自動車購入とローンの申請
明日から10月。肌寒くなった(というか、しっかり寒い・・・)今日この頃、ラマザンにも突入、今年もいよいよ終わりに近づいてきました。ふと振り返れば、「ああ、今年は大事なく静かに終わっていく・・・」(結婚指輪なくしたとかは、おいといて)と思うや否や・・・車買っちゃいました。これは我が家の大博打でございます。大博打の理由:1. ワタクシは免許をもってない・ラクンはペーパードライバー。2. 1.の理由により車というものが全然分かってない。3. トルコで車1台のお値段は、日本の約2台分のお値段。 (税金が高いんだよ~~~!!!)4. おまけに半分中東なわりに、ガソリン代は日本並みかそれ以上。5. アパートの駐車場がフルなので、路駐しなければならない。 (トルコじゃ普通なことですが。うちはチンゲネマハレシに近いので イタズラされる危険大。)6. 去年現金で家買っちゃったんで、お金ない。なのに買ってしまった・・・それは最近所用でミニビュスでE-5を走ることが多いのですが、道もミニビュス運転手の運転も、もう、最っっ悪なのです。そこを1時間も揺られようものなら、目的地に着く前にもうヘロヘロ、もしくは事故って逝っちゃうか、のどちらか。精神的に限界です。ワタクシももう若くはありません。こんな国に住んでやってるんですから、楽になれるところは楽になりたい。お金払ってでも楽になりたい。ということで、ラクンを説得(運転手はキミだ、車掌はボクだ状態)。ラクンもワタクシの付き合いでいつもくっついて来ていたのですが、やはり限界に達していたようなかんじ。ケチンボ王様が即オッケー。しかしお金がない、しかし背に腹は変えられぬ・銀行からクレディ(ローン)を借りることになりました。(車1/2分だけ。)うぅぅぅ・・・日本だったら手持ちのお金で余裕で1台買えるのに・・・キ~~!!これからは借金返済のために働くこととなります。(早く返してきれいな身体になりたい・・・)このクレディとやらも、借りる人間が外人だと、銀行(というか、担当者?)によってかなり審査基準が違うようです。基本的にはどこの銀行でも、身分証明書のコピー+勤め人は給料明細提出+トルコ人の保証人を求められますが;ドアングループの伽藍ティ:ワタクシのメインバンクにもかかわらず!「あなたはヤバンジュ(外人)なんで、口座の預金の一部をブロックします。それなら承認でますが。」・・・ブロックって、お金動かせないってことですか?お金ないからお金借りんでショーが!あったら借りんよ、ボケ!!テロになるといつも危ないHS○C:ラクンのメインバンク「ヤバンジュだから云々という取り決めはありませんよ~。いつでもどうぞ~。」さすが世界をまたにかけているだけあります。老舗の亜区:利率と保険の都合ここに申請するつもりでいたワタクシ。「あなたはヤバンジュなんで、通訳さんとうちの銀行の人間と一緒にノテル(公証役場)に行ってもらって承認してもらわないといけないんです」「・・・費用いくらですか?」「350YTLくらいですかねぇ。」ゲ~~~!!!!そんなお金、払えませんよ~!「銀行の本社からの通達なんで。」さすが銀行さん、お堅いです。でもここはトルコだし、言ってみるかな。「すいません、なんでノテルに行って承認してもらう必要があるのかさっぱりわかんないんですけど。外人でトルコ語読み書き出来ないってことでですか?今こうやって話しているし、申請書も自分で書いてますし、トルコ人とエブリだし、おたくと取引のある会社に勤めてるし、お金持ち逃げ国外逃亡、とかトルコ人じゃあるまいし考えていませんけど。もういちど本社に確認してもらえません?」「は、はい・・・じゃ、早速聞いてみます。」それから1時間後。「おめでとうございます、ノテルに行かないでもよいそうです。その代わり契約書にサインと一緒に『おくどぅむ・あんらどぅむ(読んだ・分かった)』と書いてもらえますか?」ほう~、言うだけ言ってみるもんだな、やっぱり。しかし『おくどぅむ・あんらどぅむ』?なんじゃそら?そんだけでいーんかいな?それからは異常に早い対応だった・・・ものの1分ですべての手続きが終了、入金されておりました。ラクンは現在同車種のお友達の車で実地訓練中。縦列駐車と坂道発進が出来るようになったら車を取りに行きま~す!