「新年のお飾り」になるんです。　＠一般＠　　　　　（☆トルコ風解釈（☆　　　　　　 　●←和訳　●X'mas ツリー　　＝　ユルバシュ・アージュ（新年の木）　＝　　門松サンタさん　　 　＝　ノエル・ババ（いちおサンタ） 　 ＝　　七福神(大黒さん）？X'mas プレゼント ＝　ユルバシュ・ヘディエシ（新年の贈り物） ＝　お年玉/お歳暮+お年賀要するに「クリスマス」も「新年」もごっちゃなんです。今年は景気がいいのか、それともEUを意識してるのか知りませんが、ツリーとオーナメントの種類がエライ豊富でおまけに安いです。国産なわけないですから、どこ製かしら？と見てみたら･･･「Made in China」さすが仏教国とは言えども、雑貨大国です。少数派でしたが、東欧製なんかも見受けられました。---------------------------------------------------------------180ミリオンTL分（約100ユーロ）買物を終了しても、イマイチ気が晴れず･･･（引越し以来レンジを置く台が欲しくて、やっとゲット出来たのはラッキーだったけど、残りの買物は殆どが洗剤･･･そして2週間分の食料品･･･）やはりこれは風水で気を変えるしかない！ということで翌日、部屋の模様替えをすることになりました。といっても、うちは家の向きが最悪なので、変えようがないんだけど･･･財産をつかさどる西の方角には、「水＆火は厳禁」なのに、ばっちりお風呂＆トイレ･･･神様の宿る北東は静かで綺麗にしておかないといけないのに、そこはうちで一番騒がしいリビング･･････では寝室を変えよう！ということで、++変更前++　　　　　　　 　 ++変更後++家事室（東向き）　　　　　　　　　客間客間　（東南向き) 　　　　　　　　寝室寝室　（南向き) 　　　　　　　　　家事室新・寝室は高速道路に向いていて、2重ガラスではあるものの騒音が･･･かなり不満ではあるんですが、しかし風水では「巽の方角」はかなりイイらしいので、枕を北にして頭寒足熱（←こうすると頭が休まり熟睡出来るらしい）にしてとりあえず様子を見ることに･･･そして夕べの夢：ワタクシの好きな福山雅治が出てきた。ワタクシたち、大学の先輩（福山）・後輩（ワタクシ）で、なぜか大井埠頭で寒空の下、2人でアツアツ・たこ焼きを頬張っている。･･･あぁ。なんて幸せなワタクシタチ･･･目覚めも上々、なんだか運気も上がってきたぞ！コリャ？！って気分。東南の方向には「赤」がいいらしいので、我が家の赤グッズを移動させようと思ってはいるものの･･････赤い寝室･･････なんだか刺激的･･････眠れるかな･･･？

  2004.12.06

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• +追加+　もう絶不調･･･とうとう睡眠薬発動！しかし解決の道は「おねーさまー！」

  一昨日の夜、嫌なことがあって、そのせいか神経ピリピリ・頭痛とめまいで一晩中眠れず、おまけにビービー泣いてたのでマブタは腫れ上がりまくりの、結局昨日は会社を休んで1日中眠りつづけたタウシャンです。こんなこと（＝公私混同で会社を休んだこと）はトルコに来てから初めてです。日本にいるときは仕事のストレスで、年に2度くらい『ずる休み』をしてたけどここに来てからはそんなことなかった。仕事のストレスよりも生活のストレスのほうが上をいってるからかも。嫌なことというのは、ちょっと文字にしちゃうと、また滅入りそうなんで、滅入っちゃうと、仕事が手につかなくなるもんで、ちょっと今は書けそうにありません。で、昨日は頭痛とめまいがすごくて（と考えれば、決して『ずる』ではないのだが･･･）薬を飲んでも全然利かず、最後の手段・睡眠薬を飲んでしまった。とにかくすべてを忘れてトコトン寝よう！と思ったワタクシ。ワタクシ、寝つきはいいんですが、眠りが浅かったりするんです。夜中に目が覚めたり、とか。前にお医者さんに処方してもらったシロップ状の睡眠薬は、結構みんな使ってて、「これって･･･ウォッカの甘いのと一緒じゃんよ～！」みたいなもので、のん兵衛のワタクシには利きがイマイチだった。で、今回別のを処方してもらったの。20個入りで200円の錠剤。1個飲んだら、それが利いたのかわかんないけど、コンコンと寝てたみたい。目が覚めたら朝だった。ご飯を食べるのも忘れて寝てたので、朝はフラフラだったけど、会社にきたらシャキっとするもんですね。---------------------------------------------------うぅぅ･･･　会社来たけど、めまいは相変わらず･･･これって、他の病気かも･･･　週末お医者さん行ってみるかな?昨日は「ワタクシ、この世で独りぼっち･･･（涙）」って心境でしたけど･･･今はちょっと違います。ワタクシにはほんとに有り難いことに、『人生の師』とでも言いましょうか『心の友』とでも言いましょうか、何事にも経験豊かなおねーさまのお友達がおります。トルコ生活でも大先輩・社会人生活でも大先輩・勿論人生での大先輩。常にポジティブでアクティブで、でもほんとはちょこっとセンシティブだったりと、経験豊かな上に感情も豊か・人間性も豊かにになっちゃった、ってかんじ。で、ワタクシが滅入ってると、いつでもポジティブ･エネルギーを分けてくださり、帰国時にはオイシイお料理で迎えてくださるという･･･この手のおねーさまが3人ほどおります。　←　自慢！！で、ワタクシはいつもいつも悩み事を聞いてもらっているのですが、決して嫌がらず（？）聞いてくれて、なおかつ的確な（？）アドバイスをズバッとしてくれるのです。今回もウジウジ・タウシャンは、おねーさまに相談しました。そしたら相変わらずの客観的かつ的確で明確なお答が返ってきました。おまけに使い方を間違えた日本語まで訂正していただき、次回の帰国での饗宴メニュー一例までご披露してくれました。！！！もう感動～～～！！！のタウシャンです！！！また元気を分け与えてもらったってかんじです。世の中なかなか思い通りにはいきませんが、決してこの世で独りぼっちではない！ということに気が付かせてくれた、おねーさまがたです。

  2004.12.02

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• 日本のテレビが恋しい季節になりました。

  トルコでフツーに暮らしていると、日本のテレビというものは見られません。ケーブルでは欧州のチャンネルはみれますが。イスタンブルの駐在員さんファミリーは、お子さんの学校や治安の関係で、大体おなじ外国人用団地（マンション？）に住んでるもんで、共同購入じゃないけど、みんなで費用を折半してJSTV（日本語衛星放送）とかNHK衛星とかに加入して日本のテレビを見ておられます。ニホンジンなら誰だって、やっぱりトルコに居ようが居まいが、日本語放送は、そりゃ見たいわけ。で、旦那様が仕事行った後におうちに残される奥様＆おちびちゃんにはもう絶対不可欠な存在なわけ。特に言葉を覚えるころのおちびちゃんには「おかーさんといっしょ」とか見せないとアカン！なわけ。（やはり両親ニホンジンでも、トルコ生まれでトルコ育ちだと、トルコ語達者になります。）例えば、もしワタクシが、言葉のワカラン◎★王国で、◎★語放送しか見れないようなそんな国に駐在員夫人でくっついていくことになったら、そりゃ絶対「単身赴任してね」って言っちゃうでしょう。マジで。NHKもＪＳＴＶもなかった時代に、こんなトルコに帯同してこられた奥様方は、ほんとにエライ！！！っと思っちゃいます、はい。で、ワタクシもテレビっ子世代。ドラマ大好きなので、日本のドラマが恋しくて恋しくてもう仕方ありません。でもうちはタダのしがないトルコ人用アパート。ＪＳＴＶは入っていませんので、トルコドラマで我慢です。（入ったって、日中おりませんから、家に。）日本のドラマは日本のお友達がしっかりビデオに撮ってくれています。お心遣い、ホントに有り難くて、涙が出てしまいますが、そんなお心遣いのカタマリ（＝ビデオ）を、この前日本に置き忘れてきてしまいました・・・（業務連絡：湊川・Ｋちゃんちの、テレビの上に･･･。次回頂きます･･･）で、日本語放送なんですが、会社でお昼休みとかに見れるんですが、時差の関係で、たいてい「みんなのうた」とか奥様向け手芸番組、とかなんですね。･･･どれも見たくない･･･この前はニュースで「ヨン様フィーバー」やってました。ニューオータニ前での「やめてぇぇぇ～～！！潰れるぅぅ！！イテテテテテテテ～～～！！」ってやつ。･･･いやぁ･･････ノー・コメント　（ほんとはコメントしたいけど）･･･でも休み時間中にドラマとかやられちゃったら、ワタクシ、絶対席に戻らない気がする･･･「タウシャン、オマエは昼休み終わっても戻らんで、どこいってたんだ？」「すいません、ここんとこ昼ご飯食べると必ずお腹が痛くなって、トイレにこもってました、1時間ほど。（でもホントはテレビのまえだよ～ん♪）」ああ、よかった、マジでドラマやってなくて･･･こんなことで解雇になったら、日本の両親、泣くわ。しかし年末年始にはどうしても習慣で、「紅白歌合戦」とか見たくなってしまうんですけど、ちょうどその時間ワタクシたち勤務中。（大晦日までバッチリ勤務☆★）でも、今年の出場者、いちお見てみましたけど、一体誰が誰なんだかさっぱりわかりません･･･（浦島太郎状態…）･･･こうやって日本のテレビ熱も冷めていくのでしょうか･･･

  2004.12.01

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• 定期的『ウツ』の日、そして『ウツ』からの脱出・・・

  週末から『ウツ』気味のタウシャンです・・・タイトルどおり、ため息つきまくりです。なぜ『ウツ』かって、特に意味はないんですが、なんていうんでしょう、こう、定期的に『ウツ』になるんです。やっぱりねぇ、ここの暮らしに慣れたといっても、所詮ここではガイジンですし、根はニホンジンですからねぇ･･･ストレスってのは、常についてまわってるんです。それがちょっとづつでも蓄積すると、『ウツ』とか自律神経失調症とかになって現れてくるんですよねぇ･･･ほら、農薬のついた野菜も、ちょっとじゃ身体に影響ないけど、それを摂り続けると身体に蓄積してガンになっちゃうとか･･･ちょうどそんな感じなんです、はい。で、こーいうときは、いくら天気がよくても外に出る気にならない。なーんもする気にならない。家でベッドで読書か寝るか、そして泣くか。ひととも話す気にならない。だれ～にも会いたくない･･･ワタクシ、とっても孤独･･･・・・これって、「引きこもり」ってやつですか？頭の中では「ああ、なんでワタクシ、こんな国にいるんだろう、老いた両親を日本に残して･･･」「ああ、トルコ語もヘタクソ、日本語も使い方ヘン。ワタクシ、ダメ女ね･･･」「ああ、こんな豚もさしみも食べられないようなこんな国、いったい何のためにワタクシ住んでいるのかしら？」・・・もう「ああ」「ああ」だらけ。こうなったら泣いて寝るしかないのです。で、寝る。今朝起きたらマブタはれてるし・・・-----------------------------------------------あれから皆様からの励ましのお言葉で、だいぶ回復したタウシャンです。週末からちょっと面白くないことがあり、それも『ウツ』の原因ではあったんですが・・・面白くないことは、未だに面白くないままなんですけど･･･でもクヨクヨしてても仕方ない。なるよーにしか、ならんのじゃ！と思ったら、なんだか元気になってきました！今日は早く帰って（ってゆーか、いつも早いですけど･･･）シシケバブを肴にして、ワインでも飲んじゃおう！！明日はまた元気なタウシャンに戻っていますように。

  2004.11.29

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• もうこの世はどーなっちゃってんの？？ってニュース

  今朝も毛露ッグ・コーンフレーク食べちゃったワタクシ。今日のトルコ新聞では、2008年（次の選挙）希望の☆はヒラリーだとか、疲れ果てた（というか、アメリカに見切りをつけた）民主主義者はアメリカ捨ててカナダに移民？とか、いろいろ書かれています。それよりワタクシ的にはアラファトさんが生きるか死ぬかの瀬戸際なんでこちらのほうが気掛かりです。これでイスラエルとパレスチナがまたスゴイことになったら･･････スゴイといえば、トルコのニュース；●　「家族を捨てて長いこと売春してた」という理由で19歳の息子が　　　33歳の母親（！）を刺し殺す。　　　息子、終身刑を望んでいたが情状酌量で20年の禁固刑。　　　母親は法の上で結婚してないらしいが（宗教上の結婚をしてる）。　　　13で42のオヤジと結婚して14で彼を産んでる。　　　　　　　･･･スゴイね･･･　１４x３=４２だよ！！　　　で母親は子供に全然かまわなかったらしいが･･･　　　　　　　そりゃそーだ、14の子供が子育てできるか？！　　　　　　　（他にも9人子供がいるそうだから）　　　そしてダンナは全く働かず家でゴロゴロ、いつもほったらかし状態。　　　そんなわけで、子供を残して親戚をグルグル頼り巡ってたらしい。　　　そんなことしてたら親戚中で「あのこは村（家族）を捨てて都会で　　　売春してる」と噂されてたらしい。　　　息子は子供ながらも、フシダラな母親を持ったことが、すっごく　　　恥ずかしかったらしい。　　　　　　　･･･子供の気持ちは分かるわよ。　　　　　　　子供置き去りにされて、親戚じゅうに　　　　　　　「おまえのかーちゃんは、フシダラな売女だ！」　　　　　　　って言われたら、やっぱり恨んだり憎んだり傷ついちゃうわ。　　　　　　　　　　　　でもね、まわりの大人はなんなわけ？　　　　　　　それも親戚よ？！　　　　　　　イスラムの助け合いの精神はどこいっちゃったの？　　　　　　　ってゆーか、ダンナはなにやってんのよっ？！って言いたい訳！　　　　　　　（ん？もしかしたら他界しちゃってるかな？）　　　　　　　もう、男、しっかりしてよっっ！！！　　　　　　　で、トルコジンの女は女で、よそんちの事情に顔突っ込んだり　　　　　　　噂すんのが大好きなのよ。　　　　　　　で、勝手なことばっかりぬかしてんのよね、自分のこと棚に上げて。　　　　　　　それがどんどん膨らんで、事実と全然違うことになっちゃってるのよ。　　　　　　　　　　　　　　こーいうとこが、ワタクシのトルコジンのダイッキライなとこなのよ。　　　　　　　　　　　　　（注：もちろんみんながみんなこんなんじゃありませんけどね。）　　　　で、息子は耐えられなくて母親を探し、口論となって刺しちゃったわけ。　　　ああ、ほんとにこの手の事件多いのよ、トルコって。　　　もう悲しくなるわ、ワタクシ･･･　　　もうひとつの事件　　　●　映画館で観客の前でオナ○ーはじめた19歳青年、刺殺される　　　　　　　　まあ、こちらは当然の結果ですね。↑こーゆーこと書くと、またヤフーの掲示板・中東トピとかにコピー＆ペーストされちゃうのよね。これも困ったもんだけど･･･なんだか、世の中イヤになってきたわ、ワタクシ･･･

  2004.11.04

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• トルコ的アメリカ大統領選挙戦の迎え方

  夕べは同僚のアシアちゃん（ニホンジン）が週末クリームシチューを作ったというので緊急お呼ばれにあがってしまった。アシアちゃんの旦那さんは牛乳モノが苦手だそうだ。でもヨーグルトは平気らしいけど。ワタクシのまわりのトルコジン男性、結構みんなこんな感じなんですけど、あなたの周りのトルコジンはいかがですか？アシアちゃんとこは、タウシャンとこと違って高尚なファミリー？なんでテレビはいつもNTV（ニュース専門チャンネル）か英語放送。夕べもNTV見ながらご飯。（そのあと優しい二人はワタクシのために我慢してカナルＤの修羅場満載ドラマ「ハジラン・ゲジェシ（6月の夜）」をつけてくれた。）アメリカ大統領選挙があるというのは知ってたが、まさか今日（2日）だとは知らんかった･･･（恥）トルコも国民感情では「アメリカ嫌い」とか言ってても、コーラなしでは生きていけない隠れ親米国なので、選挙の行方に興味津々。アシアちゃんの旦那さんはケリー支持派。そのわけ：ブッシュの顔いい加減見たくないから。まぁね、みんな見たくないだろうね。今朝もニュースで「あなたならどっちに投票する？」街頭インタビュー。やはり殆どのひとがケリー支持。理由は「戦争反対」小売店のおじさん：「干渉せん。選ぶのはアメリカジン。俺に聞くな！」靴磨きのおじさん：「今日のパン代稼ぐことしか考えてない俺に、そういうこと聞く？それよかおねーちゃん、靴磨くの？磨かんの？（靴磨き台に）足置いたらお金とるよ（笑）」太ったおばちゃん：「ハンサムなほうがいいねぇ♪♪」まぁ、これが正直なところでしょうな。今日のミリエット新聞（トルコ紙）に面白い記事が載ってた。『アメリカン・レッドスキンズのジンクス』1932年～今日まで、大統領選直前のアメフトの試合でレッドスキンズが負けるか引き分けると、新任候補が勝利、レッドスキンズが勝つと、現職が再選となったらしい。この日曜日の試合ではレッドスキンズは28-14で負けている。ということは、ケリーの勝利？！さあ、このジンクス、どうなることでしょう･･･トルコジンも興味津々です。

  2004.11.01

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• 「言葉は凶器」　-拉致事件で思ったこと

  今日もよい天気である。窓の外にはガッチャマンみたいな鳥がカラスを追いかけて飛んでいる。栗に虫がわく前に栗ご飯にしようと思って、例の栗をむいてたワタクシ。-----------------------------------------むきながらネットでもチェックしようと思ってパソコンを立ち上げ、まず初めに目に入ってきたものは拉致された青年の殺害されたニュース･･･・・・亡くなったひとのことについて、とやかく言うべきではない。ただ、彼の家族が不憫である。彼の一番の罪は、最後まで彼の味方であった、無償の愛情を注ぐ家族にこれ以上にはないというほどの悲しみや苦痛、諸々の気持ちを抱かせたことであるとワタクシは思っている。しかし「言葉」は恐ろしい。情報も錯綜しているのか操作されてるのかよくわからないが、殺害されたという誤報のあと、再度の殺害報道。全国民の非難が集中する中、家族は言葉に、活字に翻弄され、どんな思いでいたんだろう。その気持ちを察すると、自分も含めてこのような場で好き勝手述べてることを反省すべきであると思っている。言葉を操るひとは「表現の自由」「報道の自由」を語る前に「言葉は凶器」になることを考えて欲しい。そして国民あげてこれだけ彼を非難したんだから、所詮他人事、喉元過ぎればなんとやら、にはして欲しくない。-----------------------------------------などと思いながら栗をむいてたら、連れが台所に乱入、「おおおおおお♪　うまそー！！」ニコニコ笑いながら、ワタクシのむいた生栗**なまぐり**をリスのようにおいしそうに頬張って「甘くて、オイシイよっ♪♪」と喜んでいる連れの姿を見ていたら、ああ、戦場がこんなに近くても、幸せってあるのになぁ･･･とちょっとシンミリしてしまったタウシャンでした。こんなんで幸せを感じるワタクシは非常に経済的だと思います。（もちろん栗は吐き出させ、キレイに洗って栗ご飯にしました）

  2004.10.31

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• ＋追加＋　隣の国の日本人拉致事件－キツくてゴメン。

  今日は朝からずっと気分が悪い。風邪引いたとか、お腹壊したとか、そんなことじゃない。「イラクで日本人男性拉致」（すいません、コレからの文章、辛辣です…）またジャーナリストかボランティア関係のひとかしら、と思いきや、インターネットの記事を読んでみたら、彼はどうもただのバックパッカーで、イラクをどうしても見たいと、ヨルダン人の制止を振りきりイラク入りしたと。…呆れてモノが言えません…ではないな。…怒りのあまり、言葉が出ません…のほうが、正しいかな。-------------------------------------------------ワインちゃんも同じようなことを書いていましたが（って、こんなにキツく書いてないけど）、彼のイラク入りの目的が報道にあるような旅行者の覗き見趣味的というものだけなのならば、非常に不謹慎であり、非常に恥ずかしいし、非常に腹立たしい。（でもどうやってイラクのビザ、入手したんだろう？確か日本大使館や領事館からの念書がなければ発給されないんでは？）↑どうも長距離バスなら入国しやすいとかで陸路で入ったらしい…人が殺されたり、人が苦しんでいるのを見て、どうするつもりだったんだろう？日本人は拉致されても、いつかは開放されるとか、あさはかに考えていたんだろうか？それとも若さゆえの見切り発車？無鉄砲さ？度胸試し？（もしくはまったくなにも考えてなかったか、だな…）そもそも、戦争をいったいなんだと思っているんだろうか？トルコではすべての成人男子に18ヶ月の兵役が課せられます。周辺国は紛争だらけ・自国ではクルドやイスラム過激派のテロ。この状況で自国を防衛するのなら、18ヶ月の兵役は当然のことかもしれない。命を落とすことも有りうる兵役を通して、国を守るとは・戦争とは・人が死ぬとはどういうことなのか、トルコジンは現実のこととして体験するのです。敗戦国として戦争の痛みを一番知ってなければならない我が国なのに、戦後60年過ぎた今、戦争の語り部は亡くなっていき、防衛はアメリカ任せで、「戦争を知らない子供たち」の戦争見学ツアーでも始まるんじゃないでしょうか？（そんなことはないでしょうね、さすがに…）-------------------------------------------------しかしどんなに治安がよくても、市民が受け入れてくれたとしても、トルコで生活していく限り、隣国が戦場という緊張感、日常的に起こるテロへの恐怖、自分が外国人であり異教徒であるということは、頭から絶対離れません。恐らくそれを意識した上で行動することが「自己責任」であり「自助努力」につながるんだと思います。（なんて、書いていますが、ワタクシも空き巣に2回やられました。つねに狙われてると意識するべきです。）しかし来てすぐのお国柄も習慣も分からぬ旅行者には所詮無理な話です。だからこそ、観光目的なら安全なところに行って欲しいのです。今回拉致された男性のご家族は、息子はニュージーランドに居ると思っていたのに拉致された映像を見せられ、青天の霹靂だったと思います。24歳・分別のつく年齢の息子の突飛な行動で、ご両親や家族が責められるのはあまりにもむごい気がします。（って、ワタクシ、責めてる？）そして彼の解放要求のために費やされる国税…自分の命を弄んだ（と考えてます）人間に莫大な金額が支出されるのならば中越地震で被災された方々の支援のために費やされて欲しかった…余震の続く中、必死で生きよう、頑張ろうとしている何百人・何千人の尊い命のために希望と沢山の援助を与えられたのに…　今のワタクシには、これが一番悔しいです。--------------------------------------------------＋追加＋なんと彼は「半ズボン」で所持金が100ドルだったらしい。…絶句…イスラム過激派にすれば、鴨がネギしょってきてくれた、だな。イラク市民は嫌悪感バリバリだろうな。リゾート地じゃないんだから。いちお戦場だじぇ？！副外相アンマン入りしたらしい。思えば湾岸戦争の時、最後までイラクに残ってた、日本経済をしょってたつ企業戦士と日本人学校のセンセ（もち日本人）を救出してくれたのは、なにを隠そう日本国ではなくてここトルコ国でしたが（「プロジェクトＸ」見てね）、このような理不尽なケースでは日本国は大枚はたいて救援してくれるんですね…？？？なんかおかしくありません？？？しかし世界各地に「半ズボン」君予備軍がなんにん散らばってるんでしょう…彼だけではないはずです。（結構トルコにいっぱいいそう…なんてったって、隣国だもんね）

  2004.10.28

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• 【科学的根拠まるでナシ】イスラム暦と地震の関係

  新潟中越地震の続報、こちらでもテレビから入ってきてます。ワタクシは幸いにも大きな地震を経験したことがありませんが、確か中学生の時、震度３・４・５と３日連続で地震が襲い、「ああ…明日は震度６が来ちゃう。あさっては震度７…もうこの世の終わりだ～～！！キャアアアアアアア！！！」と、頭はパニクりながらも、サンマの蒲焼缶をセッセセッセと避難袋に…あれしきの地震でこの恐怖でしたから、被災された方々の恐怖と被災後の不安といったら…さて、どうも断食月（イスラム9月）近くになると大地震が多いなぁ…と思ったのはワタクシだけでしょうか？イスラム暦は月の満ち欠けを基準としている太陰暦。つい先日「月の引力が潮の干満と同様、地震を起こす地殻のひずみに影響している」という記事がでていたけれど…！！恐るべきお月様パワー！！で、ちょっとイスラム暦との関係を調べてみました。○ 中国唐山地震（76年7月・20世紀最大・Ｍ7.8）　－シャーバン月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イスラム8月「預言者の月」「離散の月」）○　神戸大震災　（95年1月・Ｍ7級） 　　　　　　　　　　－　シャーバン月○　トルコ・ドゥズジェ地震（99年11月・Ｍ7.2）　　　　　－　シャーバン月○　今回の新潟中越地震　　　－　ラマダン月あら、いやん。大きい地震って、どうも断食月直前に起こるみたい…それも　『離散の月』　よ…　なんだか不気味…では他の大地震は、というと；○ トルコ・エルジンジャン地震（39年12月Ｍ8級）　－ズル・カイダ月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イスラム11月「安住の月」）○　トルコ東部地震（76年11月・Ｍ7.3）　　　　　　　　－ズル・カイダ○　イラン北西部地震（90年6月・Ｍ7.7）　　　　　　　－ズル・カイダ○　インド大地震（01年1月・Ｍ6.9）　　　　　　　　　　－ズル・カイダ○　イラン・バム地震（03年12月・Ｍ6.3）　　　　　　　－ズル・カイダ断食月の2ヶ月後にあたるズル.・カイダ月に集中。「安住の月」なのに、こんなに大地震…　それも多くの犠牲者を出してる地震ばっかり…では関東大震災は？　これは1月のムハッタル月「戦いを禁ずる月」でした。では99年のわが街が震源のトルコ・マルマラ大地震は？これは5月のジュマータル・アウリル「寒い月」だった。しかしあの時期、寒いどころか、「出血大サービス！地球のエネルギー大放出！！」パチンコ屋じゃないけど、ムンムンした暑さ、というか熱さで、ホンマに異常であった。88年のアルメニア地震も「寒い月」だったが、こちらは12月に起きており、確かに寒かっただろう。マルマラ大地震の起きる数日前、今世紀最後の「皆既日食」が観測されたんですがね、地震後、巷では「あの皆既日食が地震を引き起こしたのよっ！ぜったい！！」と噂され、トルコらしく噂は噂で終わってしまいましたが。しかしなんとアルメニア地震の起きた88年も皆既日食は観測されているんですわ。はるか遠くのインドネシアと小笠原諸島でね。これはなんかカンケーあるのかなぁ…？まぁ、ズラズラと勝手なこと並べましたが、タウシャン的にはラマダン前後はいろんな意味で要注意！！ってことでした。（ア○リカとかって、断食明けのお祈り中とかに、いきなりミサイル落としたりするじゃない？実はこれが一番アブナイって？！）++追記++10/27　トルコでは皆既月食が観測されます。お月様パワーで地震が引き起こされちゃう？！要注意！！

  2004.10.25

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• 診断結果でる！！

  年末に近づきボスの出張が増えてきたので、フライトなど手配してたら…み～んな断食してるんで、聞き間違えだとかトンチンカンな質問続出で、全っ然はかどらなかった…「キイイイイイイイイイイイイイイっっっっ！！！！！！」ブチ切れる寸前で、病院に行く時間になったので会社を出る。今日は甲状腺のエコー撮影と、先日の血液検査の結果から診断してもらいました。その結果！！なんでもない！でした！！（ちょっと血薄いけど…）んじゃ、この動悸とか、心臓バクバクとか、倦怠感はなんなんでしょう？…？

  2004.10.18

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• 【女性限定】トルコの産婦人科

  週末のトルコ北西部は暖かい陽気で…ちゅーか、あっつい！！んだよ！！夏日かい？土曜日はみなさんがまだお休みの時間（断食月の休日は寝て過ごされる方が多いようで…）にシャワーをあび、朝ご飯をしっかり食べ、イスタンブルに向かいました。久々にボスポラス海峡を船で渡りましたが、気分はサイコ～～～！！このなんともオツな気分は味わったひとしか分からないでしょうなぁ…今週は病院ばっかりだけど、今日は前々から予約を入れておいた婦人科検診。悪いことはいいません。経験者は語る・厄年過ぎたら年に1回婦人科に行きましょう！！ストレスは女性の場合（特に働いてる方）、子宮にくることが多いそうです。トルコの日本人社会・とりわけ日本人女性コミュニティは小さいのに、婦人科に行って名前の登録をすると、同じ姓の人が10人・同じ名前のひとがこれまた10人ぐらい登録されていて、どこにそんなにいるんですか？！とタマげたことがありました。それだけ婦人科通いの女性が多いということ（もちろん産科の方も多いです）。で、婦人科検診。ワタクシの主治医はニホンジン担当、ってわけじゃないですけど、ニホンジンの患者さんを診ることが多いビュレント先生（♂）。「お～、タウシャンさん、ごぶさた～。元気でした？」「はい、先生も相変わらず儲かってそうですね☆予約取れないんだもん」「ハッハッハ。でも今はラマダンだから、患者さん少ないよ。で、今日は？」「いつもの定期検診おねがいします」ワタクシは日本にいる頃から持病があって、半年ごと検査するよう義務付けられてるのです。「じゃ、診察台あがっておいてね～。」トルコの診察台は日本のと一緒。ただ日本はカーテンで先生と患者が仕切られてますよね？ここはそれがないのです。これって結構安心します（見られてハズカシーってトシじゃないし）。日本のときは、カーテンの向こうでなにされてんのか（そりゃ勿論治療だろーが）ワカンなくてヒヤヒヤしたし、一度大学病院でインターンのおにーさんたちの教材になっちゃったことがある。カーテンの向こうからは「エッ？！」とか「ウッ？！」とか…だからなんなんだよおおお？！それからはトルコ・スタイルのほうが断然イイ！「は～い、足ちょっと開いてね～。タウシャンはまだ田舎に住んでるの？はやくイスタンブル戻っておいでよ～。え？イスタンブルの物価高くなった？そーだよね、でもタウシャン、いつも寿司ばっか食べてるからじゃない？はい、おわり～」日本では結構痛くされた検査なのに、ビュレント先生は全然痛くしない。で、おしゃべりでこちらの不安を取り除いてくれる。「じゃ、エコーで子宮の状態、見てみましょう…う～ん、イイねぇ～。サイコー！イイ子宮してるよ～（どんな子宮じゃ？）。今度来る時は妊娠して来てほしいなぁ…僕が取り上げてあげる！」（着替えながら…）「…じゃ先生、結果出た頃また電話しまーす…」いつもこんなかんじで診察は終わる。トルコも都市部では少子化が進んでいるものの、新生児数は日本とは比較にならないほど多いだろうし、意外と不妊も多いので、不妊治療や体外受精もかなり進んでいる。トルコで産むのも案外いいかも知れません…（ちなみにトルコで生まれたガイジン赤ちゃんは、トルコ国籍はもらえません。）

  2004.10.16

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• 【会社外】　午後からのお仕事＆発見！「ハシモト」の謎

  昨日は会社を早引きして、我が街のガス局に行って都市ガスの開栓の手続きをしてきました。そこは商業地のド真ん中なので、学校帰りの子供からラマダンに向けての買い物客（お年寄り）でウジャウジャウジャ～！ってかんじ。なもんで、ワタクシが歩けば「チャンチンチョーン！チャンチンチョーン！！」「ニホンジンがこんなとこでなんの用あるんだい…ブツブツ…」…だからヤなのよ、躾のなってない国は！！まあ折角早引きしたんだから、そこんとこはグッと押さえて「みどりの窓口」か「場外馬券売り場」みたいなガス局窓口に行って、番号札引いて待つこと1時間…（既に40人待ち…）換気なし・雑音あり・すし詰め状態の窓口で、もうワタクシ酸欠状態でグッタリ…椅子の背もたれ越しに窓の外を覗いたら、なんとそこには救急病院が！！あ～。手続き終わったら診てもらお…で、酸欠があまりにもひどかったので、手続きもどうやって終えたのかあんまりよく覚えてませんが、無事終了。そして病院に直行。予約なしなんですけど～、って言ったら、1時間後に予約入れられますよ！と言われて入れてもらい、また待つこと1時間。ポケーっとしてるのもなんなんで、病院内を探索してたら、「○○病院美容室・ムラト＆ハーカン」そして美容師ハーカン君は、超・美形でカリスマティック♪♪1時間で切ってくれるというので目の保養もかねてお願いしてしまった！「ボクはベルリン生まれのベルリン育ちだからニホンジンよく知ってるよ。黒い髪に白い肌に切れ長の目…　おー、エキゾチーック！赤とか、黄色とか、いろんな色いれてみよーよー♪」…無視診察時間の5分前に終了。料金10ミリオン（約1000円）「また来てね、待ってるよ！バチ！（←ウィンク）」ワタクシ、診察窓口に向かい、保険だのなんだのの手続きを終えてまた待合ロビーで待つこと1時間。（もう、待ってばっかり…）名前が呼ばれて診察室に入ったら、いきなり先生「…ハシモトって知ってる？」「…は？」「…フフフ、なんでもない、なんでもない…」…だったら聞くなよ～～～！！！「で、今日はどしたの？」「倦怠感が取れず、たまにめまいが。たまに油っこいもの食べると、気を失うんです。ノドになんかつっかえ感あるし…最近不整脈もあるみたいで、たまに心臓がバクバクするんです。貧血気味だし…」「ふーん、で、これ最近？」「もう3ヶ月くらいこんな感じです」「…とにかく診てみましょ…」内科の診察を受けるのは1○年振り…「はい、口開けて～（ノド診てる）はい、上向いて～」口開けたまんまで上向いて鼻の穴覗かれてるワタクシ…（超マヌケ面だったことでしょう…）「（ノド触られて）うーん、かなりグアトロおっきいね～…エコー撮りましょうね、それから手のひら、真っ白ね。血液検査も一緒にしましょう」？？？グアトロ？？？中トロとか、大トロはよく存じ上げてて、愛してるわ。でも、なに？グアトロ？「先生、グアトロってなんですか？」「え？グアトロ、知らないの？ガハハハハ。なんて言えばいいのかなぁ…まぁ、エコー撮ってね、なんでもなかったら説明する必要もないからね！検査結果出たら、予約入れてまた来てね～！」…分からず終いで診察終了…帰り道は頭の中はグアトロでいっぱい…グアトロ・グアトロ・グアトロ・グアトロ・グアトロ…--------------------------------------（翌日）今朝は血液検査のために、会社を遅刻して病院に… ワタクシはむかーしっから注射の類がダイッキライなので、 もちろん採血もメチャメチャ怖いんです… で、今回は（結構）長いトルコ生活・初の採血！！ 看護婦さんに： 「あの～…子供みたいで恐縮なんですけど、注射怖いんです… 痛くないようにしてください…」 「ええ、でもあなたの血管、結構細いんですよ、見つかるかなぁ…」 その瞬間、うちの会社の健康診断の 「血管グリグリグリ～！！青タン・ブク～！」が蘇った！！ エーン、やだよおおお！！！ 「向こうのドアのほう向いててくださいね…」 「はい…　（チク）　…」 「（１分後）はい、終了～」 …（終わり？） 日本でも何度か採血したけど、こんなに痛くなかったのは初めて。 やっぱり先入観でものごとを決め付けてはいけませんなぁ… ----------------------------------------- で、例のグアトロですが： 【Guatr】　＝　工場選手…　じゃなーい！　『甲状腺腫！！』 聞くところによると、トルコジンにはすごい多い病気らしい。 日本人にはあんまりないらしいんだけど・・・ …ってことは… ？！？！ワタクシ、トルコジンになっちゃったんですか？！？！ …かなりショック… ヨードの摂取が足りないとなるらしいんだけど、 ニホンジンの場合海草を摂取してるから、あんまりならないらしいんです。 で、これを調べてたら、なんと意外なものにぶつかった！！ 【ハシモト（橋本）病】　＝　『慢性甲状腺炎』 ●　ニホンジン女性に多い ●　ヨードの摂り過ぎで起きる ●　症状　 　　　　　　甲状腺が硬く腫れる　←？　　　　　　全身倦怠　←　あたり　　　　　　体重増加　←　あたり　　　　　　便秘　　　　←　あたり　　　　　　寒がり　　　←　ワタクシ冷え症　　　　　　記憶力低下　←あたり　　　　　　種々の不定愁訴　←　あたり　　　　　　更年期障害として見過ごされることもある　←！！　　　　　　コレステロール値が上昇する　←あたり …みんな当たってる～～～！！ んじゃ、先生が言ってた 「ハシモトって、知ってる？グフフ」 は、このことだったのかしら？！ いや～…　トルコのお医者さん、アナドレませんなぁ…

  2004.10.14

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• 結婚事情＠トルコ

  トルコには「恋愛結婚」「お見合い結婚」のほかに「マントゥクル結婚」というのがある。これはなんと訳したらよいのだろう…？いつも困っちゃうんだけど…マントゥクル（mantıklı)はトルコ語で「合理的な・論理的な・筋が通った」という意味がある。「計算ヅクの結婚」「打算的な結婚」ってところでしょうかねぇ？要するに愛情のない、損得勘定だけでの結婚。でもイスラムでは結婚は一種の「契約」とみなされてるんで、まぁ、「契約（＝取引）」と考えると、分からんでもないです。日本でも「打算的な結婚」ありますけど、日本の道徳観からだとちょっと（いや、かなり）ダーティーなイメージありますよね。「あなたのこと死ぬほど愛してるわ。でも、愛だけじゃ、ご飯食べていけないの。」「夢を追いかけてたあなたが好きだったのに、夢に敗れたあなたはもうヌケガラ。わたしは外交官の妻になりたいの。」←宮本輝の小説にこんなのなかった？寮時代、ルームメート（勿論女の子）に言われたのは；「タウシャンもトルコの男と結婚するつもりがあるんなら、まずはお金！なにがなんでも、お金！！その次に学（がく）があるひとをゲットするのよっっ！顔とか年とか性格なんて、どーでもいーのっ！気持ちなんて、一緒に暮らしてるうちに情がうつる！」（↑これ、トルコの若い女の子の間では、結構当たり前らしいです）男は男で；「やっぱりガイジンと結婚して海外で暮らして金儲けしたいよなぁ。もうこんな国、ウンザリ。誰かお金持ちの日本人紹介して☆」…トルコジンの名誉にかけていっておきますが、勿論みんながみんなこんなひとたちではありません。が、こーゆーひとがワンサカいるのも、事実です。きっとトルコが日本みたいな国民総中流社会なら、あからさまにこんなこと言うひとはいないと思いますけれど…やっぱり、貧富の差が存在する社会だからでしょうねぇ…結婚を機に、今のパッとしない暮らしから、お金持ちの贅沢な暮らしへ☆そう、人生を『リセット』できると考えてる、まさに『夢見るユメコちゃん』がトルコにはたくさんいるんです。お金があると愛が芽生えるひともいるし、愛があればお金いらないひともいるし、まあ価値観はひとそれぞれです。それに対してあーだこーだ言う権利は誰にもありません。タウシャン的にはどんな結婚であれ、双方の価値観が一致しているのであれば、うまくいくと思いますよ。ただ、これが一致してなければねぇ…うっわ！大変だな！！と思うんですがね。

  2004.10.13

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• 銀行-トルコリラ-ワタクシの△関係

  最近お金がよくなくなります。…別にスリとかコソドロに遭ってるわけじゃないんですけど…どうも知らず知らずのうちに湯水のように使ってるらしい…（何に使ってるんだかは、もうサッパリ…）これは24時間手数料ナシで引き出し可能なATMのせいだと思う。こんなに不便な国のクセして、本当にコレだけは便利だ…大きなショッピングセンターには必ずあるし。感心しちゃう。ワタクシの記憶では、日本じゃ確かATM営業時間外？だと手数料が105円とか、取られるんじゃなかったっけ？ここ数年日本の銀行さんとはすっかり縁ナシなので、今はどんなサービスしてるのかサッパリワカランのですが、たいした（ってゆーか、まったく）利子もつけてくれない上に、昔はこじゃれたタッパーとか、カワユイグラスとか景品くれたのに、今ではせいぜいゴミ用ポリ袋？！！かなりムカツク！！そう考えると、トルコの銀行は景品くれないけど利率は日本よりじぇんじぇんイイし、結構満足してます。そして日本じゃどーだか知りませんが、トルコではインターネットバンキングが主流です。なんといってもこれがイイ！！まあ、セキュリティで問題があるだのないだの言われてますが、ワタクシたちのような日中銀行に行けないサラリーマン・OLには、もう絶対不可欠なサービスです。家賃や公共料金の振込みから始まり、送金・外貨/株の売買・クレジットカードの決済などなど、もうぜ～～～～んぶインターネット。一番嬉しいのは、銀行で窓口に並ばなくてイイ！ということ。だってねぇ、いつも割り込みされるから、意気込んでいかないといけないのよ。これがメチャクチャストレスでねぇ…時間も無駄になるしねぇ…あれ？話それちゃった？そう、なんで湯水のようにお金を使ってるかというと…それはカードのせいです！！日本じゃカードの審査って、結構うるさいですよね？トルコもそうだったはずなのに、最近では道端で配ってる申込書に記入するだけでカードを発行してもらえる（らしい）。銀行も新しいカード商品を作っては、お客に勝手にカードを送ってよこすのです。（ワタクシは勝手に発行するんじゃない！とその場で破り捨ててますが…）ワタクシ、『バブルの落とし児』なんで、学生時代は『○井のカード』でそれはそれは大変苦労しました…そんなわけで、もうカードはコリゴリだったんですがね…でもね、カードって、ほんとに便利なんです、この国では。それはね、ここの国のお金に問題があるんです。最高額の紙幣が20ミリオンTL札なんですがね、大体\2000くらいの感覚なんですよ。ちょっと大きな買物・\20000くらい、と思って、現金払おうとするとそしたら20ミリオンＴＬ札を10枚出さないといけないのです。10枚！！もちろん他の小額紙幣（10ミリオン・5ミリオン・1ミリオン・0.5ミリオン）もあるので、いつもニコニコ現金払いを心掛けてると、お財布パンパンどころか、バッグがそのままお財布になっちゃう！！それに、トルコじゃレジは大抵混んでるので、悠長にお金なんて数えてると、後ろからの目が超・プレッシャーで…そんな事情で、カードは便利なんです…（なんか言い訳めいてきた…）でもね、朝市とかは、現金（それも小額）しか使えません。だから朝市では現金・ショッピングセンターではカード、と使い分けてるんですよ～。…ということは、最近はショッピングセンターばかり行ってるから、お金ないんですね……と思いつつも、今日も足はショッピングセンターへ…（だって雨の日は、ほかに行くとこないんだもーん…）

  2004.10.12

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• 今日は無気力・TVニュースから

  ･･･また１週間が始まりました･･･タイトルのとおり「今日もため息･･･」のタウシャンです。夕べはず～っとテレビを見ていました。そこから拾った情報：----------------------------------------------『バルカン半島から張り出した低気圧の影響で水曜日辺り　**雪**　が降るそーです。冬物をまだ出してない皆さん､明日あたりでもタンスから引っ張りだしておきましょーね！』･･･マジで？ちょっと早くないかい？まだ１０月だよ？ワタクシも急遽ナフタリンくさいセーターとか、引っ張り出しましたけど。-----------------------------------------------『今日は第２６回ユーラシアマラソン大会が行われました～』このユーラシアマラソンというのは、コースが素晴らしい。あのボスポラス海峡に架かっている、普段は車しか通れないボスポラス大橋を、この日だけ人間が大手を振って走れる、というか、歩ける！マラソン大会というより、「歩け歩け大会」なんと、11万人が参加したらしい。スタートはアジア側で、ゴールはヨーロッパ側。まさに「ヨーロッパ(EU)を目指せ！」ってことでしょうな。そして橋の上ではトルコらしい光景が。キリム敷いてピクニックやら、お誕生日パーティーやらで、大ニギワイ。お天気もよかったので、そうね、日本の「お花見」に近い状態でしょうか？-----------------------------------------------『断食月に入る前にお買物を済ませましょう！』ワタクシも今まで気にしたことはなかったのだが、断食月に入ると野菜などの値段が倍～３倍に跳ね上がるそうだ。要するにキロ４０円のトマトが、断食月にはいると１２０円になる。で、レポーターの「なんでこんなに値上がりするの？」に対する店のおじさんの答え；「毎年そうだから」「知らないけど、そういうことになってる」「断食月は必ず雨だから」･･･ワタクシもこんな理不尽な理由で高い買物をしたくないので明日・あさってあたりに買いだめするつもりです･･･

  2004.10.11

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• トルコは自然災害の宝庫です

  今日は天気のせいか、金曜日のせいか、えっらい・だるい････昨日からトルコ北西部は大雨。イスタンブルは毎度毎度の大洪水･･･まったく、なぜ毎度毎度なのか、ワタクシにはさっぱりワカラン。大雨を止めることは神様にしか出来ないが･･･しかしねぇ、「ここの地区はいっつも洪水になります」って誰もが知っているのに、なぜ自治体はホッタラカシにしておくのだ？？（そしてどーでもいーよーな道、グチャグチャ掘り起こしてる･･･）まー、いいや。ガイジンがつべこべ言ったってどうにもならん。そして昨日は記録的な交通渋滞。フツー車で３０分のところ、なんと５時間！！もかかったらしい。発展途上な国ほど交通インフラ整ってないので、渋滞するっていうけど･･････こんなんでほんとにEU入るつもりなのかね？（EU加盟国がすべて優れてるとは言わんが･･･）まー、これもガイジンが口出すことじゃない。「ヤなら、出てけば～？」と言われるのがオチだから。ただね、ワタクシがいっつも飽きれてしまうのは、災害の対応がいっつも『その場しのぎ』だってゆーこと。「雨降った→洪水なった→大騒ぎ→晴れた→水引いた→忘れた」水引きゃ、また次の洪水までほったらかし。「地震起きた→高層マンション潰れた→大騒ぎ→地震こない→また高層マンション建てる」足元活断層なんだから、高層立てちゃダメ！って言われてるのに、低層だと不動産収入上がらないからってまた高層（それも基礎がモロい）建てちゃう。（それもよくまあ、建設許可出るよなぁ･･･）はっきりいって、これで出た被害って、人災じゃないですか･･･？しかしねぇ、国民の税金は弱い人たちには届かないで強い人たちにばかり還元されてると思うんです･･･毎度の洪水で苦しんでる地区や住民に根本的な改善も施さず、NATO会談があるからって、イスタンブルの大してひどくはない街中の道を「お化粧」したり･･･とかね。これって、トルコジンから見てもヘンみたいですけど、「俺たち、こーいう社会でもう何十年も暮らしてるんだから、タウシャンは６.７年そこそこで、まだイイほうだぜ！まあ、ひとりで気を揉んでも、どーにもならんよ、ここはトルコだからね」う～ん、納得･･･と思いながら、差し出されたお菓子を食べる。「ん？ヘンな味･･･」「あ～。賞味期限切れだった～！まぁ、ここはトルコだから気にすんな～、ガハハハハ！」なんでもかんでも『ここはトルコ』で済ますな～！！----------------------------------------------今トイレに行って鏡を見たら･･･ガビ～～～～～～ン！！し、しらがが増えてる～～～～～！！！日々怒りまくると、しらがも増えるわね。週末はしらが染めでもしてもらうか、こりゃ。

  2004.10.08

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• 日本語の乱れの原因はトルコ語化･･･？

  最近仕事中よく感じること。日本に仕事で（特にカスタマーサービス関係に）電話したとき、相手のひとのビジネス日本語が早くて聞き取れない･･･（･･･てゆーか･･･テレ・セクレタリーの声に聞こえる･･･）敬語・丁寧語がすらすら出て来ない･････････これって、社会人として、ちゅーか、いいトシした大人としてかなりお恥ずかしい状態です･･････やっぱり環境がね･･･　1日の7-8割がトルコ語ですからね･･・そんななかで生活したら、やっぱりひらめいてくる言葉の優先順位はトルコ語なんですよね。（思いっきり言い訳してます･･･）では日本語で（オフィシャルに）話そうとすると、「！母国語なんだから正しく話さないといかん☆！」とか「！大人なんだから、子供みたいな稚拙な表現してはいかん☆！」とか、『日本人の誇り』と『日本人の恥』が大葛藤。結局「うぅぅぅぅぅぅぅぅんん～！！！」（←気持ち。さすがに声に出しては言えない。）･･･ああ、ホントに情けない･･･（でも業務には支障なしです。）日本でも昔、英語（というか、外来語）が混ざって『日本語の乱れ』とか騒がれたじゃないですか（今は知りませんが）？まさに今そんな感じなんですがね。んじゃ、普段トルコ在住日本人とどのような日本語を話してるかと言いますと･･･「今日は『セルヴィス』が『アルザル』で、『イエデッキ』のバスが来たけれど、『ショフォル』が超・『カバ』で、事故りそうになった。ムカツク！」（→今日は『送迎バス』が『故障』で、『代わり』のバスが来たけれど、　　『運転手』が超・『乱暴』で、事故りそうになった。ムカツク！　）「最近『パトラマ』多いから、『カラバルック』なところ行けないよね～。『カプカッチ』も多いし、おまけにタクシーに『ザム』来たから、どこにも行けない。」（→最近（テロとかで）『爆発』多いから、『混んでる』ところ行けないよね～。『ひったくり』も多いし、おまけにタクシーが『値上がりした』から、どこにも行けない。）これがメールとかになるともっとスゴイ。つい変換キーとか押しちゃうと漢字で当て字とか出てきちゃう。「『牛内丼（ギュナイドン）』！天気がいいから『魚留（ギョル）』で『萬軽（マンガル）』しない？『干支（エト）』はあなた持ち。」（→『おはよう』！天気がいいから『湖』で『バーベキュー』しない？『肉』はあなた持ち。）･･････こんなもん、皆様にご紹介したからって、ナンナンデスカ？ってかんじですね･･･

  2004.10.05

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• トルコの左官工

  昨日発覚したうちのお風呂場だかトイレだかからの水漏れ…下の新婚さんに泣かれてしまったんで、今日は半日休むつもりが、結局１日休むことに。「朝早くから来ますんで」と言われて、まぁ、それなら１０時ぐらいだな、と思ってたら、なんと８時に来た！おお～優秀だ☆☆☆左官屋さんの話によると、水漏れは玄関ポーチから始まって、すぐ隣りのお客用トルコトイレ（和式トイレの○かくしがついてないやつ）・その隣りのお風呂場へと、広範囲に渡っている模様…ワタクシはナンだかよく分からないので、「好きにやってくれ～！」状態。いちお、監視はしてたけど。「噂で聞いたんだけど、この団地のどこでも水漏れなんだって？」「うん、そう。まあ、トルコジンのやった仕事ってこんなもんだよ」「…ふーん。んじゃ、おたくさんもそういう仕事するわけ？」「いや、僕は別☆」…ああ、このセリフもウンザリするくらい聞いたわ。結局はみ～んな、おんなじなんです！！「おねーさんはどこ出身？エスキシェヒル？」…今までスペインジンとかロシアジンとかに間違われたことはあるが、トルコジンに間違われたのは初めてだ…「ワタクシ、ガイジン。ニホンジンよ。」「へ～！初めて見たよ、タタールに似てるね☆　ニホンて、車で何時間？ＥＵ加盟してんの？」「…ニホン、アジアなんですけど…」「ふーん、アジアってどこ？　でも入りたければ入れてもらえんでしょ？」…こんなひとに工事任せてダイジョーブかいな？でも、手の動きは快調だなぁ…「いちお終了。水流して下に漏れるかチェックするから、３時間後に来ます」「水漏れ防止のシリコン目地止めしてくれないの？」「それは別の人が来るから。」どうも、左官屋の世界でも専門がある、というか分業制のようだ。それから１時間後、別のひと：「シリコン詰めに来たよ！」「あ、どうぞ、やっちゃってください」「おねーさん、韓国ジン？そこのヒュンダイ（注：近所に韓国・現代自動車の工場あります）のひと？それとも学生さん？」「いや、どれも違うけど。ワタクシ・ニホンジン。」「え？ニホンジン♪」その瞬間にスルタンアフメットの絨毯屋みたく、目がキラキラキラ～～～☆☆☆と輝いてきた！…いやな予感…「いいな～ニホン。行きたいな～～～～♪ビザ要るの？お姉さん独身？！ここで１人暮し？恋人いる？」「いーえ、結婚してます（ウソ）」「え～～～～、ホントぉ～～～～？ニホンジンのダンナさん？」「いーえ、トルコジン。」「☆そ、それはヨカッタね～…　はい、終わり～。３時間後チェックに来ますね」トルコジン男は嫉妬深いので、よその奥さんに手を出したらどんな目に遭うかよくご存知。ニホンジン男はひ弱と思われているので、ニホンジンのダンナがいる、というのはあんまり効かない。穏やかな１人暮しをするにはトルコではウソも必要。外務省的に言えば、まあこれが『自助努力』ってとこでしょうか？『自助努力』と言えば、最近空き巣も多いので、知らない人を家に入れる際、鍵を触られたり、必要以外のところに入られないように気を付けましょう。また家で１人の時はドアを開けっ放しにして、密室状態で２人っきりにならないようにしましょう。で、３時間後、それぞれチェックに来てくれた。下の階にも漏れていないようで、とりあえず一件落着。しかし…シリコンの目地止めは超クッサイな～～～～～！！！！！酢酸のすっぱい匂いと左官屋さんの汗臭さで窒息死寸前でした。皆さんも水漏れ工事、お気を付けて…

  2004.09.28

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• 新トルコリラ登場！

  夕べはしゃぎ過ぎたのが原因か分かりませんが今日は絶不調のタウシャンです…餃子は大変好評で即完売（？）、「オイシ～！」「またつくって～！」とか嬉しいお言葉を頂戴しましたが……むこう１年カンベンしてください…野菜刻むのも皮伸ばすのも結構疲れた。なんせ６０個だから。しかし野菜をトントン刻みながら、皮をギュッギュ捏ねながら「さすが中国４千年の歴史だな～」とかワケワカンナイ感慨に耽ってしまった。美味しいものは手間が掛かっても作り続けられるし、手間が掛かるからこそ美味しいのであります。その繰り返しで４千年…！！！！！中華万歳！！！！！さて、昨日買い物に行った時のこと。陳列棚の値段の表示をみたら；「フルーツヨーグルト　1,649,000 TL 1.65 YTL」…1.65YTL？おおおおおお！！！来年１月から導入の新トルコリラ（Yeni Turk Lira)!そうね、もうすぐ１０月。今から目だけでも慣らしておかないとね。だって、いきなり０が６こ取れるんだから。簡単に説明すると；・　現行1,000,000TL=1YTLとする。・　YTLの補助通貨はクルシュとし、小数点第2位までの表示とする。・　現行TLの100の位以下は切り捨て、1000の位は四捨五入とする。・　向こう1年間は旧TLも使用化。トルコでまず慣れないといけないのが、紙幣に印刷されている膨大な０の数だった。日本円だって、先進国の通貨のなかでは０いっぱい付いてるほうだけど、トルコリラの０の数は比にならない。数字にメチャ弱いワタクシはこれに慣れるに数ヶ月かかった。はじめてトルコにいらっしゃる方々は、まず空港の両替所で100ドルぐらい両替されるでしょう。1ドル1,480,000TLＸ100ドル＝148,000,000TLいきなり１億４千８百万、手にするんですからねぇ…日本の一般庶民、日本円でこんな額、手にしませんからねぇ…やっぱりビビりますわな…これが、来年から『１億４千８百万』が、たったの『１４８』ですからねぇ…　『１億４千８百万』が『１４８』！！ワタクシらのお給料はトルコリラ払いですので、お給料の額面から０が６つ取られてしまったら……なんだか減俸されたカンジ………すっごく悲しい気分のタウシャンであります。

  2004.09.26

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• え？不倫解禁？！　『不倫禁止法』撤回！！

  夕べはまっすぐ家に帰って、ペイニルリ・マンタル（マッシュルームのチーズ焼き）山盛りと、4日前に作り置きしておいた野菜スープを食べた。野菜スープ、冷蔵庫にしまうの忘れて、まる2日コンロの上に置きっ放しだった…匂いかいだけど、平気そうだったから飲んじゃった。ワタクシ、食品衛生学の専攻で、学生時代から必要に応じて腐れモノ食べてたんで、まぁ、これならどってことないな、って思ってたんですがね……それから3時間後……トイレにこもりっぱなし…この程度でお腹壊すなんて、ワタクシも落ちたものね…悔しいわ…で、夕べはテレビ⇔トイレの往復だったんですけど。　ニュースではまた例の不倫禁止法案。トルコ首相のエルドアンがブラッセルで拡大担当Verheugenに「10月6日のEU委員会の報告書には『不倫禁止法なし』の形で提出する」と発言。Verheugenは「これで加盟交渉での障害はなくなった。トルコに対して他に条件はなし。」この発言を受けて株価上昇の、外貨安になってしまった……うぅぅぅ…しまった…ドル売るの忘れてしもた…エルドアン！「内政干渉させない！トルコの女性と家族制を守る！」って言ってたのはどこのどいつじゃ？！（この議題を持ち出したのはデニズ・バイカル（野党の党首）だと言ってるらしいが…）今日の新聞１面は『EUの扉が開いた！』まさに『不倫禁止法撤回』は「開け！ゴマ！」の『ゴマ』だったのね…ああ。EU入っちゃうのか……ヤダな…EU入ってトルコが得することって、あるんだろうか…優秀な人材はみんなヨーロッパへ。（ケバブ屋さんもジゴロ君もヨーロッパへ…）ジゴロ君目当ての白人おばさんトルコへ。（不倫禁止法もなくなったし…）物価もどんどん吊り上りそう…（ただでさえインフレでどんどんあがってんのに…）…EUに入らなくても先行き明るい国なのになぁ…皆さん、どう思います？

  2004.09.24

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  安眠妨害

  夕べＴＲＴ２（トルコ国営テレビ２チャンネル）で「Shall we dance?」をやってた。…あんまり面白くなかった…暗い映像…日本語だったけど、どうも字幕のトルコ語が気になっちゃって、話がよく分からんかった…やっぱり日本は映画よりドラマが一番だね☆☆☆ワタクシはいつもたいていサロン（リビング）のソファーで横になってテレビを見ながらうたた寝してしまうのだが、夕べも気がつけば「Shall we dance?」は終わっており、コテコテのトルコジンアナウンサーがなんか喋っておった。テレビをブチっと消してワタクシは暗闇の廊下を歩き寝室に向かった。そしてベッドに入って熟睡…の、はずだった！が！しかし！５分後…耳元で…フィ～～～～～～ン…フィ～～～～～～ン……誰かが泣く声？！ここは９９年マルマラ大震災での震源地。多くの人々が建物の下敷きとなって命を落とした土地……地縛霊…？浮遊霊…？…気のせい、気のせい、とまた寝る。……顔の上をスーっとなにかが横切る………フィ～～～～～～～ン…イヤ～～～～ン！！目尻噛まれた～～～～～！！…カ～～～～（蚊）！！！ワタクシの蚊取りグッズだが、左のスプレー式殺虫剤はめったに使わない。 無臭と書いてあるが無臭じゃないし、霧のようにシャーっと薬が出てくれない。その横のコンセント差込み式のをもっぱら使っているが、これが結構効く。５分も差込んでおけば蚊は逃げるのか死んじゃうのか分からんが、もうフィ～～ンは聞こえなくなる。手前の黄色いのは、この前スーパーの見切り品コーナーで見つけた虫除けロウソク。「シトロネラ」と書いてあるだけに匂いが柑橘系で爽やか！アロマ・キャンドルのように使ってたが、今この注意書きを読みなおすと「蚊除けに効果があります。屋外専用です。ONLY OUTDOOR USE」わざわざ英語で強調されている。他に英語での注意書きはなし。…ってことは、かなり強烈なの…？部屋で使って思いっきり匂い嗅いじゃったけど…結局夕べもコンセント差込み式にお世話になったが、一度目が冴えると眠気も醒めてしまい、結局朝方まで起きてるハメに…ああ、今日はイスタンブルに行こうと思ってたのに、今ごろ眠気が…

  2004.09.18

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• トルコの団地生活で困っていること

  ワタクシは日本でもトルコでも団地に住んだことがない。日本では一軒家、アンカラでは学生寮、イスタンブルでは普通のアパート、この前住んでたとこは村の一軒家。人生の半分過ぎたか過ぎないかのこのトシで、団地！別に『団地』がイヤってわけじゃないけど･･･（やっぱ、イヤかな･･･）あの「集合住宅（アパート）」の『群れ』になってるのがイヤなの。タダでさえトルコジンは人付き合いが濃くって、暇さえあれば（暇がなくても）ご近所さんを行ったり来たりなのに、団地住まいなんてなろうものなら１年３６５日お客さんの応対（手作りおやつとお茶沸かし）で１日が終わっちゃう。まぁ、ワタクシは日中は働いてるので夜と休日しかいないけど、これで専業主婦なんて、絶対耐えられんだろうな･･･トルコジンと結婚してる日本人妻たちは、結構これが理由で働いている人も多いんです。で、今困ってるのが、新しい出来立てのホヤホヤ団地なんで、みんなが「この団地は私のモノよ～！！」みたいな顔で住んでいる。別にいいんだけど、公共のスペースまで我が物顔で占領する。ちゃんと団地の規則があるにもかかわらず、である。たとえばアパート入り口の共同階段。「自転車は通行人の邪魔にならないよう地下物置に置くように」自転車だらけ。おまけに子供が階段占領してママゴト遊び･･･アパート入り口から上に抜ける階段と廊下。（３階建てなのでエレベーターはなし）「通行人の迷惑にならないように廊下にはなにも置かないこと。特に玄関前の廊下には靴やゴミなど出しっぱなしにしてはいけない。」･･･今日はお客さん２０人ですか？ってな数の靴がブワッ。（トルコジンは足がク○イ人が多いので、ニオイもたまらん･･･）おまけに階段の手すりにはキリムやら絨毯やらが虫干し。「夜１０時以降は騒がないこと。お祝いゴトがあって大ニギワイ状態になりそうな場合は管理事務所に連絡のこと」･･･お祝いゴトなくても、夜中の１時までは大ニギワイ、常に！あとは建物の作りのせいなのか、階段で話していると全館筒抜け。そしてトイレの配管が悪いのかよく分からないのだが、水を流してしばらくすると、クッサ～～～～イにおいが･･･ああ･･･この悩みを全部受け止めてくれるほど管理人はツカえるのだろうか･･･？

  2004.09.15

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• トルコでホットな話題　『不倫は法で裁かれるべきか？！』

  夜中にテレビをつけてたら、面白い番組をやってた。それは法学者や弁護士、町工場の経営者、芸能人やヘッドスカーフのお姉さんたち（要するにお互い全然似てない人々）がゲストの、視聴者参加型の討論会。で、今回のテーマは「不倫は法で裁かれるべきか？」どうも以前は「不倫禁止法」なるものがあったらしいが、撤廃になったらしい。それがどうも近々復活するらしいが、これが論争の的になっている。可決賛成派意見：・イスラムで不倫は罪だと定められているから（特に女の不倫）－おじさん・離婚は嫌だから。慰謝料欲しいから。お金呉れるなら好きにしてくれて結構。－浮気されたおばさん・家族制を（家族崩壊から）守るため。－ヘッドスカーフさん・ガイジン（ワ,ワタクシ？！）は不倫禁止法がないから、あんなにフシダラ！－主婦可決反対派意見：・イスラム法をトルコ法に持ちこむな、そんなんだからＥＵに入れない！　－女芸能人・この法案が可決したら合法の売春宿は違法になるのか？　－おじさん・当事者同志の問題。法で裁く問題じゃない。－キャリアウーマン・この国には失業者やテロ対策とか、他にもっとやるべき法案があるだろ？！　－会社役員・女性に教育と経済力がないから離婚も出来ず我慢している。女性の自立化を推進すべき　－人権団体おばさん・ヨーロッパは個人主義の文化であり、自分の行動に責任を持っている。家族中心のトルコの文化とは違う。フシダラということではない。－心理学者このような討論が夜な夜な続いていたらしいが、ワタクシは我慢できずに寝てしまった…面白いのは自立した（＝経済力のある）女性がみんな可決反対派だということ。で、可決賛成派でも慰謝料と養育費くれれば愛人と別れなくても許す、ということ。…やはり結局はお金なんだなぁ…まあ、きっとこの法律が可決されたからと言って浮気が減るとは思えないが…そうそう、さすがのトルコジンでも『浮気は文化です！！！』発言はいまのところありません…

  2004.09.05

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• 10年来の大雨

  月曜日トルコ北西部は集中豪雨に見舞われた。先週からイスタンブル市長がテレビで「10年来の大雨が予想されてるので、洪水地域に住んでる市民は避難してください！！」洪水地域というのは、大雨が降るといつも浸水してしまう地域で、丁度イスタンブル空港～その北あたりを指す。ここらへん、下水道の整備が大変お粗末。おまけに地盤が低く谷のような地形、周辺の雨水が一気に流れ込んできてしまう。今回はなんと45分で3メートルの床上浸水。もちろん道路は川状態。路上の車はマッチ箱のようにプカプカ。幸いなのはこれだけの集中豪雨＆床上浸水で死傷者・行方不明者が出なかったこと。ほんとは先週末に降る予想だったが、「･･･降らないね～･･･また天気予報、はずれ？」と思ってた矢先の月曜日、イスタンブルから約150キロ離れたわが街でも一瞬のうちに強風とモクモク暗雲が立ちこめ、バビバビバビッ！！と至るところで落雷。ちょうど会社からの帰り際、オフィスの玄関出た瞬間、ドッヒャーっと降り出し、送迎バス乗り場までの徒歩2分間、ワタクシは走ったものの服着たまんま消防ホースで水浴びせられた状態。バスに乗り込んだら、先にバスに乗ってた同僚；「･･･お風呂入ってきたの？イヤイヤ、これで石鹸持ってたら家でお風呂入らんで済んだのにね～♪」･･･（日本人はオメーらみたいに水風呂せんよ！）「日本人は台風とかでこういうの慣れてるからいいよね～」･･･（東京じゃ地下道通るから濡れないんだよっ！！）「トルコなんてちょっとの雨ですぐ水が上がっちゃうから、困るよね～。でもまあ、これもイベントみたいなもんだけどね～。」オ～イ！！床上浸水、イベントかい？！日本人と一緒にしないでおくれ～！！うちらはイベントじゃないよ～！

  2004.08.18

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• 和風ランプシェードはトルコで作れるか？

  引越しの片付けもいよいよ終焉を迎え･･･食卓だとか、棚だとか、いろいろ買わないといけないものがでてきた。で、買わないといけないものの一つが照明器具。現在は裸電球で間に合わせているが、我が家はトルコ大財閥系の分譲・自称・高級マンションなのでご近所さんにこんなの見られた暁には、なに噂されるか分かったモンじゃない。ご近所さんはみんなこの財閥企業にお勤めのエリート・お金持ちなので、インテリアもドエライ凝ってる!!特に照明が！窓から覗く限りでは、間接照明ふんだんのイスタンブルは地下宮殿風だったり、天井からいろんな色のランプを吊り下げてはアヤソフィア、はたまたブルーモスク風だったり。そして殆どのご家庭はシャンデリアだったりするわけで（トルコではこれがスタンダード）、電球丸出しはどうもウチだけらしい･･･これをご近所さんは「オー！これぞニホンの『侘び寂び』の世界！！」と思ってくれるわけではなく、「あら～･･･ひもじー『神田川』四畳半ヒト間の世界･･･」と『神田川』知らなくても思っちゃうわけで･･･で、ワタクシは高級マンション唯一のニホンジン住人を代表すべく照明は和風（ちゅーか、ア～ジア～ン♪）にすることに決定！！かれこれ６、７年前カルフールで和紙で出来たシェードが売っていた。今回もそれにしよう！と思って行ったが、さすがに流行は廃れたのか売ってなかった。ホームセンターや照明屋さん探しても、どこにもなかった。ああ･･･ここが日本で、ダ○ソーの１００円ショップがあればなぁ･･･　絶対おいてあるのになぁ･･･そういえば前回帰国したときにワタクシは１００円ショップで和紙を買ったんだった･･･そして来週からは１週間夏休み･･････こりゃ、作るか･･･３部屋のうち１部屋を瞑想ルーム（？）にするつもりなのだが、ここには竹やラタンで出来てるアジアン照明を置きたい。しかし竹もラタンもここトルコで見つけるのは至難の業･･･ああ･･･ここがタイやベトナムだったらウンウン悩みもせずに、どんなにステキなお部屋が作れたことか･･･さあどうしよう･･･　悩みは募るばかりで夏休みに突入していきそうだ･･･注；ちなみにトルコにいながら簡単に作れるトルコ風ルームは予定していません。（日本の実家がかなりトルコ風になっているので･･･）結局人間。ないものねだりなんですな･･･

  2004.08.04

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• 蚊との闘い

  週末は家の整理で追われたワタクシ。すぐ隣は工業団地で、そこの発電所のボイラーの音が２４時間ブォオオオオオオオオと我が家・特に寝室に響く。その部屋、風水的にも寝室にはイマイチで、この際部屋を代えてしまえ！ということで、ちょっと狭いが物置部屋を寝室として使うことにした。・・・とっても静か・・・とりあえず騒音問題は解決。さて、引っ越して以来、日本並みの寝苦しさを感じる今日この頃。ここらヘン、もっのすごい蒸し暑い！！もともと湿地帯で地盤ユルユル。おまけに９９年のトルコ大地震で何千人もの住民が建物の下敷きになって亡くなられている。蒸し暑さと地縛霊のせいか、心地よい眠りについたことまだナシ。土曜の夜もそうだった・・・ウウウウ・・・とうなされ、ウシミツドキに目覚めたワタクシ、トイレに入った後、鏡を覗くと・・・・・・？なんと身体中赤い水玉模様。こころなしかカユイ。・・・蚊・・・？この国に来て以来、家の中で蚊に刺されたことのないワタクシ。それなのに、こんなキレイな水玉模様になるほど刺されてしまってたなんて・・・（いちお電動蚊取りマットは使ってたんだが・・・）トルコでマラリアになりました、なんてヤダ・・・一体何匹潜んでるんだろ？トルコジンの友人曰く「全部の部屋の灯りを消して、一ヶ所だけつけておけばそこに蚊は集まってくるから、そこを狙ってブッたたく！！！」・・・蚊って、灯りじゃなくて、ヒトの息とか、二酸化炭素に近づいてくるって理科の先生言ってなかったっけ・・・？まあいいや。言われたとおりにやってみよ。（部屋の灯りを全部消し、廊下のだけ点けてみること３０分・・・）・・・ギョエエエエエエ！！！！！　なんじゃコリャ？？？？？３０匹近い蚊が、壁から天井から這いつくばってるじゃないですか？！思いっきり殺虫剤撒いたら気持ちいいだろうなぁ・・・（でもそんなものうちにはなかった・・・）地道に丸めた新聞紙で叩きまくって事なきを得たが、毎晩こんなことやってられん。翌日早速網戸をカルフールで購入（ドイツ製）。網戸といっても、窓のサンに両面テープをくっつけて、ナイロンのカーテンみたいな網を貼り付けるだけなんだが。網戸をくっつけた後、家の中で蚊取りマットを焚くこと３０分。オオオ！！！逃げ場を求めた家の中の蚊が網戸に引っかかってるじゃありませんか！！素晴らしい！！！ドイツジンさん、ありがとう！！網戸万歳！！！これで飛んでくるゴキブリも一緒にブロックだ！！イエイ！！

  2004.08.02

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• トルコde引越し-part-3

  この1週間、ホントに辛かった・・・（まだ続いてるけど・・・）強欲大家に「家のペンキ代おいてけ～！そのカーテンにシャワーブースはうちのものだ～！！」と迫られ続けの1週間・・・（注・カーテンとシャワーブースはワタクシの所有物です。）最初のうちは「そんな契約になってない！だいたい契約書がない！」とかこちらも頑張ってたが、あちらさんは「我が家のものは我が家のもの。貴方のものも我が家にあるなら我が家のもの。」こんな理屈通じるか？！ボケ～～～！！！しかしこの村には理屈ちゅーもんがナイ（と今更ながら分かった・・・）。大家は猟銃保持者なんで、勢い余ってキレてしまわれると、野豚の如く撃ち殺されてしまう（かも・・・）。そんなわけで、抵抗することもままならず、追い剥ぎに遭った子羊状態。最後はワタクシ疲労困憊で、大家に向かって「持ってけドロボー！」とバナナの叩き売り状態。その間に日本からお偉いさんがやってきたり、駐在員の歓送迎会だったりでもう心身ともにクタクタ・・・なんとか新居に引っ越したものの、ここがまた厄介で・・・新居は新築なのだが、トルコの新築は９割方欠陥住宅。人が住んでみて初めてどこに不具合があるのかが分かる。・・・ようするに、わたしはトライヤル・・・まず配電がおかしいので、電気屋は感電しまくり。水廻りの配管もおかしいので台所では水漏れしまくり（だったらしい・・・）。ガスは都市ガスがつながる予定が工事が大幅に遅れて、結局一時的にプロパンで。（でもガス屋が取り付けに来ない・・・）コンクリートだと、湿気が抜けてなくてなんだかムシムシ・・・・・・とにかくワタクシは眠い！！寝かせてくれ～～～！！！！

  2004.07.27

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